⑥おまけ《デスノート》

6話のオマケ話になります。

7話では潜入捜査に行く松田さん、星、月・・・・・それまでに元気にならなきゃ!





星は点滴での水分補給で身体が楽になったみたいだ。
まだ監禁されていた部屋のベットに寝ている星だけど、顔色は戻ってきたな。。。

「・・・・・星、大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ! 月くんの顔見て安心したのか、お腹空いちゃった!」
「じゃあ、家に帰ろう・・・・俺が何か作るよ。 妹にも心配かけてるし・・・」

ニコッと微笑む星の頭を撫でて、一緒に俺の家に帰ろうと誘ったんだけど、横からワタリさんが。

「天川さんはまだ安静にしていないと・・・・・ホテルに部屋をお取りしましたので、そちらで横になっていて下さい。あとで滋養によろしい物をお運びしますので・・・」

ニコニコと穏やかにいうワタリさんに、納得しそうになったけどホテルに1人って・・・・・星が寂しいだろう?

「ご心配には及びません。 この奥にゲストルームがありますので、そちらで養生なさっていただきます」

「Lからそう指示をされています。 さ、天川さんをご案内します」
「Lが? なんでLが星のことを???」

いやいや、俺の家に連れて帰りますから!

俺が星の看病しますから! っていうか久しぶりに会えた星から、離れたくないんです!

「月くん・・・ 君達が会わない日は、18日に及んでいます。 そこから考えるに、再会した恋人たちはスキンシップをしたがりますからね・・・・相手が安静にしなければいけなくても・・・・」

いつの間に入って来たのかLが、背後に立っていた。


「ちょっ・・・ちょっと、まて。 それって・・・・・・」
「このまま返せば99%の確率で月くんは天川さんとセッ○スするでしょう。 安静にしなければいけない天川さんを保護するにはここで養生させる方がいいと僕は考えたのです。 何か反論がありますか?」

「なんだよそれ、人を獣みたいに言うなよな・・・ 俺だって、星のためなら我慢できるし!」
「へぇ〜・・・ 例えば、これを見て下さい」

いつもの捜査会議とかする部屋に戻った俺とLは、彼がパソコンに出した画像を見て・・・・・息が、止まる。。。

そこには床に跪きベットに肘をついて、一心に祈る星の姿が映っていた。

アップになれば何事かを呟いている星・・・・・・ 何を、言ってるんだろうか?


「音量を上げます」
『神様、月くんは何もしていません。 彼の無実が証明されますように・・・・・月くんが辛くありませんように・・・・・月くんが苦しくありませんように・・・・・・お願いします、彼の無実を・・・・・・証明して下さい』

「彼女は君を拘束した日からずっと、この様に祈って毎日を過ごしていました。 彼女に聞いたところ宗教は何もされてないといわれてます」
「あ・・・・・星・・・・・」

「この様な健気な姿を見ても、君は我慢できますか?」
「星!!!」

星が寝ている監禁部屋に戻った俺は、ちょうど点滴を終えた星を・・・・・・抱きしめた。

「星・・・なんで・・・俺なんかのために・・・・あんな・・・・星!」
「月くん・・・・・・」
ぎゅうぎゅうと抱きしめてしまう星の、前よりも華奢な身体に涙が溢れてくる。

「・・・・・・心配だったの、月くんのこと」
「星・・・」
「・・・・・やっと、やっと・・・・・ここに戻ってこれた・・・・月くんの腕の中に・・・・」

泣き出した星に、泣いてる俺・・・・・2人で顔を見合わせて、プッと吹き出して、泣き笑いの顔になった。

「帰ろう、月くん!」
「大丈夫か? Lの言う通りここで世話してもらった方が良いんじゃないのか?」

俺のその言葉に、ぷぅぅ〜〜〜っと膨れる星。


「星? え? なんで?」
「月くんはいいの?」
「は?」

「月くんは、また離れてもいいの? 私は嫌だもん!」
「星・・・でも、俺・・・・その・・・・もしかしたら・・・・我慢できないかもしんないし」

「・・・・・・・我慢しなくていいの!」
真っ赤な顔して俺にそう言う星が、照れてベットから抜け出して向こうの部屋に行った。


「ワタリさん、Lさん、ありがとうございます。でも私、月くんと帰ります」
「よろしいのですか? きっと彼はあなたを求めてきますよ? 安静にしなければいけないのに、余計な運動をさせられますよ?」

Lのその言葉に星は、赤くなりながらも笑顔で・・・・・

「月くんだけじゃないんです。 ・・・・・私だって彼に触れたいし、触れてほしいんです」
「・・・・・・・・・・・・そう、ですか」


言葉に詰まるなんて珍しいLを見た俺は、それ以上星に話させないよう彼女と手を繋いだんだ。

「じゃ、俺たち帰ります」
「さようなら」

その場を後にした俺たちは、ホテルを出て帰ったんだ。


「・・・・・残念ですね、彼から奪ってしまいたかったのに」
「付け入る隙がありませんでしたな」

Lとワタリの残念そうな声が、部屋に流れていった。。。






スーパーで買い物して帰るのは、星の部屋。。。

星からあんなこと言われて、俺の家には帰れないよ。


米を研いで土鍋を出した星に聞けば、「お粥の方がいいでしょ?」と言われた。

「あとは鳥と里芋の煮物と、卵豆腐に梅干し・・・・・これでいいかな?」
「美味そう・・・・・俺も手伝うよ」
「2人でしたら早いね〜」

「あ、ほら星・・・これ、飲んで?」
俺はワタリさんに持たされたOS1ドリンクを星に渡して、一口飲ませた。

2、3日は、こうやって少しづつ水分を補給して、サプリで栄養も取るよう言われてるんだ。

「でもさ、やっぱりご飯食べた方が力が出るね!」
「そうだな、うん、この煮物・・・めっちゃうまい!」
「うふ、良かったぁ〜・・・」

きれいに食べきって後片付けをしに、キッチンに立った俺が洗い物をしてると、背中に暖かな感触が・・・・・

「月くん・・・・・」
「ん? どうした?」

「月くん・・・・・」
「星・・・」

どうして泣いてるの? こうやって2人で入られるのが、嬉しいのは俺も一緒だよ・・・

「うん・・・嬉しいの。 2人でこうして居られるのが、嬉しいの」

俺は星の方を向いて、ギュッと抱きしめたんだ。

「良かったよな・・・・・」
「月くん・・・・」

あのね、星・・・・・・ちょっと離れてもいいかな? これ以上くっついてると、俺。。。

そう思って焦る俺に、背伸びした星が・・・・・彼女からキスをしてきたんだ。


「月くんが、欲しいの・・・・・・」
「星・・・・でも、身体が・・・んんっ・・・」
「怖かったの・・・二度と月くんに会えないのかもって思って・・・・・だから、あなたを感じたいの」
「・・・・・・いいんだね」

コクンと頷く星を、お姫様抱っこして寝室へ・・・・・・

俺たちは、そのまま何度も、求めあったんだ。。。



翌日、俺たちも捜査に協力したいと、キラ対策室に向かったんだ。

「俺たちもキラ逮捕に協力したい」
「お手伝いさせて下さい!」


なんだ? なんか父さんや松田さん、他の皆んなも・・・・なんでそんなに俺たちを見るんだろう。

「若いって、すごいなぁ〜」
「え? 何ですか松田さん?」

「だってさ、昨日まで監禁されててヨレヨレしてたのに、今日はさ、ツヤツヤなんだもん2人共!」
「え?」

「月くんは分かるよ、男だし、きちんと食事はとってたし・・・・でも、天川さんが!」
「髪はツヤツヤ、肌もプルプルで羨ましいわ・・・」

なんて騒がれて、恥ずかしいやら照れくさいやらで、星と顔を見合わせてしまうんだけど。


「・・・・・女性ホルモンも男性ホルモンも、愛の営みで活性化するのはデータでありますからね。昨日はさぞや楽しい時間を過ごせたのでしょうね〜〜」

「「えええーーー」」
「やだ・・・恥かしい」

Lのその言葉に他の人から叫びが出て、星が真っ赤になった顔を両手で覆って俺の後ろに隠れちゃった。


「L! それくらいにしてくれないか! 星が真っ赤になってるだろ!」
「それはすみませんね〜〜・・・ 愛らしい恋人で、羨ましいですね」
「・・・・・・もしかして、L?」

世界の名探偵で、俺をキラと疑い、どんなに言っても信じなかったL。

Lには勝てないかと思ってた俺だけど、1つだけ勝ってるんだな。


こんなに可愛く、愛らしい恋人は・・・・・・・Lでも持てないんだ。。。


「羨ましいんだろう? 俺のこと」
「・・・・・・・・別に」
「まあ、星みたいに健気で可愛くて、愛らしくて、料理上手な恋人がそんなに居るとも思えないけどな・・・いいだろう〜」
「・・・・・・性格、悪いですね」

「お前に鍛えられたんだよ!」
「僕のせいですか?」

「L以外に、誰がいるんだよ? 」
「さあ? 僕ではないと思いますが・・・」
「お前だよ!」
「違います!」

「さ、捜査会議が始まりますよ! オヤツには久しぶりのアップルパイをお出ししますね!」

星のとびきりの笑顔に思わず見惚れて動きが止まってしまう俺と、L。


「おやおや、Lも天川さんに見惚れてますね」

ワタリさんの可笑しそうな声が、場を和ませていた。。。


だが、キラ捜査はここからだ。。。

俺とLは、視線を合わせ、頷きあった。。。





7話の前にこんな “ オマケ ” 妄想話を、書いちゃいました!

日曜が楽しみです!

楽しみすぎで、 “ 潜入捜査 ” の部分だけでも1話書けそうな私です(笑)

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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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