⑤ 《デスノート 》☆小ネタバレ有り☆

こちらは通常営業の【 デスノート 】です。

5話からのネタバレ有りの、ミサミサは出ない “ すーさんワールド ” です。

よろしい方だけ、お願いします。



「ねえ月くん、私がLを見れば名前が分かるでしょ?」
「ああ・・・・そうだな」
「じゃ、Lを公の場に誘い出すことって、出来ないかな?」

大学を抜け出してラブホに来た俺たちは、久しぶりに抱きあっているんだ。

この前、大学にLが来てテニスで対決したけど、星が風邪で寝込んでてLを見ていないんだ。


その時、Lは星のことを気にしていた。
アイツの事だ、俺の恋人というだけで星の部屋にも監視カメラや盗聴機を付けているかもしれない。

だから2人で話がしたくて、ラブホに来たんだけど・・・・・・

初めて来た俺たちは、ラブホが珍しくて・・・ ピンクな照明や、デカいベット、それに2人で入っても狭くない広い風呂。

星が泡風呂にしてハシャいでる様子が可愛くて、俺はつい・・・ 恋人を抱き寄せていた。



「公の場にLを誘い出す・・・・・どうやって?」
「・・・・・マスコミや警察にあてて手紙を送るの! 内容は、そうね・・・・キラと警察が協力することを提案するの」

「警察と?」
「そう! 実際、殺人や強盗なんかの凶悪犯罪が激減してるでしょ? それはキラからの制裁が怖いから・・・」
「警察がそんな話に乗るとは思えないな」

「乗らなくてもいいの・・・ Lをテレビで会見させるのが、目的なんだから・・・」
「テレビで会見・・・・・」

「会見には出なくても、何か動きがあると思うの・・・・・それこそ月くんを疑ってるLが、この前みたいに直接会いにきたりとか・・・・・」
「会いに来たとき、星がLを見れば・・・・」

「私の死神の目で、彼の本名が分かる・・・・・・どうかな?」
「・・・・・・確かに、いい方法だと思う。けど、いいのか?」

ベットに寝ている星に覆い被さり、彼女の顔を真正面から見る。

「 “ 犯罪のない世界 ” は、俺が1人で始めたことだ。 俺はいい、捕まってもたとえ死んでも、覚悟している。けど星は・・・こんな事に関わらないで・・・・・・んっ・・・」

俺の唇に下から伸び上がった星が、口付けて・・・これ以上言わせないように塞いだ。

「私は月くんのそばに居たいの。 同じ世界に居たいの・・・ 同じ罪を背負いたいの・・・・・」
「星・・・・本当にいいんだな?」

「うん!」
「星・・・・・」

俺と同じ罪を背負いたいと言う星の、健気な気持ちに俺は、喰らいつく様なキスを星にして、そして。。。

真っ白な肌に俺を刻みこんだんだ。。。



それからマスコミに手紙を送り、信じてもらうために死刑囚を2人ばかり指定した時間に死ぬようにデスノートに書いておいたんだ。

手紙は星がパソコンで書いて、監視カメラの無いポストに投函した。

「くれぐれも指紋はつけないように、気をつけろよ?」
「分かった・・・・・」

そして、時間通りに死刑囚が死に、テレビのアナウンサーが送りつけた手紙を読み上げる事になった。


“ キラ ” として声明を挙げたことになる。

内容は、警察がキラに協力し犯罪のない世界を創る協力をすること。

その返事をLが会見を開き、直接答えること。

「・・・・・・文面は星が書いたから、何となく女の子っぽいな」
「撹乱できるでしょ? キラは男だって思われてるんだし・・・・・たぶん文書鑑定やプロファイリングで、そう結果が出るはず・・・・・」
「星? 」

「Lは月くんをキラだと思ってる・・・・ううん、直接会いにきたんだもん確信に近いと思うの」
「・・・・・・・ああ」
「そのとき、キラが女だとしたら? 少しは混乱するでしょ?」
「星・・・・」

「それと私のデスノートのページを切って渡すね! そしたらキラの裁きは続くし、監視されてる事がアリバイになるはず」
「すごいな、星・・・・・」

「考えたの・・・ 月くんを守るために、私・・・・考えたのよ」

ビルの屋上で2人で話す・・・・・寄り添って座っている様子は恋人同士の甘い雰囲気に見えるだろう。


「監視カメラが邪魔ね・・・」
「Lの事だ、いつまでも続けそうだな・・・・・あいつは限度というものを知らないから」
「64個だっけ? 月くんの部屋だけにそんなに監視カメラつけるのって、ほんとに限度を知らないね」

「この前、なにも言ってくれないから・・・・・キス見られたんじゃないの?」
「いいじゃん! 俺の自慢の恋人を見せつけたかったんだ・・・ 今日も、見せてやろうか?」
「いやだよ・・・ 恥ずかしい」

真っ赤になる星が可愛い・・・・・

「そうだ私の部屋はね盗聴機だけだって! レムが調べてくれたの」
「それも外したいな・・・・・俺の部屋の監視カメラより、星の部屋の方がムカつくんだけど」


「なんだかコソコソしててヤダなぁ〜〜・・・もっと堂々としてたいな〜〜」
「・・・・・・堂々と・・・隠すから怪しまれる・・・・そっか、そうか!!!」
「なに? どうしたの月くん・・・」
「星・・・来て!」

俺は星の手を引いて家へと向かった。

俺の部屋に2人で入って星が照れて、棚に飾っているオモチャを眺めている・・・・・・その背後から抱きしめた俺は、エアコンの真下に立っていた。

「月くん・・・・・大好き♡」
抱きついてくる星を抱きしめ、その頭を優しく手で撫でて・・・・・俺は星の頭に顎をのせて、ふっと上を見て “ 偶然 ” カメラを見つけた。

「これは?」
「どうしたの?」
「ね、これ・・・見える?」
「あ! なんかある!」

エアコンのカバーをめくって取り出しているとき、俺の携帯に非通知で電話がかかった。

Lからだった。。。


その電話でLを外に引っ張り出すことは出来なかったが、俺が “ キラ対策室 ” に行くことになり、監視カメラも全て取り外した。

「うわ〜・・・いっぱい!」
「ほんと、限度ってものを知らないよな、Lって」
「でも、向こうに行くなんて・・・・・大胆すぎない?」

「行ってみるさ・・・・・さ、これでこの部屋は安全になった・・・」
引き寄せた星の華奢な身体を、抱きしめて・・・・・

「そうだね」
「だから・・・・・・ね、キスしていい?」
「もう・・・ 聞かれると恥ずかしい・・・・・」

頬を赤く染める星の “ ぷるん ” とした唇に、俺のを重ねて・・・・・甘い、その感触に、酔いしれる。。。

明日はキラ対策室だな・・・・・・Lとキラとの、化かしあいって事だな。






そして俺はキラ対策室本部であるホテルに向かったんだ。

「あのね、月くんのお父さんも居るんでしょ? 良かったらコレ、持っていって」
「星・・・遊びに行くんじゃないから・・・」
「あ、そっか・・・・・ごめんね」

シュンとした星があんまりしょんぼりしてるから、頭をポン!と撫でたんだ。

「ありがとう、父さんが食べたがってたって話したもんね、だから作ってくれたんだろ? 有りがたく持っていくよ」

くすっ、とたんに元気に微笑んでる星が可愛らしくて、ポン・ポン・・・と撫で続けた。



星の特製アップルパイを手土産に、俺はワタリさんと松田さんに案内されてホテルの地下へと降りていった。

「これ、恋人が持たせてくれたアップルパイです。良かったら・・・」
「おお・・・噂のアップルパイですね、お茶の時間にお出ししましょう」

ワタリさんへアップルパイを渡した俺は、父さんをはじめ皆さんに挨拶をした。


「この手紙を読んで月くんの感想が聞きたいんです」
Lの言葉に俺は、手紙を受け取り読んで・・・・・考える格好をつけた。

これはLの策略で、俺が第二のキラを指摘すれば、L以外の捜査官は俺を疑うLを咎めはじめた。

だがLには、そんなもの通用しない。。。


「皆さん、お茶にしませんか? アップルパイもお出しします」

ワタリさんのこの言葉に場が和み、皆が一斉にワゴンを見ていた。

きっと、監視カメラで見ていたときに、食べたかったんだろうな・・・・・星のアップルパイを。

笑顔でアップルパイを受け取る父さんや、捜査官達・・・・・・果てはLも、受け取って食べている。


「ん〜〜・・・美味い! すごいよ、こんなの食べたことない!」
「美味しい・・・ レシピが知りたいわ・・・」
「うん、うまい!!!」

松田さんの笑顔にハシャイだ声、女性の方の感心したような声、皆が顔をほころばせてアップルパイを食べている。

はははっ・・・・・あんなギスギスした空気だったのに、星のアップルパイは最強だな!

俺も一口食べれば・・・・・うん、うまい!

「L、美味しいか?」
もそもそと食べているLが、コクンと頷いている。

「・・・・・・これが天川さんのアップルパイですか。 すごく美味しいです」
「星も喜ぶよ!」
「・・・・・・月くんが羨ましいですね。 あんなにキレイでキュートで、しかもこんな特技まである恋人がいて 」
「それに性格もメチャクチャ素直で可愛いんだ」
「・・・・・・・惚気られてしまいましたね」

Lの微妙な顔に少し吹き出しそうになった。

「ねえねえライトくん、どこで知り合ったの? あんな素敵な彼女と」
「大学で・・・」
「へえ〜・・・きっかけは?」
松田さん、すごく聞いてくるな。。。

「最初は彼女が具合悪くなったときに、濡らしたハンカチをあげたんです。 俺は言われるまで覚えてなかったんだけど・・」
「へえ〜・・・・それで?」
「それで星が俺のこと好きになってくれたって・・・ いやだな松田さん、恥ずかしいですから・・・」
「おっ! 照れちゃって! 俺もあんな可愛い恋人が欲しいぃぃ〜〜〜」
「松田さんなら、できますよ」

なんて会話をしながら休憩を過ごし、捜査会議は俺も交えて再開された。



月くん、大丈夫かな・・・・・・

《あの男が、心配かい?》
「レム・・・ 月くんのこと “ あの男 ” なんて呼ばないで?」
《はいはい》

レム・・・なんて口に出してるけど、盗聴機は月くんがLに言って外してくれたから、もう何を言っても安心なの!

「レム、こっそり見にいって? ううん、何処にいるか場所だけでも教えて?」
私の言葉に溜め息を吐くレムだけど、ふっと消えて見にいってくれたみたい。

この間、2人で話したの。

もし捕まっても “ 相手の事 ” と、 “ デスノート ” の事は絶対に、話さない・・・・・・死んでも、話さない。

そして片方が警察に捕まりこの事を話しそうになったら、デスノートに名前を書くと。。。


でもね、月くん・・・・・私はあなたの名前なんて、書かないよ?

もし、あなたが疑われて警察に捕まったら、私は・・・・・今までの事を全部、自分がしたと話す。

そして “ デスノート ” の事は秘密にしたまま、レムに私の名前を書いてもらう。

月くんにはデスノートの所有者を止めてもらって、デスノートに関する記憶を無くしてもらう。


記憶がないなら、いくら疑われても月くんは・・・・・・逮捕できない。

そして殺害方法が分からなければ、事件は・・・《キラ》は、迷宮入りになる。

・・・・・・甘いかな? あのLって人が、このまま黙ってる事はないと思うけど。。。

「月くん・・・・・」


《星、ライトは大丈夫だ・・・》
「あ、レム・・・・・そっか、大丈夫なら良かった!」
《あんたは不思議な子だねぇ〜〜・・・ ライトの為なら自分が死ぬことも厭わない 》

「・・・・・・愛しているの、ただ・・・それだけよ?」
《・・・・・・そこまでする人間、私は初めて見たよ》
「そうなの? 他の人はよく分からないけど・・・・・」


ニコッと笑う星は、死神にも眩しいほどの純粋な笑顔だ。

夜神 月・・・・・・私は星の、この笑顔を壊したくはない。

死神としてこんな気持ちを持つのは、危険なんだが・・・・・・・いいさ、私はあんたの味方だよ・・・星。

あんたを守って死んだ死神ジュラスも、こんな気持ちだったのかねぇ〜〜・・・・・

あんたは自分のために砂になって散ったジュラスを、想ってくれた・・・泣いてくれた。

その透明な涙を見て、私の中の何かが変わったんだ。


あんたは不思議な子だねぇ〜〜〜・・・・・・でも、私はあんたに出会えて、よかったよ。。。


「レム! アップルパイ作ろうか? 食べるでしょ?」
《リュークが来るだろう? あの、ウザいのが・・・・ 》
「くすくす・・・いいじゃない、賑やかで! たくさん作るね!」
《ちゃんと私の分、残しておくれよ・・・・・この前は全部リュークが喰っちまったからね!》

「くすくす・・・・・分かってる!」

私は、星のアップルパイ作りを眺めてる・・・・・

オーブンに入れて後は焼き上がりを待つだけ・・・・・やがていい匂いがしてくる。


その時だった、チャイムが鳴り玄関を開けた星が、捜査員に捕まったのは。。。


お止め! 星にその汚い手で触れるんじゃないよ!

怖がってるじゃないか!!!

なんならデスノートに此奴らの名前を一人残らず書いてやろうか!!!


あっという間に連れて行かれた星の、後を追って何処に拘留されたか私はつきとめる!

夕方の茜色の空を飛びながら、私は星の乗ったパトカーを見失わないように後を追ったんだ。



「星・・・ あれ? コンビニかなんかに行ったのかな?」

合鍵で入った星の部屋・・・・・・だけど彼女の姿は見えなくて。。。

アップルパイのいい匂いのするキッチンにも、寝室にも、トイレにもいない。


《アップルパイ〜〜〜、な、食べていいか?》
「待て、星に聞いてからじゃないと・・・」

その時だった、星の死神レムが現れて、星が捜査員達に連れて行かれた事を教えてくれた。

《星が捕まったのは、あんたのせいだ・・・夜神月 》
「ちょ・・・ちょっと待て、星が・・・・・彼女が捕まった? なんで、どうして!!!」


ピピピピピッ! ピピピピピッ!

俺の携帯に非通知の電話・・・・・・・Lか!

『天川さんは “ 第二のキラ ” 容疑で逮捕しました』
「星は関係ないだろう! なんでキラだなんて・・・・・彼女はそんなのじゃない!」
『キラと名乗る手紙には、僅かに油脂が付いていました。その成分がこの間のアップルパイと一致しました』
「はあ??? そんなのお菓子を作る人なら全部容疑者だろうが!」

『第二のキラは、キラを崇拝しています。送られてきた手紙の文面にもソレが良く現れています。 そして、女性・・・ 』

『天川さんの家族を殺した犯人が、仮釈放のその日・・・キラに殺害された事実を知って、僕の中で天川さんと第二のキラが結びついてしまったんです』

「星は優しい子なんだ、そんな事に関わってるはずがない! なんかの間違いだよ!」
『・・・それを確かめるために、調べるんですよ』

「星は大丈夫なのか!? 怯えてるだろう? 彼女を傷つけるな!」
『大丈夫です、少し拘束し取調べをするだけですから。ちゃんと食事も与えます』
「拘束!? 拘束ってなんだ! 彼女は無事なのか!」
『さて、取調べの時間です・・・・・では』

「くそっ!」

星が・・・星が、捕まった?


考えろ・・・・・彼女を救う方法を、考えろ!!!


俺の頭の中には、星の・・・ 彼女の眩しいほどの微笑みが浮かんでいるんだ。

その微笑みが・・・・・消えて、代わりに怯えた表情の星に、俺の胸がズキリと痛む。


「・・・・・・星」

俺の光、俺の愛・・・・・・たとえ星が何かLに話したとしても、俺は最初から星の名前をデスノートに書くつもりなんてない。

2人で話したことは、あれは俺の名前を書かせる為の、フェイクだ。

星にはそうなった場合、デスノートの所有者を放棄して記憶を無くした方がいい。


くそっ! Lに酷いことされてないだろうか?

待ってろよ、星・・・・・・必ず、俺が助けるから・・・・・・星。。。

《なあ、アップルパイ・・・食っていいか?》
「リューク、食べるなら味わって食えよ・・・・・・しばらく星はLに捕まって、解放されないだろうからな」
《え? それじゃもう星のアップルパイ、食えないのか? それは困るぅぅ〜〜〜 》

「・・・・・困る?」
《そうだよ〜! 俺はもっと、も〜っとアップルパイが食いたいんだ! 》

「・・・・・・なら俺に協力しろ! 星を助ける協力をっ!!!」
《私は星を助けたい・・・・・・だからお前に協力する 》
《俺も協力するぜ! 星が作るアップルパイじゃないと、僕ちゃん満足できないんだもん!!!》


星・・・・・君のリュークへの餌付けは、成功したみたいだよ・・・・・


待ってて、必ず解放してあげるから・・・・・・・・星。。。



「ここは?」
私は目隠しされて連れてこられたけど、部屋に入ったら目隠しはとってもらえた。

でも手錠に、足枷に鎖・・・・・・コンクリートの壁の部屋の中、ベットと天井に監視カメラしかなくて・・・・・私は身体がガタガタと震えてくるのが、分かった。

とにかくベットに座って、震える自分を自分で抱きしめた。

「怖いよ・・・・・・月くん」


私は拘束された。

よくは分からないけど、ここって留置場とかじゃないよね?
だったらキラ対策室本部の方なのかな?

監視カメラが私を見てるけど、きっとあのカメラの向こうにはLがいるはず・・・・・・・


私はガタガタと震える身体で、それでも必死で考えるの・・・・・・月くんのために。


私が第二のキラだとバレれば、月くんも逮捕されるかもしれない・・・・・・・

ううん、私を足がかりにしてきっとLは、月くんを捕まえるはず・・・・・・そんなこと、させない!

絶対に、月くんを守るの・・・・・・・


月くんは、私の愛しい人・・・・・・家族を殺され、憎しみを胸の奥に抱えたまま生きていた私が、初めて好きなって、愛した人。。。


絶対に、守るの・・・・・・たとえ私が死んだとしても、絶対に・・・・・・・


そのためにも私は、何も知らないの・・・・・・キラもデスノートも、何も知らない。

突然、大勢の男性に連れてこられた恐怖で、パニックになり震えてる・・・か弱い女の子。


そう自己暗示をかける私は、イメージを重ねるの・・・・・・小さな鍵付きの箱の中に、キラの正体も、デスノートの事も、記憶を全て入れて、蓋を閉め鍵をかけるイメージ。。。

そうして私は、月くんが大好きな何の秘密もない “ か弱い女の子 ” に、なる。。。

そう・・・・・こんな部屋に男達に連れてこられた恐怖で、怯え、不安になり、パニックになる・・・・・・小さな女の子。

私はベットの上で小さく身体を縮こませ、ガタガタと震えたまま膝を抱いているの。

顔を伏せて、そのままの体勢でどんどん自分の中でイメージを膨らませてく。


自己暗示・・・・・・子供の頃、両親と妹の無惨な姿に心が壊れかけた私が、この鍵付きの箱をイメージして “ その時 ” の記憶を一時的に封じ込んだの。

教えてくれたのはカウンセラーの先生だった。

「いずれ星ちゃんが大きくなったら、箱は開けられるから・・・・・今は優しい御両親と妹の事だけ、覚えていようね」
「はい」

その時は本当に忘れられたの・・・・・・高校生の頃に、自分で開けるまでは。


私は、月くんを守るの。。。


「さて天川さん、取調べを始めましょうか?」

声が聞こえてきた・・・・・・この声の主が、Lなのかな?

私は、何も知らない・・・・・・ただ、月くんが大好きな、ただの女の子。。。




5話のお話からです。

話の都合上すごく割愛してるので、皆さまにはドラマを見てほしいです!

昨日の6話も窪田さんの演技が光ってました!

もうワクワク・ドキドキでテレビに釘付けでした!

関連記事

コメント

Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧


Cat Home

暁の唄

ちび眼鏡日記

ひとりごと

月が浮かぶ夜

まきまきまき

うみにふわりふわり

snowdrop

みやびのブログ

よみよみ

SweetBlackな世界

日々のこと

きみと手をつないで

shibushibuuu

ゆめの世界

井の中の蛙

月の舟 星の林

古いおもちゃ箱

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR