④《海は広いな、でっかいなぁ〜》by 柳川隆一

今回はなんだかんだで、バカンスの期限が間近からのスタート!!!

ジリジリ迫る期限に、焦る2人・・・・・切なさもありのお話を目指します。。。





ふぅ・・・ 私が東京に戻る日が近づいてきていた。

あと数日、バカンスの終わり・・・・・・ねえ、隆一くん。

「バカンスが終わっても私、あなたのそばに居てもいい?」

その一言が言い出せなくて、胸が苦しいの。。。


愛してると言ってくれた隆一くんだから、ずっとそばに居たいと話せば・・・・・・大丈夫だよね?

それとも、もしかしたら・・・・リップサービスだった?


この前ゲーセンで隆一くんが取ってくれたクマは、私の宝物になったの。

これを取ってくれている時の真剣な彼の横顔・・・・・・・思い出してもキュン!て、甘く私を痺れさせるの。

隆一くんから言い出して始めたこの関係、私は半分はノリと “ 何もない ” 自分の焦りからだった。

もう半分はね、チャラい感じなのに私を気遣う彼の優しさに触れて、一瞬で惹かれたってのもあるんだ。


きっと、恋の種が芽吹いたんだよね・・・・・・

そして彼の真剣な横顔に、もう1度・・・恋をした。

私のために真剣になってくれて、クマを取ってくれて、オモチャだけど指輪もはめてくれた。

好きだよ、隆一くん・・・・・・大好き!

だからね、私・・・・・・あなたのそばに居たいの。


この頃、隆一くんも何かを考え込んでる時があって・・・・・私のことかな?なんて思ってるんだ。

私とのこと、考えてくれてるんだよね?

それがどんな結果なのか、私には分からないけれど・・・・・・隆一くん、私をそばにいさせて?


私はクマの頭を撫でて、祈るように彼を想う・・・・・・・隆一くん。。。



「はぁ〜」
つい溜め息なんかでるけどさ、俺は1度桜と話しあう事を考えてる。

「どうした・・・」
「あ? あ〜・・・桜のことなんだけどね、ここでのバイトもあと数日だろ? そのあとは東京戻るだろうしね〜」
「・・・・・じゃあ、俺たちも東京に戻るか? ルーカスさんも自分が店を出してた場所を使っていいって言ってくれてるし」

「ん〜・・・そうじゃなくてね、言ってなかったんだけどさ・・・」

俺は檜山に俺が桜と付き合うのは、バカンスの間って期限付きなのを話したんだ。

「なんか、ややこしいな・・・」
「俺のこと言ってないんだわ・・・・・前科持ちだとか、詐欺師とか? まあ色々・・・」
「お前は彼女のこと、期限がきたからって別れられるのか?」

・・・・・・・・別れらんないから、別れたくないから、悩んでんでしょ!!!

「なら2人でよく話しあえ! うじうじ考えるのはそれからでもいいだろ?」
「んまっ、檜山くんたら男らしい! 惚れちゃうわぁ〜〜!」
「茶化してないで、今話さなきゃ後悔するぞ」

分かってんだけどなぁ〜・・・ 桜の顔見ると話せなくなってね〜〜・・・・

もし・・・もしさ・・・・もしもだけどな、桜が俺の過去を拒絶したらって考えちまってさ、話せないんだよ。

「・・・・・本気なんだな、お前でも」
「俺でもって、どんな意味だよ!」
「今日、早上がりでいいから話しろよ!」
「おしっ! そうだよな! 当たって砕けろだよな!」
「砕けたら箒で集めてやっから!」

「おそうじ、おそうじっ!」
「そうそう咲ちゃん、拾い集めてなぁ〜・・頼むよ〜・・・ 」
「はいっ!」

やっぱ言わなきゃはじまんねぇーよなぁーー!!!

よし、今夜・・・・・・言おう!


「おはよう!」
夏の日差しに負けないくらい、眩しい笑顔でやってきた桜を見ながら、俺は決めたんだ。

今夜、話そうと・・・・・決めたんだ。



「桜、今日さ・・・俺と早上がりしてほしいんだ」
「うん」
「それでさ、ちょこーっと話がね、あるんだわ・・・・・・」
「・・・・・・うん、分かった」

俺より年上だからか、桜は動揺を顔には出さないんだ。
今もさ、一瞬・・・驚いた顔をしたけど直ぐに笑顔になってるし。

「ま、そんなだから・・・・」
「うん・・・じゃ仕事に戻るね」
咲人の近くに戻ってった桜を、俺は見つめてしまう・・・・・・

俺のそばに、居たいと言ってくれ・・・・・桜。


「柳川、今は仕事に集中しろ!」
「へいへい、分かってますよ! ・・・お嬢さんキレイねぇ〜、バーガー買って!」






〜〜〜 数日前 〜〜〜


「本当なんですよ、高城さんがバーガー屋で呼び込みしてるんです!」

都内、某所、某ビルの中で、女子社員の声が周り中の社員の動きを止めた。

「これ! これ見てください! 昨日の夜、偶然見つけたんです」

パソコンの画面に映し出されたのは青い海と、水着の男女、そして・・・・・パーカーとパンツ、サンバイザーをつけ声をかけている桜の姿。

それはあるブログで、書かれている内容は、呼び込みの桜を素敵な女性と褒め、食べたハンバーガーがスゴく美味しかったというもので。

それを見つけた女子社員が、 周り中を巻き込んで騒いでいるのだった。

「長い間休んでるから病気か何かだと思ってたのに、こんな所にいるなんて会社にとって裏切りですよね!」
「そうよ、そうよ! 心配して損しちゃった!」
女子社員たちが集まって、やいやい口々に文句を言う様子は、どこか滑稽で、どこか醜かった。

一流大学からの入社で、他の女子社員はお茶汲みやコピーなどの仕事をしているなか、桜は男性と同じ土俵で勝負していた。

それが彼女達の目には羨ましくもあり、嫉ましくもあり、嫉妬の対象になっていた。
その筆頭が桜と同期の女子社員で、彼女が無いことばかりをでっち上げて噂をばらまいていたのだった。

同期の他の女子社員とタッグを組んで、先輩から後輩まで嘘の噂を広げまくっていた。

その結果、桜は同性からは妬まれ、いつも1人になっていた。

その女子社員が、パソコンの画面を見つめ冷たく微笑んでいる。

「これを部長に見せれば、いくら優秀な高城さんでもアウトよね〜・・・・・ふふふ」

「そうだ、私も有給溜まってたっけ・・・・証拠を集めに、行ってみようかなぁ〜」
くすくす・・・・・楽しげに嗤うその女子社員は、さっそく有給届けを出しに行ったのだった。

「見てなさいよ、この会社から追い出してやるんだから!」

同期でただ一人、バリバリ仕事する桜に、憎悪にも似た炎を燃やす女は、桜が社内で不倫をしているとか、仕事相手に身体を餌に契約を結んでいるなど、悪い噂ばかりを広げているのだった。

そして、女はやってきた・・・・・柳川と桜のいる海岸へと。。。

女の名は佐藤 リカ、桜を不幸にするために執念を燃やす女だった。



「ふぅ〜ん、ここね〜・・・」
駅に降り立ったリカは、小さめのキャリーをコロコロ引きながらまずは自分の泊まるホテルへと向かった。

予算的に安いビジネスホテルでチェックインしたリカは、白地に青いストライプのワンピースを着て、帽子を被り目指す海岸へ。

「あいきょでしょバーガーねぇ〜・・・・ああ、あれね。 貧乏くさい車!」
バカにしきった目で見つめるリカは、海岸に視線を向けて・・・・・目的を見つけた。

それからは真っ直ぐに桜に向かって歩いて行き、そして・・・・・・



「お久しぶりね、高城さん!」

・・・・・・・嫌な声が聞こえて、私はその声の持ち主が分かるから、無視をした。

「・・・・ちょっと、高城さん! 聞こえてるでしょ?」
「脳が拒否してるから、さようなら」

会社の同期である彼女は、私に対する嫌な噂をバラまいてる張本人。
彼女に憎まれている訳は分からないけど、入社してから直ぐからの嫌がらせに私は彼女という人間が嫌になっていた。

大勢いる同期の中で、話した事もないのに嫌がられて、心を擦り減らす噂をバラまかれて、私はいつからか彼女をいないものとして振舞うようになっていた。

もともと部署も何もかも違って接点がないのだから、顔を見ることさえないのだ。

だけど彼女の名前だけは聞いていた。

「リカさん情報なんだけど、あの女・・・部長と出来てるんだって〜」
「身体で出世するなんて、真面目な私達まで淫乱女と同じに見られそうで嫌よね〜」

そう・・・・・こうやって回ってくる噂には必ず彼女の名前が付いていた。

その彼女が、なぜここに?

何を企んでいるのだろう?と、ここ1ヶ月のんびりしていた脳を回転させる。
仕事モードの私の顔をして、振り向いてニッコリと微笑んだ。

「何の用かしら、佐藤リカさん」
「こんな所で何をしているの? 高城 桜・・・」
「見て分からない? 呼び込みよ」
「あなたはウチの会社を何だと思ってるの? 急に休んで呼び込み? 何よそれ!!!」

感情的になって声が大きくなる彼女に、溜め息を1つ。。。

はっきり言って営業妨害よ。

「話がしたいなら、こっちに来てくれる?」
私は店の裏側に彼女を連れて、少し休憩すると隆一くんに伝えた。

「これ!」
ジュースを2つくれる隆一くんに、複雑になりながらも彼女に1つ渡した。

イスに座って足を組んで、彼女を真っ直ぐに見つめた。

「で? 話って?」
サンバイザーを取り、ポニーテールにしていた髪を下ろして手櫛で整えながら彼女が口火を切るのを待っていた。

「あなたね、ウチの会社では副業は許されないのよ! それなのに長期休暇を取っといて、こんな仕事! 部長に報告して辞めさせてやるから!!!」

ふふ・・・・・吠える吠える・・・・・顔を真っ赤にして、目を剥き出して、唾まで飛ばして私に食ってかかる彼女の大声に、辟易しちゃう。

「なに涼しい顔してるのよ! 頭の良いアンタはいつもそうやって私を馬鹿にしてるんでしょ! 入社以来アンタは私を馬鹿にし続けてるのよ!!!」

・・・・・・あら驚いた! 入社以来って、話した事もないのに馬鹿にするも何もないのにね。

はぁはぁと荒い息をする彼女を見て、言いたい事はそれだけかしらとジッと見ていた。

「反論していいかな? まず私は店を手伝っているだけで、金銭は1円ももらってないわ」
「は?」
「次に、長期休暇は有給消化してるだけで、辞表は部長に渡してあるの」
「・・・・・え?」
「そしてね、佐藤さん。 私はあなたを馬鹿にするほど、あなたを知らないの。 だって入社以来・・・・・会話した事ないでしょ?」


「それに佐藤さん、あなたは私を貶める噂をこれでもかと流していたわよね。 部長と不倫だとか、枕営業だとか・・・それについては、どうお考えなの?」
「・・・・・・知らないわ」
「そう、責任は取らないのね」

「知らないったら、知らないわよ!!!」
「どうした、桜!」
彼女の大声に隆一くんが、店から出てきちゃった。

「大丈夫! 話しあいをしてるだけよ」
「そうか? ならいいけどさ・・・・・無理すんなよ、桜」
「・・・・・ありがと」
くすくす・・・警戒してる目をしながら彼女を見てる隆一くんが、何回も見ながら店に戻るのが擽ったい。

心配してくれる人がいるって、なんだか、擽ったいな・・・・・・

「へぇ〜・・・あんな男がタイプなんだ〜」
彼女に視線を戻せば、鬼の首を取ったかのような得意げな表情をしてる、歪んだ笑顔の女がいた。

「天下の高城桜が、あんな底辺な男をねぇ〜・・・・・バカンスの間のつまみ食いなんでしょうけど?」
「話したこともないのに私のこと、よく知ってるのね」
「ふん! 年収1000万のアンタが、こんなワゴンの店を出してるような男に本気になるはずないでしょう?」

「私の事、知ったかぶりで物を言うのは今後、一切やめていただくわ!」
「なによ! 偉そうに!」

これ以上、彼女と話していても解決など見えてこない。

「私は辞表を提出したし、あなたにとっては目障りな邪魔者が会社から居なくなる、これで気がすむでしょ?」
「・・・・・・本当に辞めるの?」

「ええ・・・・」
「辞めてどうするの? 他の会社に引き抜かれてるとか?」
「それを答える義務は、私にはないはずよ? ・・・・・分かったら、さっさと帰って下さる?」

立ち上がった彼女の後ろ姿に、私は・・・・・

「それと、私の大事な人を・・・・・馬鹿にするのは止めて」
チラッと振り返った彼女が、「ふん!」とか言って帰って行った。






「うっそ〜・・・・・嘘だろ?」
年収1000万??? なんだその金額! 月の給料にしたらいくらだよおい!

ボーナスとかそんなのも併せて? いやいや、マジに計算できないんすけど!!!

えあ? えーっと? ボーナスを月の給料の2ヶ月分にしといて、夏と冬だろ?
ほんだから1000万を・・・・・えーっと、12+4=16ヶ月で割ったら・・・・・・はあ???

月62万5千円???

月62万5千円???

俺がお花屋さんしてた頃の給料の約4ヶ月分???

どんだけ給料いいんだよ、桜さん!!!

え? え? そこを辞めんの? え? 勿体無くね???


・・・・・・・ちょっと待て、俺のそばに居させるって事は、貧乏暮らしがもれなく付いてくるってことでさ・・・・・・

そんな生活を、桜は・・・ 選んでくれるのか? 選ばせてもいいのか?

俺は一気に凹んで、店の中で座り込んじまったんだ。



そして俺たちは早上がりして、ゆっくり話がしたいと桜の部屋に来たんだ。

俺は覚悟を決めた。

なんもかも話して、あとは桜に決めてもらう!

別れるなら、キレイにさ別れてやろうと思うんだ。

だってさ、どう考えても俺の過去を知っても居てくれるとかさ、考えられなくね?
そりゃ辞めたがってた会社だろうけど、それだけ優秀なら他の会社にいけるじゃん!!!

そうしたら年収1000万!だろ?

・・・・・・・一夏の経験? 夏の火遊び? 何でもいーけど、そういうのになる可能性って大きくないかい?


だけど、言うと決めたんだかんね!
過去の話だけじゃない、俺が桜に本気だってこともちゃんと伝えるつもりなんだ。

聞いてくれるか? 桜・・・・・・


「あのさ・・・俺の話なんだけどさ・・・・・・聞いてくれるか?」
「うん、聞くよ」
俺たちはソファーに並んで座り、そこで俺は俺の過去を話しはじめたんだ。


俺の親父も若い女を作って家を出て行ったこと。
それで母親が壊れちまってさ、買い物依存症になっちまって・・・・・・金を都合つけるためにさ、上手いこと言って騙し取ってたこと。

少年刑務所に入って前科持ちだっていうのと、世話になった竹部社長のこと。

咲人と檜山とはそこで出会ったこと、色々あったこと・・・・・・
俺はそこでもイカサマのゲームで、金を騙し取ってたこと。

バレてボコられた事も、咲人がずっと付いててくれてさ、倒れた俺をおんぶして助けを求めたこと。
そんな咲人にひどい事言っちまったことも、正直にさ・・・・・・

「驚いたろ? 俺のこと・・・」
「・・・うん、驚いたよ。でも、正直に話してくれて、嬉しい」

「最初の話だとさ・・・・ バカンスが終わったらさ、恋人も終了って感じだったろ?」
「・・・・・う・・ん」

「俺さ、こんな奴で、チャラくてさ、どうしようもない男だとは思うけど、でもよ・・・・・・・」

緊張する! 自分の鼓動がドクドク言ってうるさい! 吐き気までしてくる!って、俺どんだけぇ〜・・・!

「でも、俺・・・・・桜が好きだ! ずっとそばにいて欲しいんだ」
「隆一くん・・・」
「・・・・・分かってるから! 桜みたいな良い女が、俺なんかじゃ嫌だって離れてもさ、別に恨んだりしねぇーから」

「隆一くん!」
「俺にくっ付いててもさ、貧乏暮らしが関の山っつーの? だからさ大丈夫だから! 別れるのも有りだって分かってっから!」

「隆一くん!!」
「ああ、もう! こんな綺麗ごと言いたいわけじゃねぇーんだよ! 俺は、俺は! お前にそばにいて欲しいんだ! ずっと、ずぅーっと! ジジイやババアになっても一緒に居たいんだよ!!!」

「愛してんだよ、桜のこと!!!」

力んで叫んじまったけど、桜は???

俺が、そぉ〜っと桜を見れば、コイツ・・・・・・ボロボロに泣いてるんだ。

え? 泣くほど嫌か? うそっ、柳川くんショック!!!


「桜? えーっと桜ちゃん? 何泣いてるのかな? もしかして泣くほど嫌??? それだと柳川くん、すんごくショックなんだけどなぁ〜〜〜」
「・・・ひっく・・・・ちがうの・・・・私も・・・・そばに居たいの・・・・ずっと、ずっと・・・・」

「桜!」
たまんなくて桜を抱きしめれば、コイツも俺にギュッとしがみついてきた。

「隆一くんが、好きだよ・・・・・人を騙したのは悪いことだけど、でもお母さんのためだったんでしょ?」
「自分の事だからよ、母親のせいにはしねぇーよ・・・俺がしょーもないんだわ」
「そんな、しょうもない隆一くんが、大好きだよ! ずっと一緒にいようね!」

俺はその言葉でもう、もう、もう〜〜〜!!!

貪るように桜にキスしてたんだ。


「しょうもないだけ要らなくね?」
「うふふ・・・」
「まあ、いっか・・・」

俺たちは海岸を歩いていた。

桜と話をした、あのベンチに腰掛けて・・・・・・俺は、もう1度言うんだ。


「桜・・・ずっと一緒にいような・・・・・」
「うん!」
「あ、でもさ・・・仕事はどうすんだ? バーガー屋手伝うか?」
「今はね、手伝いながらゆっくり考えようと思うの」
「・・・・・俺は桜がそばに居てくれりゃ、なんでもいいっ!!!」
「私も隆一くんのそばに居られるなら、なんでもいいっ!!!」

そうやって抱き合って、ひとしきりはしゃいだあとは、真面目に桜を見つめた。

「今は、こんなオモチャの指輪しかやれねぇ〜けどさ、いずれはちゃんとしたの贈るから」
「私はこれでもいいよ! あ、色違いだ〜」

クマのヌイグルミの持ってる指輪の色違いをゲーセンでゲットした俺は、それを桜の指に嵌めたんだ。

クマも渡せば嬉しそうな桜・・・・・・


「あ、でも〜・・・」
「ん? なになに? なにに引っかかってるの?」

「前ね、クマを取ってくれてる時の隆一くんの横顔がね、すごく真剣ですごくカッコ良かったの! だから取るところも見たかったなぁ〜・・・」
「マジで!? 照れんじゃねぇーか、そんな本当のこと言ったら!」
「うふふ〜・・・・」

「な、桜・・・」
ずっと、一緒に・・・・・・俺のそばに、居てくれよな。

「うん・・・」
はにかみながら頷く桜を、俺はあの時のように抱きしめた。


俺の幸せは、お前の形をしてんだと思うんだ。

だからさ、お前がそばに居るだけで俺は・・・・・幸せなんだ。

波の音を聞きながら、俺たちは本当の恋人同士になって、寄り添っていた。





最後まで書けました!

番外編で浮かんでる話もあるんですが、まだ固まってないので書くかは分かりません。

ラストコップの亮太も気になるので、どうなるかは・・・・・

でも柳川くんは好きなキャラなので、たまに書きたくなると思います!


また、お目にかかれる日を・・・・・もしご要望があれば、コメントなどで「柳川くん読みたい」など聞かせてくださいませ。。。

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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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