④:祝☆花郎イケメン選手権!【目指せ新羅の星】

更新遅れて、すみませんm(_ _)m

さて人気投票という山場になりました!(まだ休憩中の話ですが(笑))

一話では終われないので皆様、引き続き見てくださいね~(ついてきてね~)

なお、文章力もストーリーも素晴らしい花朗大会は【緋翠様のブログ】で書かれておりますので、そちらもどうぞです。
リンク先にありまぁーす♪♪♪

人気投票の後は、宴会ですかね(笑)

※※※

「ムニ殿、今度私の宮に遊びに来てくれないか?」
「え? よろしいんですか」
嬉しそうに驚くムニの肩に、そっと手を置き耳元でスンマンが囁いた……

《先程の話をゆっくり聞かせてくれないか?》
妙に背筋が、ぞくり……と響くスンマンの声に真っ赤になりながらもムニが何度も頷いていた。

「さ、席に戻った方がいい……ユシン殿に私が睨まれるから」
にこやかに微笑んだスンマンを間近で見て……夢見心地で席に戻っていったムニは友達とキャーキャー騒いでいた。

「スンマン公主様……」
「ふふ……何ですか? 風月主」
「……何でもありません」
「ふふ……」
楽しそうなスンマンがユシンを眺めると、スンマンの視線を浴びて落ち着かなくなるユシンだった。

「さぁ~て、ヨムジョンは働いてくれてるかな?」
広場の方へ行こうとしたスンマンの側にポジョンが寄り添い一緒に歩いていく。

「……これから私は貴女の護衛花朗として御側に仕えようと思います」
「ふふ……ならば、お前は私の闇をつぶさに見ることになるな」
「よろしいのですか?」

「お前ならな……他の者ならばまいてやるが……ふふ…姉上に侍衛府への許可をもらうか」
「スンマン様のお許しが出てよかったです」
ほっとした顔のポジョンと広場に着いたスンマンがヨムジョンの真後ろに立つ。

「ヨ~ムジョン!」
「わあ゛~」
「くっくっくっ……」
「スンマン様~よしてくださいよ……私この頃心臓弱いんですから~」
「ふふ……賭けの結果はどうだった?」

ヨムジョンが言おうとして……ポジョンを見た。
スンマンが頷くと安心したのか話し出す。

「民はまだピダムを知りませんでしたから大儲けできました~ひゃはっはっはっ~」
「そうか……では次の人気投票の件だ。ちゃんと貴族の奥方に回覧したのだな?」
「はい~それはもう、へそくりのある奥方には全て回しました~」
「関心はどうだ?……集まってるのか?」
「はい~問い合わせが続々と集まっております」
「ふふ……楽しみだな」
「そちらのポジョン様にも集まってます~意外に人気ですね!」
「ヨムジョン……うまくやれよ」


広場を後にしたスンマンが人が少ない方へと歩いていった。
「……ポジョンが……」
「私が何か? スンマン様……如何されました」
少し顔色が変わったスンマンを目敏くポジョンが尋ねた。

「仕方ないとはいえ……嫌なものだな……」
「は?」
意味が分からずにスンマンを見るポジョンに、ニヤリと笑うスンマン。
「あとで分かる」
「また貴女は……企んでらっしゃるのですね」
「ふふ……楽しみだな」

※※※

「ふへっ」
「どうした、ピダム」
休憩中にトンマンの元へと来ていたピダムが、にたにたと笑っていた。

「楽しそうだなピダム」
「公主様、何処に行きたいですか?」
「ん?……そうかデート券か……」

ピダムがにやついていたのはデート券でトンマンと何処に行こうかと考えて……考えるだけで嬉しくてニヤついていたのだった。

「弁当持っていきますか?山なら鶏を捕って炙って食べますか?」
「ふむ……そうだな自作農も順調そうだと報告があったから一度、見に行きたいし……」
「公主様の行きたい所に俺もついていきます」
「他に行きたい処も考えておこう」
「はい!!」
嬉しそうなピダムに、トンマンも微笑んでいた。
二人の会話が若干ずれていても……いつものことだった。


後ろで聞いていたスンマンが………
「なぁ……ポジョン」
「はい、スンマン様」
「デートって、視察地を廻るものだったか?」
「……違うような気もしますが……」
「私も違うような気がするが………ま、本人達が喜んでいるからよいのかな」

くっくっくっ……と可笑しそうに笑いながら二人を見るスンマンにポジョンが意を決して聞いた。

「あ……あの!スンマン様」
「ん?何だポジョン」
「私の戴いた特別賞とは何でしょう?」
「私も知らぬが……デート券と同じではないのか?」
「あ…あの!…それならばスンマン様は何処に行かれたいですか?」

ポジョンが言うとスンマンはニヤリと笑いながらポジョンの耳元に口を寄せ囁いた……

何を言われたのか……瞬時に真っ赤になったポジョンがスンマンを嬉しそうに見つめている。

「す……スンマン様!…それならば…今宵にでも……」
「しっ……」
白い指がポジョンの唇を止めて、二人を見ているトンマンとピダムを示す。

「……スンマンは何処に行くのだ?」
トンマンが朗かに聞くと……赤くなったままのポジョンが顔を背け、スンマンがニヤニヤと笑っていた。

「公主様、聞かない方がよいかと思われます」
アルチョンが何となく察して……憮然とトンマンに待ったをかけた。

「気になるのだがな」
好奇心が旺盛なトンマンにとって分からないという事は一番我慢できないのだが………今は止めておこう、明日の宴で酒を飲ませ白状させればよい……と、腹黒く企んだ笑顔でにんまり笑った。

「姉上……愉しそうですね」
「スンマンこそ……花朗大会は良い催し物だな!」
「ふふ……楽しい催しですよね」

にっこり!と、笑いあう公主達に何故か周りのピダムとアルチョン、ポジョンが身震いしていた。

※※※

「花朗大会~最後の比才!……人気投票の始まりです~」

銅鑼の音とサンタクの呼び声に観客席に戻ってきた人々が楽しげに話している。

「なお~風月主ユシン様も出場なさるので~僭越ながら私が進行係りになりまぁ~~~す!」
「お前だけで大丈夫なのかぁ~」
サンタクの進行係りにチュクパンがヤジを飛ばして笑いを誘っている。

「え~~っと!歌舞音曲部門と~~…武術部門の出場者は~全て演舞場に出てきて下さいませ~」

ぞろぞろと演舞場に出てきた花朗達を見回してサンタクが観覧席の方へ声をかけた。

「あの~~ソルウォン様とムンノ様とミセン様とチルスク様も出てきて下さいませ~~」

「私達もですか?」
ミセンが満更でもない顔をしてソルウォンとムンノとチルスクを追い立て演舞場に出てきた。

「はいはい!行きますよ~ソルウォン殿も姉上ばかり見てないで!……チルスク、寝たフリは時代遅れです!……ムンノ殿、髪を気にするとは意外ですね……」

スンマンが演舞場にいる花朗達を見回して面白そうに見ている。
「姉上は投票するのですか?」
長い足を格好良く組んだスンマンが隣のトンマンに話すと……
「スンマン……貴女にも貢献してもらうぞ」
にんまりと笑うトンマンにスンマンが首をかしげる……

「あの~~~スンマン様も出場者ですから此方に来て頂きたいのですがぁ~~~」
「は?…私もか?………ふふ……姉上、謀りましたね……」
「私の読みではスンマンが一番稼げそうなのだ!励んでくれ!」

からからと笑うトンマンに微笑んだスンマン。

「分かりました……励みましょう!」

艶やかに微笑んだスンマンが、すらり!と立ち上がり……優雅にトンマンの前に跪ずくと二階席の貴族の娘達が騒いでいる。

「姉上の御心に添うようスンマン全力であたります……」
トンマンの手を取り指に口付け……その仕草に二階席の貴族の娘達からキャーキャーと黄色い叫び声があがった。

「スンマン様~~~」

演舞場に出てきたスンマンに声援が飛ぶ……と、その方向にスンマンが手をふるとあちこちからスンマンを呼ぶ声が広がった。

「これはスンマン様の勝ちですかね」
ソルウォンがにこやかに話しかけた。
「ふふ……そうとも限りませんよ。虚ろいやすいのが女心と聞きますからね」
「そうですかな?」

人気投票の説明がサンタクからあった。

見料を払ったときに渡された木の札に名前を書いて、出場者が並んだ演舞場でその者の前に置かれた箱に木札を入れていくらしい。

「なお~~~木札を入れた方達だけで、その出場者に入札してもらいます」

「一番高値の方、御一人に限り~~その出場者と清遊へ行っていただけます!」

「やいサンタク!…お前の説明は堅いんだよ……いいですか?奥方様と娘さん達!」
いまいち理解してなかった説明をみかねてチュクパンが割り込んできた。

「木札をお目当ての方の箱に入れますね!」
うんうんと娘達が聞いている。

「この木札に名前を書いとくと、後で競りに出られるのです」
「競り?……何の?」
ユシンの妹のムニがきょとんとチュクパンを見ていた。

「あ!ムニ様も来てたんですか?」
「いいから説明して」

「はいはい、え~っと何処までだったかな~」
「木札に名前を書いとくといいんでしょ」
「そうです、同じお目当ての方に入れた者同士で競りをしてもらって~~一番高値で落札された方が! お目当ての方とデートができるんですよ」

娘達がチュクパンをじっと見ていた……こんなに大勢の若い娘達に見つめられ、チュクパンは柄にもなく照れていた。

「という事は……高値を出したらスンマン様ともデート出来るの?」
「もちろんです!……あれ?…そうだよな」

「きゃーキャー~スンマン様と、デートできる~~~~~」「うそ! ほんとなの~スンマン様と?……デートぉ~~」

一斉に娘達が母親の元に走って行った。

中には下にいる父親の元に走って行った娘達もいた。

だが娘からその話を聞いた貴族の父親達は皆同じ考えを思いついて……さっそく手持ちの金を数え出す者もいた。

中には家まで使いの者に金を取りに行かせる貴族もいる。

「高値を出してスンマン公主と息子をデートさせモノにさせれば……」

「聖骨の公主とデートなど出来る機会はないんだ……うまくいけば王族の一員になれる」
「こうしちゃおれん!家の夫人はどこだ?……話をしなくては!!」

父親達のどす黒い考えと、娘達の桃色の妄想が王宮を包み始めた。

「新しい催し物に皆が活気づいておる……よいことよのう……」
王は何かを勘違いし、王妃も嬉しそうに頷いていた。

※※※

ずらりと並んだ箱と出場者の前を二階から下りてきた貴族の奥方と娘達が次々と箱に木札を入れていく。

それを眺めながら……ミシルが微笑んでいた。
「ほほっ……貴族の奥方は花朗達に娘達はほぼスンマン様に札を入れていくわ……」
そう言えばこの席も見料を取られ木札を貰っていたな……

「誰に入れようか……」
ふむ……と、考え始めたミシルが侍女に木札を持たせやりにいかせた。

「ミシル璽主は誰に入れたのですか?」
トンマンが聞くと……
「ほほほっ……」
新羅の古狸は笑っているばかりだった。

「さて、皆の落札価格は王室を潤してくれるだろうか……」
トンマンの呟きがいつの間にか席に戻っていたチュンチュにも届いていた。

艶やかに微笑みながら側にいる叔母と演舞場で花朗よりも美しい男振りをふりまく叔母とを見比べていた。

「落札か……面白い」
……スンマンが金で買えるのなら簡単なのにな……

チュンチュの手の中にはヨムジョンから貰った木札が握られていた。

くすくすと笑いながら愉しげに微笑むチュンチュが侍女に含ませ木札を預けた。
「ふふ……楽しみだな」

ふとミシルが何かを感ずいてチュンチュを気づかれないよう見やる……


人気投票の列はまだまだ終わりそうもなかった……

※※※※※

ひぇ~更新遅れちまいました。

もぅ~悲惨な話しか浮かばなくて困りました(闇色の月でソクプムに最後までやられちゃったスンマンとか……狂うか自害かポジョンと別れるかしかないので削除しました)

明るい話がいいですよね☆
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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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