小ネタ《恋人自慢☆》

神戸さん、可愛い恋人の自慢がしたくウズウズ☆

でも、やり過ぎちゃうと怒られちゃいますよね〜

そんなお話になります。



捜査一課から近い場所の自販機が並ぶ休憩場、そこにある光景が・・・

「神戸警部補はどうしてここに?」
「ああ、陽子の顔が見たくて・・・・・でも鑑識に行ってるんだよね」
「陽子ちゃん、新しい証拠が出たとかいって、飛んでいっちゃいましたね〜」
「それで水でも買おうと此処に来たんだ。で、芹沢君は、休憩なの?」

自販機の前に置いてあるソファーに、芹沢君と座った俺は買ったミネラルウォーターのペットボトルを開けて一口飲んだ。

「はい、休憩っす!」

缶コーヒーを飲む芹沢君が、俺を見てはモジモジしてるんだけど・・・・・・何?
あからさまなチラ見って・・・・・一体なんなの?

「神戸警部補に相談が・・・・あるんすけど、いいっすか!?」
「・・・・・・なにかな?」

芹沢君の相談って、いつも碌な事にならないと思うから、断っちゃダメかな?

「そんな事いわないで下さいよ!・・・・・実はですね」
「続けるのね」
「実は俺の彼女のことなんすけどね、何か胸が小さいって悩んじゃってて・・・」
「? ・・・・・・えっと、それが相談なの?」
「いえね、俺は小さくてもいいんすよ! 彼女が好きなんで、でも、彼女が何か悩んで・・・・エッチも嫌がるんす」

ああ・・・・・なるほどね。

「つまり芹沢君にしてみれば、彼女の胸は別に問題じゃなくて、エッチが出来ないことが問題なんだ〜」
「そうなんす! 何か俺に見られるの急に恥ずかしがっちゃって・・・・・」
「ふぅ〜〜〜ん、で? 芹沢君さ、彼女の前で何か言わなかった? 例えば巨乳アイドルがそそる〜とか、胸のデカい娘がいいとか何とかデリカシーもなく・・・」

「そんな事言わないですよ・・・・・・・・・ああっ!!!」
「思い当たることがあるんだ」
「・・・・・・ありました、しかも彼女が悩むちょっと前に・・・」

芹沢君が思い出したのは、非番の夜、テレビでグラビアアイドルを見て何か言ったんだって・・・・・ほぉーら!

「どどどど・・・・どうすればいいでしょうか?」
途端に焦り出す芹沢君に、俺は・・・・・

「まず第一に、素直に謝ること。 そして君が好きだと言うこと、胸の大小なんか関係なく大好きだよって伝える事!」
「はいっ!!!」

「それと・・・・・バストアップする様に胸を愛撫してあげたらいいんじゃないの?」
「・・・・・・そんな方法があるんですか?」
「え? 知らないの? うそっ!」
「いや知ってる方が稀なんじゃないですか?」
「そうかな〜・・・普通だと思うけど」

知りたいって言うから芹沢君に教えてあげたんだけどさ・・・・すごく感謝されちゃった。

「じゃあ警部補とエッチしてる陽子ちゃんって、サイズ大きくなったんですか?」
「え、陽子? いや、陽子はもともと大きいから・・・」
「どんくらいなんすか?」
「ん〜〜〜・・・Dじゃないかな」

「でぃっ・・・でぃぃぃぃ〜〜〜・・・!!!」
「バカッ、声が大きい!!!」
「あ、すいません! でもD・・・・・俺、大きさの想像も出来ないっす!」

「んふっ、陽子ね釣鐘形でさ〜・・・『ぷりん』ってしてるんだ」
「うわっ! 形も良いんですね」

「ちなみに・・・・・手で触ると、どんな感じなんすか?」
「ん〜〜〜・・・こんな感じかな」

俺は片手を空中に・・・・・陽子の胸の形を思い出しながら、脇から横の輪郭を辿り、胸の谷間までを宙に描く。

そのまま下から持ち上げて・・・・・つん、としてる先端を指で摘まんで・・・・・ああ、綺麗な陽子の胸を思い出しちゃった。

隣で「ごっくん!!!」と生唾を飲む音が聞こえて、ハッと芹沢君を見れば・・・・・やり過ぎた!

彼の頭の中が俺の描いた線で、いっぱいになってる顔してる。
二ヘラ、二ヘラと想像している芹沢君の背中を叩いて、正気に返したんだけど・・・・・大丈夫かな?

「すっごい艶かしかったっすよ、警部補の手の動き!」
「誰にもいわないでよ〜・・・俺のなんだから!」

「分かってますって! 陽子ちゃん、ホッペもスベスベですもんね〜・・・きっと、手触りも良いんだろうなぁ〜」
「もちろん! 掌に吸い付いてくるほど滑らかでさ・・・・・むふふ、凄いんだぁ〜」

「陽子はさ、俺が初めてじゃない? 最初は何の知識もなかったから受け身だったんだけどね、この頃は・・・・・うふふ」
「うふふ・・・って、何ですか? 途中で止まると気になるじゃないですか!教えて下さいよ!」
「知りたい? 仕方ないなぁ〜・・・・・ゴニョゴニョ」

さすがに他の人に聞かれると嫌だから芹沢君に耳打ちしたんだけど・・・・・・

「えええ〜〜〜・・・あの陽子ちゃんがご奉仕・・・・うぐうぐうぐ〜〜〜」
「大馬鹿者っ!!! 声がデカいんだってば!!!」

全くもう! このまま鼻と口を塞ぐぞ、おいっ!!!

「ずびません・・・・・でもでも、あの陽子ちゃんが! へぇ〜〜〜」
感心しきりの芹沢君に、気分が良い僕は得意顔で見てたんだけど。

「じゃあ、体位とかはどんなのが好きなんですか、警部補は」
「ああ、俺? そうだな・・・・・陽子が感じ過ぎて辛くなっちゃうからあんまりしないけど、対面座位で嵌めながら胸を愛撫するのが好きだな〜・・・」

ニコッと笑いながら、前髪を指でサッと流して言えば、芹沢君が真っ赤になってた。

「なんか爽やかに笑いながら、警部補の口から対面座位って・・・・・・なんかもの凄いっす!」
「そう?」
「でも陽子ちゃん、感じ過ぎちゃうんですか〜」
「うん、気絶しちゃうからね・・・・・でも陽子が物凄く綺麗でエロくて、堪んないのぉぉ〜〜〜」

「うっわぁ〜〜〜、何この人。 スッゲー爽やかなのにエロい事平気で言うし!」
「いいじゃん、男同士なんだし・・・・でもくれぐれもこの事は他言無用にね☆」
「分かりました! 誰にも言いません!」

ひとしきり話した後、僕は特命に戻ったんだけどね。
芹沢君・・・・・・やってくれたんだよ。




「先輩、先輩、先輩〜〜〜!!!」
「何を騒いでやがんだ、このバカ芹!」
「それより、俺ね、物凄いこと聞いちゃったんですよ〜〜〜」
「はあぁ?」

「陽子ちゃんね、Dカップなんですって!!!」
「ぶぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・」

伊丹の口から、お茶が勢い良く吹き出した。

「あんな華奢なのにDカップって、俺ね・・・陽子ちゃんの見る目が違ってきそうです!」
「おい、芹沢っ! 芹沢っ!」

「形も良いんですって! すっごいなぁ〜・・・・」
「バカッ、黙れ! バカ芹!」
「おい、芹沢!」

1人興奮して話す芹沢だが、伊丹や三浦がジタバタと身振りで自分の後ろを指していることに気がついた。

「へ? 後ろがどうしたんすか? ・・・・・・後ろ?」
「芹先輩・・・・・・その話は一体どこから拾ってきたんですか?」

背中にかけられた声で、誰か分かった芹沢は、油の切れたロボットのように、ゆっくりと、後ろに振り向いたのだった。

そこには仁王立ちした後輩の陽子が立っており、身長差から上目遣いになって芹沢を見ている。

「わ、わ、わ・・・・私のサイズ! なんでっ! なんで知ってるんですか!」
「え? さっき警部補に会って・・・・・」
「神戸さんから聞いたんですか?」

信じられない・・・・・信じられない! なんでバストのサイズが分かるの?
私、言ってないのに・・・・・

「警部補ほど女性経験あれば、分かるんじゃないのかな?」
「女性経験・・・・・」

そんなに経験あるんだ、神戸さん。

「先輩みたいにモテないと、分かんないだろうけどね」
「悪かったな、モテなくて・・・・・」
「ひぃぃえええ〜〜〜」
「待ちやがれ芹沢!」

逃げる芹先輩を追いかける伊丹先輩・・・・・そんな事は日常茶飯事な捜査一課だが、1人陽子が暗い顔をしていた。


「神戸さんの馬鹿・・・ どうして私の身体の事・・・・話しちゃうんですか?」
恥ずかしい・・・・・男同士の話だとは思うけど、話された方は複雑です。

芹先輩はもとより伊丹さんも、三浦さんにも知られちゃって・・・・・恥ずかしくて恥ずかしくて、私・・・もう、怒っちゃいました!!!


【ピンポォ〜〜〜ン・・・】

チャイムを鳴らしても陽子が出迎えてくれない・・・・・・・・

「あれ? 俺の方が早かったのかな?」
捜査一課じゃ陽子が先に帰ったって聞いたから、てっきり家に居るのかと思ったんだけど。

鍵を開けて中に入る・・・・ん? 部屋の中が暖かい・・・・

「陽子、居るの?」
部屋に明かりが付いてるから、いると思うんだけど・・・・・夕食の用意で手が塞がってんのかな?

リビングに入って行けば、居た!
キッチンで何か作ってる陽子が見えた。

「ただいま、陽子♡ ・・・・・今夜の夕食は何かな?」
「・・・・・・」

ん? え? 僕が声をかけても、チラッと見るだけで手元に視線を戻した陽子・・・・

「あれ? 陽子、おかえり〜・・・は?」
「・・・・・・(プイッ!)」
「陽子? どうして何にも言ってくれないの?」
「じぃぃ〜〜〜・・・・」

え? なになになに? 大きな瞳で僕を見る陽子。

その瞳がウルウルと潤んできて、陽子のホッペが【ぷっくり】と膨らんでて・・・・・え、もしかして怒ってるの?

っていうか、その【ぷっくり】した頬に・・・・・・・さ、触りてぇ〜〜〜

「神戸さん、わたっ・・・わたしのっ・・・・胸のサイズ、芹先輩に話したでしょう?」
「えっ?」

「芹先輩、伊丹さんや三浦さんに話してて・・・・・私、私・・・すごく恥ずかしくて・・・・もう、もう、どうしたらいいか分かりません!」

「あの馬鹿野郎・・・・・・誰にも言うなって言っといたのに!」

「私、怒ってますから! もう、神戸さんなんて、知らないっ!!!」
「え?だからいつもみたいにお出迎えもないし、お帰りなさいのチューも無かったんだ!」
コクン! 力強く頷く陽子に、本気なんだと僕は青ざめる。

「陽子・・・・ごめん! 芹沢君から彼女の事で相談もちかけられてさ、応えてるうちについ、悪ノリしちゃって・・・・・」
「(腕組みして見上げる)」

「あのね、陽子の事ちょっと自慢したくなったんだ・・・・・それで、つい」
「(引き続き、腕組みして見つめている)」

プイッと横を向いた陽子が再びキッチンに立って鍋をかき回しているのを、僕は後を追ってくっ付いていく。
スーツの上着をソファーに放り投げて、シャツの袖を肘まで捲り上げ、手を洗う。

「陽子、手伝うよ! 次なにするの?」
「・・・・・・」
「あっ! 今夜はシチューなんだ! 確か陽子の得意料理だって、言ってたよね? うわぁ〜・・・楽しみだなぁ〜〜〜」
「・・・・・・」

何のリアクションもない・・・・・・か、悲しすぎる。
いや、これくらいでメゲテどうする、神戸・尊!

いくら恋人でも、女の子の胸のサイズを話しちゃった罪は、重い。

陽子が許してくれるまで、謝り続けるしか、僕に残された道は・・・・・ない!

「陽子、手伝うよ! 次は何作る?」
「・・・・・(プイッ)」

「ね、ね、ね、ねぇ〜〜〜ってば、陽子ちゃん!次は何かな? あ、サラダだ! 僕が作るよ!」
「・・・・・・・(じ〜〜〜)」

陽子は冷蔵庫からサラダを出してテーブルに並べて、シチューを皿によそうから僕は手を出して受け取ろうと待ち構えてるんだけど。

ジッと僕を見た陽子は、そのまま自分でテーブルに運ぶんだ。

受け取ろうと差し出した手が、宙ぶらりん。。。

こ、これは・・・・・本格的にヤバい!!!

2人分の料理がテーブルに並んで、席に座った陽子に倣って僕も席についた。

「・・・・・・」
「いただきます」

シチューは抜群に美味しかったんだけど、この雰囲気が・・・・・・胃にきそう。

それからは終始無言で食事を終え、片付けようとしても拒まれた僕は・・・・・洗い物してる陽子の後ろで、ずっと。。。

「ごめん、陽子・・・・許してよ、ね? 陽子の事、自慢したかったんだ・・・・」

「こんなに可愛くて、綺麗な陽子が僕の恋人なんだって自慢したくて・・・・・」

「でも身体のサイズを教えるなんて、僕が悪い。 謝るよ・・・・ね、陽子」

キッチンで洗い物を終えた陽子がお風呂を入れにいくのも、後ろを付いて歩く僕は、まるでカルガモの子供のようだよ。

陽子のエプロンの端を持って、陽子が動くと僕も付いていって、家中をうろうろ。

果てはリビングの隣の和室で洗濯物を畳む陽子の後ろに、ちょこんと座って謝り続けた僕。

だけど・・・・・・だけど、陽子は口を開いてくれないんだ。

しかも、夜・・・・一緒にベットに入っても、僕に背中を向けて寝る陽子。

「陽子・・・・・まだ、許してくれない?」
陽子の背中にピッタリとくっ付いて、抱きしめるけど・・・・・・ダメだ、何も言ってくれない。

それでも僕の腕を振りほどかない君に甘えて、そのまま抱きしめて眠るんだ。

寂しい気持ちを君の髪に顔を埋めて・・・・・・・紛らわすよ。


それからの僕は、陽子に思いつくままにプレゼントをして何とか機嫌を取ろうとしてるんだ。

真紅の薔薇の花束に、陽子のお気に入りのケーキをホールで!

パァアア〜〜〜っと嬉しそうな顔をした陽子に、心の中でガッツポーズ!

だけど・・・・・・あれ? 首を横に振る陽子・・・・・いらないってことなの!?

失敗か・・・・・・じゃあ、次は!

僕は鞄から小さな箱を取り出して、陽子に開けて見せるんだ。

それは繊細な作りの髪飾り・・・・・前髪を留めるピンと、バレッタのセットなんだけど。

「お詫びの印・・・・・気に入るといいんだけど」
「・・・・・・」
顔は気に入ったみたいなのに、手を出そうとしない陽子。

ああ・・・どうしたら陽子に許してもらえるんだろう。

その夜も、陽子の背中に張り付いたまま眠るんだけど。。。


陽子・・・・・・君に触れたいよ・・・・・・

熱く愛し合って、身体を蕩けさせる満足感で2人、幸せに眠りたいよ・・・・・・




「おい! モグラはまだ鑑識に行ったまんまかよ!」
「ああ、そうだ。鑑識課の課長が喜んでるぜ? 嬢ちゃんの鑑識の腕はピカ1だからな」

「・・・・・おおかた俺らに話されたのが原因だろうな」
「ああ! 恥ずかしくて此処に居られないって言ってるぜ」

「って事わだ! モグラが鑑識に行ったまんまなのは芹沢のせいだよな!」

伊丹の怒鳴り声に後ろを向いていた芹沢が、ビクッと肩を跳ねさせた。

「あ・・・・あはは・・・・・すみません!」

陽子がしばらく一課に居ないことで、伊丹や三浦の他の刑事達も寂しさを感じていたため、伊丹の言葉でジロッと視線が芹沢に集中する。

「みんな・・・そんな目で見ないで下さいよぉ〜〜〜」

「ならとっととモグラに謝って此処に連れてこい!!!」
「はぁあ〜〜〜い!!!」

芹沢が鑑識に飛んでいった。


「ねぇ、陽子・・・・・僕が悪かった! ごめんね? もう許して欲しいな」
鑑識では頼まれて作業をしている陽子のそばで神戸がひたすらに謝っている。

真剣に何度も謝ってくれる神戸さん・・・・・・
その眼が、熱さを感じるほど真剣で・・・・・私は、もう許してしまうつもりでいるんだけど。

・・・・・・・だけど、素直に許すには1つ引っかかったことがあって。

ちょうど作業が終わった私は休憩を取ろうと、米沢さんに結果を渡して鑑識を出れば、神戸さんも私の後ろを付いてくる。

「ねぇ陽子、家でもそうなんだけどさ・・・こうやって陽子の後をついて回る俺って、カルガモの子供みたいだね!」
「ぷっ!!」
思ってたことと同じことを神戸さんが言うもんだから、思わず笑っちゃって吹いちゃった。

「あ、笑った! 陽子、笑ったよね、今!」
「・・・・・・・・もう降参です」

笑った笑ったって喜ぶ神戸さんが、子供のように可愛くて、私はもう・・・・・無視なんてできません!

「じゃあ、許してくれる?」
「・・・・・条件があります」
「え、条件? なになに? どんな事でも言って?」

私は神戸さんの袖口をつまんで引っ張って、非常階段の踊り場まで彼を連れてきた。

「どうしたの、陽子?」
私は彼のそばに立って、見上げて・・・・・条件を言おうと、口を開いた。

「神戸さん、今から質問することに正直に答えてくれますか?」
「OK!・・・・・何でも、どうぞ」

ずっと気になってた芹先輩の言葉。。。

『警部補ほど女性経験豊富なら分かるんじゃないの?』

「どうして私のサイズが分かったんですか?」
「え?」
「芹先輩は神戸さんの、じょ・・・じょ・・・女性経験が豊富だから分かるんじゃないかって・・・」
「・・・・・・正直に言って欲しいんだよね、陽子は・・・」

コクンと頷く私の頭を2、3度撫でた神戸さんが・・・・・・

「陽子の身体中を俺は知ってるだろ? 見ただけじゃ分からなくてもさ、実際に触れていれば分かるよ」
「触ると分かるんですか?」
「それと、陽子のブラのサイズを見たから・・・これが真相!」

あ、私のブラを見たんだ・・・・・それじゃあ分かっても当然だよね。

「陽子・・・・もしかして俺の女性経験のこと考えて、怒ってた?」
「はい。 私だって分かってはいるんです!過去は過去だって・・・」

「でも、私・・・・・私・・・・過去の人に、嫉妬してた」
「陽子・・・・・」

「神戸さんの中で私は、どれくらいなんだろう・・・・・私じゃきっと、問題にもならないのかな・・・」
「馬鹿だな、陽子は・・・・」

俺がどれだけ陽子の事を好きか・・・ 愛しているか、まだ分かってないの?

「過去となんて比べたことないよ? 俺にとって陽子は生涯の伴侶だよ? もう、陽子と離れられないよ・・・」
「・・・・・・たけるさん」

「過去も未来も、陽子が俺にとってNo.1なんだ。 分かるかな? 俺はもう陽子に溺れるほど愛してるんだ」
「わ・・・わた・・・わたしの・・・・身体は・・・・・あのっ、たけるさん・・・・・・好きですか?」

「何てこと聞くの、陽子!」
「は・・・はしたないとは思うけど、気になってて」

真剣な眼の陽子・・・・・・ふっ、全くもう・・・この娘は。。。
俺の好みかどうかだって? そんなの決まってるじゃない!!!

俺は陽子を引き寄せ、しっかりと抱きしめて・・・・・耳に直接、言葉を綴った。

「最高だよ☆ そばに居ると触れずには居られないほど、陽子とのセックスは良いんだ」
「(真っ赤)」

「俺ね、自分は淡白な方だと思ってたんだよ? でも陽子と・・・・・相思相愛なセックスが、こんなにイイなんて初めて知ったんだ」
「・・・・・・たけるさん」

「・・・・・・愛してる、愛してるんだ・・・・陽子。 もう俺は君なしでは生きていけないって、本気で想うほどだよ」
「私も・・・・私も、たけるさん無しでなんて、生きていけないからっ! だから・・・・・」

「陽子?」

何かを言い淀む陽子の・・・・・大きくて澄んだ美しい瞳が、悲しげに伏せられて・・・・・・

俺は陽子の顎を持って、顔を上げさせて・・・・・・・唇を、そっと触れさせた。

「・・・・・・・言いたくないなら、今は言わなくてもいい・・・・・だけど、これだけは覚えておいて陽子」



「俺は、陽子を愛してる。 この命かけて・・・・・誓うよ」
「・・・・・・嬉しい・・・です」

ポロポロと涙を溢れさせる陽子を、抱きしめて・・・・・僕たちは仲直りしたんだ。




「芹沢君、ちょっと・・・・・いいかな?」
「あ、神戸警部補・・・・・」

捜査一課に戻った陽子が、オジ様方に囲まれている時・・・・僕は芹沢君を呼び出した。

「言ったよね? 誰にも言わないでって・・・・確かに、言ったよね」
「うっ・・・・はい」
「陽子が怒っちゃって・・・・・この責任って、どう取るつもりかな?」

俺は目だけに怒りを込め、微笑んで彼を見つめれば・・・・・・芹沢君たら青い顔してビビり始めてさ。

なんか怯える小動物みたいになっちゃった。

「ごめっ・・・・ごめんなさいすみませんもうしません!!!」
「ほんとに分かってる? まあ君に話した俺も悪いんだけどさ・・・・・で?」

「・・・・で?って、ええ?」
「どれだけ話したの! ・・・・・・・サイズの事だけだろうね!」

確認した俺が、馬鹿だった!
芹沢君は急に、得意気な笑顔になって・・・・・・・・

「もちろんです! 先輩と三浦さんにはサイズの事しか言ってません! 俺だってそんな馬鹿じゃないですよ!」
「んふっ、よかっ・・・・・」


「警部補が対面座位が好きだとか、感じすぎて陽子ちゃんが気絶しちゃうとか、最近じゃあ陽子ちゃんが、ごほう・・・・・むぐむぐむぐ」


「この馬鹿野郎!!! 声がデカイし、場所を考えろよっ!!!」

慌てて口と鼻を塞いだけど、遅いよね?

だってここって、隅だとはいえ捜査一課の中だし、芹沢君の声がデカかったし・・・・・・
俺は彼の口を塞いだまま、恐る恐る後ろを振り返ってみたら・・・・・・・


・・・・・・・皆、こっちを見てる。


「たいめん・・・・ざい?なんだそりゃ?」
「おい伊丹、お前・・・・・教えてやるからこっち来い」
「そんなんして嬢ちゃん、壊れないか?」
「さっすが絶倫王子・・・・・すげーな、おい」

口々に何か言ってるオジサン達はどうでもいいとして、陽子は?

ああ! また【ぷっくり】頬を膨らませて、真っ赤になって。
・・・・・・・あのホッペに、さ、触りてぇ〜〜〜 。

「んもう! 芹先輩のバカァ〜〜〜!!!」

ポイっと芹沢君を放り投げて、脱兎の如く逃げ出す陽子を追いかけた僕は、廊下で君を捕まえた。

「おいで、陽子」

ひと気の無い非常階段で、陽子の頬に触れて・・・・・・プニプニして柔らかくて気持ちいい感触に満足した。

「もう!芹先輩たら、あんな大声で! もう!」
「・・・・・・陽子」
「私どんな顔して戻ればいんですか?」
「陽子っ!」
「神戸さん?」

「落ち着いて?」
優しく抱きしめれば僕の胸に、コテン、と頭をつける陽子・・・・ん?落ち着いたかな?

「恥ずかしいかも知れないけどさ、俺達は愛し合ってる・・・・・そうだろ?」
「はい」
「なら、堂々としていよう? 何も恥じることはないよ」
「でも・・・・」
「うん、僕ももう言わないから・・・・・ごめんな、陽子」
「私こそ、ずっと無視してて・・・・・ごめんなさい」

「ね、今日は早く帰れる?」
「・・・・・大丈夫だと思います」

僕が何を言うのか、キョトンとした陽子が僕を見上げてる。

「じゃあさ、ここ数日シてない分・・・今夜は思いっきり感じさせてあげるね♡」
「たけるさん!」

また、真っ赤になった陽子を抱きしめていれば、もう・・・・・・君ってば!

「じゃあ、今夜はたけるさんの好きな・・・・」
「ん? 僕の好きな、なに? ナポリタン?」

片手を口に当てて背伸びして僕の耳に、君が囁いた言葉は。。。

「・・・・・・対面座位で、私を愛して下さいね」

潤んだ瞳で僕を上目遣いに見上げる君の、はにかんだ笑顔にクラクラだよ!

「んもう〜〜〜・・・陽子ちゃん大好き♡」
「たけるさん? んんんん・・・・・・・」

舌を絡めるディープキスに、唇をパクリと食む・・・・・・しばらくぶりの陽子の唇を味わってから、僕は答えるんだ。

「んふっ、了解しました。 今夜は、寝かせないからね・・・・・」
甘く囁いて、君を仕事に戻そう・・・・・

そぉっと捜査一課の中を覗くと、あはっ、陽子が芹沢君を無視してる。

っていうか、芹沢君・・・ 服が揉みくちゃだね。
まあ伊丹さんとか、オジサン達が僕たちの分も芹沢君を戒めてくれたみたい。

さ、俺も特命に戻って今夜のデートコースを決めようかな?
明日は休みだし・・・・・くふっ、今夜は・・・・・


「頑張るぞぉ〜〜〜」




ウチの神戸さん、とうとう『絶倫王子』になっちゃいました(笑)

陽子ちゃんにだけですがね!

楽しんでいただけたら嬉しいです ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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コメント

☆鈴寧さんへ☆

相棒楽しかったですね!
米沢さん、やっぱり痩せてますよね!
顔が細くなったなぁ〜と、思ってたんだけど、バラエティーで見たときは別に思わなかったなぁ〜

私、Lineはやってるんだけど、ミッチーと成宮くんのLineをたまに見てます( ^ω^ )

ミッチーは何ヶ月かにポツッとコメントがあるんだけど、成宮くんはマメですね(笑)

それで今日送られてきた成宮くんのLineで、イタミンと芹沢君と3人でお弁当食べてる写メが、きたんです。

そばにあった台本には8話とあったから、今撮影してるのは8話なんだなぁ〜って(笑)

では、お休みなさいませ。

相棒楽しかったですね(*≧∀≦*)

私はやっぱり相棒大好きです♡

ネットではいろんなこという人もいるけど、やっぱり相棒見ててあと2日頑張ろう!って思える……習慣みたいなものですから(>_<)

甲斐くんも馴染んできてるし……あと…(笑)…米沢さん痩せました?(笑)

なんかほっそり見えた(^^;

☆鈴寧さんへ☆

そうなんです、陽子ちゃんは無意識もしくは、そこはかとなく煽っちゃって。
神戸さんがそれをキチンと拾って、ちゃんと煽られてくれるから(笑)

これがイタミンだと、また違うんだろうな〜
何してんだ?とか通じなくて苦労しそう!

おでんの具は、玉子、大根、ジャガイモです!
お出汁たっぷり、辛子もたっぷりで食べるのが好きです*\(^o^)/*

練り物もいいですよね〜
今日は楽チンな夕食でした!

さて息子の迎えに行ってきます!

陽子ちゃんは大抵本人が気づかないようなことで神戸さんを煽ってますよね(^^;

おでん! これはこれは……私も夕食おでんだったのです!!(゜ロ゜;

偶然ですねっ!!

ちなみにおでんの具で何が好きですか??私はえっと……名前が……(笑) なんか表面は茶色で魚の擂り身の薄い円形にしたやつ!(笑)

淡白な味です♡

その方が辛子ともうまくマッチするんですよね~(  ̄▽ ̄) ちなみに家おでんなのでお肉は入ってませんでした(T-T)

今日は何気に大忙しじゃないですか!Σ( ̄□ ̄;)

是非是非相棒でリラックスして下さい!!

☆鈴寧さんへ☆

お帰りなさい!

初々しい陽子ちゃんも、今では彼女なりに神戸さんを煽っちゃって、まぁ〜(笑)
今書いてる所で、まさに陽子ちゃんたらぁ〜( ´ ▽ ` )ノ

今夜は相棒!
9時には見れるよう、頑張らなきゃ!
夕食は昨日の残りの、おでん!

今日は実家の母が居る病院に行って、そのまま姑の施設へ行ってきて疲れました。
急に冷えこむ日が続くので、暖かい羽織りものを届けてきました。

ドライブのお供はもちろん、ミッチー♡
じっくり聴きながら走ってました〜*\(^o^)/*

ただいまでっす♪

今日は相棒ですねっ(*≧∀≦*)

楽しみ~~♡

今陽子ちゃんと神戸さんの初えっちのお話読んできました♡(/-\*)

陽子ちゃんが初々しすぎて♡
こっちが照れます(*≧∀≦*)

☆鈴寧さんへ☆

私も寝落ちしてました(笑)
11時30分を過ぎると眠くて・・・・

あのシーンのあの表情が見たい!っていうの私は多くて。
わざわざそのシーンを見たさに流し見したりしてます!

> 神戸さんのシャワー見たさにあの映画見直したりしますよ(笑)
ありますあります! そのシーンの前の剣道のシーンも好きなんです!
大河内さんと並んで面を取った、汗だらけの神戸さんの髪がペタッとしてて・・・
キャシャーンの内藤に見えるんですよね〜(笑)

行ってらっしゃ〜〜〜い ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

寝落ちしてましたぁ(^^;

本当っ!何度見てもニヤケてしまう(笑)

男らしくキリッとした顔からフニャッとした顔まで……♡

私も映画で良くそれしてます(^^;

神戸さんのシャワー見たさにあの映画見直したりしますよ(笑)

では…そろそろ時間切れです(T-T)

いってきます(^-^ゞ

☆鈴寧さんへ☆

無邪気な笑顔でやられちゃいますよね!

あのミスグリーンに向けた、クシャっとした笑顔にハートをズキュン!ですもん!

そうかと思えばシーズン8の6話『フェンスの町で』で、虐められて腹を蹴られてる子の前に立った時の、怒りを含んだキリリとした眼差しにズキュンってきます。

再放送で録画したのを、その数秒のシーン見たさに何回見たやら(笑)

一時停止してウットリ見たこともあります!(マニアックでごめんなさいね)

そういう無邪気な笑顔から、男らしい怒り顔から、同じ表情がないから何度見ても飽きないんでしょうね〜

神戸さんがなんとか機嫌を直してもらおうとしてた時に陽子ちゃんが神戸さんの言葉に吹き出したんだもんね……

神戸さんが素直に喜びまくってるのが可愛い♡
多分いつもとは違って?ほんとにあどけない笑顔だったと思います(*^^*)

陽子ちゃん、その顔を見てよりもう許しちゃおう!ってなったのかも(^^)

ちょうどえっちなのが欲しくなってたんです!!♡

やった!この続き♡ この流れでえっち想像しないほど想像力に欠けてはいませんよ~(笑)!

きっと仲直りえっちだから濃い~くて甘~いと思います(*≧∀≦*)

次はパスつきかな……?(^w^)

☆鈴寧さんへ☆

> 神戸さんのカルガモの子どもみたいだね!がいまだに可愛いくてジワリます(笑)
そこもツボですが、「ぷっ」と陽子ちゃんが吹き出しての、笑ったよね?と騒ぐ神戸さんが、もう!
むちゃラブリーで、書きながらニヤけてましたね、私(笑)

次のお話の前に、2人のその後を書こうかと。

たぶん、最初から最後までエロいですが・・・
甘い甘いエロを(笑)

エプロンの裾はヤバイです♡

私ならその時点で許してしまいます(^^;

陽子ちゃんももう許す気になっちゃうの分かります(笑)

神戸さんのカルガモの子どもみたいだね!がいまだに可愛いくてジワリます(笑)

☆鈴寧さんへ☆

大河内さんもこの頃は察して逃げそうですよね(笑)

私もカルガモシーンはお気に入りです!!!
だってエプロンの裾を持ってウロウロ・・・ ウロウロ・・・後をついて歩く神戸さん。
絶対、可愛いですよね〜 ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

大河内さんはご奉仕自慢の時にワイン吐きそうになってますからね(^^;


自分からのろけ話を振ってきた芹沢君に………(笑)


台詞にもありましたよね☆ カルガモの子どもって(笑)

もうあのシーンは可愛すぎですよ~(*≧∀≦*)


☆鈴寧さんへ☆

> めっちゃ良いじゃないですかっ(*≧∀≦*)ヾノ*
キャー‼️嬉しいです*\(^o^)/*
ついつい自慢しちゃう神戸さん。
大河内さんがこの頃、聞いてくれないから芹沢君に聞かれた神戸さん悪ノリ(笑)

> 陽子ちゃん高確率で気絶してますよね(^^)
ええ、甘く蕩けて気絶してますね( ^ω^ )
でもその陽子ちゃんが、愛しくてたまらない神戸さん!
優しく起こして、もう一度♡

> はぁ~~今回も美味しかった♡(笑)
良かったです。

めっちゃ良いじゃないですかっ(*≧∀≦*)ヾノ*

もうずっとドキドキしっぱなしでしたよ(*≧∀≦*)

神戸さんの芹沢君への自慢シーン……(笑)

普段は誰にも言えないし聞かれたからってのを良いことにヾノ*>?<)ノシ

ついペラペラ喋っちゃった神戸さん♡

芹沢君……(笑)

見る目が違っちゃうって(笑)
イタミンも陽子ちゃんとしゃべる度に思い出して赤くなってそうですね(笑)

最後の……(笑)


対面座位……いやん♡

えっち…♡

陽子ちゃん高確率で気絶してますよね(^^)

はぁ~~今回も美味しかった♡(笑)
Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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