相棒【 バードランド 】

バードランドは私の好きな回です
なんて言っても神戸さんの浴衣姿やお風呂で湯あたりしちゃう姿なんてありますし・・・容疑者の会社で話を聞くときの事務員さんへの二枚目半っぷりが

大好きだぁーーーーーー

なので、妄想話を(笑)




「もしもし・・・・・ああ、そうなんですか・・・・・いえ、食事はまた後日でも・・・・気にしないでください・・・・迎えに行きましょうか?」
『いえ結構ですよ薔子さん・・・・連れもいますし・・・今夜は温泉宿に泊まることにします・・・・・水香園さんというところが下りのバス停近くにあるようなので 』

杉下さんが何処かに電話しているのを、下りのバス停でバスを待ちながら終わるのを待っている

どうやら杉下さん、今夜誰かと予定があったみたいだけど、ええ、僕のせいで道を遠回りして帰りのバスに乗り遅れたせいなんですよね!

そのせいで杉下さんの予定が狂ったんですね、ええ、僕のせいですよね! 申し訳ございませんでした!!!
バスが来ましたね、乗りましょうか!

「それは人に謝っている態度でしょうかねぇ〜」
「心からの謝罪をしています」
「では行きましょうか」
目当ての温泉旅館はバス停の向かいっ側で、道路を渡って行けば・・・・・・・あれれ? 何台ものパトカーがいるんですけど

「何か事件ですかね」
「行ってみましょう」

静かな温泉旅館がこれだけのパトカーで賑わっているなか、僕たちは中へと入って行った


現場検証中に乱入した杉下さんと僕だけど、この旅館に泊まることにして事件のことを調べようとしていた
目ぼしいものを見ている杉下さんを目で追いながら、僕は旅館の売店で下着でも売ってないかな?とチラリと思っていた

泊まるなんて思ってもないからさ、替えの下着なんてものはないからさ・・・・・・

杉下さんの電話から1時間あまり経った頃・・・ ちょうどロビーで青柳さんが捜査一課のトリオに取り調べられてるときのことだった

青柳さんは殺された被害者から出資を打ち切りにされる予定だったんだ
そのために自分の出版社を倒産させることになって・・・ つまり、動機は十分ってこと!

「・・・・・右京さん!」
その声に振り返ればパンツスーツ姿の綺麗な女性が、にこやかに立っていたんだ

「おやっ! 薔子さん」
「たまきさんに頼まれて着替えを持って来ました」
「それはわざわざ・・・ 」
「それに私も温泉久しぶりなんで・・・ 右京さんの電話で温泉って聞いたら我慢できなくて・・・」

うふっ!なんて笑ってる彼女の綺麗な笑顔にドギマギしながらも、紹介されるのを待ってるんだけど・・・・・もしかして杉下さん、僕を紹介する気がないとか?

杉下さんに紙バックを手渡した彼女が、僕を見てもう1つの紙パックを僕に差し出して・・・・・

「たまきさんから一緒にいるって貴方の事を聞いて、勝手ですが下着の換えを買ってきました。 気に入るかは分かりませんが良かったらどうぞ」
「ありがとうございます。僕は神戸 尊 と言います」
「私は鈴城 薔子 と言います」

手渡された紙パックに礼をいいながら目の前の彼女を見ていると、親しげに杉下さんと話している

「では私も後学のため一緒にいます」
「困りましたねぇ〜 しかしコレを届けてもらいましたから・・・・ まあ、いいでしょう」
「よかった!」

「御一緒させて下さいね」
「・・・・・・・・どうぞ」
僕に笑いかける君は、とても素敵で・・・ 見惚れていた僕は返事が遅れちゃってた

「では青柳さんのお友達に会いに行きましょうか」




青柳さんの同級生という3人・・・ 渡辺さん、黒木さん、宇野さんは学生時代ジャズ研の仲間だという

商社マンにCMプランナー、大学の次期教授・・・・・・いろいろな人がいる
しばらく杉下さんとジャズ談義に花が咲いてるんだけど、僕の横でニコニコしながら様子を見ている鈴城さんの前に黒木さんが座った

「それにしてもこんな綺麗な人も刑事さんだなんてビックリだな」
「ありがとうございます」
「いやお世辞ではないですよ。 仕事柄タレントなんか掃いて捨てるほど見てますが、貴女ほど美しい人は見たことがないですね」
「またまた・・・黒木さんて お口がお上手なんですね」

「・・・・・・本心ですよ。 ぜひお近づきになりたいものです」
「はぁ・・・」
「どうです? バーでお酒でも・・・ もちろん、私がご馳走させていただきます。 行きませんか?」
「いえ、あの・・・ 勤務中ですので」
「24時間勤務中じゃあ無いでしょう? あなたの・・・いや鈴城さんのお仕事は何時までですか? 終わったら飲みに行きましょう」

彼女が困った顔で横にいる僕を見ているから、僕は・・・・・・

「警察官を口説こうだなんて、黒木さんも強者ですね」
「いえいえ、それほどでも・・・ 」
「褒めてはいませんが・・・ 彼女も困ってますし事件のこともお聞きしたいので・・・よろしいですか」
「分かりました」

黒木さんは元いた椅子に座り直してワインを傾けてるけど、すごいね・・・ 友達の前でも警察官の前でも構わずに女を口説く人初めてみたよ

それからは杉下さんの質問が続いて犯行時間の行動を聞いていった

僕たちは自分達の部屋に戻り事件を整理することに・・・・・・

「一人づつ聞いてみれば何か面白いことが聞けそうですねぇ〜」
杉下さんのその言葉に何だか嫌な予感がするのは僕の気のせいじゃないはず。。。

「ああ、薔子さんはゆっくり温泉を堪能なさって下さい」
「はい! あ、温泉から戻ったらお食事にしましょうね! 私の分もこちらに運んでもらいますから」

温泉、温泉〜〜・・・と鼻歌みたいに繰り返しいう彼女がウキウキと部屋を出て行く

「可愛いなぁ〜〜」
「君にはあげませんよ」
その温泉を楽しみにしている様子が可愛くてつい呟いたら、杉下さんの冷たい声が・・・

「彼女は親友の大事な娘、小さい頃から僕も知っているので変な輩には近づいて欲しくはありませんね」
「変な輩って、随分ですね」
「行きますよ」
「はいはい」




「どうしたんですか?」
湯あたりを起こして寝ている僕を見て鈴城さんの声が聞こえる

「しかし・・・話を聞いている間に のぼせますかねぇー」
「お言葉ですが、風呂で渡辺さんを引き止めてくれと言ったのは警部ですよ ・・・」
「なにもずっと湯船に浸かってなくてもよかったんですよ」

「神戸さん、これを・・・」

首を持ち上げられてサッと 冷たいタオルをうなじに当ててくれる彼女

「額より首の後ろを冷やした方が効果的なんです。 太い血管が集まってますからね」
「ありがとう」

ああ、気持ちいい・・・・・・・・ 熱くてボォーっとした頭もスッキリしてきた

その気持ちの良さのまま、渡辺さんの報告をしていると・・・・・

「あの神戸さん・・・右京さん、出て行きました」
「・・・・・・・置いてきぼりかよ!!!」

身体を起こして見渡せば杉下さんはいなくて、代わりに直ぐそばに・・・湯上がりの鈴城さんが浴衣姿で座ってて。
濡れた髪をアップにした彼女は、湯上がりの少し赤い頬で・・・・・・すごく綺麗だ

「右京さんの後を追いますか?」
「もちろん!」
「では私もご一緒します。 倒れないように! うふふ」
茶目っ気たっぷりにウィンクしてる彼女に、目が離せないんだけど・・・・・・警部を追いかけないと!

「見つけた」
杉下さんはバーで飲んでる宇野さんに話を聞こうとしていたんだな・・・・僕たちも席に着けば杉下さんがバーテンに注文するんだけど・・・

「彼には冷たい氷水を・・・」
「スコッチを、氷無しで」
僕は平然と注文した・・・・・全く、氷水だなんて・・・・・ふん!

「私は・・・ビールを」
彼女がビールを くぃぃ〜っと飲んでる様子が美味しそうで、美味しそうで・・・・・・難しい顔をしている宇野さんまで『くっ』と小さく笑って・・・・・・

刺々しい雰囲気が一気に払拭され、寂しそうな、懐かしそうな宇野さんの表情が見えた

「ここでしたか・・・」
突然の声は黒木さんのもので、当然のように鈴城さんの隣に座る

「おっ、宇野も取り調べか? はははっ 冗談ですよ、冗談! さ、鈴城さん飲みましょう」
「え? あの・・・私、夕食がまだなので部屋に戻ります」
「そんな冷たい・・・ そうだ、これを」

黒木さんはコースターに更々と何かを書いて鈴城さんの手の中に握らせる

「私の番号です。 ぜひかけてください」
「あの・・・けっこうです。 失礼します」
コースターを黒木さんに返した彼女が慌てて帰っていったけど・・・・・・・そのいかにも男性には慣れてません!って様子が。。。

「「 初心なところがたまんない・・・」」

ヤバイ・・・ 黒木さんと同じ事言っちゃった
杉下さんの冷たい視線を受けて、僕は素知らぬ顔で向こうを見る

「では僕たちはこれで・・・・・行きますよ、神戸くん」
「はい」

僕達は部屋に戻り 運ばれていた夕食に舌鼓をうつのだった

それにしても・・・・・・パクパクと美味しそうに食事を食べビールを飲む鈴城さんが、気持ちいい、気持ちいい。
女性ってさ、男の目があるとやっぱり意識しちゃって食べ方もそんな感じじゃない?

それなのに彼女ってば飾らないっていうか、食べ方はすごく綺麗なんだけどパクパク・グビグビいってて・・・・・・・うん、気持ちいい食べ方だ!

「温泉のあとの食事とビールは格別です! ああ〜〜・・・来てよかった!」
「鈴城さん、どうぞ☆」
僕はビールをお酌してあげて、くぃ〜〜っと空けちゃう彼女に小さく拍手しちゃう

「んふっ いい飲みっぷりですね☆」
「美味しいんです! やっぱり良い男にお酌してもらってるからかなぁ〜」
「それはどうも・・・ 僕にもついでもらっていいかな」
「どうぞどうぞ」
彼女に注がれたビールを、僕もくい〜っと飲み干せば彼女がさっきの僕と同じように小さく手を叩いてくれた

「ん〜・・・あ、ほんとだ!」
「何がですか?」
「美人にお酌してもらうとビールがいつもより 美味しい!」
「・・・・・・・うまいなぁ〜 神戸さんて、女性の扱いに慣れてますよね」
「いえいえ」

「ん! これ美味しい!」
ポッと赤くなった鈴城さんが、なにか誤魔化すように料理を1つ摘まんで口に入れて幸せそうに微笑むから僕も同じ料理を1つ口に入れた

「へぇ〜・・・どれどれ(ぱくっ) うん、美味しいね」
「美味しいですね」
「これはどうかな(ぱくっ・・・もぐもぐ )これも美味しいよ」
「神戸さんて・・・・・・モグモグ食べるのが可愛い!」

いや、モグモグって・・・・・・いい大人に使う言葉じゃないと思うんだけど・・・・・・

「神戸さんの食べ方が可愛い!」
そう可愛いを連呼されても反応に困っちゃうな。。。

「神戸くん、君・・・ 手が早いんですね」
「そんなっ! そんな事ありませんよ! これくらい社交辞令でしょ! 」
杉下さんのジト目に少しビクッとなりながら、女に手が早いってレッテルは貼られたくなくて反論するんだ

「私は社交辞令じゃありません! 神戸さんは凄くイケメンで、食べ方の可愛い方です!」
「薔子さんは飲み過ぎです。 もうお茶になさったらどうですか?」
「・・・・・・もう、お酒はダメですか?」
しゅん、として杉下さんに言う彼女が可愛くて、僕は空いたグラスにビールを注ぐ

「神戸くん」
咎めるような雰囲気の声を聞いても僕はニッコリ笑って杉下さんを見る

「いいじゃないですか杉下さん! 今夜はもう寝るだけなんだし」
「・・・・・・・・・仕方ないですね、あと少しだけですよ」
「はい」

にっこりと微笑みながら飲んでる彼女が僕に小さく囁いた

「神戸さんのおかげですね! ありがとうございます!」
「お役にたてて光栄です」
ウィンク付きで返せば一瞬面喰らった彼女だが、すぐにまた楽しそうに笑っている

・・・・・・ドキン。。。

女性の笑顔なんて見慣れてる僕だけど、彼女の笑顔に年甲斐もなく胸が高鳴る。。。
アラフォーだぜ? どうみても20代の彼女に、しかも今日会ったばっかりの彼女に冗談だろ?

そんな否定の言葉で自分の理性を保とうとはするものの、どきどきと鳴る鼓動は間違いなく・・・・・・・

「さて今夜はもうお開きにしましょうか」
「じゃあ、私も部屋に戻りますね」
「送るよ!」
部屋に帰る彼女について廊下を出れば、浴衣姿の僕達の足音が響いてる

「明日は私の車に乗ってください」
「お世話になります」
「いえいえ、楽しい時間のお返しです」
「僕もお返しがしたいから連絡先教えてくれないかな?」

パチクリと戸惑う彼女の足が止まるのに合わせて僕も立ち止まり、彼女に正面から向き合う。

「帰ったら食事でも如何ですか?」
「・・・・・はい」
頬が赤く染まった彼女を視線で触れながら、僕達は歩き出し・・・・・彼女の部屋の前に着いた。

「じゃあ、おやすみなさい」
「おやすみなさい」

僕は部屋に戻りながら彼女の番号を加えた携帯を見て、鼻歌でも歌いたい気分だった

「んふっ。。。 楽しくなるなぁ〜」

この数日後に君が特命係に来ることになるなんて、この時の僕は夢にも思っていなかったんだ。




さてさてお話の中のほんの1日の事で妄想してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
ほんとこのお話の神戸さんが好きで好きで、しばらく見ないと禁断症状が出るくらいで楽しい話です!

お話の方も楽しんでいただけたら嬉しいです!

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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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