相棒《 男同志の内緒話。その後。。。 》

☆注意☆
このお話は3代目カイト君と2代目神戸さんが一緒に特命係にいるという、トリオ特命になります。
もしトリオは嫌だという方はスルーお願いします。

このお話では神戸さんと薔子は結婚して1年経った頃で、カイト君は半年経ったくらいかな・・・

では、大丈夫な方は続きからお入りくださいませ。。。



今日の特命係は杉下さんがいる。。。

俺はカイト・・・ 特命係にきて半年が経ったくらいで、まあ・・・慣れてきたかなって思ってたんだけど・・・
昨日、角田課長からの相談で色々とあったんだけどさ・・・ その中でも

【 今夜・・・・・・いっぱい愛してね 】

これ! この声が頭の中をグルグル回ってるんだ
少し掠れて・・・ 艶っぽい声が忘れらんなくて・・・・・・でもこの声の主は先輩の奥さんな訳で・・・

・・・・・・・・・・どんな人が、どんな表情で、こういう声を出すんだろう。。。

湧きあがった好奇心は抑えられなくて、俺はどうしようもなくなってるんだけど相手は警察庁に勤めてる。
どう考えても接点がない・・・・・

「おはようございます」
あ、先輩が来た

カラン!と木札をかける音に先輩を見れば・・・・・・・見れば・・・・・・みれ・・・・・ば・・・・・・
嘘! うっそだろ! 何だよアレ!

先輩・・・ 肌がツヤツヤで、スッキリしてて、輝いてるんですけど!!!
おまけに一目で分かるくらい機嫌いいし・・・・・・

【 今夜・・・・・・・いっぱい愛してね 】

・・・・・・・・昨日の夜、きっと楽しかったんだろうな

「ん? どうしたのカイト君・・・・・・何かついてるかな、僕の顔に」
「いえ! あのっ・・・ いつものようにイイ男だなぁーって!」
「へ? くすくす・・・ だからどうしたのかな」
「すいませんでしたーーー! 」

俺の様子が可笑しいのかクスクスと笑いながら席につく先輩

「暇か? コーヒーもらうよぉーー」
角田課長がいつものようにコーヒーをもらいに来てズズズッて飲みながら、先輩を見て・・・・・ニタァ〜って笑いながら先輩の近くに寄ってくし・・・何か言いそうだよ

「神戸〜・・・随分スッキリした顔しちゃってぇ〜〜〜・・・昨夜は張り切ったんだろう? 何せあの嬢ちゃんが・・・・ぐふぐふ」
それ以上言うと杉下さんにバレちゃうだろ! 俺はとっさに課長の口を後ろから塞いでそのまま部屋の外へと連れ出しておく

「何すんのよ! コーヒーこぼれちゃうじゃないの!!」
「課長、今日は杉下さんが居るんですよ! あんなこと言ったらバレちゃうじゃないですか!」
「あ・・・・ すまん。 あんまり神戸がスッキリしてる顔してるから、つい」
「俺もビックリしたんすけどね」
「だろ? あの顔、ゆで卵みたいにツルツルだし・・・・きっと夜に頑張っちゃったんだろうと思うとさ! ひゃっひゃっひゃっ!!!」
俺は慌てて課長の肩をぶっ叩いた!

「だから声がデカイんだつっーの!!!」
「ごめんなさい」

そぉーっと部屋を覗けば杉下さんはいつものように紅茶を淹れて・・・・・・なんか、目があった気がした!

「警部殿と目があった気がしたんだけどさ、き・・・気のせい・・・・だよな」
「・・・・・・考えると怖いんで気のせいにしましょう」
「そうだな・・・」

そんなやりとりしてた、その日の午後・・・・・・特命係に1本の電話が入り俺は思いがけない事になるんだ




「はい・・・はい・・・・分かりました、今から伺います」
電話を切った杉下さんがコートを着ながら説明してくれたのは、何でも昔2課にいた杉下さんの分析力を借りたいと依頼されたらしい

俺と先輩もコートを着て杉下さんの後をついて行けば向かった先は、ええええええーーーーー!!!

警察庁って、嘘だろう!!!

警察庁のロビーでは眼鏡の男が杉下さんに近づき案内してくれるみたいだ
俺はキョロキョロと辺りを見渡しながらついて行けば、そこはパソコンが並んだ部屋で・・・壁にはデカイ画面があある
もしかしてここってサイバー犯罪対策課?

カツって靴音がした方をみればスーツ姿の・・・・・・女? 男? えらく中性的な背の高い人がニコやかに歩み寄ってきた。

背が高いその人物は男物のスーツを着こなし、背中に束ねた髪を流してるんだけど・・・・・・女性? だよね
ただ、どちらにしても綺麗で・・・・・ふっと思い出したのは昨日課長から見せてもらった携帯の写メ

でもさ、そんな小さな写真より目の前の人の圧倒的な存在感が凄すぎて・・・・・・綺麗なんだけど書類を片手に杉下さんと話し合うその人の雰囲気が鋭すぎて・・・

【 今夜・・・・・・・いっぱい愛してね 】

この声と同じ人物とは到底、思えない! 無理! イメージ繋がらない!

「呼びたててしまい申し訳ありません右京さん。 この事案なんですが・・・ 右京さんなら分析できるかと思いまして」
「これは?」
「ウチが掲示板から拾ったものなんですが何を意味しているのか見当がつかなくて」
「分かりました。 ではこの机を貸していただきますね」
「はい・・・ 要るものがあれば織田に言ってください。 申し訳ないですが私はこれから会議があって席を外します 」
「行ってらっしゃい、僕の方は気になさらないで下さい」

颯爽と歩き出したその人の後に先輩が、ふっと部屋を出て行った

???

何か気になった俺は2人の後を追っていくと、先輩が後ろからその人の腕を掴んで振り向かせて・・・・・・消えた。
え?え? 今の何? 映画の1シーンみたいだったけど・・・どこに消えたんだろう?

そぉーーっと歩いていくと、出口のそばの給湯室みたいな場所があってそこから話し声が聞こえる。。。
俺は目だけ壁から出して様子を伺う・・・・・・

「尊さん・・・」
「薔子・・・ 僕を置いて行って・・・ 酷いな・・・」
「よく寝てたから・・・ 目覚ましかけておいたでしょ?」

壁に相手の身体を押し付けてる先輩が笑いながら囁くように言ってるけど、何なんだよ、そのフェロモンは!
先輩の只者じゃないフェロモン放出に、離れて覗いてる俺まで顔が赤くなりそうなんですけど!

・・・・・・・ただ、絡みあってる2人はどちらもスーツ姿でさ、その・・・ 何ていうのかな・・・ 倒錯的な雰囲気に・・・俺の頭もクラクラしてくる

「薔子の声で起きたかったな・・・」
「ごめんなさい・・・」
「ダメ! ・・・・・・お仕置き」

そう言って2人はキスを始めちゃったわけで、俺は目が離せなくて・・・・・・

いつもクールな先輩の熱のこもった目が相手に突き刺さるように向けられてさ、キスをかわしながらも先輩の指が 相手のタイやシャツの釦を緩めていく早技は、よく見ないと分からないくらいだし

なんか先輩、凄いよ・・・・・・・・

「・・・・・んんふぅ・・・・・ふぁ・・・・・・ んんっ・・・・・」
「薔子・・・・・・・・・はぁ・・・・・・んっ・・・・・・・」

最初は離れようと抵抗していた相手だけどすぐに動かなくなって、しまいには先輩の首に腕を回して擦り寄ってく様子に相手が先輩の奥さんなんだと、やっと合点がいった

「もう・・・ たけるぅ・・・・・ 会議に・・・・いかなきゃ・・・・・」
「もう少し・・・・・・薔子・・・・・ もう少し・・・・・・」

潤んだ瞳、力の抜けた肢体・・・・・・先輩の腕が奥さんの腰に巻きつき支えてるのを、嬉しそうに見上げて・・・・・・その奥さんを蕩けそうな先輩の笑顔が見つめて・・・・・

濃密な2人の雰囲気が、そこだけまるでハチミツみたいにドロッとしてて・・・・・・ヤバイ! マジでこれはヤバイ!!

これ以上見たらダメだ!
俺、社会復帰できなくなる!

訳がわかんない理屈だけど、まだ見ていたい目を無理矢理はがして廊下にへたり込んだ俺の視界には誰かの靴先が。。。

手を差し出されるままにその手を取って立ち上がれば、その人はたしか丸山さんって言ってたよな

その人は無表情のまま腕の時計で時間を計っているみたいで・・・・・・

「5分経ちました。 これ以上は時間がありませんから、止めます」
「ええ! あの雰囲気の中、止めに行くんですか!!!」
「はい、何か問題でも?」
「いや、大ありでしょう! あんな濃い2人を止められるんですか?」
「問題ありません・・・・・・6分経ちました。 私は止めに入ります」

メガネをキラーーーッンて光らせた丸山さんは、俺が見てるなか平然と給湯室に近づいて行って・・・・『ゴホン』と1つ咳をした

「室長、お取り込み中申し訳ありませんが、会議に行くお時間です。 身支度に30秒取りますので出て来てくださいませんか」
抑揚のない冷静な声で話せる丸山さんって、サイボーグか何かだろうかと俺は真剣に考えてしまった

きっちり30秒、腕時計に目をやっていた丸山さんが、顔を上げると廊下に先輩の奥さんが出てきたんだけどさ・・・

こっちも見事なくらい無表情で、指先でタイの具合を確認して丸山さんを従えて去って行っちゃった。




「あれ? カイト君も聞いてたのかな・・・・・・」

うわっ!!! マッズイ!!! 丸山さんがサイボーグかどうか考えてたら先輩に見つかっちゃったよぉーー

シャツや袖をスッと直しながら、少し俯いた姿勢から俺をチラリと、横目で見てる先輩の・・・・・・・・視線が、痛い。。。
痛いというより、怖い!!!

「き・・・聞いてません! 俺は何にも聞いてません!!!」
「そう? それならいいんだけど・・・ 戻ろっか? 」
「はい!!!」

先輩とそれから杉下さんの元へと戻ったんだけど、俺に出来ることはなくてさ・・・・・・色々とサイバー犯罪対策課の人と雑談とかしながら居たんだけど、先輩と違って馴染みがないから手持ち無沙汰なんだよな

「神戸くん、カイト君を連れて先に戻っていてもらっていいですか」
「はい、わかりました。 行こうか、カイト君」
「はい」

警察庁を出た先輩と僕はちょうど昼が近いから、近くのカフェで昼を取ることにして歩いて向かう

「・・・・・・見たでしょ? 僕と奥さんのこと・・・」
「え? 見てません!」
「丸山さんが『見られてます』って薔子に報告してたよ!」
「ええーーー・・・・最悪」
「丸山さんは薔子に忠実だから・・・ 彼はちゃんと見ないようにしてるしね」

「すみません・・・」
「ん? ああ、僕は別に・・・どうってことないし」
「へ?」
「くすくす。。。 カイト君の方向からだと薔子の様子はあんまり見れなかったでしょ? そういう風にしてたし」
「・・・・・見てるのしってたんですか?」

「そりゃ、あんな食いつくような視線・・・ どんなにキスしてても気がつくよ!」
「見るつもりは無かったんすけど、つい・・・・・」

「いいんだけどね、カイト君。。。」

急にトーンの下がった先輩の声に足を止めた俺を、同じように足を止めた先輩が腕を組んで見ている

組んだ腕の片方で唇を触りながら、先輩の視線がどんどん・・・・・・冷たくなり、酷く落ち着いた目で・・・

「好奇心、猫を殺すって知ってるかな?」
「ええ・・・諺ですよね・・・確か、過剰な好奇心は身を滅ぼすっていう・・・」
「そ、今回はいいけど・・・ 僕の奥さんに好奇心は抱かないでね・・・」
「はい・・・」

「好奇心のままに行動して、薔子に恋でもしたら・・・」
「恋でもしたら・・・ どうなるんすか、俺?」

「んふっ・・・ 全力で俺の前から排除する!」

《 ギラリ・・・》
一瞬、強い光が先輩の目に光ったと思えば、次にはいつもの先輩で・・・ ニコッと微笑んでる神戸先輩で・・・

ただ初めて聞いた男の声と、男の顔に、クールな先輩の中の熱い何かを感じて俺は・・・・・黙って頷いていた

「お腹空いたねぇ〜・・・ ナポリタンが美味しいんだよ〜」
「はぁ・・・」

毒気を抜かれた俺は、しばらく先輩に生返事を返してカフェまで行ったんだった

当然、その昼食は何を食べたのか覚えていないカイトだった

「触らぬ神には祟りなし・・・・・先輩の奥さんには近寄らないでおこう!」

そう胸に誓うカイトであった。。。




後日談として書きましたが、神戸さんと薔子のイチャコラが書きたかっただけという阿呆な管理人であります。
読んでくださる方がいれば嬉しです!

では、ちゃお! (^-^)/


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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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