《マンハッタン・小噺》

私の住んでいる所で《マンハッタンラブストーリー》の再放送がありまして、もちろん! 録画はバッチリです

Blu-ray持ってるので1話から及川さん=ベッシー(役)の出ている場面だけを編集しているという、マニアックな作業している管理人のすーさんです!

そうして毎日、再放送のベッシーを見ていると妄想が・・・ むくむくと湧いてくるのが楽しいです

付き合い始めた今日子ちゃんとベッシーです!



「ねぇねぇ聞いてよ! 今日子ちゃんってさ可愛いんだよぉぉぉ〜〜」
「はいはい」
「君が好きだよ〜〜って言えばポッと頬が赤くなってさ、初々しいっていうか食べちゃいたくなるほど可愛いっていうか」
「だぁぁぁーーーーー・・・・・うるさいのよ、ベッシー!!!」

千倉先生に叫ばれちゃった
先生はいつもの席でドラマの脚本を執筆中なんだけどね、あ! いつもの席って僕らの溜まり場のマンハッタンっていう喫茶店なんだ

「で? ベッシーは何を悩んでるのよ」
「・・・・・・・・・言っていい?」
「聞かせてくれる 」


実は、今日子ちゃんと付き合い始めたのはいいんだけどさ、彼女の反応がピュアすぎて・・・・・・
僕みたいな男が彼女と付き合ってるとさ・・・・彼女のこと穢しそうで・・・・・・怖いんだ

そりゃ僕はモテるから色んな『お友達』と付き合ったよ!
男と女の駆け引きとか楽しんださ! 気軽な関係とか、誕生日は 花束でお正月にはグアムかハワイに旅行だろ?

ただ、今日子ちゃんと付き合い始めてさ・・・・・・ そういう娘達と違う反応に僕の方が躊躇っちゃうほどでさ


まず今日子ちゃんて口癖が『稼ぐぞー』だから仕事は毎日が基本でしょ?
僕もドラマの振付けで時間が不規則だから会う時は此処が基本なんだ。

此処で待ち合わせして今日子ちゃんのタクシーでドライブでしょ?
夕飯食べに行くとか・・・・・・ デートらしいデートってまだしたことなかったかも、あはっ!

「で? 何が言いたいのよ!」
「・・・・・・・・・ベッシーらしくないんだ! いつもの僕なら女の子の好きそうなお店に連れてってあげたり、お酒を一緒に飲んでホロ酔いでいいムードにとかするのに ・・・・・全然ダメなんだ!」

そういうのが出来ないんだよ! ねえ僕ってばどっか悪いのかな? 病気? ねぇねぇ病気なのかな?
千倉先生〜〜・・・・・・ 教えてください!

「だあああーーーー それってノロけなの? 病気? ベッシーが病気? そんなお肌ツヤツヤで病気だって? こっちは執筆に追われてお肌カサカサなのに!」
「そんなことないよ、マキマキはいつも綺麗だよ!」
「ふん! お世辞はいいわよ! まあ、ベッシーが戸惑うのもわかるわよ・・・・・・彼女、純なのよね」

うんうん、と頷いて先生を見てるんだけど、何か僕の救いになるようなこと言ってくんないかな

「やぁーね、そんなのは自分で見つけるものよ! 」
「そんなぁ〜・・・ わかんないから先生に聞いてるのに〜」

「 ・・・・・・・今日子ちゃんの話を聞いてたら彼女、バイクや車で走ることに夢中なまま今まで来ちゃったみたいよ」
「へぇーー」

僕はダンスが好きで今までやってきたけど、女の子も好きだし・・・・・・

「ベッシーと違うのよ! ほら、あっち行きなさい! 執筆するの! しっしっ!」
「きゅ〜〜〜んんん」
犬みたいに追い払われちゃった・・・・・・・あーーあ

席に戻り、コーヒーを飲んでいると何故か土井垣さんが向かいに座って・・・

「あのさベッシー、今日子ちゃんと付き合ってるって本当?」
「そうですけど、何か?」
「いやね、今日子ちゃんの特攻服姿が忘れられないんだよねー・・・ カッコ良かったなぁー」
「止めてください! 土井垣さんにはエモヤンがいるでしょ? 他の女性をいいなぁーとか言ってる場合ですか?」

「でも今日子さん、カッコイイっすよね〜」
忍っち! 土井垣さんを煽るようなこと言わないの! この人、冴えない見掛けとは裏腹に女に手が早いんだから!

「そうっすよね! 私、前はベッシーが女の敵かと思ってましたが、よくよく考えてみると土井垣さんの方が次々手を出して、おまけに孕ませてるんですもん女の敵っすよね!」

そうそう、その通り!!! ・・・・・・・へ? 僕が女の敵? 今までそう思ってたの忍っち!
なんだかショックだぁああああーーーーーー

僕が椅子の背に顔をつけてうな垂れてるとカラン!とドアが開くベルが・・・

「ベッシー・・・なんで黄昏てるの?」

幻聴だろうか・・・・・傷ついた僕の耳に・・・・・ ああ、愛しの今日子ちゃんの声がする。

「えーっと忍さん、ベッシーはどうしたんでしょう?」
「さあ? 確か土井垣さんが今日子さんのことカッコイイとか言ってて、あ!私は今日子さんの事はバリすげぇーって尊敬してますから!」
「いやいや・・・ 今はタクシーの運ちゃんだから、普通だから」

黄昏てる僕の空耳じゃないんだ! 今日子ちゃん会いたかったよぉぉーーー

「ベッシー・・・私も会いたかった 」

にっこりと微笑んでくれる今日子ちゃんにズキュンと胸が・・・・・・む、胸がっ!!!
うっ・・・胸が苦しいィ・・・・・・ やっぱり僕って病気?

「ベッシー? どこか調子悪いの? 病院行こうか?」
「ううん、大丈夫! 大丈夫だよ」
ピトッて額に手が・・・今日子ちゃんの手が額にっっ!!!

嬉しくて一気にテンションUPした僕だけど、気がついたら土井垣さんが今日子ちゃんの隣に座ってて

「この前の特攻服すごくカッコ良かったですね〜〜」
「あ。どうも・・・」
「でね、君とゆっくり話したいなぁ〜ってずっと思ってたんだ・・・・・・いででで!!!」

今日子ちゃんに話しかけてる土井垣さんの後ろから目を釣り上げたエモヤンが、土井垣さんの耳を思いっきり抓りあげてたんだ。

「・・・・・・・・ごめんなさい」
すごすごとエモヤンと一緒に他のテーブルに行く土井垣さんが、じとぉーーっと僕を見てるんだ けど僕は知らんぷりを決めこむんだ

「ねぇねぇ今日子ちゃん! 今日子ちゃんのこと何て呼ぼうか?」
「え?」
「キョンキョンがいい? キョンたんがいい? 今日子りんがいい? ねぇねぇどれがいい?」
「ど・・・どれでもベッシーが呼びやすいように・・・」
「それじゃあつまんない! 一緒に考えようよ〜〜」
「そういうの・・・・・得意じゃないから・・・」

真っ赤になってもじもじしてる今日子ちゃんが可愛くてさ〜・・・つい叫んじゃうんだよね

「「可愛いぃぃ〜〜」」
「何で土井垣さんも一緒に叫ぶんですか!」
「いや、ついね」
しかもまた僕らの隣に来てるし、もおおおおおおおーーーーーー

「今日子ちゃん、行こう!」
僕は彼女の手をとってマンハッタンを飛び出したんだ!




「ごめん、いきなり連れ出しちゃって・・・ 」
「ううん」

あれから今日子ちゃんのタクシーでベイブリッジが見えるところまで来ちゃったんだけど・・・
あれ? ここってよく赤羽ちゃんと来たところだ・・・・・・

「あのさ、ベッシー・・・」
「なあに?」
「・・・・・私と付き合っても、つまらないんだろ?」
「え?」

「ほら私は族やってるときから走ることしか頭になくて男とも付き合ったことないし、気の利いたことも言えないし・・・他の女と違って面倒くさいっていうか・・・・・・・」
「違うよ! そんなこと全然無いから!」

「・・・・・・今は夢があるから仕事・仕事で・・・で・・で・・デートする時間も取れなくて」
「そんなこと気にしてたの? デートならしてるじゃん! マンハッタンで顔を見て少しの時間だけでも話ができるじゃん? これも立派なデートだよ! 毎日、僕らはデートしてるんだよ」

「・・・・私でいいの?」
「今日子ちゃんが、いいんだよ」

僕達は車の中で抱き合い、唇が重なる・・・・・・・ん〜〜 柔らかい。。。

「そうだ、今日子ちゃんの夢ってなに? 聞かせてほしいな」
「私の夢は・・・・・・」

そう言って語り出した彼女のキラキラした瞳に、僕は釘付けになるんだ・・・

「僕も協力するから! 今日子ちゃんの夢が1日でも早く実現するよう、僕にも協力させて?」
「ベッシー・・・・・・ありがとう」

そうして僕らはまた、キスを楽しむんだ・・・・・・



「で? 何が言いたいのベッシーは!」
またまたマンハッタンにて、千倉先生に相談中な僕。。。

「・・・・・・どうしてかなって? どうして僕は今日子ちゃんとはキス以上進まないんだろうって思っちゃって・・・・・」
「そんなの簡単じゃない!」

千倉先生が原稿を書きながら答えてくれるんだけど、簡単? 簡単じゃないから先生に聞いてるんじゃないか!

「簡単じゃないですよ! 僕には真剣な悩みなんです!」
「あ〜〜〜・・・もう!!! 簡単なのは簡単なのよ!」

「あんたが本気で惚れてるから、『お友達』と同じようにはいかないんでしょ? ベッシーは恋愛経験豊富だとか思ってるでしょうけど、本気で好きになった人と相思相愛で付き合ったことがないから戸惑ってるんでしょーが!」

・・・・・・・・・そうだ、そうなんだ・・・・僕、好きな人と付き合ったことはあるけけど相手は僕のことまだ好きじゃないとかタイミングがずれて上手くいかなくて・・・・・・

最初は好きと言われてたのに僕が他の人に目が行ってて、次にその人のこと好きになった時には・・・・・・・・その人には他に好きな人がいて。。。

好きになった人も僕を好きになってくれてて、付き合ってるなんて ・・・・・・そんな奇跡みたいな状態、僕は初めてで・・・・・・

ああ、そうか・・・

ストンと・・・・・・ 胸につかえてた重石が下がって、納得できた

「千倉先生! やっぱり先生って凄いや!!!」
「私を誰だと思ってるのよ、千倉よ! 恋愛マスターよ!」

僕は感謝の気持ちを先生と握手して伝えてたんだ

カラン♬

ドアベルが鳴って視線を向ければそこには。。。

「今日子ちゃん!!!」

うわぁお! このタイミングで現れた今日子ちゃんに僕は飛びついて抱きしめて・・・・・・

「今日子ちゃん! 好きだよ・・・ ううん、愛してる」
「・・・・・・・・・私も好きだ。 ベッシーが好き」

僕達は東京のマンハッタンで思う様、抱きしめあったんだ・・・・・・

「あのぉ〜・・・ そこに立たれてると他のお客様の邪魔になるので隅の方に移動してくれませんか?」
「あっ、そうだね! じゃあ今日子ちゃん、あっち行こうか」

「それより・・・・恥ずかしい・・・・」
真っ赤になって周りをキョロキョロ見てる今日子ちゃんを抱きしめたまま、店の隅に移動した僕は・・・

今日子ちゃん・・・・・・いや、愛しのキョンたんの頬を両手で挟んで僕だけを見るように動きを止めたんだ

「キョンたん! よく聞いてね? 僕ねキョンたんが大好きだよ! だから・・・今日はこのままずっと一緒にいたいんだ、明日の朝まで・・・・」
「あ・・・ベッシー・・・・・ 私も大好きだよ! 私も一緒に居たいから、仕事上がるね」

車を返しに行くという今日子ちゃんとタウシーに乗り込み、そのまま彼女の家に・・・・・・

決めるぜ、今夜は!!!




今日子ちゃんの家はマンションで・・・ 初めて入ったんだけど、あまり物もないさっぱりした感じだね

「節約してるからなるべく家具も物も置かないようにしてるんだ・・・ 男の部屋みたいだろ?」
「どうして? そんなこと思わないよ! ほら、こういう小さな鉢植えとか充分女の子らしいよ」
「・・・・・ありがと。 ベッシーはちゃんと私を女の子として見てくれるね」

コトン。。。
今日子ちゃんから僕に寄り添うように抱きついてきて、僕の肩にオデコをくっつける

「今日子ちゃん・・・・・・」
ギュッと彼女を抱きしめてから、そっと顎を持ち上げて・・・・・・・・キス!

小鳥が啄ばむような軽いキスを今日子ちゃんの唇に落とし続けて・・・・・・パッチリと目を開けて僕を見る今日子ちゃんと笑いあう

「・・・・・・・・今日子ちゃん、愛してるよ・・・・」
「・・・・・私も」
「今夜は、離さないから・・・」
「今夜だけ、離さないの? 明日になったら私から離れちゃうの?」

「一生、離さないから・・・・・・今日子ちゃん!!!」

そして僕達は、初めての夜を過ごしたんだ。。。


〜〜〜〜〜〜☆次の日のマンハッタン☆〜〜〜〜〜

「んふふふふぅぅぅ〜・・・・・・ 」
コーヒーを前に、1人でずっと笑っているベッシー。。。

「ベッシーさん、なんか気持ち悪いですよ! ・・・・さっきっからずぅーっと笑っぱなしで!」
「ああ、ソーリー忍くん・・・・ んふっ!」

「ベッシーさんがご機嫌なのは分かるんですけど他のお客様の迷惑になるんで・・・・・」
忍くんがそう言ってる間に千倉先生が忍くんを掻き分け僕の前に座る

「今日子ちゃんと何があったの? ・・・・・聞かせなさい」
「あのね、昨日ね、今日子ちゃんの部屋に泊まったんだぁ〜・・・それでね、それでね! ついに僕達は結ばれたんだ!!!」

「もうね、夢見心地というかなんていうか・・・・・・とにかく好きな人と相思相愛でそういう関係になれたのって初めてでさ、僕もう感激でさ〜」

あれ・・・ あれれ? 今日子ちゃんとのこと話してて、ふと気がついたら千倉先生も忍くんもいなくなってて・・・・・・

「惚気って言ってる本人は楽しくても聞いてるこっちはゲップが出ちゃうわ! 」
「そうですね」

もう〜・・・ せっかく朝、目覚めた今日子ちゃんが可愛かった話や今夜は僕の部屋に来ることになってるとか話そうと思ったのに・・・・・・

ま、僕もテレビ局に行かなきゃいけない時間だし、この続きはまた・・・・・・ね!

じゃ、また会う日まで・・・・・・・・ちゃお!




ベッシー、ちょっと軽くてでもカッコ良くて大好きなキャラです!
モテるあまり自分が本当に好きな人とは付き合ったことがないとドラマの中で言ってましたが、それがトラウマとかなんとか。。。

なのでお話の中では『相思相愛で』という言葉にこだわってました。
楽しんでいただけたら嬉しいです!

ちゃお! (≧∇≦)
関連記事

コメント

Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧


Cat Home

暁の唄

ちび眼鏡日記

月が浮かぶ夜

まきまきまき

うみにふわりふわり

snowdrop

みやびのブログ

よみよみ

SweetBlackな世界

日々のこと

きみと手をつないで

shibushibuuu

ゆめの世界

井の中の蛙

月の舟 星の林

古いおもちゃ箱

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR