私の初夢は・・・

一富士二鷹三茄子。。。

これが初夢に出ると良いという事ですが、私の今年の初夢は・・・・・・

《信長のシェフ 》でした(笑)


短くて御都合主義な夢ですが、おつきあい下さいませ。。。





「う・・・・・うう・・・ん」

頭が痛い・・・・ 私は・・・・・・・

ズキリと痛む頭に手をやりながら、私は目を明けた

「ん? 何だ、ここは」
納屋のような土間に転がっていた私は、肘をついて状態を少し起こして外をみる

朝靄の中・・・・・・大勢の押し殺した人の気配が『ぞわり』と肌を泡立たせる

思いきって状態を動かせば・・・・・・手足はどこも異常がなく、頭痛も薄らいでいる

静かに入り口の脇に移動して外を伺えば、そこには1人の男が立っているが・・・ 危険な状態だ

多分、私のいる納屋?の反対側には大勢の殺気立つ人が隠れて、目の前の男を狙っているんだろう

・・・・・・・・不思議な男が、私には背を向けて立っている

襟に毛皮をつけたマントをつけ、髪は丁髷、腰には日本刀を携えている

そのとき「わぁーーー」という掛け声に一斉に躍り出てきた人の群れが、手に手に白刃を持ち1人の男めがけて切りかかっていく

ざしゅ! ざばっ! キィーーン!

見事に倒していくマントの男だが、周りをかこむ多勢に、背後に隙ができ・・・・・ こちらに振り向いた男が見事に切り倒す

「っ!!! ・・・・・・尊さん?」

その顔は、私の愛するただ一人の人。。。

私に気がついた男が訝しげに眉を寄せ私を見つめる、そのとき背後から刀を振り下ろそうとする人が・・・・・・・
私はもう、何も考えずに走り出した

腰から警棒を取り出し『シャキン!』と伸ばし、今にも振り下ろされようとしている刃を、尊さんを背にして受け止めた

カキーーン!という音と共に警棒で日本刀の刃を真っ二つに折り、返す動作で腹に一撃を入れた

「うぐぅぅ・・・」
一声、呻いて倒れて行く男を尻目にかかってくる者を、警棒で殴り倒していく

尊さんと背中合わせに向かってくる者たちを撃退したあと、立っているのは私と尊さんだけになった

「・・・・・・・・・・ そなたは 」
「無事でよかった、尊さん!」

何が何やらわからないけれど、無事だった事に興奮していた私は尊さんに抱きついて、キスをしていた

唇を合わせるだけのキスから、薄く開いた尊さんの口内に舌を入れて絡ませ・・・吸い合う激しいキスを交わし合う

やだ・・・・髭がくすぐったい。。。

尊さんの腕が私の腰に回り力強く抱きしめてくれる、そう・・・いつものように・・・・・

片方の腕は私の後頭部に回り、息が切れてきて離れようとした私を逃がしてはくれず・・・・・・あ・・・・・キスが気持ち良くて頭の中が蕩けてくる

力が抜けてくる身体をしっかりと尊さんが支えてくれて・・・・・・・んんん・・・・・・・

「御館様! ご無事で・・・・・ととっと! これは失礼を」
バラバラと駆け寄ってきた人達が私とキスを止めない尊さんの周りに片膝をついて座っている

・・・・・・・・???

・・・・・・・・これは、一体? 御館様って、誰? 尊さんのこと?

この人は・・・・・・・・ 尊さんじゃない?

私が彼の鎧の胸を叩くと、腕が緩み唇が離れた

「ふむ、なかなかに美味であった」
「はぁ・・・ はぁ・・・・」
「お前、名はなんという」

息を整え私の名を答えようとした時、私は・・・・・・ 私は・・・・・・・ 私の名・・・・・・・・

「思い出せない・・・・・・」
蒼白になる私は、目眩に襲われグラリと傾いだ、が、力強い腕が私を引き寄せてくれ倒れずにすんだ

「一緒に来い」
「え?」
「お前に聞きたいことがある」

私はそのまま、その人に連れられて行った




それから馬に乗せられ館に連れて行かれた私は、その道中に周りに人達が全て着物を着て鎧兜を纏っていることに激しい違和感を感じていた

移動手段は馬や徒歩、道は舗装されてはおらずどこもかしこも土の道・・・・・・

東京では当たり前の高層ビルや建物など見渡せど、みつけられない ・・・・・その事から私はある結果を導き出していた

「お主、馬に乗れるんだな」
「ああ、乗馬は小さな頃からしていたから」

私の世話役と見張りとして森 可成という武人が側についているのだが、にこり、と人好きのする笑顔で接してくれる
なかなかの人格者のようだ

「しかし、お主は不思議な格好をしておるな」

私は自分の格好を見下ろした・・・・・ 男物のスーツ姿で上着で隠れている腰には警棒や、銃や弾などを持っている

館につけば案内されたのは家紋が大きく描かれた部屋で、そこには尊さんそっくりの男が上座に座っていた

横には森さんや家臣が何人か並んで座っているが、これは私を問いただすつもりなんだろう

さて、どうなるのか・・・・・・

下手に敵と判断されれば問答無用で切られる・・・・・・ そのときは一か八か、警棒と銃で突破するしかないな
しかし、相手はたぶん・・・・・・嘘偽りや、口先三寸で逃れられるとも思えない

・・・・・・・・・・・正直に答えるしかないように思った私は、腹を括った
幸い混乱していた記憶も戻った事だし

「お主、何者じゃ?」
「鈴城 薔子」
「なぜ、あの場所にいた」
「気がついたら・・・・・・私はあの納屋で倒れていました」
「お主の目的は何じゃ?」
「・・・・・・・・目的も何も、自分がなぜここにいるのか分からない私に、その様な事を聞かれても答えられません」

にっこりと笑いながらキッパリと言いきる私を、何故か御館様は面白そうに眺めてる

「お主が使った不思議な剣は、何じゃ?」
「これですか?」

私は腰から警棒を取り出したが、しまってある状態では握りの部分しか無いように他の人には見えるだろうな・・・

「なんだアレは? 柄しかないではないか! まともな剣も持ってないのか?」

指差して嘲笑う森さん以外の家臣を横目で見て、目の前の御館様を見れば・・・・・頷いた

一振りすれば中身が飛び出してくる警棒に「おおおっ!」とどよめきがわく

「それは刀を折った・・・・・・ 何でできておる」
「チタン合金とダイヤで出来ている私の特注品だ」

「ち・・・ちたん? だいや? なんじゃそれは」
「・・・・・・・この時代には無い物質です」

「たける・・・・とは誰のことじゃ? 儂に似ているのか?」
「私が愛する、ただ一人の人・・・ 貴方から髭をとれば瓜二つになるから間違えてしまいました 」

にっこりと答えれば、ニヤリと答える御館様

「ほう・・・ だからか、儂にあの様な接吻をいたしたのは」
「失礼しました」
「よい、儂とて興がのった」

その言葉に家臣たちからヒソヒソと「衆道か?」「アレは稚児の出か?」「確かに美形だが、御館様を誘惑したのか?」 などの声が聞こえるけど、失礼ね! 私は女だ!

あ、そうか! 確か私は要人の警護中で・・・・・防弾チョッキを着たうえにスーツを着てるし、身長も高いから 男にしか見えないんだ!

「・・・・・・・お主は儂の客人としよう、夕餉までゆるりと過ごされよ。 可成、客人に湯を」
「は!」

「ありがとうございます」

礼をいって退出した私は小綺麗な部屋を与えられ、湯殿へと案内された・・・




ちゃぷん・・・・・・

はぁ・・・ 気持ちいい・・・ 私は湯の中で手足を伸ばし、リラックスして・・・ うとうとと微睡みはじめた

「鈴城殿、背中を流そう」
「え?」
「なぁーに、男同士なにも遠慮はいらぬ! 御館様の客人をもてなすのは我が勤め!」

がらり、と戸が開いて森さんが入って来たんだけど、うとうとと微睡んでいまいち頭のはっきりしない私は、それをボォーーッと湯船から見つめていて 。。。

「え? ・・・・・・・・・あ! きゃーーーーー」
「女のような声などあげて・・・・・・・なんと! し、失礼!」

湯の中で胸を隠した私の仕草に笑っていた森さんも、湯船に近づいて私の姿を見たのか真っ赤になって大慌てで湯殿から出て行った

それからすぐにまた足音がして、戸ががらりと開いて・・・・・・・・そこには秀吉が!

「本当に女か!」
「・・・・・・・・・・出てけ!!!」

手近にあった桶を投げつければ《かこーーん!》と額に命中して、その場に倒れていった

「んもう! 戦国の世は覗き魔がいるの!!!」
手拭いで前を隠して脱衣場にもどれば、男物の着物が用意されていたからそれを着て充てがわれた部屋へと戻る

湯殿の床で伸びている秀吉が目を覚ますのは、もう暫く後のこと。。。

夕餉の支度が整ったと案内された先には御館様、織田信長がいて先程の騒動を知っているのかいないのか・・・・・・

ニヤリと笑う顔を見れば、知っているんだろうな

「お主、やはり女であったか」
「気がついてたんですか?」
「ふふん、儂を誰だと思うておる。 何やら身体に纏うておったが首の細さや腰つきは、まごう方なき女のものじゃ」
「・・・・・・なんだかその言い方、厭らしいです」
「はっはっはっ・・・・・・ 」

夕食を食べながらお酒を飲む信長様は、なんだか楽しそうで・・・・・・

「お主も・・・・いや、薔子というたな。 薔子も飲め」
「私、お酒は・・・・・すぐに酔っちゃうんです」
「酔えば良い! さあ、飲め!」

「・・・・・・・駄々っ子みたい」
「なんぞいうたか?」
「飲みます! もう!」

注しつ注されつ・・・・・・お酒を飲んでると、少しの量で私は酔い始めたのを感じて盃を置こうとしても、それを許してくれない信長がますます飲めと言ってくる

「はぁ〜・・・ 暑い・・・ 」
「さて薔子、お前の持っていた物を儂に説明してもらおう」

気がつけばさっきまで身につけていた私のスーツや、部屋に隠しておいた警棒と銃が運び込まれていた
額に大きなタンコブを作った秀吉と、森さんが後ろに控えているのを感じながらも私は・・・・・・・・・


酔っぱらっちゃったんだぁーーーーーーい!

「ふにゃぁあ・・・・・・」
「酔うたか・・・・・ 猿! それを聞け」

「ではまずこれは何に使うのだ?」
「それはぁ〜〜 防弾チョッキれす! 銃の弾を通さないんだけど、意外と切られると弱いんだ 」
「どのように使う?」

ふらふらと秀吉の手から防弾チョッキを受け取り、信長の隣に座った私は彼の身体にそれを装着させて・・・・・・・・抱きついた

「こうやって使うのぉ〜〜・・・・・ 尊さん、飲みすぎちゃった」
「猿、次を!」

次は銃を見せられた私は、少し酔いがさめながら手に取った

「ほう、薔子の顔が変わったな・・・」
「これはね・・・・・ こう使うんだ!」

私は膳の上の小皿を天井に放り投げ、銃で撃った

「なんと! これは・・・ 」
「でも、この時代にこんなものはあってはいけないから、こうしちゃえ!!!」

私は手の中の銃をバラバラに分解して放り出した

ケラケラと笑う私に盃を持たせる信長が、もっと酒を飲めと・・・・・・・・ふにゃぁああ

「もう飲めない・・・」
「御館様に馴れ馴れしい! けしからん奴です、私が部屋に運びます」
秀吉が薔子の肩に手をかけたとき、それを止めたのは信長で・・・・・・驚く秀吉が下がると、薔子は信長にしなだれかかっていた

「薔子・・・ 儂のものになれ」
「ん? 尊さん・・・ ふ・・・・んんんっ」
顎に指をかけ上向かせた薔子の唇に、信長は荒々しく唇を重ねて・・・・・貪るように口付けた

「・・・・・・・お前の全てを儂のものにする」

すっくと立ち上がった信長の手には、ぐったりとした薔子が抱き上げられ そのまま床が敷かれた寝室へと消えて行った。。。




はい、ここで目が覚めました (笑)

薔子は警護中に爆破に巻き込まれてしまい、病院で寝ているなか精神だけが飛んでしまったという設定です

どこも怪我をしていない薔子ですが、頭を強く打ったので意識だけが戻らないという・・・

神戸さんは病室で寝食を忘れて薔子の手を握り呼びかけていて、薔子の意識が戻った時は心配で衰弱した姿と 無精髭です

とまあ、楽しい初夢でしたが・・・・・目覚めれば疲労感が半端なかったっすよ!

たっぷりと寝たはずなのに、疲れてました(笑)

こんな私ですが、今年もよろしくお願いします!
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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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