相棒《龍の闇》⑦

まず、たくさんの拍手ありがとうございます!
夕方にアップした6話に、すぐに拍手をくださって、嬉しいです!
このシリーズは各話、拍手数が多くて、書いてる私に力をいただけて嬉しい次第です。

そして・・・・・・・きゃーやっちゃいました!
何かって薔子のドレス何ですが、5話では紫を基調とした・・・と書いてるのに6話では黒って・・・・ごめんなさい m(_ _)m

先を早く書き進めたいと思って、見返すの忘れてました! と、いうことで薔子のドレスは『黒』で、お願いします。

今回は薔子のターン!!!からです。




ドレッサーの前に座りファンデーションを肌にのせ、眉を整え、目蓋にシャドーをのせる・・・・・・

ブラウンとゴールドのアイシャドー・・・それに黒のアイラインを引いて普段とは違う装いをする

もちろんドレスが黒ということもあるけど、少し考えがあって・・・・・・・まるで舞台に上がるモデルのように濃い化粧をする

ドレスを纏い、幾つか用意されていた香水の中の1つを手に取り・・・私には珍しく香水も纏う。。。

ドレスからでた首、鎖骨、胸の谷間にラメがふんだんに入ったボディパウダーを丁寧にはたき馴染ませていく

どうしてこんなに念入りに化粧をするかといえば、これからのことを考えてのことなんだ

どうやら桐生龍也は私を気に入っているようだ・・・・・・なら私が素直に化粧をして桐生好みに装えば、少しは隙ができるだろう

そのできた隙が、私の好機なんだ

・・・・・・・さて、相手がどう出るか

私は静観を決め込み、静かに部屋のソファーに座って待つとしよう・・・・・・

暫くするとドアからノック音がし、桐生が部屋の中に入ってきて・・・・・・・・・私を頭から爪先まで見ている

「これは驚いたな・・・ 私のためにこれ程 美しくしてくれるとは」
「ドレスにあわせただけだ」
「ふっ・・・・・・つれないことを。 まあいい、この部屋を出てもらおう」
「・・・・・・理由は?」
「ネズミが出たんだ・・・・ なに、少しの間だけさ。 先ほどの時間には店を出る」

そうして私は隣の部屋へと連れていかれ、着いた先に5人の屈強な男達がいることに眉をしかめた

「すまないね、君を逃がしたくなくてね。 30分もすれば方がつくだろうから、我慢して欲しい」
「・・・・・・狭い部屋の中にムキムキな男が5人も・・・・・ 暑苦しいからエアコンを強くしてくれ」
「ふふ・・・ 冗談もいえるとは、君は度胸がいいんだな」

笑いながら出て行った桐生がドアに鍵をかけて出て行った

「はぁ〜・・・ 勘弁してくれ」
ソファーに座った私の周りを囲むように立つ、5人のプロレスラーみたいな男達が・・・・・・・本当に暑苦しい

「自分達は気にしないでください」
5人の中の1人が私にそう言い、端の方の男がぼそりと『いい女だな・・・ 俺にも回してくれねえかな』と下卑た笑みを浮かべているのを目の端で見やる

・・・・・・どうやら、ここから出るきっかけが出来たな

ニヤリと私の顔に浮かぶ黒い笑みを、ソファーの背もたれにゆったりと身をもたれさせ・・・・・・・好機を待とうか




「へへ・・・いい女だ」
「おい、何を言っている! この方は若のお客だ、丁寧に対応しろと言われているだろう」
「はん! 若、若、若! 何をありがたがっているか俺にゃ分からねえが、イイ女をみりゃヤリたくなっても仕方ねぇだろ!」
「お前の女好きは病気だ! 若の指示に逆らうのか!!!」
「ふん! 俺は組みの者だからな・・・お前等の若の手伝いに来てやっただけなんだ!」
「何を!」
「何だよ!」
むくつけき男達が大声でやり合う様子を見ていた薔子は、スッと立ち上がり・・・・・・言い争う2人の間に入る

急に自分たちの前に立つスラリとした極上の美女・・・・・・薔子の大きな瞳が2人を交互に見れば、その高嶺の花のような彼女の美しさに圧倒された男達が、ピタッと黙ってしまう

「・・・・・・・ねぇ、パウダー・・・・・・背中につけてくれないか」
「ぱ・・・ぱうだぁー・・・???」
「何だそれ?」
化粧には縁のない男たちが言われた事が理解できずに、キョトンと彼女を見つめる

「これ・・・ この刷毛で私の背中にはたいて欲しいんだ」
言いながらもベットのそばに歩いて行く薔子、刷毛とパウダーの入れ物をそばに置き・・・白い指先がドレスの背中のファスナーを開けていく・・・・・・

豊かな黒髪を片手で前に流せば、男たちの目には・・・・・・・真っ白な艶めかしい肌があらわれて。。。

片膝をベットに乗せ、片手はドレスが落ちないように胸の前で止めている薔子のしなやかな肢体は、男たちの視線も、思考も、奪ってしまう

『ごくっ!!!』
男たちの喉が鳴る・・・・・・あの肌に触れたい・・・・あの美しい女を自分のモノにしたい

そんな考えが男たちの頭を占めてしまう・・・・・・そこには桐生龍也への恐れも何もなくなっていた

「・・・・・・・誰か、1人・・・・私に触れていい・・・・・・・誰がする?」
「お・・・俺が!!!」
名乗りをあげたのは先程から薔子を欲望のこもった目で見ていた、アノ男で。。。

「お前等は若が怖くて出来ないだろうからな!」
そう他の男たちに言いながら、薔子から刷毛を受け取り ぎこちない手付きでパウダーをはたいていく

「・・・・っんん・・・ やぁ・・・くすぐった・・・い・・・・・あっ」
ワザと嬌声めいた声をあげれば、背後の男の息が熱く荒くなっていく

「へへへ・・・・これで感じてるのか? とんだ淫乱だ・・・ たまんねぇなー」
背後の男を微笑んで見て、グロスを塗った唇を舌で舐めて反応を見れば・・・・くすくす、男の顔が赤くなりズボンの股間が膨らんでくる

この男、使えるな。。。
私は、男の手から刷毛を取り上げ・・・・・男の頬をその刷毛で撫でながら、囁く・・・・・誘惑の黒い言葉をソッと、耳元で。。。

「・・・・・時間はあるんでしょ? 私とイイ事しない?」
「え? はぁはぁ・・・したい。 思いっきりお前に突っ込みてぇ・・・」
「私、強い男が好きなの・・・ あいつ等4人を叩きのめして? 私のために・・・できる?」
「俺は強いぞ! 見せてやるよ、俺の強いところ」
刷毛で頬をなぞり・・・ そのまま首を通ってシャツの開いたところを擽りながら、身体を寄せて・・・・

「あなたが・・・あいつ等を殴り倒してるのを見たい・・・ ああん、早く・・・・して?」

男は真っ赤な顔をしながら他の男に殴りかかり、1人、また1人と気絶させていく
私はその間に背中のファスナーを閉め、最後の1人を倒した男に駆け寄って・・・・・・・・・回し蹴りをお見舞いする

「ぐへぇっ・・・・」
「悪いな」

倒れた男たちのポケットを探って鍵を取り出し、ドアを開けようとしたら向こう側からカチャカチャと音がして・・・ピン!と鍵が開いた

「ここか? おい、鈴城いるか?」
「もうここしか部屋がないんだから居るはずよ!」

伊丹さん? ドアが開いて顔を覗かせたのは、やっぱり伊丹さんだ
でも、私を見てクルッと回れ右したのはどういうことなんだろう?

「おまえっ! なんちゅう格好してるんだ! 見えすぎだぞ!」
「素敵なドレス・・・ 私も欲しいな〜」
「伊丹さんが来られたということは、発信機に気がついてくれたんだ」

「おい、行くぞ! お前の愛しい警部補殿がヤキモキしてるからな」
「はい!」
尊さんが来てくれたんだ・・・・・・私は伊丹さんの後を追いながら、顔が緩んでしまうのを止められなかった




「何なんだ、あの桐生ってぇー野郎は!」
「本当に・・・何なんでしょうかね・・・」

両手に手錠をかけられた黒崎が大人しく立っている前で、僕と伊丹さんが忌々しく桐生の去った方を見ていれば芹沢さんと三浦さんから「行くぞ」と声をかけられたんだ

「桐生のことは置いといて今は、嬢ちゃんだ! 嬢ちゃんが無事ならいいじゃねぇーか」
「応援呼びましたから〜〜・・・っていっても裏で待機してるんで直ぐに来ますけどね」
「じゃあ、コイツ警視庁に運ぶんで・・・・・ お前、絶対吐かせてやるからな! 覚悟しとけ!!!」
伊丹さんたちが黒崎を裏口からパトカーに連行するのを見送った僕と薔子は、ミキちゃんと一緒に店内に居る菜都子ママや静子ママの処に戻ったんだ

「薔子ちゃん! 無事なのね、良かったわ」
「本当に良かった」
「ありがとう ございます」
薔子が2人に礼を言ってるんだけど、僕は早々に切り上げてこの店を出ようと提案した

そもそもの発端は桐生が薔子にちょっかいかけたのが始まりなんだ、その桐生は逮捕もされず悠々と野放しにされている

「お二人とミキちゃんが危ない・・・ もちろん、薔子もね。 だから直ぐに此処を出ましょう」
「それもそうね・・・ ミキちゃん、あなたも一緒に出るわよ」
「はい、ママ」

3人を連れて薔子と僕らが店を出ようと出口に向かえば、薄暗い廊下に桐生が居た
黒崎という身近にいた男に自分の罪を被せて警察に差し出したコイツは、相も変わらず薄ら笑いを浮かべて立っている

「このまま知らん顔して行きましょう。 大丈夫、表には僕たちが出てくるのを待っている警察官がたくさんいますから、桐生も何も仕掛けられはしないでしょう」
僕の言葉に3人が頷いて、薔子を真ん中にして桐生の横を通り過ぎて行く

「・・・・・・・ミキ」
小声で呼ぶ桐生の声にミキちゃんがビクリと反応するけど、ダメだ、ここで止まっちゃダメだ! ミキちゃん!

「・・・・・ミキ、お前は行かないだろう?」
「ミキちゃん! ダメだよ、このまま僕達と行くんだ」
俯いたミキちゃんの足は、縫いとめられたように進まなくなってしまう・・・・・

「黒崎が居なくなったんだ。 お前まで私の傍から離れないだろう?」
「・・・・・龍也」
「ダメだよミキちゃん! 今戻れば桐生は貴女に何をするか分からない・・・ アイツは君に何をするか分からないんだ!」

「・・・・・・・ミキ、私の傍に来るんだ」
「あんな弱ってる龍也、見たことない・・・・・・ 私、やっぱり彼が好きなの」
ミキちゃんは、行かせまいとして彼女の腕を掴んでいた僕の手を振り払い・・・・・桐生の傍に戻ってしまったんだ

「ミキちゃん、こっちに戻るんだ! ミキちゃん」
「ミキちゃん、こちらに来て!」
ママたちも僕も呼びかける中、それでも首を振り続けたミキちゃんは桐生に肩を抱かれて店の中へと戻って行ってしまった

「仕方ない、僕たちは戻りましょう」
薔子を連れて外に出た僕たちだけど、ママさんも薔子も、もちろん僕も、ミキちゃんの無事を願わずにはいられなかった




ママさん達はそれぞれお店に送り、警視庁へと戻った僕と薔子だけど・・・ 薔子も僕もミキちゃんのことが気になってて黙り込んじゃうんだ

それは特命係の部屋に戻っても同じだった

「彼女、大丈夫でしょうか?」
「・・・・・・分からない。 大丈夫であって欲しいと思うけど」
「そもそもどうして私は桐生に目をつけられたのでしょうか?」

「一旦、この事件を整理してみましょう」
杉下さんの言葉で僕たちはこの事件を最初から白板に書き出して整理することにしたんだ

「・・・・・すると桐生はいつも自分の罪を肩代わりする人物を用意していることになりますね」
「カリスマ性のある人物ですから、組織の中でも信奉者とも云うべきほど桐生龍也に心酔している者が後を絶たないといいます。 おそらく彼の罪なら喜んで身代わりになる者も大勢いるのでしょう」

「右京さん、それなら一番身近にいて・・・彼を間近に見ていながら私達に味方したミキさんは・・・・」
「・・・・・信奉者の中で唯一の裏切者。 彼女の身が危険です」
「助けに行きましょう」

「私はミキさんの携帯の微弱電波を伝って居場所を特定します。 隣に移り特定したら電話します」
ハイヒールでダッシュして行く薔子を見ていたら杉下さんに置いてかれそうになった僕は、慌てて後を追う

ミキちゃん、無事でいるんだ!

地下の駐車場で愛車に乗り込み、もう一度銀座に向けて走り出す僕たちは、暫くして薔子からの電話で行き先を変えることになった

『右京さん、ミキさんの携帯は店から出て移動中です。 このままならきっと船のある港に向かっていると思います』
「船に乗るつもりなのですか・・・・・もしかすると、彼はミキさんを船に乗せて・・・道中、船から突き落として口を塞ぐつもりなのではないでしょうか」
『私も今、応援とともに向かっています!』
「では向こうで合流しましょう」

僕は電話の会話を聞きながら パトランプを屋根に付けて、港へ急ぐ・・・・・・ミキちゃん、無事で。。。

☆〜〜〜その頃、取り調べ室では〜〜〜☆

黒崎はそのまま取り調べ室で伊丹たちから取り調べを受けているのだが、やはりというか・・・一言も言葉を発せず、黙りを決め込んでいた。

「自分がやったと自首したのは黒崎さん、あんたでしょうが! キリキリ話して下さると此方も手間がかからなくていいんですがね〜〜」
「・・・・・・・」
「おい伊丹!」

その時、コンコン!と取調室のドアがノックされ入口に居た芹沢が開けてみれば・・・・・・

「ちょっと、ごめんなさいよ」
「うわぁああーーー」
入ってきた人物に叫ぶ芹沢、眼鏡がずれる三浦、そして仰け反る伊丹にも構わずに、にこやかなその人物は黒崎の前の椅子に座る

「僕の言ったこと覚えてるかな? 彼女に手を出したら許さないって言わなかったっけ?」
「・・・・・・」
「そう、黙りね。 面白いじゃない・・・じゃあ、これから其れ相応の事は受けてもらうから」
「・・・・・・」
にんまり・・・・・と笑う長谷川は、机の上に両肘をついた手の上に顎を乗せて黒崎を見つめている


「君の大事な若なんだけどね ・・・・・・・事件の犯人として起訴されるのと、命・・・取られるのとどちらがいいかしら?」
「そっそれは!」
「それは?」
「・・・・・・・・」

長谷川の言葉に動揺する黒崎だが、何を言えばいいのか分からずに再び黙ってしまう
それを楽しそうに笑いながら見ている長谷川は、来たとき同様いきなり立ち上がりドアへと向かい振り向いた

「言ったでしょ? 国家権力舐めんなって・・・・・君はそこでいつまでも黙っていなさい」

バタン!と閉じたドアを見ている黒崎が、ポツポツと話し始めたのはそれから直ぐのことだった

「何だったんだ、ありゃ〜〜〜」
「何だったんでしょうね、先輩」
「長谷川さんて警察庁に移動になったんじゃなかったか?」

捜査一課のトリオは、3人揃って首を捻るばかりだった




《ファンファンファン・・・・・・》

大きく豪華な船が、その優美な姿を海に浮かべている

夜の帳の中、漆黒の中に浮かぶ白い船は、それ自体が窓の明かりやライトアップされた甲板などで煌めいている

その静かな佇まいのなかをサイレンが遠くから鳴り始め、甲板で外を眺めている客たちは何があるのだろうと呑気に見ている

赤いランプを乗せた神戸の愛車GTRが船の近くに止まった時、桐生とミキはスィートの船室の中にいた
豪華な作りのスィートルームの中で・・・・・・彼女の両腕は後ろで縛られ、ベットに転がされている

だが・・・・・・まだ彼女は生きていた。

髪は乱れ、綺麗だったドレスはビリビリに破かれて隙間から乳房さえ見えている
頬も、肩も、あちこち青痣だらけの彼女は、ベットの上で怯えながら桐生を見ている

「・・・・・・龍也、どうして?」
「・・・・・・私を裏切ったお前を許すとでも思ったか」
「でも私・・・」
「玩具と言われたのがそんなにショックか?」

青ざめるミキを見た龍也は、くつくつと喉を鳴らして笑い続ける

「私は龍也のこと本気で好きなの!」
「玩具が一人前の口をきくのか・・・・・・ お前に本気になられても冗談にしか思わない」
「そ・・・そんな」
「私が本気になって欲しいのは、あの女だけだ。 まあ、お前にはお仕置きが必要だな」

龍也が寝室の横の部屋に行き、顎をしゃくればゾロゾロと男達がやってくる
その男たちは店で薔子を見張っていた者ばかりで、大きな体を揃えてベットの周りを囲んできた

「この女、好きにすればいい・・・・ 私は甲板に行ってくる」
龍也が部屋を出る寸前、ミキの悲鳴が部屋に響いていた

ニヤリと笑う龍也が廊下を楽しそうに 歩いていった。。。




神戸は走っていた。

豪華客船の入口で止められはしたものの警察官バッジを見せて中には入れたのだが、出港までには出て行くよう言われているのだ

出港まで、あと20分。。。

その時間内にミキを救い、桐生を任意の事情聴取で船から降ろして警視庁へと連れて行く
それを考えれば悠長に歩いていることは、できない

杉下も軽快な足取りで神戸の先を走っている・・・と、急に立ち止まり神戸へと振り返った

「神戸くん、あそこにいるのは桐生では」
「あ! 甲板にいますね」
「僕は彼を! 君はミキさんを探してください」
「はい!」

桐生は杉下さんに任せて僕は場所を聞いていたスィートルームへと向かう
何か胸騒ぎがするんだ・・・・・・アイツが何かミキちゃんに仕掛けているような気がしてならないんだ

「はぁ・・・はぁ・・・ここか」
ドアを開けようとして鍵がかかっていることに思案してれば、中から女性の甲高い悲鳴が聞こえて!!!

「くそっ! 開けよ! このっ!」
ドアのノブをガチャガチャやっていても、ビクともしないドア・・・・・・中の悲鳴が激しくなる!!!

「尊さん、どいて!!!」

え? 薔子か? 言われるままにドアの前から横に移動するのとドアノブ目掛けて、斧が振り下ろされたのとが同時だった

「なんで斧が?」
「船には所々に万一のために壁に斧がかかってるんです。 それを拝借しました」

《ガッ!!! ガッ!!! バキッ!!! メリメリッ!!!》

2、3度斧を振るったらノブがもげて床に落ちる

「まかせて薔子」
ドン!っと肩から体当たりすれば1度でドアが全開になり、僕と薔子は中へと入り寝室へと走る

寝室では両腕を縛られたミキちゃんに、イカついプロレスラーの様なガタイのいい男達が群がり服を引き裂いていた
「おまえら何してるんだ!!!」
「その人を離しなさい! 婦女暴行の現行犯で逮捕する!!!」

ガタイのいい男5人対僕と薔子・・・・・・頑張るとしますか
その男達の中の、一際大きな体の男の目が薔子を見てギラギラと光る

「お前・・・・・・絶対、お前は俺のモノにしてやる」
言うが早いか薔子目掛けて飛びかかってくる前に、僕は飛び出した

「僕の薔子が、何か?」
「・・・・その女には借りがあるんだ、返してもらう・・・へへ・・・体でな」
「渡すわけないじゃない! 俺の女を・・・」
スッと頭を低くして相手の腹に一発、『ぐへっ』って呻いて身を屈ませた所を下から膝蹴りで腹にもう一発、すかさずガラ空きになった背中に一発

男は気絶して床に転がった。。。

あはっ・・・薔子は警棒で叩きのめしてるね。

もう3人も床に転がってさ・・・・・・残りは1人

「うわぁぁああああああ・・・・・・・」
力任せにブンブンとデタラメに腕を振ってる残りの1人は、たぶんパニックになったのかな?

優男の僕と、若い女性の薔子の2人だけで屈強な4人をバタバタ倒したんだもん、そりゃビックリもするよね。

ブンブン振ってる男の腕を取った僕は、背中に回し、足を引っ掛けて床に転がし背に乗り上げて拘束する

「さすが尊さん!」
うふふ・・・薔子から褒められちゃった!

男達の腕に手錠をかけ、ミキちゃんを見れば・・・うわっ! 服はボロボロで下着まで引き裂かれてる
薔子が着ていた僕の上着を脱いで、ミキちゃんに着せてあげたタイミングで応援の警官がわらわらと入ってきた

男達を引き連れて行くのを見ながら、ミキちゃんに船を降りようと話せば彼女は気丈にもコクリと頷いた

ゆっくりとミキちゃんの歩幅に併せて甲板へと進んで行けば、桐生と杉下さんが対峙してる様子が見えたんだ




長くなりますが、あと1、2話で終わりにします。
楽しんでいただければ嬉しいです (^ー^)ノ
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コメント

☆うさこ様へ☆

こんばんは、すーさんです!



> >長くなりますが、あと1、2話で終わりにします。 楽しんでいただければ嬉しいです (^ー^)ノ
> えーーー!!ちっとも長くなんてないです、って言うかもっともっと読みたいです!!

え! そうですか? 短い方がいいかと思ってました!
とはいえダラダラではなく、スッキリと書いて行きたいので・・・・そうですね、書いてみないと分からない事にします(笑)

> 船出ちゃう~キャー掴まった薔子は如何に!?
> なんて勝手に妄想を膨らませて待っていた ̄(=∵=) ̄にこの回は軽いジャブをくれました(笑)

えへっ! 神戸さんとラブラブあはん☆な経験が薔子に新しい引き出しを作ってくれたようですよ〜〜
目指せ! 男前なエロテロリスト! なんのこっちゃ・・・・・

> うさこは好きですよー相棒部屋♪
> 本当に旗もって振りたいくらい応援中 ̄( ☆∀☆) ̄
わぁーーーありがとうございます! 本当に嬉しいです! 私も隣で旗振りますね〜・・・えいさっ!ほいさっ!

> 今回終わっても“龍の闇”は続編も是非読ませて頂きたい思いでいっぱいです。
> 「深い闇の色に興味があります」

今回の事件は終わっても龍也は終わりませんからね! 奴はしぶといです(きっぱり!)

> もう黙っておくなんて無理~~~な ̄(=∵=) ̄より(笑)
いらっしゃいませ〜〜。 ここは相棒部屋でございます。 ご休憩ですか? あ、お泊まりですか!
ありがとうございます。

色々な温泉をご用意いたしましたので、ごゆっくりと楽しんでくださいね。

重箱の隅をつつきたくなる右京の湯、セクシー光線でメロメロになって終いには湯あたりしちゃう神戸の湯。
パンダが無性に好きになる課長の湯などなど、他にもございますよ。

では、うさこ様・・・・・お好きな湯へ、どうぞ。。。

なんて(笑)

では、コメントありがとうございます!

相棒部屋にもはや住んでいる!? ̄(=∵=) ̄(笑)

こんばんは ̄(=∵=) ̄です

>長くなりますが、あと1、2話で終わりにします。 楽しんでいただければ嬉しいです (^ー^)ノ

えーーー!!ちっとも長くなんてないです、って言うかもっともっと読みたいです!!

船出ちゃう~キャー掴まった薔子は如何に!?
なんて勝手に妄想を膨らませて待っていた ̄(=∵=) ̄にこの回は軽いジャブをくれました(笑)

うさこは好きですよー相棒部屋♪
本当に旗もって振りたいくらい応援中 ̄( ☆∀☆) ̄

今回終わっても“龍の闇”は続編も是非読ませて頂きたい思いでいっぱいです。
「深い闇の色に興味があります」


もう黙っておくなんて無理~~~な ̄(=∵=) ̄より(笑)



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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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