相棒《女子会ならぬ、男子会!!》

急に神戸さんの酔ったお話を書きたくなりました。
だってですよ、普段から仕草に艶のある神戸さんが酔っちゃったら・・・・・・・・ねぇ(笑)
その勢いで時間ができたら(たとえ10分でも)ちょこちょこ書き進めてたんです・・・ でも書きはじめが5月8日って、どんだけ時間かかるんでやんしょう(汗)



こちらのお話はカイト君のいるトリオ特命係となります。 ご注意くださいませ m(._.)m
今回のお話、実は少しばかり(気分的くらいですが)腐的な感じになってます。なのでお嫌いな方は読まないで下さいね☆・・・・・・腐的と言っても酔って色気倍増フェロモンだだ漏れな神戸さんに頬が赤くなるってーー程度ですけど、念の為に注意を促してます。


*****

「えーーっと、何でこうなったのかな?」
「先輩! ちゃんと飲んでますか?」

「カイト君、あのさぁ・・・ どうして僕はここに居るのかな?」
「まぁまぁまぁまぁ先輩! 飲みましょ? とりあえず1杯飲みましょ!」

ん・・・・・・状況を整理すると。 僕はいつものように特命係にいたんだよね
で、定時も過ぎて帰ろうとパソコンを鞄にしまって杉下さんに帰りの挨拶をして組対5課の部屋を出た

そうそうここまでは順調だったんだ・・・・・・で、組対5課の部屋を出た途端、今日は非番なはずのカイト君に腕を掴まれ有無を言わされずに連れてこられたんだった

ここは・・・・・・思い出した! たしか 警視庁の近くの居酒屋で、伊丹さん達もよく来てるっていうお店だ
ああ・・・ 捜査協力のお礼って言われて伊丹さん達に連れてこられたっけ な

あの時は三浦さんと薔子が父娘のように仲良く飲んでたっけ・・・・・・

「先輩はビールでも大丈夫っすか? 生2つ!」

妙にはしゃいでるカイト君が注文した生ビールに口をつけながら、僕は彼を見つめる・・・・・・ くすっ、急にソワソワし始めた彼は間違いなく何かを隠していることを確信した

「で、僕を巻き込んで・・・・・・何がしたいのかな? そろそろ訳を聞かせてもらおうか、カイト君」
「あは・・・先輩怒ってます? 笑顔なのに目が笑ってないんすけど・・・・」
「さ、訳を言ってくれる・・・・・・・・よね」

あは・・・あは・・・何ていいながら引き攣った顔してるけど・・・・・・・なんだろ

それに2人で座るのにわざわざ座敷とか店員に言ってさ、2階に広めの座敷席があるなんて初めて知ったよ

「訳が言えないのなら、俺はもう帰るからね」
「ちょっ先輩! 言います! 今言いますから!」

そんな事をしているとガラリと襖が開いて入ってくる面々が・・・・・・・・・ って伊丹さん? それに芹沢君に三浦さんまで

「一体なにが始まるんですか?」
俺の言葉だけが静かな座敷に流れていくんですけど。。。

*****

「ほぉ〜〜〜れ、神戸警部補殿。どんどん飲みましょう! ・・・・・・・おい、カイト酒がたんねーぞ。下から持ってこい」
「い・・・・・伊丹さん・・・もう少しペースを考えて・・・・それに僕、ワインの方が・・・って聞いてないし・・・・・もう!!!」

カイトの注文した生ビールのジョッキを伊丹に取られた神戸は、先程からグラスに並々と日本酒を注がれ伊丹に睨まれている中・・・・・・・口をつければ直ぐに縁まで酒を足されて・・・・・・

伊丹は冷酒の瓶を片手にふてぶてしい笑顔を貼り付け、神戸を見張るように隣に座っている

「ほぉ〜〜〜神戸警部補殿は 女には達者なようですが、酒には弱いと見えますなぁ〜〜〜 ま、こちとらは男ばっかりの捜査一課で鍛えられてますからね・・・・・これくらい水みたいなもんですがねぇ〜〜〜・・・・・・警部補殿は、飲めないと! 」
「別に、飲めないなんて言ってないじゃないですか!」

「いいんですよ、御無理なさらなくっても!!! これは俺がいただきます」
神戸の手からグラスを奪った伊丹が口をつけようとするのを、奪い返した神戸が《ぐぃーーー》と一気に空けた

「誰も飲まないなんて、言ってないだろう・・・・・」
「おお! 神戸 警部補殿も男になりますか!」

「俺は、もともと男だ」
キッ!と涼しげだった神戸の目が、鋭く細められたのを見ながら芹沢は伊丹に 近寄る

「先輩! そんな拷問みたいに飲ませなくたって・・・ いたっ!!!」
パカン!と頭を叩かれた芹沢に、伊丹が「しぃーーー」と、口に指を立てている

『馬鹿かお前は! カイトとお前が盛り上がってたから俺達も協力してるんだろうが!!! ベロベロに酔わせたいんだろう? ああん!』
『でも〜〜〜・・・嫌がってるみたいですし、もう止めませんか?』
『・・・・・・そもそも何だって神戸を酔わせたいんだ?』
『それはそのぉ〜〜〜・・・・・・カイト君がぁ〜〜〜』

あれは数日前だったかな? カイトが僕を呼び出しまして ・・・・・・協力してくれって頼まれちゃいまして・・・・・・何でもね、いつもクールな神戸さんが彼女に対してはどうなるんだろうって・・・

それでですね、ついつい僕が言っちゃったわけなんですよ・・・・・・

酔わせてみたら本音とかわかるんじゃないの?って。 ほら、伊丹先輩でも酔っちゃうと思ってること言っちゃうでしょ?

・・・・・・・だから、酔わせて鈴城さんのこと話させたらカイト君が見たがってるデレてる神戸さんがみられるはずだぁーーーーー・・・・・なぁ〜〜〜んて・・・・・・・

すみません!!! 僕が余計なことを吹き込んじゃいました!!!

「何だよそれは! 俺は余程の事があったのかと思ってだな・・・・・・・・手を貸してやろうと思ったのによ! そんなくだらねぇーことに、俺は手を貸しちまったのかよぉ〜」

真相を聞いた伊丹が、わなわなと畳に崩れ落ちて行く

「おい伊丹! お前はどうして手を貸そうなんて思っちまったんだよ」
「だってよぉ〜 カイトが休みの日にわざわざ警視庁まで来てるし、何か深刻な顔して芹沢に話してるから・・・・・・それで、ソンの野郎と喧嘩でもしたのかって・・・・・・」

「俺にとっては真剣なことなんですぅぅーーー」
「うっせい! カイトは黙って飛んでろ! 芹沢より俺の方が頼りになるって所を見せてやろうとしたのに、こんなくだらないことに・・・・・・・・あああああああ」

「つまりはアレだろ? 伊丹、お前さんはカイトに頼られたかったのにカイトは芹沢を頼ったから、イイトコ見せてやりたかったってぇーーこったろ?」
「ぐっっ・・・・・・・痛い処を突かれたぜ」

「なぁーーんだ先輩! カイトに頼られたかったんですかぁ〜〜〜 すみませんね、僕が受けちゃって」
「くっっ・・・・ムカつく・・・・・《バチン》・・・ほっ、落ち着いたぜ」
「痛いっっ!!! 先輩ヒドイっす」
「芹沢さん、すみません。俺が頼んだばっかりに・・・・・・ でもこういう事って伊丹さんより芹沢さんの方が頼りになるって思って」

カイトの言葉に伊丹がガックリと倒れ伏す・・・・・・・が、ぐぐぐぐ・・・・・と、起き上がった伊丹

「こうなりゃ乗りかかった船だ。いーーだろう! 最後まで付き合ってやるよ」
「せ、先輩!」
「伊丹さん、ありがとうございます!」
「おいおい伊丹・・・・・・大丈夫か?(嬢ちゃんのこと 惚けられて古傷抉るような真似しやがって)」

「でぇぇーーい! 飲め! ソンは飲め! ・・・・・・・・・って、おい?」
「うっさいですよぉ〜〜〜・・・・・・言われなくても飲んでますよぉ〜〜〜・・・・・ヒクッ」

「「「「できあがってる・・・・・」」」」
そこには頬を赤くした神戸がトロンとした目を皆に向けて、空のグラスをフリフリと振って・・・・・・・にへら、と笑っていたのだった。

*****

「ほらカイト! さっさと聞け!」
「はい!」

テーブルに頬杖ついてトロンとした目で俺を見ている神戸先輩なんて、初めて見るんですけど。。。

「なんか先輩、可愛いんですけど」
「・・・・・・早くしろよ、焦れったいなぁ〜」

「先輩、神戸先輩・・・・・・聞きたいことがあります。 先輩の婚約者さんってどんな人なんですか」
「ん? 薔子のこと? んふっ! 薔子はねぇ〜〜いつも凛々しくてキリッとしてて・・・・・・カッコいいんだよねぇ〜」

「確かにな・・・ 鈴城は囮捜査があれば嫌な顔せず受けてくれるし、犯人を引きつける役目なんて危険なことも先陣切ってやる奴だよな」
「ああ、そうだな」

「・・・・・・・薔子はね、武道も凄いんだ。 俺が剣道で本気出す相手なんてあんまりいないんだけどさ・・・・・・ましてや女性じゃ薔子が初めてだった・・・」
「ま、他の奴らからも聞いてるぜ。なかなかの腕前だってな」

うっとりとグラスを見ている神戸先輩の、その空いたグラスにお酒を注ぎながら伊丹さんまでしみじみしちゃってるし・・・・・・

えっと、俺が見たいのはもっとこう・・・・・・デレデレぇぇぇーーーーっとなった先輩なんだけど。。。

くぃ〜〜〜っとグラスの酒を飲み干す先輩、ふぅ・・・なんて吐息をつく様子は、同じ男とは思えないほど色っぽいんだけど・・・・・・なんだ? なんだか胸がどきどきしてるんですけど

「薔子はね、女の子に優しいから・・・ファンがいっぱい居るんだぁ・・・ 俺が妬けるほど」

「ああ、確かにないるな。 山ほど」
「ああーー・・・えっと捜査一課でもいますよね! 転けて足を痛めた時、鈴城さんがお姫様抱っこで医務室に運んだ娘! あの娘、今でも目をハートにして話してますもんね!」

お姫様抱っこで医務室までーーー! 鈴城さん、いくら背が高いからって・・・どこの紳士なんだよ
悦子もよく言ってるよな、彼女は男前だって・・・・・・

「んふっ・・・・・・ふふふ・・・・・いつも男前な薔子もね、僕の前だと可愛い、可愛い、女の子なんだよぉ〜」

うわっ! うわわっ! 先輩がデレてきた! きたぞ、きたぞ!!!

「それはそうでしょうよー・・・ 警部補があんな眼で迫れば、どんな女性もイチコロですってば!」
「あんな目? どういった目ですか?」
「こう・・・ 目力がこもっててさぁ〜・・・・・・ 上手くいかないや。 とにかく、警部補の眼力で迫れば、どんな女もコロッすよ!」

「えーーー俺も見たい! 先輩、俺にも見せてくださいよ!」
真似ることを諦めた芹沢の説明がいまいちよく分からないカイトは、酔いが回り テーブルに沈んで行く神戸を起こしてねだるが・・・・・・トロンとした神戸の瞼がだんだん下がって行く

「鈴城さんのこともっと聞かせて下さいよ」
「薔子はね・・・ 今まで、味噌汁と鍋料理以外・・・・料理なんてしたことなかったんだけどさ、俺のために頑張ってるんだぁぁ〜〜〜」

うふふ・・・うふふ・・・と、嬉しそうに笑う先輩が俺を手招きするから隣に座ると、ガシッと肩を抱きよせられて・・・・・・・・先輩?

「俺の誕生日にさ・・・ 俺の好きな料理をいっぱい並べてさ・・・くふふ・・・頬染めて俺に『美味しいかわからないけど』なぁーんて言う薔子の顔がね、とっても可愛いんだよぉーー」

俺には頬を真っ赤にして彼女の良い処を、キラキラ目を輝かせて言う先輩の方が可愛いっすよ!
トロンとした眼がものすっごく色っぽいんすけど・・・・・・・その先輩の頭が俺の肩のもたれてきて・・・・・・・って、近いっ! それになんかイイ匂いがする

「聞いてるのぉ〜? ねぇねぇカイト君〜〜 俺の話、聞いて?」
「聞いてますよ! めちゃくちゃ聞いてます!」
今度は俺の顔を覗き込んでくるんですけど、拗ねたように唇を尖らすなんて先輩! 可愛すぎです!

「その時の誕生日プレゼントがね〜・・・」
「ああ、前に見せてくれた革製のキーケースでしたっけ?」
「・・・・・・・んっふふふ・・・・・それだけじゃないんだよ〜 カイト君ベビードールって知ってる?」
「下着ですよね? 女性の・・・しかもスケスケでフリフリな・・・・・・セクシー下着」

「薔子ってばぶかぶかの Tシャツの下にそれを着込んでて・・・・・・・私もプレゼントなの・・・って! あの夜はいつも以上に最高の夜だったなぁ・・・・・・」

うわぁあー・・・先輩が ・・・ いつもバッチリお洒落を決めて、物腰も優雅でスマートな先輩が・・・ あの変人上司の杉下さんとも阿吽の会話を繰り広げる先輩が・・・

目も眉も下がって、ヘラヘラ笑ってる・・・・・・・凄く凄く、ものすごぉーーーく! 嬉しそうに笑ってるよ。。。
これが先輩のデレ顔なんだ・・・・・・・ うわ、うわわ・・・ 見てるこっちが恥ずかしくなるくらい幸せそうな顔だな

「カイト君、満足した? これ以上ないくらいのデレ顔じゃないの!」
「お前の目的は達成されたんだな! ・・・・・・・じゃあよ、ここからは好きに飲もうぜ! おい芹沢! 俺、酎ハイな!」
「はいはい分かってますって! つまみは枝豆ですよね」

「俺のも注文してくれよー」
「はいはいはい! 三浦さんは熱燗とホッケの焼魚ですよねー」
「芹沢さん、俺! 俺が行ってきます! 俺の我儘に付き合わせたんですから・・・」

カイトが身軽に1階へと降りて行った。

******

「・・・・・・・・・薔子に、会いたい。 今すぐに薔子に逢いたい! ・・・・・・でんわしちゃえ、えい!」
ふわふわしてる頭の中で、無性に薔子に会いたくなった俺はポケットの中の携帯を取り出して・・・・・・・・ふふふ、電話しちゃってまぁーーす!

『もしもし尊さん? どうしたの?』
「んふふーーー・・・薔子! 俺ね、薔子に今すぐ逢いたいんだ・・・ ねぇねぇ来てよ・・・ 」
『くすっ・・・ 酔ってるんだ、尊さん 』
「うん! いっぱい飲まされちゃって・・・・・今ね、フワフワしてるんだ」
『じゃあ、迎えに行きますね。尊さん、どこにいますか?』
「最初に三浦さん達と飲んだお店の2階・・・・・・」
『ああ・・・あそこですか。 ではもう少し待っててくださいね』
「はぁーーい」

うふふ〜・・・ 薔子が来てくれるって! もうすぐ会える。。。 もうすぐ逢える。。。

「薔子〜・・・・・・」
「先輩はなに飲みますか? ・・・・・・・酔っちゃってるから水がいっか!」
テーブルに頬杖ついて、ぐらつく頭を支えてるんだけどさ・・・・・・あはは、カイト君の顔が2つ見える☆

水・・・・・あ、飲みたい・・・・・・

「水・・・・・飲みたいな」
「なぁーんか、先輩って酔うと可愛くなるんすね〜」

「お水〜〜・・・ 早く持ってきてよ」
「はいはい。 今1階に行ってもらってきますね」
足取り軽いカイト君が下に降りて行くのを見送って、そのまま開いた襖を・・・・・・ボーーーっと見ていたんだ

「おいソン! 大丈夫か? ・・・・・・飲ませすぎちまったかな?」
「伊丹さん・・・・・・ねぇねぇ伊丹さん、薔子の話、もっと聞きたい? 聞きたぁぁーーい?」

カイトが注文しに1階に降りていくと、真っ赤な顔した警部補が俺の隣に這いずって来やがった。
しかも馴れ馴れしく俺に凭れて、酒臭い息を吐き出しては笑ってやがる・・・・・・

うおい! 袖を引っ張るなってぇーの! 全く、誰だよこんなに飲ませた奴は!・・・・・・・・・・俺か。。。
まぁーた楽しそうに笑ってやがる・・・・・・

「薔子がね〜〜・・・・・・聞いてますか!!!」
「へいへい、聞いてますよ! ・・・・・・おい芹沢、ここ代われ!」
「嫌ですよ! そんなになるまで飲ませたの先輩でしょう? ちゃんと責任とってくださいね」
大体だな、俺は・・・・・あ〝あ〝!!! だから引っ張るなって!!!

「しょうこぉぉぉ〜〜・・・・・・・ふにゃふにゃ・・・」

「けっ! 寝ちまいやがった。・・・・・・幸せそうな顔して寝てるな」
「そりゃ幸せだろう? 嬢ちゃんとの婚約も決まってんだからよ」

「ふん! お幸せで良かったですねぇーー」
「伊丹・・・まあ、飲め! ここはカイトの奢りだそうだぞ」
「けっ! くっだらねぇーことに協力してやったんだ当然だろ? 1番高いもの頼んでやろう・・・けっけっけっ」

インターフォンを取りメニューを見ながら注文する伊丹は楽しそうで、三浦もヤレヤレといった風で自分の好物を頼むよう伊丹に言っていた

「それにしても、ぐっすり寝てますね〜〜・・・神戸先輩」
「このだらしのない顔! ・・・・・・・ま、いい男は酔いつぶれてもイイ男ってか! こんちくしょうめ」
「伊丹・・・」
三浦さんの少々哀れむ目を見たカイトが頭に???を飛ばし、そっと芹沢に訳を聞いて。。。

「え? うそぉ! 伊丹さん、鈴城さんが好きだったんすか』
「う〜ん、好きっていうか、その1歩手前の状態で警部補に掻っ攫われたっていうか・・・・・・ま、女心もわかんない先輩だけど、自分の恋心にも鈍いんだよね〜」

「えーーっと、それって・・・・・恋愛じゃ 致命的ですよね」
「そ、致命的なのよ! この人いいかなぁ〜って思っても先輩の場合、その先に進めないからねぇ〜〜《バチン!!!》・・・・・いったぁぁーーー」
「ごちゃごちゃ うっせぇーんだよ!」

伊丹に派手に叩かれた芹沢が頭を押さえるなか、三浦は刺身や焼魚、手羽先など・・・どんどん運ばれる料理に舌鼓を打っていた

「おい! こっち来て食え! うまいぞぉ〜〜・・・」
「うまそうだな、お前らも食っちまえよ」
「はい」
「うぃっす!」

4人で料理や酒を食べ始めだいぶ経った頃、畳に寝転んでいた神戸がむくりと起き上がり・・・・・・突然のことに伊丹がビクッと肩を跳ねさせていた

「・・・・・・・・なんだよ、ソンか。突然起きるとビックリするだろうがっ!」
「いや先輩? 寝てる人が起きるのはいつも突然ですからね?」

「・・・・・・・・・ふぅ〜〜・・・お水ほしい・・・・」
「俺! もらってきます!!!」
カイトが部屋を飛び出し冷たい水をもらいに1階まで駆け下りて行った

起き上がった神戸が気怠げにシャツの釦を・・・・・・・すでに2つは外されているが、さらに1つ、2つと外していく神戸。。。
首元が、鎖骨が、白い肌が・・・・・・・否が応でも目に入ってきて、それが何とも言えずに艶っぽいのなんの!
片手を畳に付いて上体を支えている神戸が、傍にいた伊丹に《ゆらり・・・》と凭れ赤い頬のまま自分より上にある伊丹に顔を向ければそれは、自然と上目遣いになり。。。

「・・・・・暑い」
「お・・・おい、ソン! 暑いからってぇーここで脱ぐんじゃねぇーぞ! 妙に色気があり過ぎる奴だな、おい!」
「すっごい! 僕、同じ男でこんなに色っぽい人初めて見ました! ・・・・・・・・いや、さすがだなぁ〜」

「何がさすがなんだよ、芹沢のアホ! は・・早く、ソンを取れ! 俺から離せ!」
「あっれぇーー? あれあれーー? 先輩もしかして警部補に懐かれて焦ってます? 男なのに?」
「うっ・・・うっ・・・うるせぃ!!! 早くどかせろよ!」
「はいはい」

くわっ!!!と般若顔で芹沢を睨む伊丹に仕方なく、酔ってフラフラしている神戸を凭れていた 伊丹の腕やら体から引き剥がし畳に寝かせる芹沢だが・・・・・・

その間に目にする神戸の 上気した頬、潤んだ瞳、広げたシャツのあわいから見える鎖骨などに彼は『うっ!!!』と呻きながら神戸を横たえる

「なんちゅう破壊力なんですか! 彼女いるのに一瞬、頭の中イケナイ妄想で一杯になりましたよ!」
「どんな妄想してるんだよ、てめぇーは!」
「え? 先輩と一緒〜〜〜☆ 《バチン!》・・・・・・・・いったぁーーい」
「ばばばばばばばば・・・・・・・・・ばぁ〜ーかなことを言うな!」
「ズバリ!僕に当てられて焦ってるくせにぃ〜〜〜」

また芹沢の頭めがけて振り上げられた拳に、もう勘弁!と三浦の影に隠れる芹沢。。。

「おいおい、それくらいにしとけよ伊丹・・・・・・・それより、警部補殿をどうするかだが・・・・・」

「うぅぅ〜〜・・・・・ん・・・・・・」

寝返りをうつ神戸の顔に前髪がかかり、「はぁ・・・」と甘い吐息をつけば、何故かイケナイ事をしているような気分になる捜一トリオ。。。

「「「い・・・・色っぽい・・・・・」」」
「あげませんよ、彼は・・・」

思わずつぶやいた3人の声に答えるように聞こえたのは、神戸の電話で呼び出された薔子 で・・・・・・・・突然、背後の階段から現れた薔子に《ビクッ!!!》と体が跳ねるトリオ

「こんなに酔った尊さん、初めて見ました・・・・・・さ、帰りましょう」
「んんっ? しょう・・・こ? 」
「はい、私です。 さ、歩けますか?」

「おい鈴城! いくらお前でも1人で運べるかよ! 俺らが手伝ってやるから・・・・・・・・なにぃ!!!」
「嬢ちゃん、無理せず伊丹に任せな・・・・・・・・・おおっ!」
「いくら鈴城さんでも警部補は男性ですよ? 女性が男性を支えるなんて・・・・・・・・・・うわあ!!!」

「ああ、大丈夫ですよ」

寝ている神戸の腕を取り、その脇から肩で支える格好で薔子は、ヒョイっと神戸を立たせることに成功し伊丹を始めとする3人を驚愕させる

「さすが に抱き上げては運べませんがね・・・・・・・・・こんな素敵な尊さんを他の男の手に渡せるはずないじゃないですか」

ニコリと微笑む薔子の眼が、笑顔とは裏腹に鋭く見つめ・・・・・・・見ている3人の背筋を、冷や汗が伝うほどに震え上がらせた

「あれ? 鈴城さん・・・・・・先輩のお迎えですか? これ、冷たい水です」
「ありがとうございます」

そう言って水のペットボトルを受け取った薔子が神戸を支えて階段を降りて行く

「あ、そうそう・・・・・・・もう尊さんをこんなに酔わせないで下さいね」

キラリ☆と光る薔子の瞳に、えもいわれぬほどの冷気を感じた3人が寄り添ってコクコクと頷くのをカイトただ一人が首をかしげて見送った。

そんな男子会が、これからも開かれる!!!・・・・・・・・・・とは、限らないのだった。

*****

きゃぁーーー!!! 長くなりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます!!!

最後の最後に出てきた薔子ですが、酔って色気倍増フェロモンだだ漏れな神戸さんを見る3人に」この人は私のだ」とアピールしまくり!でしたね(笑)

まあ、言葉は少ないですが視線が物を言うというほどのビームを出しまくりです。
そして帰ってから少し酔いの覚めた神戸さんに、「あなたは誰のもの?」とか言いながら迫ればいいなぁ〜〜なーんてアホな管理人です。

もう少しして落ち着いたら、去年からのリクエストを書き進めたいと思いますが・・・・・・どうなることか(汗)

では感想などいただけると嬉しいです☆
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コメント

☆ほっち様へ☆

ほっち様、こんばんはー (^-^)/

時間はかかりましたが、空いた時間にちょこちょこ書いたのがやっとUPできました! 母も落ち着いてきましたので、1日おきに実家に行けるようになり、少し時間も取れ始めています。
そして、はい! 神戸さんを酔わせてしまいました(笑)
もう、私の願望が入りまくりなお話でございます! 実写で見たい〜〜〜 本当、テレ朝さん考えてくれないですかね〜・・・・ 酔って色っぽい神戸さん・・・DVDバカ売れだと思うのですが!!!
私は保存用にも買っちゃいますよ!

今回のお話はズバリ、神戸さんの色気でヤられる面々!がテーマですから! カイト君から始まって、トリオの3人も頬を赤くしながら見てればいいな(笑)
次は誰が餌食になるんでしょうか? イタミンは酔うと可愛くなるといいですね。

> カッコよくてラブラブな神戸さん&薔子さんの間に入る隙ないから、イタミンにも早く嫁候補が現れますように(笑)
不器用な刑事の恋物語みたいな感じで、イタミンの嫁候補の物語が書けるといいなぁ〜(漠然とは頭の中にあるんですがね)

ほっち様! いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
またいつでも遊びにきてくださいませ〜

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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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