if 相棒 シーズン11・12話《スッチーと合コン!》

こんばんは、管理人のすーさんです☆
昨日 放送の相棒は なんと! カイト君の恋人の悦子さんに頼んだ合コンがあるそうです!
もう・・・ね、予告でですね 楽しそうで妄想が湧いてきますよね!

書いてる時はまだ予告しか見てなかったので、このお話はキーワード『合コン』だけで脳内で盛り上がったものです(笑)

そんななので特命に神戸さんとカイト君がいるという設定で、薔子は警察庁に戻っているという《もしもなお話》ということで気軽に見てくださいませ

*****

「甲斐君、兼ねてからのお願いを今こそ実行していただきたいのですが!」
「そうだぞカイト! 男に二言は無いはずだろう?」

「・・・・・・まぁーた その話ですか! 暇なんですね組対5課の角田課長も鑑識の米沢さんも!」

「約束しましたよね! はっきりと私は あなたの返事を聞きましたからね! さあさあさあさあさあーーー! 観念してセッティングしてもらいましょうか!!!」

「怖い怖い・・・ 米沢さんが怖いッス ちょっ・・・ 顔近いし、そんなガッつかないでくださいよ! ・・・・・神戸先輩 助けてくださいよ〜〜〜」

狭い特命係りの部屋の中で、米沢と角田に迫られたカイトが逃げ惑うも すぐに捕まり2人に挟まれキャビンアテンダントとの合コンをしてくれと迫られているのを・・・・・・

特命係りの先輩、神戸がクスクスと笑いながらも 我関せずと眺めながらペットボトルの水を一口飲んでいる

「もぉぉ〜〜〜 いい加減にしてください!!! そんな合コンしたいんですか? 角田課長、あなた既婚者でしょう? いいんですか? ね、いいんですか? それで」

「クスクス・・・ それくらいにしたら如何ですか? カイト君が困ってますよ それに合コンって年でもないでしょ?」
「いいじゃないか! 俺達だってトキメク事がたまには欲しいんだよ! ふん! 神戸なんか嬢ちゃんとラブラブだから関係ないって顔してるけどさ、お前だって恋人がいなきゃー合コンしようって俺達とカイトに迫ってるさ!」

前から興味あったんだよな・・・ 先輩の恋人って・・・ どんな人なんだろ?
この先輩は女性の扱いがスマートというか、慣れてるというか、俺もけっこうイケてるとは思うけど経験値が違うっていうか。。。

それに杉下さんが首を突っ込む事件のことでも、俺よりも先に分かってるのがさ・・・    何ていうか余裕?!があるんだよね

そんな・・・  いつもクールなこの先輩の恋人って どんな人なんだ?    それに恋人には どんな顔してるんだろう・・・

俺は好奇心が旺盛というか、こだわるタイプっていうか・・・ つまり興味があることはとことん調べたいんだよね

課長や米沢さんが熱くなってるのに1人 涼しげな瞳で 余裕かましてます!って雰囲気を絶えず崩さない先輩の恋人に、ムクムクと興味が湧いてくる

俺は課長と米沢さんに ちょいちょいっと手招きして部屋の隅に呼び寄せて こう言ったんだ

「神戸先輩の恋人も参加するなら合コンのセッティングしますよ!」

力強く頷く2人に、じゃー日はいつにするかと細かに決めれば、一気に話が決まる

すっげーー あ、連絡しなきゃ・・・ 俺は恋人にメールをし、渋る悦子を説き伏せOKをもらう

へへ・・・ なんか楽しくなってきたぞ!

*****

そうして合コンの日、俺たちは居酒屋に集まった

「もう〜〜〜 何で居酒屋なんですか! もっとお洒落なレストランとか、バーとか・・・ 他に場所は無かったんですか?」
「文句言うなよ! 俺達みたいなのが そんなお洒落な場所に行ったら緊張して話せるもんも話せなくなるだろうがっっ!」

「そうです。 私など特に緊張してしまい何を話して良いのやら・・・ いやはやはてさて とんと浮かびませんなぁ〜〜」

「それなら先輩も同じッスよ! 心細いからって神戸警部補を特命から引っ張ってきましたからね〜」

「「「えええええ?」」」(角田・カイト・米沢の叫び)
「えええええーーー・・・・ってなんで? 3人仲良しなんですねーー 叫ぶタイミング一緒だし」

ニコニコと楽しそうな芹沢の隣には 青い顔した般若顔の伊丹が・・・・・・嫌がって暴れてる神戸と腕を組み、尚且つ逃がさないよう腕を掴んでいた

『おい! まずいぞ・・・ 嬢ちゃんも来るのに神戸がいるのは・・・ マズイだろう?』
『それより伊丹さんが、何で! 神戸先輩連れてくるんですか?  恋人さんはどうやって誘ったんですか?』
『いやはや、これは少々マズイ事になってしまいましたなぁ~』

「ああ・・・ それはだね、向こう(警察庁)に移っちまって寂しいから たまにも居酒屋で飲まないか?って話したんだ」
「ええ、及ばずながら私もご一緒させていただきますと申せば、二つ返事で了承してくれまして」
「へぇーー 仲良しなんですね! そのス・・・・・むぐぅぅぅ〜〜〜」

「バカッ! 名前出してどうするのよ! バレちゃうだろう!」
「しっ!!! 神戸警部補が此方を見ています!」

カイト・角田・米沢の3人がコソコソと話をしている間、何となく自分の名を呼ばれたような神戸が・・・・・・訝しげに3人を見ているも、思いっきり掴まれている腕を引かれて視線がズレる

「〜〜〜〜伊丹さん! 引っ張らないで下さい! っていうか男同士で腕組むの止めませんか?」
「そ・・そ・・そ・・そそそそ そうは言ってもよぉ〜 離したらお前 逃げるじゃねーか!」

「あたりまえです! 僕には婚約者がいるんですよ? 他の女なんて目に入らないのに、合コンなんて時間の無駄ですからね」

プリプリと怒っている神戸に、申し訳なさそうに芹沢が視線をよこす

「すみませんーーー 先輩、女性経験が無いに等しいんで、緊張してるんですよ そこで、庁内1口説きたい男と云われる神戸警部補にお縋りしてるんです」
「だから どうして僕なの!」

「だって警部補、女性慣れしてるじゃないですか! 僕や先輩の知る中で1番女性でアタフタしないでしょう?」
「そりゃ・・・ね 女性慣れっていうか、スマートにエスコートすることはできるよ? そこは否定しないよ? でも、合コンってのは違うでしょう?」

「だああああーーーーー!!! うるせ〜な! お前が気にしてるのは鈴城のことだろうが! 何かあったら俺が説明してやるから協力しろっ!!!」
「・・・・・・協力・・・・・・しろ?」

ピキン! 伊丹の言い方が癇に障ったのか・・・ 神戸の雰囲気が 冷たいものを含む・・・

(ひぃえぇーーー 笑顔がっっ! 警部補の笑顔がっっ! 怖いぃ〜〜〜・・・・・)
(やべっ! 怒らせちまったか? 今からの事を考えりゃーコイツの機嫌を損ねない方がいいよな! えーーっと、下手に・・・ 下手に・・・)

「いやっ! 協力してくださいますか? 神戸警部補殿!!! いやいや、神戸大明神!!! ・・・・・・頼むぜ 出会いがねぇー中で、やっと巡ってきた合コンなんだ! 俺を助けると思って! この通りだ!」

テーブルに頭を擦り付ける伊丹に、仕方ないな・・・ と溜め息1つ。。。

「分かりました! 僕が合コンを盛り上げましょう! そして伊丹さんに彼女を!!!」
「お願いしますお願いしますお願いします!!! ・・・・・・もう、彼女のことが話題になる度に先輩から拳骨もらうの嫌なんですぅ〜〜〜」

「苦労してるんだね 芹沢君・・・」

えぐえぐ・・・と、泣いて懇願する芹沢は、伊丹よりも切迫しているようだ・・・ そんな芹沢が哀れに思える神戸

「まずは伊丹さん! そんな怖い顔しない! 1、女性には常に笑顔で! 2、女性は話好きが多いですから聞き上手になること! 3、女性が何をして欲しいか、気配り上手になること! これを忘れないでくださいね」

「・・・・・わ・・わ・・わ・・わかった!!!」

ぶんぶん頭を振る伊丹は、緊張からか女性が来る前に酒を頼み ガブガブ飲んでいる

(・・・・・・大丈夫かな・・・・・・)

そんな騒ぎの中、時間はやがて・・・ 女性達との待ち合わせの時間へとなったのだった

*****

「ちょっとカイト あの人・・・大丈夫なの?」
「ん、どれ? ああ・・・」

「あの丸顔で丸メガネの人よ! 鉄道と落語の話ばっかりじゃないの〜」
「あの人は オタクなんだ あれでも腕のいい鑑識なんだぜ」

「ふぅーん・・・ じゃあさ、あの四角い人は? 合コンで息子の話を延々してるのよ!」
「アレは組織犯罪対策5課の課長・・・ 妻帯者」

「なになに? 妻帯者って来ちゃいけなくない?」
「仕方ないだろ! 毎日合コンしてくれ〜 合コンしてくれ〜って五月蝿いんだよ!」

「じゃ、あの人は? 私達が来る前に飲んじゃって酔っ払っちゃった人!」
「あ・・・ あの人は捜査一課の伊丹さん! 女性に緊張しちゃってさ・・・ 飲みすぎちゃったんだ」

「あの人が捜査一課の・・・・・・ じゃあさ、伊丹さんの横でまめまめしく動いてくれてるのは?」
「あの人は伊丹さんの部下で芹沢さん! 部下なんだから同じく捜査一課の人」

「芹沢さんは、飲み物とか食べ物とかよく気がついてくれてるね 楽しそうに盛り上がってるし!」
「そうだな・・・ ちなみに彼は彼女持ち!」

「え? そうなの? でも・・・・・・彼がいないと女の子が帰るとか言いそうだし 居てもらわないとな・・・ じゃあ、あの人は?」
「ん? 神戸先輩か?」

「そうそう神戸さん! 今日の1番人気ね」
「先輩は警視庁でも『口説きたい男No.1』なんだ」

「そうよね・・・ 私達の目から見てもアレは特級品だわ・・・」
「品物かよっっ!」

「ほら見てぇ〜 リカの目・・・ あれは本気で落としたいって目よ〜」
「・・・・・・先輩は婚約者がいるんだ」

「えええ???」
「伊丹さんが引っ張ってきちゃったんだ! 本当はくるはずないんだよ、ラブラブな婚約者がいるんだから」

「まあ・・・ね、あれだけの美人さんだもんね いてもおかしくないよね」
「男に美人ってどうよ? まぁ、そう言いたいのも分かるけどさ」

「神戸さんにも帰られたら・・・  ぶるるっ! リカに殺されるわ」
「それがさ・・・  俺、先輩の婚約者が見たいから誘ってくれって・・・  課長達に言っちゃって・・・」

その言葉に悦子の目がこれでもかって見開かれて・・・

「バカッ!  ここに呼んでるの? 合コンで鉢合わせなんて何てことしてるのよ!  バカイト!!!」
「だって! 俺だってまさか先輩がここに来るなんて思わねぇーし!」

「どうするのよ!」
「・・・・・・どうしようっか」

思いあぐねて目と目を合わせて見つめ合う2人だが、ハァ~~~・・・と大きな溜息を吐いただけだった

「警視庁 特命係の神戸警部補です」
「警部補! すごぉーーい!」

「いえいえ、特命係りは窓際だからね~  窓際の僕より隣のこの人、捜査一課のエースなんだよ~」
「捜査一課?」

にこやかに話す神戸の周りには女子達が取り囲み、キラキラした目で彼の話を聞いている

「そ! 警察でも花形部署なんだよ!  だから、この伊丹さんって見かけは・・・ちょっと強面君で般若みたいだけど僕なんかよりも素敵な人なんだよ~」
「おい! 般若って・・・」

(ダメですよ伊丹さん! 笑顔笑顔・・・  せっかく僕が盛り上げてんですからっ!)
(そうですよ先輩! 警部補の努力を水の泡にしないでください  ほらほら笑顔ですよぉ~~~)
(えがお・・・  よしっ!笑顔だな・・・  おわっ! 顔がっ! ツル・・・)

「花形部署のエースなんですか・・・  すごぉーい!」
「・・・ええ、まぁ・・・」

口の片端をヒクヒクと 引き攣らせながら自分では微笑んだつもりの伊丹なのだが・・・・・・

(うっ! 先輩・・・  それは笑顔じゃないッス!)
(そうだね芹沢君、これはどうみても表情筋が痙攣してる悪人顔だね)

予想通り女子達は せっかく伊丹の方を向いたのに・・・・・・  くるりと神戸の方を見つめ、目の保養につとめた

(( はぁ~~~ ))by 神&芹。。。

「「「憂いの神戸さんも 素敵ですぅ~~」」」

(芹君、僕もう・・・  無理だから・・・ 帰っていい?)
(あうあう・・・  見捨てないでくださいぃぃーーー)
(ソン!  たっ・・・たっ・・・  頼むよぉーーー)

必死に縋る芹沢の目と、睨まれているとしか思えないが・・・ これもまた必死に頼んでいる伊丹の目に、神戸の溜め息は増えていくのだった

(薔子・・・  帰れなくなったみたい・・・  ああ、会いたいな・・・)

神戸の心情は誰にも知られないまま、彼はにっこりと微笑んで女子達の視線を集め・・・伊丹を売り込もうと話をしだしていく

「なになに? 私も混ぜてよ~」

悦子が神戸の助太刀に座り、場を盛り上げていく

*****

カラン・・・  ドアベルを鳴らして 居酒屋のドアが開いた

何となく 顔を向けたカイトの目に暖簾を上げる、白い指先が見えた

「いらっ・・・・」
「?  いらっしゃ・・・・・」
「???  いらっしゃいま・・・・・・」

店の売りでもある元気な掛け声が次々と止まり、新しく入ってくる客をみた店員が皆一様に 動きが止まる

スイっと入って来た新しい客は、スラリと背が高く・・・  タイトなスーツが彼女のスタイルの良さを魅せていた

店員に何事か話しかけているのでカイトの目には後ろ姿しか見えてはいない、見えてはいないのだが・・・  きっと、とびきりの美人だろうな と分かる

仕事帰りなのかスーツ姿のその女性は、キュッと締まった細い腰と膝丈のスカートから伸びた引き締まった脚、細い足首の持ち主。。。

背中を覆う黒髪は艶々と輝き、ゆるいウェーブが店員に頷くたびに揺れている・・・

どうやらこっちのテーブルに用があるのか、店員がこちらを示している

くるりと振り向いた女性を見て、カイトの目が釘づけになる・・・

切れ長の大きな瞳に すっと通った鼻梁、滑らかそうな頬は思わず恋人がいる自分でも触れてみたいと思ってしまうほど

その見つめた先の女性が、真っ直ぐにこちらに向かい・・・  微笑んで片手で小さく手を振る様子は、胸にズキュンとくるほどで・・・

「うわ~~  何アレ! あんなのいるんだ・・・ モデル?芸能人? それ以上に綺麗だ」
「なによ、カイト! どこ見てんの・・・」

盛り上げるのも疲れた悦子がカイトの横に来て、彼の熱心に見つめる先を見て・・・  彼同様、動きが止まる

テーブルで女性に囲まれていた神戸と、その隣に座る伊丹は見えなかったのだが・・・  女子達から少し離れた席で拗ねたようにチビチビ飲んでいる角田と米沢は、気がつき手を振り返した

「嬢ちゃん、久しぶりだなぁ~~~」
「お久しぶりでございます」
「角田課長、米沢さん!  今夜はお誘いありがとうございます」

「え!!! もしかして」
「ええ?  カイト・・・ あの人が・・・」

「「神戸(さん、先輩)の婚約者???」」

カイトと悦子が驚いている中、その言葉を耳にした薔子が小さくお辞儀する

「「どどど・・・ どうしよう! 」」by カイト&悦子

角田課長から耳打ちされた薔子が、2人の方へと近づいてきたため慌てて2人は立ち上がり、薔子の方へと飛んでいく

角田達がいた場所からは合コンに参加した女子達や芹沢、伊丹の人垣で上手い具合に神戸が隠れているのだが・・・  カイトと悦子は神戸よりの席にいたため ここまで来たら1発でバレてしまうのだから2人は焦った

こちらに来ようとした薔子を押して角田達の席に座らせ、2人は神戸達が見えないような向きに薔子を座らせ自己紹介していく

「あ、あのっ! 俺は甲斐享です! 神戸先輩にはいつもお世話になってます!!! こいつは俺の恋人で・・・」
「笛吹悦子といいます  いつもカイトがお世話になってます」

「こちらこそよろしくお願いします  いつも尊さんからお話は聞いてますよ!」  

クスクスと笑う薔子が神戸から聞いた話をすれば、カイトは拗ね 悦子は大笑いしていた

(・・・・・・でもこの状況、どうすればいいんだよ!)
(分かんないわよ! ・・・私が薔子さんを外に連れ出そうか? 後のことカイトに頼むわよ!)
(おお・・・ 任せとけ!  お前の方こそ頼むぞ!)
(OK! 任せなさい!)

「薔子さん、もっとお話がしたいから・・・  この近くの静かな店に行きませんか?」
「ごめんなさい  角田課長や米沢さんとも話したいし・・・  それに」

立ち上がろうとする薔子、と同時に。。。

「すみません、ちょっと・・・   あれ!」

人垣から立ち上がった神戸の視線が、薔子を捉え・・・・・・  パチクリと、瞬きを数回。。。

「薔子?」

「「うわぁ~~  バレたぁ~~」」

カイトと悦子が「どうする!」「どうしようもねぇーよ」と言い争い小競り合いしているなかで2人は思った

(これは絶対、修羅場になるぞ)(止めなきゃ! 事情をいって止めないと!)

*****

「薔子・・・」
「神戸さんのお知り合いの方ですか?」
「うわぁ〜 綺麗な人ですね」

「ど、ど、どうするよ! ね、どうしよう!」
「どうするもこうするも・・・ し、しばらく様子を見ないとわかんないよ!」

修羅場か!!! 自分の婚約者が合コンに来てるなんて怒るだろう・・・ 2人とも警官だから体術はできるし・・・ まさか、店の中で血の雨がふるんじゃぁ〜〜〜

ピシッと凍りついたような 冷気あふれる空気の中でカイトの喉は、ゴクリと生唾を飲み込み・・・・・・ いつもクールな神戸が言い訳などをアタフタと言いだす様を想像して、頬を緩めていた

仕立てのいいスーツを着こなし 常に笑顔でカッコイイ先輩が、婚約者に弁解するために焦る様子なんて・・・・・・ 楽しそうじゃないか!

ワクワクと2人を見つめていると、まず動いたのは・・・・・・

「迷わなかった?」
「うふ・・・ 尊さんの地図が分かり易くて迷わずに来れました」

サッと席から動き 薔子の傍に行った神戸は、彼女の腰に腕を回して当然のように引き寄せる

「僕はまだ伊丹さんのフォローしなきゃだから、 その間 薔子は課長達と話してて」
「ん・・・ わかった 尊さん?」

グイッと腰に回した腕に力をこめて・・・ 薔子を抱きしめる神戸に 彼女の戸惑う声がかかる

「離してくれないと 私、席に行けない」
「ゔゔゔ・・・・・・ ダメ・・・だ ずっと会いたかったから腕が離れないよ」

「尊さん? 私もこのままがいいけど、伊丹さんに協力するんでしょ?」
「・・・・・・・・・・・・・少し 失礼します」

神戸が薔子の手を引き どこかに向かう・・・  のを、後をつけるカイト&悦子がたどり着いたのは、トイレのある人気のない廊下で・・・

(なんでここに来るんだろ?)(なんでだろうね・・・)

薄暗い廊下を ひょこっと覗き込んだ2人の目に映ったものは・・・・・・  薔子に激しい口付けをしている神戸の横顔

何度も角度を変え・・・  薔子の唇を貪る神戸に、受ける薔子の2人は、まるで映画の1シーンのように絵になっている

やがて 気が済んだのか唇を離す神戸の舌が、ペロリと薔子の唇を舐め・・・  彼女の頬を真っ赤に染め、はずかしそうに微笑む薔子を・・・  蕩けるような眼で見つめている

「・・・・・もう、そんなに俺を煽らないでよ 薔子・・・  今すぐ ここで、欲しくなっちゃうから」
「尊さんたら・・・ そんな冗談言って!  もう 戻らないと」

放れようとした薔子の腕を引いて、再び両腕でしっかりと抱きしめた神戸の瞳が 真剣に薔子を見つめる

「冗談なんかじゃない・・・  俺はいつも君が欲しくて仕方ないんだ・・・  婚約までしてるのに薔子のちょっとした表情がね・・・    ・・・・・・・・俺を たまらなくさせるんだよ」
「あ・・・ たけ・・・る・・・   あう~~~」

真っ赤になった薔子が どう返せばいいのか分からずに 困り果て、眉を下げて視線を彷徨わせ・・・・・・  そうして辿りついた視線の先は やっぱり愛しい男の眼で・・・  じっと神戸を見つめ返して・・・

「薔子・・・  またそんな可愛い顔して!  今夜は寝かさないから覚悟するんだよ♪  ・・・ま、覗かれてする趣味はないからね、戻ろっか! そこのお二人さんも、ね♪」

そ~~っと覗いていた2人にとっくに気がついていた神戸は、にっこりとカイトと悦子に微笑みを向けるのだが・・・

(・・・怖っ! 先輩の笑顔が怖い~~)(・・・カイト、私もよ・・・あの笑顔が怖い~~)

薔子には蕩けるほどに甘く、優しい微笑みを・・・  覗いていた2人はブリザードが吹雪く氷の笑みを・・・

違いのわかる男、神戸尊。。。

その先輩の新たな1面を見て、ますます怖いもの見たさな好奇心が湧いてくる・・・

こだわりの男、甲斐享。。。

もっと薔子といる神戸を見てやろうと決めたカイトは、その後、席に戻った薔子の連絡先を知ろうと四苦八苦していたそう・・・  なのは別のお話で。。。

*****

うわっ!  長くなっちゃいました! 実はこれipadで書いてたんですがね・・・  気を抜いたら後半部分が消えちゃって・・・

久々にやらかしちゃった記事消失に、魂がぬけてしまい・・・  水曜の相棒が始まる前にUPする予定が伸びてしまいました(トホホ・・・゚(゚´Д`゚)゚)

楽しんでいただければ嬉しいです
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コメント

☆椿さんへ☆

椿さん、こんにちは〜(^-^)/

トリオ特命、気に入ってくださいましたか!
もう相棒見てるとここに神戸さんが居たら〜〜〜って妄想がわいちゃうんです(笑)

トリオ特命なら常識人は神戸さんでしょうし、悪ノリする右京先生とカイト君の2人を纏めようと四苦八苦してたらいいのになぁ〜

たまに「もう!!!」とか地団駄ふんでればなお良しです!

それにカイト君が来てからの右京さんは常識ある大人に見えますよね〜〜
亀ちゃんや神戸さんが止めていたのは何だったんだろうと思っちゃいますよね!

> 捜一トリオはトリオでなくなってしまいましたが、それも仕方なし…。せっかく昇進試験に合格して晴れて警部補。係長になったのに…。
もう三浦パパがいないと寂しくて寂しくて。。。
ついつい捜査一課が出てくる場面ではイタミンや芹ぃの後ろにヒョコッと居るような気がして探してしまいます。。。

> 伊丹さんのストッパーが居なくなってしまって、凄く残念です。好きだったんですよね、昔ながらの刑事気質の伊丹さんが突っ走ると、間に入って場を取り成す三浦さんが…。毎回あの手腕には惚れ惚れしました。

私もです! 穏やかにイラつくイタミンが強張らせた場を納めるのも三浦さんの手腕でしたし・・・・・・
カムバックしてくれないかしら?と毎週願いながら見ています。

> 私は「BOSS」も「リーガルハイ」も大好きですよ~v
> カイトくんは強制的に野立会メンバーとして迎えられそうですが…w野立会の更なるレベルアップのために。
目をつけてるでしょうね〜・・・って片桐さん、神戸さん、カイト君と揃えば野立会に参加する女子が増えることは間違いない!
私も片隅でいいからその場にいたいもんです、はい (笑)

> 古美門先生のかっとんだキャラクターも、それに熱くなる神戸さんもらしくて(笑)
この時はまだ神戸さんが薔子の事を気になり始めた頃でしょうし、周りのことも構わずに「君が欲しい」と言う古美門にイライラしつつ「絶対お前なんかに彼女はやらない!・・・・・・・あれ? 何で俺がムキになっちゃってるの?」って感じかな〜

> season12に神戸さん居たら、二人がさっさとさも当然とばかりに行動に移る度、小声でブツブツ言ってそーな神戸さんが目に浮かびます!
そうそう! それに5話でしたっけ? カイト君の恋人悦子さんの社交ダンスを見に行ってるお話で、私ついつい燕尾服きて颯爽と踊る神戸さんが脳内に溢れてました!
絶対カッコいいのになぁ〜・・・ついでに薔子と出ちゃえばいいのになんて(笑)

> まだニアミスありませんよね~。今度の劇場版Ⅲではどうなんでしょう?観に行きたいーっ!行きたいーっ!
少しですが神戸さん出演ありますよ! しかも特命の部屋に上からの命令を伝えに行くってことで、新旧相棒のカイト君と右京さんとの3ショットが出ます!!!
楽しみでたまんないです! 映画館でしっかりと見たいと思います!

> X-DAYは観に行けなかったので、DVD出るまで全力で待ってます!!
椿さんに朗報です! DVD出てます!!! 私、購入しました!

> IT 部門、逸材揃いの部署ですよね。
岩月君始め、九条課長も気になってる私です。
イタミンとどう絡んでいくかも面白いですし、イタミンの熱血っぷりに感化されていく仏頂面の彼の代わりようがまた楽しいですよ!

> DVD観たらまたウザいコメント引っ提げてお邪魔するかもしれません。フフフ…
私もウザいくらい語るコメント返しをするかもしれませんよ。 ふふふ。。。

> こちらでもお返事いただいて、ありがとうございます!
こちらこそ、何回も返事しててすみません。 でも椿さんとこうやってやりとりができて嬉しいです!

では、またのご来店お待ちしています (⌒▽⌒)v

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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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