相棒番外:≪芹沢、男の勘≫

トリオ・ザ・捜一の3人が好きな、すーさんです
裏相棒なんて爆笑して何度も見ました(笑)  今回のお話は、そんな3人が書けたらいいな・・・と思いまして・・・
少しでも雰囲気を出せたらいいなぁ~~
それで、伊丹さんの相手も書けたらいいなぁ~~  と、思う すーさんです

*****

「なぁ~~んか 引っかかるんですよねぇ~~~」
「なにがだよ!」

「・・・・・・あれです」

ここは捜査一課・・・  今日は珍しく事件が無く、イカツイ刑事達が事件終了後の書類整理に追われている

「んあ? 昨日の山が片付いたから部屋にいるのが 引っかかるってか?  なんだそりゃ!」

伊丹のツッコミに芹沢が真顔でブンブンと首を横に振っている

「違うんですよ先輩! 俺が言うのは・・・・・・」

芹沢の指差す先には・・・・・・  差し入れを振舞う薔子の姿があった

「・・・・・・鈴城が どうしたって言うんだよ!」
「なんか・・・  雰囲気が変わったっていうか・・・  なぁ~~んか 引っかかるんですよね~」

「・・・・・・言われてみれば、嬢ちゃん・・・ 恐ろしく綺麗になったな」

伊丹と芹沢の横に三浦まで並んで お菓子を配っている彼女を見つめていると・・・・・・  振り返った薔子がキョトンとして3人を見ている

「どうしました? 私の顔に何かついてますか?」

ニコやかに3人のそばに来た薔子がお菓子を渡そうとして、止まる

「「「???」」」

伊丹・芹沢・三浦の3人がキョトンと薔子を見れば後ろから、爽やかな大声が上がった

「やあやあ 薔子さんではありませんか! 朝から薔子さんと会えるなんて僕は幸運です! 薔子さん? 何を持ってるんですか? あれ? これはクッキーですね~ いただけるんですか? ありがとうございます」

話しながらグイグイと薔子に接近する陣川は、すでに息がかかるほど薔子の前にくっついている

「あのっ! 陣川さん・・・近いです・・・  近すぎますから・・・」

後ろに後退る薔子だが机に阻まれてどこにも逃げられなくなる・・・・・・

「え? 近いですか? 僕は薔子さんとお近づきになりたいと常に思っているからでしょうか? ついつい態度に出ちゃうんですかね~~~」

なおもグイグイと寄っていく陣川に 芹沢始めトリオが助けに向かった、そのとき

「ハイ、ストップ! 陣川さん、近いですから 離れて・離れて!」

「ソン!」 「警部補!」 

どこからともなく現れた神戸が陣川の身体を引き離し、自分の身体を間に滑り込ませて薔子を背に庇う・・・・・・その1瞬で行ったような鮮やかな手際に、3人は感心した

「さすが警備部出身・・・」
「ありがとうございます  大丈夫? 薔子・・・」

「先輩・・・ 大丈夫です  陣川さんの距離感に驚いただけですから」
「もうお菓子は置いたんだろ? 行こうか・・・」

さっと、現れた時と同じように去っていく神戸は、しっかりと薔子を連れて特命係へと戻っていったのだった

その様子を見ていた芹沢が首をひねりひねり・・・・・・  

「やっぱり・・・ 引っかかる」
「まぁ~~だ 言ってやがんのかよ! おら、さっさと仕事しろ!」

手の止まっている芹沢はガバッと伊丹の腕を掴み立ち上がった

「このままじゃ俺、何も手がつきません!  ですので先輩 力を貸してください」
「はぁ? 何をだよ」

「慶二 行きまぁ~~~す!!!」
「俺を巻き込むなぁ~~~」

珍しく芹沢に引っ張られてる伊丹と、鼻息も荒く伊丹を引っ張っていく芹沢を見て、三浦は・・・・・・

「引っかかるんじゃ・・・  しゃーねぇーーか」

と、付き合いよろしく2人の後を追っていくのだった・・・

*****

「で、どうして僕がここ(取調室)に連れてこられるんですか?」

芹沢はなぜか・・・  うまい具合に1人で廊下にいた神戸警部補をそのまま拉致り、取調室へと有無を言わさず連れてきたのだった

当然、容疑者席に座らされた神戸は数ヶ月前にも同じようなことがあったと、呑気に考えていた

「で、今回の容疑は一体なんなんですか? 伊丹さん」
「俺じゃねぇーよ!」

「え?」

伊丹の否定する声と不貞腐れた態度に神戸も顔に???と浮かんで、他の2人を見比べている

「今回は、俺!  芹沢の容疑です!  正直に白状してくださいね、神戸警部補」
「なにかな~~  何か雰囲気違うよ? 芹沢君」

「ズバリ 聞きます!   鈴城警部を・・・・・・ どうしたんですか?」
「ん? 薔子? 」

パイプ椅子に長い脚を組み、腿に軽く手を置き微笑む神戸は、男から見ても優雅な男・・・・・・・芹沢は、どこから来るのか判らないが余裕綽綽な神戸に飲まれていた

その神戸が・・・  微笑みはそのままに、前髪をサッと右手で直しながら芹沢を見る視線を・・・  視線だけを変えた

微笑んだ顔のまま、眼だけが鋭く・・・  芹沢の頭の中を見透かすような・・・  眼。。。

「薔子に・・・  興味・・・ 出たのかな? 芹沢君・・・ 」
「いえっ・・・ べべべべ・・・べつに! 興味というわけではないんですけどね・・・ 」

「ふぅ~~ん  でも薔子のことが知りたくて僕をここ(取調室)に連れ込んだんでしょ?」
「あのですね・・・  ちょっとした事なんですがね・・・  何か鈴城さん、雰囲気かわったかなぁ~~って・・・ あはっ あはは! 俺の勘違いかなぁ~~」

すっかり神戸の威圧に飲まれた芹沢の乾いた笑いが、部屋の中に虚しくこだまする

「うんうん、勘違いかもぉ~~  ・・・・・・先輩~~ 」
「へぇー 勘違い・・・  くすっ」

案の定、神戸の威圧感に取り乱した芹沢は 伊丹へと縋りついていった

「お前なぁ~~  何が言いたいんだよ!  俺にもわかるように説明しろよ!!!」
「そうだぞ芹沢!  お前が暴走して俺らも巻き込んだんだからな  ゆっくりでいいから話せ、な!」
「僕も知りたいから、話してよね?」

3人に囲まれた芹沢が神戸の代わりに容疑者席へと移動して・・・・・・・・・  取り調べが再スタートした☆




「えっとですね~ 僕が鈴城さんの何かが変わったなぁ~~って思ったのって・・・  先週なんですよ」
「ふーーん  どうして?」

「鈴城さんってよく差し入れ持ってきてくれるでしょ? とくに三浦さんが食べたいとか言ったのは必ず持ってきてくれるんですよ」
「ああ! 嬢ちゃんは優しいからなぁ~~  この前の塩大福! ありゃーうまかった!」

「薔子は三浦さんを父親のように慕ってるからね」
「嬢ちゃん・・・  嬉しいねぇー」

ほろりとした三浦は部屋の隅へと移動し、目尻に滲んだ涙を隠すように拭っている

「でもですね!  この頃・・・  妙に・・・ 鈴城さんの雰囲気が柔らかいっていうか・・・  女性らしくなったっていうか・・・  何か違ってるんです!」
「ああ・・・ そいつァー俺も思ったぜ・・・  鈴城、女っぽくなったな・・・」

「へぇーー 伊丹さんも分かるんだ・・・  意外に鈍くないんですね~」
「なんだと~~ 何が言いたいんですかねぇーー 神戸警部補殿は!!!」

ますます怖くなる神戸の笑顔に、目の前に座る芹沢の額から汗が頬を伝い始めて・・・・・・  芹沢は、「こんなことしなきゃよかったぁぁああ~~~~」と内心、叫んでいた

だって神戸警部補が怖いんだよぉーー  笑ってるのに目が笑ってないし、先輩が鈴城さんのこと「女っぽく」とか言った時なんて・・・

スーパーサイア人みたいに背中から何かが、ドバーーっって出てきたんだよ!  真っ黒な何かが!

ああ・・・ 美形な人って、怒り方も普通と違うし、怖さも伊丹先輩みたいな怖さとは違うんだって・・・  骨身にしみましたぁ~~~

「芹沢君、疑問に答えてあげるよ・・・  先週、君が気がついたって聞いたけどさ  その前にね・・・」

ニッコリと笑う警部補の笑顔が・・・  怖すぎて気が遠くなりそうになっちゃうよ~~~

神戸の妖艶な・・・ 怒りを含んだ微笑みに追い詰められている芹沢が 哀れに見える

*****

「先輩? どこに行ったのかな・・・」

捜査一課からの帰り道、トイレを済ませた私が廊下に出ても先輩がいなかった

おかしいな・・・  今日はこれから証拠品を返しに行かなきゃいけないのに・・・  どこに行ったのかな?

私は捜査一課へと戻る廊下ですれ違う人に聞いてみた・・・

「すみません この廊下で何か騒ぎを見ませんでしたか?」

聞いてみれば案外早く事情が判明したんだけど・・・  どうして芹沢さんが先輩を引っ張って行ったんだろう?

私は取調室のドアを伺って回り、1つのドアから芹沢さんや三浦さんの声を聞いて確信し・・・  隣の部屋に入り、マジックミラー越しに中を覗いたんだ

「あ、先輩いた」

何を話しているのかと思えば、私が女っぽくなったなんて・・・・・・  なったのかな?

自分じゃ分からないけど・・・  少し、ここで聞いててもいいかな?

悪戯心と好奇心で薔子はマジックミラーの部屋にいることにしたのだった

*****

「薔子ね・・・ この頃ふとした表情とか色っぽくなったでしょ~」
「え・・・ええ! ですから僕、変わったなぁーって」

「2週間ほど前かな・・・  僕は薔子にプロポーズしてOKを頂きました」
「「「プ・・・プロポーズ~~~!!!」」」

「はい♪」

ニッコリと笑う神戸。。。  対照的に苦虫を噛み潰したような顔の伊丹に、「嘘だろうぉぉ~」と驚く三浦・・・・・・

芹沢はというと ≪ポン!!!≫ と手を叩き、納得したように呟いた

「ああ! で、とうとう神戸警部補は鈴城警部を食べちゃった・・・  ということですね!   えええええ~~~~~~~~~」

「な・・・なんだとぉ!」
「ああ・・・とうとう・・・ 嬢ちゃん、可哀相に・・・」

納得した自分の呟きに盛大に驚く芹沢は、驚きすぎて椅子から壁にワープしたように張り付いていた

伊丹、三浦、芹沢の驚きように1瞬、神戸も驚いた顔をしたが、すぐに「くくっ」と笑い始め・・・・・・

その笑顔は屈託のない無邪気なもので・・・・・・

自分の狙い通りに驚いてくれたことに満足し、楽しんでいる・・・・・・  そんな笑顔だった

「今は、薔子のおじい様や御両親に、挨拶に行きたいと思っているところです  じゃ、取り調べは終了ということで・・・」

出ていこうとした神戸を我に返った芹沢が引き止めて、再び容疑者席のパイプ椅子に座らせた

「まだ聞きたいことがあるんです!」
「え~~  まだ? 俺、もう帰りたいんだけど・・・」

「もう少し!  鈴城さんを・・・ あの難攻不落と言われた彼女をどうやって落としたんすか!!!」
「え?  聞きたいの?」

「はい! 後学のためにも、是非!」

何故か必死な芹沢にコソッと耳打ちして訳を聞けば、伊丹に彼女を作りたいため聞きたいと・・・  これまたコッソリと答える芹沢

同じ部屋にいてバレないことはないのだが、何せ今 伊丹は放心中で・・・  壁に向かってブツブツと呟いているため聞こえてはいなかった

「落としたって感じじゃないんだけどね・・・  ほら薔子って可愛いくらい男女間のことには鈍いじゃない?  もう、ね! 直球ストレート勝負しかないのよ」
「直球ストレート・・・・  た、例えば?」

「ん~~・・・ 朝の「おはよう!」も笑顔付きでとか・・・  ランチはもとよりアフターも毎日誘うし、できる限り仕事でも一緒にいるように行動したり・・・  薔子、鍛えるの好きだから稽古に付き合うとか・・・ ね☆」

「うわぁ~~ 伊丹先輩には無理なことばっかりだぁ~~」
「でも警部補、それだと仲の良い先輩後輩になりますが」

三浦まで話に入ってきたのには、神戸も芹沢もたじろいだが・・・・・・

「そうやって少しづつ距離を縮めていかないと彼女、怖がっちゃうから!  陣川さんがいい例でしょ?」
「そうーだな ありゃーどんな女でも引くだろう」
「鈴城さん、本当に怖がってましたもんね~~」

「で 気軽に話せる間になって、笑いあえて、だんだん距離が近くなってきたと思ったら・・・  ズバリ! 「君が好きなんだ」ってことを相手に知ってもらう・・・」

「ははは! ここで伊丹にゃー無理になったな!」
「・・・・・・どんな感じで言ったんすか?」

ん~~~  これは実践してみた方がいいのかな?  っていくらなんでも恥ずかしいし!!!

まず男相手になんて真っ平ゴメンなんだけど!

「思いを眼に込めて・・・  んっと、こんな感じかな?」

俺は前に立つ芹沢君を薔子だと思って 1歩踏み出しながら 眼に思いを込める・・・・・・  薔子が赤くなってくれる 眼を。。。

ジリジリと芹沢君を見つめながら 近寄ると・・・・・・  あれれ? 芹沢くん 真っ赤になっちゃった。。。

「うわっ! うわっ!  こんな事できるなんて警部補って何者なんっすか!!!」
「え? 別に・・・  普通だと思うんだけどな・・・」

「普通じゃないッスよぉ~~  ・・・・・・・これじゃあ難攻不落の鈴城さんも落ちるはずだよ・・・  俺も落ちそうになっちゃって・・・≪パカッ≫  いてっ!」

「男相手に顔赤らめてんじゃねぇーーーよ!  バカ芹!!!」
「先輩! 痛いっすよぉ~~」

「さっさと出るぞ!  じゃ、警部補殿 お手間とらせましたね」
「え 僕もっと聞きたいっす!」
「仕事に戻るか!  警部補殿・・・ 大事にしてくださいよ、嬢ちゃんのこと」

3人が取調室から出て行ったあと、三浦さんの言葉に僕は・・・

「大事にしますよ・・・ 」

そう、呟いていたんだ・・・・・・

*****

ドアが開いて・・・  薔子が入ってきたんだけど、何やら真っ赤っかな彼女

「どうしたの 薔子?」
「//////////」

あれれ? もしかして・・・・・・  聞いてたのかな?

「言わないで下さい!  恥ずかしいです!」
「何を? おっと!」

とぼけた僕の腹に薔子のストレートが決まる・・・  寸前に止めたんだけどね、意外に強い力だったから、薔子は本気で嫌だったのかな?

「い・・・伊丹さんや、芹沢くんに・・・ み・・・三浦さんにまで!  私と先輩が・・・ //////」
「薔子と僕が しちゃってるってこと?」

あはっ! ≪ボン!!!≫て、音がするくらい真っ赤になった薔子・・・・・・  でもさ、僕としてはライバルには知っていてもらいたかったんだ

伊丹さん・・・  貴方にはね

「薔子・・・ 僕はね 君を誰にも渡したくないし、離したくないんだ。  そのためにはライバルは早目に潰しとかないとね・・・」
「先輩?  どういう意味ですか?」

「気がついてないの?  伊丹さんって薔子のこと気にかかってるんだよ・・・ 女性としてね」
「???」

「くすっ  やっぱり気がついてないんだ  でもね、そんな無防備な薔子が・・・・・・好きで、嫌いだよ」
「きら・・・い?」

ああ・・・薔子、君を責めてるんじゃないんし 嫌いなんて・・・  意味があるんだよ

「僕にだけ無防備ならいいけど、他の男にも薔子は警戒しないだろ?  だから薔子はもう、身も心も・・・  俺のものだって釘を刺したかったんだ・・・」
「・・・・・・つまり、私を取られないため?」

「そう・・・」

俺は薔子に、思いを込めた瞳で見つめるんだ。。。

恋なんて 綺麗なものでもない   欲望の交じった・・・  相手を欲しいと、喉の渇きのような・・・渇望

身も心も、その存在全てが 欲しくて、欲しくて・・・・・・  俺の魂が 渇望する

「や・・・先輩  狡い・・・ そんな眼をして・・・  まるで・・・」
「まるで?  どう感じるの・・・」

「まるで・・・  私だけが、この世で1番欲しいみたいに・・・」
「ピンポン♪  ・・・・・・正解」

さっきの芹沢くんとでは比べ物にならないくらいの 想いを込めて・・・・・・  俺は薔子のそばに にじり寄る

薔子はちょうどマジックミラーを背にして、背後に後退ってたけど・・・  数歩で背中を鏡につけてしまう

「薔子・・・  愛してる」
「せんぱ・・・  尊さん・・・  私も・・・」

俺は薔子を抱きしめて・・・・・・  唇を・・・ 彼女の紅い唇に重ねて・・・・・・

キスをしたまま・・・  マジックミラーを 見た

彼女は渡さないよ・・・  伊丹さん?

「・・・・・・んっ  んふぅ~・・・」
「しょう・・・こ・・・ 」

深くなるキスの合間の色香にあふれた吐息。。。

ああ・・・  止まれなくなりそうだ・・・  けど、ほどほどで止めとこうね

可愛い君の吐息も、ゾクゾクするほど艶のある声も、僕のものだから・・・・・・  鏡の後ろの人達には あげないんだ

「薔子、行こうか?  品物を返しに行かなきゃ」
「・・・・・・はい  //////」

僕は薔子の手を引いて・・・  鑑識に向かう

部屋を出る前 最後に鏡の向こうに向かって・・・・・・  ニッコリと微笑んでおいた

*****

「うわっ! うわっ!  さっきより凄い眼してますよぉ~~  警部補!」
「こりゃ~~ 蛇に睨まれたカエルと同じだぞ!」

「・・・・・・」

トリオの3人は1度取調室から遠ざかったのだが、薔子が隣の部屋から出てきたことに気がつき戻って来て・・・・・・  今度は自分達がその部屋に入ったのだった

マジックミラー越しに楽しそうな(3人にはそう見えた)神戸と薔子を見ていたのだが、そのうち神戸が薔子に・・・・・・ ゆっくりと近づいていく

薔子は後頭部しか見えないが、どんどん鏡に後退り・・・  神戸は薔子に迫る様子を惜しげもなく3人の前に晒している

その・・・  神戸の色気というか、フェロモンというか・・・・  そのダダ漏れな雰囲気に息を飲み、次いで。。。

薔子を捉える瞳を・・・  芹沢は顔を赤くし、三浦は感心し、伊丹はあまりのことに言葉も出ず・・・  見入っている

「うわっ! うわっ! キスしちゃうんですかね? ここで! うわぁ~~ ≪バコッ≫ いてぇ~~」
「うるせぇーーんだよ! お前は!」

「嬢ちゃん、幸せになるんだぞ・・・」

神戸が薔子に迫っている中、隣では芹沢が興奮し叫んでいるのを伊丹にお仕置きをされ、三浦は娘を嫁に出すような心持ちになっていた

神戸と薔子のキスを見ていられない3人は部屋を出ようとしたのだが、ふと、見てしまったとき

「うわぁ~~  神戸警部補が! こっち・・・こっち・・・ こっち見てるぅぅ~~~」
「まさか・・・・  ほんとだ! 俺達が居るの分かってたのか?」

「・・・・・・行くぞ!!!  出歯亀なんざ 嫌だからな!」

「もう十分、見てましたよね・・・≪ペチン!≫  ・・・すんません」
「おら! さっさと行くぞ!  仕事がたまってんだろうーが!」

芹沢・三浦を引き連れて捜査一課に戻りながらも、伊丹は黙って考えていた・・・  神戸が何故、見られていることを承知で薔子に迫ったのか。。。

「俺への 牽制・・・か?」

ふん! アンタが本気だってのは よぉーーく分かったぜ・・・  俺にゃー あんな芸当 逆さまになったってできゃしねぇーよ!

「どうした伊丹? まあ、ショックだろうな・・・  でも元気出せ!」
「お・・・俺は元気さ! さぁーサボった分もキリキリ働くぞぉ~~~」

勇んで先を歩く伊丹に後ろの三浦が「不憫なヤツ・・・」と涙ぐめば、芹沢も「仕事で忘れさせましょう!」と三浦に答えていた

・・・・・・事の始めは、芹沢の≪男の勘≫だったのだが

先輩の恋心に、止めを刺した後輩・芹沢・・・・・・  これからも【彼女持ち】故の伊丹からの仕打ちが、無くなることはなかったのだった・・・・・・

「誰か先輩の彼女になってくださいよぉぉぉ~~~~~~」

*****

ガイドブックを読んで、盛り上がった【相棒週間】ですが、これでひとまず落ち着きます(笑)

いやぁ~~ 2週間たっぷり相棒話ばかりでしたので、来週からは他のシリーズを書きますね

では 楽しんでいただけたら嬉しいです!  ポチッと拍手して頂ければ、すーさんのヤル気がUPします!

(o・・o)/~

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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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