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相棒 ≪神の憂鬱≫(season8 最終回) 前編

さてさてseason8、最終回であります この≪神の憂鬱≫ですが・・・  この回で神戸が特命に降格の上に飛ばされた本当の理由が分かります!

ドラマ沿いではありますが、あくまでも【すーさんワールドでの相棒】ですので・・・  やや、ドラマ沿いということでご容赦くださいませm(_ _)m

*****

夜の街を神戸の愛車、黒のGT‐Rが走っている。。。 

「無事に証拠品を渡せて良かったですね、先輩」
「そうだよね~  証拠品を持ち主に渡しに行くってのも薔子と一緒だと楽しいし!」

「//////・・・・・・こ・・・これから どうしますか?」
「(ふふっ 照れてる 可愛いなぁ~) 直帰しようよ! 雰囲気のいいレストラン行って食事しよ?」

車内での楽しい2人に突然、赤い光が瞬いた・・・・・・・  しかも、2度も

「え? なに?」
「オービス?」

サッとスピードメーターを見れば50キロを少し出ているくらい・・・  制限速度の範囲内だ

路肩に止めたGT‐Rから降りて、オービスを下から見上げても機械はただ、沈黙を続けるのみ。。。

「何だよ・・・」
「変ですね」

神戸と薔子・・・  2人顔を見合わせているのだった

***

「いいえ! ちゃんとスピードメーターで確認しました!」

コーヒーをもらいに来た角田課長に言い返す僕だけどさ・・・  なんか僕のイメージひどくない?

「いやぁ・・・  けっこう飛ばすんだろう?  ・・・・・・ほんとに法定速度内だった?」
「ホントですって! なのにオービスで撮影されたんです!  2回も! ね、薔子」

「課長・・・ 先輩の言うこと本当なんです  私もスピードメーター見ましたけど法定速度内でした」
「まあ、嬢ちゃんが言うなら・・・  本当なんだろうな」

「え? 本人が言うより薔子の方が信じてもらえるんだ・・・」

ガクッとコケた神戸を見て角田は愛用のパンダカップを薔子から受け取り、持ち上げる

「いつも旨い珈琲もらってるからね!」

「2回・・・  オービスのフラッシュは1回のはずですよ」  
「確かに2回、光りました  私も見ています 右京さん」

ハンガーに掛けてある上着を取った杉下と、何やら考え顔な薔子、杉下に何処へ行くのか口を開こうとした神戸の携帯がブーブーと机の上で鳴り始めた

「はい・・・  はい・・・」

たった2度の返事しかしない電話を切った神戸は、浮かない顔・・・・・・  その様子を見ながら杉下がかけた言葉は。。。

「神戸君、君は君の仕事をしてくれて構いませんよ」

そう言い置いて特命係の部屋を出て行ったのだった

「・・・・・・私も出てきます」

サッとコートとカバンを取った薔子が杉下のように部屋を出ていくのを、神戸は黙って見送っていた

*****

杉下は鑑識の米沢の所へと向かい、薔子はといえば・・・・・・  古巣の警察庁へと出向いていた

受付けロビーから、かつての部下である織田を呼び出せば直ぐに彼はロビーへと現れる

「お嬢! お久しぶりです・・・  今日はまたどういうご用件で?」
「織田、久しぶりだな!  ちょっとコーヒーに付き合ってくれるか?」

「はい、喜んで!」

ロビーから喫茶部へと場所を移した2人・・・  徐ろに口を開いたのは織田の方だった

「お嬢・・・ 何かあったんですか?」

「オービスが誤作動している・・・  確か私が移動になる前、新システムでのテストプログラム実施で考えられるべき問題の中に、オービスの誤作動があったな」

「え? テストプログラム実施にはウチにも話を通してもらう筈では? 誤作動もそうですがセキュリティでも何がしかの問題が出るはずですから」
「・・・・・・・・・織田、聞いてないのか?」

「そんな報告も命令も受けていません!」

テーブルの上で温かな湯気を上げているコーヒー・・・  その湯気の上に両肘をついて顔を乗せている薔子の目が、細められている

「気になる話を聞いている・・・  警察庁からの根回しで新システムの法案を上げることになっていると・・・」
「あれはまだ完成してませんよ!」

驚く織田の顔は、ハッキリと焦りを滲ませている・・・  

普段は温厚で知られる織田だが、薔子が進退をかけての「新プログラムの開発には1年はかけて下さい」との進言が、聞き入れられて無かった事実に・・・  それがどういう事態を招くのかを考えて・・・  汗がジワリと浮かんでくるのが分かるのだ

「おそらく私の言葉は聞き入れられず・・・  あのまま無茶な開発を続けたんだろう・・・」
「どうなさいますか  お嬢」

「・・・・・・・オービスの誤作動の始まった日、それに範囲を割り出してくれ  コンピューターに私がアクセスする」 
「しかしお嬢! 貴女は今は警視庁に籍を置く人です 懲罰を喰らいますよ!」

心配する織田に不敵な笑いを浮かべた薔子。。。

「だが、オービスの誤作動は始まりなんだ。  今、適切なセキュリティ保護を施さなければ狂いがメインコンピューターにまで及ぶ・・・・・・」
「ええ!!!」

「ふん! 首が恐くて警察官なんざやってられるか!!!  ・・・メインが狂えば信号機の誤作動だとて誘発される恐れがある・・・  人々の安全を守るのが、お巡りさんだろう?  私は私の出来うる限りの事をしたいだけだ」

ニヤリ・・・  薔子の笑いが・・・  その豪胆さが・・・  人を守りたいという優しさが・・・  織田に席を立ち上がらせて敬礼させていたのだった

「お嬢!!!  分かりました 案内します」
「頼むぞ!」

カッカッカッ・・・  薔子のヒールの音が勇ましく鳴り響く喫茶部では、何があったのだろうと見ている者達がいた

そうして地下にある情報犯罪対策企画室の3重の扉をくぐり、薔子は入って行ったのだった

***

そのころ神戸はといえば、ある交差点で佇んでいた。。。

1台のタクシーが止まり、乗り込む神戸・・・  中には警察庁 長官官房 首席監察官の渡辺 真澄が乗っていた

「杉下右京が君の目的に気づいている・・・ 最近の君のレポートは、そのように読める」
「ま、それを公けにする意思は杉下さんにはなさそうですが・・・」

「君は仕事がしにくくなったんじゃないのか」
「あの! 僕の仕事って何ですか? 僕のレポートには意味があるんですか? ・・・・・・あんな中学生の作文みたいなレポートに・・・」

「なるほど・・・ それで我々の反応を見ていたのか・・・」
「今日まで反応がなくて、正直 戸惑っていました」

「あんなレポートでも十分、杉下の人となりが分かった」
「だとしたら既に分かっていたはずですよね・・・  杉下さんの人となりは・・・  だから特命係に追いやったはずですよね」

「・・・・・・・・・」
「にもかかわらず僕に杉下さんの能力と、特命係の可能性を見極めろと指令を出した・・・・  それが どういうことなのか・・・  この6ヶ月間ずっと考えていました」

「庁内Sが孤独なのは分かる  だが飼い主を疑うのはお互いにとって損だ」

「僕が特命係に配属された理由って・・・  別にあるんじゃないですか?」
「・・・・・・次は隙のないレポートを待っている」

2人の会話はそれで終わり・・・・・・  俺は車を降りたのだが、スッキリしない・・・・・・

飼い主だの、庁内S(スパイ)だの・・・  上からの理不尽な命令で動くのは、もう うんざりだ。。。

ああ・・・  薔子・・・  君にコレを打ち明けたなら、君はどう思うのだろう?

恋しい君を恋人にしてもキス以上進まないのは・・・・・・  いや、進めないのはスパイという俺が君を汚しそうで・・・  怖いんだ

・・・・・・・違うな。。。  君の全てを俺のものにできたなら、俺はもう君を手放すことなんて出来はしない

もし、庁内Sの事を知られたときに・・・  ああ、薔子・・・  君に嫌われたら  俺は・・・

俺は どうなるんだろう・・・・・・

*****

「あ~~~  お腹すいた・・・」

薔子はあれから情報犯罪対策企画室で かつての部下達と共に新システムの誤作動に付随してくる問題を・・・ ありとあらゆる可能性を考え、誤作動を最小限に抑えるようプログラムを手直ししていたのだった

切りのいいところで後を任せて警視庁に戻ってきたのだが、どうにもこうにも・・・・・・お腹が減っていた

杉下や神戸に連絡を取る前に腹ごしらえしようと、警視庁の食堂にやってきた薔子はメニューを見て・・・・・・・

≪ ぐぅ~~~ ≫

お腹を鳴らしていた。。。

「ん~~ ガッツリ食べたいから・・・  カツ丼か?  はたまたカツカレーか?  どっちにしようかな~~」

≪ ぐぐぅぅ~~~ ≫

「んもう! ちょっと待ってよね・・・腹の虫!  直ぐにご飯にするからさ・・・」  

「くっくっくっ・・・」
「神戸! 笑うのは失礼だろう」

聞きなれた笑い声と、戒める声と・・・

「大河内さんと先輩!  お2人とも今からお昼ですか?」
「ええ・・・  ご一緒しませんか?」

「大河内さん、それは僕も入ってますよね?  薔子と2人っきりにはさせませんよ」

ワイワイと食事を注文してテーブルにつく大河内、神戸、薔子・・・  時間がずれているため余り周りには職員がいないが、それでも奇妙な組み合わせに視線がチラチラときている

ちなみにメニューは・・・・・・  大河内と神戸がカレーとサラダで、薔子はカツ丼の大盛りになった

「いっただきまぁーーす!!!」

山盛りのカツ丼に嬉しそうな薔子の様子に神戸はまたもや小さく「くっくっくっ・・・」と笑っている

大河内さえ微笑ましく思い・・・・・・僅かに数ミリ口角が上がっているのだった

この3人は剣道の稽古をよくしている・・・  むろん、その後は食事や飲みに行っているのだが・・・

既に気の置けない仲の3人なので・・・・・・ 賑やかに食事をしていた

美味しそうにパクツク薔子を神戸が微笑んで見ている様に、大河内がニヤリ・・・と唇を歪めて笑う

「神戸! いくら好きでも食事の時に不躾に女性を見続けるものじゃないと私は思うが」
「でもですね、大河内さん・・・  一心に食べてる薔子って・・・・・・可愛いじゃないですか」

自分の事が話題に上がっているなど気がつかないほど、夢中になって食べている薔子・・・  とても幸せそうなその様子に大河内も頷いていた

「た・・・確かに  ・・・・・・可愛いな」
「(ピクッと顔色が変わる神戸)・・・・・・僕の! ですからね」

「お前・・・そんなに嫉妬深かったか?  私にまで威嚇するほど」
「自分でも呆れるくらいです!  それより・・・  薔子は僕の恋人ですからね!」

「あ゛あ゛・・・ 分かっている!  全く何回確認したら気が済むんだ?  男の嫉妬は醜いぞ~~」

「う゛!!!  ・・・・あ! そうだオービス! 昨夜オービスに撮られちゃったんですよ!  全然スピードとか出してないのに・・・ おかしいですよね」

「似た苦情がうちにも多く届いている」
「オービスの苦情が監察官室に?」

「最近、民間人も監察官という仕事を知っているらしい・・・  現場の警察官ともめると直接うちに連絡してくる」
「困ったものですね」

「それにしても急にオービスの苦情が増えている・・・」

「それって2週間前からですよね」

それまで夢中で食べていた薔子がピタリと箸を置き、大河内に聞いてくる

「ああ・・・確かに2週間ほど前からだが・・・  鈴城さんは何かご存知なのですか?」
「・・・・・・オービスが2回光ったと言われませんでしたか」

「ええ・・・ オービスが2回光った・・・  それが最近の苦情に共通している」

そうして半分ほど残ったカツ丼を再び食べ始める薔子と、神戸もまたカレーを食べながら考え事をしていた

~~~その頃、杉下はといえば~~~

監視カメラの映像に映っていた帝都物産の社員の飛び降りシーンの中で、ひらりと映っていた紙を探すため米沢と現場に来ていたのだった

*****

僕はかつての部下を呼び出し、オープンカフェのテーブルでコーヒーを飲んでいた

オービスの誤作動・・・  それは僕の警察庁での仕事を思い出させたんだ・・・

かつての部下・・・・・・伊達 香くんは、寒さのせいではない険しい顔で目の前にいる

防犯カメラ顔認証システム・・・  僕の後任として考えられるのは、伊達さん・・・  彼女しかいないから

2010年3月・・・ つまり今月中にシステムを完成させよう・・・・・・ だなんて考えてないといいが

カマをかけると伊達くんの表情が変わった・・・・・・  くっそ! マジかよ!

上層部の天下り先を作るためのシステムじゃない!  完成すれば防犯カメラ関連の民間の企業も増え、当然・・・警察官の天下り先も増える

だが、このシステムは犯罪捜査を根幹から変え、悪化をたどる治安を良くするためのプロジェクトなんだ!!!

急ぐ必要なんてないんだ!

おそらく図星だろう僕の言葉に伊達くんは席を立とうとする

「ね、何か困ったことになってるんじゃない?」

僕の一言に伊達くんの瞳が、泳ぐ・・・・・・  名刺を渡して彼女を見送るが・・・・・・

伊達くん、話せる時が来たら 話して欲しい・・・・・・できるだけ早くに、取り返しのつかないことが起こる前に・・・・・・

僕は じっと・・・  彼女の足早に立ち去る後ろ姿を見送っていた

*****

杉下さん、薔子とともに捜査をしているとき伊達くんから電話がきて・・・・・・僕は呼ばれた場所へと向かう

そこには、伊達くんと・・・・・・こと切れた岩井さんが居て・・・・・・・  う゛う゛っ゛

ハンカチで口を抑えて岩井さんの様子を見ていると、杉下さんに薔子、捜一トリオが現れた

えっと・・・  5人で1台の車で来たのかな? 薔子を見ると・・・ あれ? 車のキーを持ってる?  薔子、車も持ってたの?

微笑む彼女を見て、今まで杉下さんの運転手してたんだと察しがついた  ・・・・・・・薔子ってどんな車乗ってるんだろ?

とととっ!  今はそんな事を考えるときじゃないな・・・・・・

岩井さんは毒物で死亡した・・・  自殺か他殺か・・・  杉下さんの頭脳が動き始めてる

僕は伊丹さんに伊達くんとの関係を聞かれたけど、元部下だって言えば納得してくれたみたい

でも伊達くんは言えることの方が少ないからね、文書にして警察庁に出してくれって言いおいて行っちゃった

その後は岩井さんの奥さんが帰ってきて、泣き崩れるのを支えながら事情聴取しているんだけど・・・  薔子は三浦さんと一緒に奥さんを支えている

「右京さん、私は奥さんに付いていたいのですが・・・」
「お願いします。 今は支えてあげてください」

「嬢ちゃん すまねぇーな  じゃ、此方へ・・・・・・」
「奥さん、私は鈴城といいます  こちらのソファーに座ってください」

「・・・・は・・・い」

よろめく奥さんの手を確りと握り励ましている薔子を残して、僕と杉下さんは警視庁へと戻ったのだった

*****

戻った僕は大河内さんから監察官聴取を受け、警視庁の外の電話ボックスから【飼い主】へと電話をかけた

「この6ヶ月の間、僕が杉下さんを調べていたんですか・・・・・・  それとも・・・  僕が調べられていたんですか」

ぶつけた疑問も「余計なことは考えずに杉下右京の観察を続けてください」って答えしか返っては来なかった

くそっ・・・  何があるんだ  何が・・・・・・

胸のモヤモヤが晴れないまま、特命係へと戻れば杉下さんからの鋭い指摘が待っていた

俺は、杉下さんに全て話す決意をし、場所を移してもらうため警視庁を出たのだった。。。

*****

長くなるので分けますが・・・  神戸と薔子のラブラブさが、糖度が足りなくて発狂しそうです(いやマジに・・・)

あま~~い(エロい?)お話が書きたいッス~~~!!!

でも、この話を書かなきゃ区切りがつかないんで・・・・・・  はぁーー 頑張らないと。。。

励ましのコメントお待ちしてます(私が言うのもなんですがね  なんか、堅い話で心が折れそうです・・・)
 
(o・・o)/~
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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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