相棒的 お遊び ≪西遊記≫

及川さん、過去に色々なドラマにゲストで出られてますよね☆

今回は≪西遊記≫です  設定とか何とかかんとかは忘れて楽しんでくださいね☆

*****

「お師匠さん! ・・・何か調子狂っちまうな  なぁ、嬢ちゃんでだめか?」
「三浦さん! 今は僕ら沙悟浄に猪八戒なんですし、鈴城さんは三蔵法師なんですから・・・  嬢ちゃんはまずいんじゃないですか?」

「おい! 俺は誰なんだ? 芹沢・・・お前、猪八戒か!!!」
「なんで三浦さん嬉しそうなんですかぁ~~  いいですよね~ 三浦さんは沙悟浄で!」

「おい・・・俺とお前が沙悟浄と猪八戒なら、伊丹は? アイツは・・・もしかして」
「孫悟空ですよ!」

「だあーーー!!!  ガタガタうるせーんだよ芹沢!!!」

(乱暴さと言葉の悪さは立派に悟空だな・・・)
(三浦さん・・・うまいこと言いますねぇ~~  プププ )

「おい鈴城・・・じゃなかった おし・・・おししょ・・・おしし・・・ お師匠さん 」

(ぷーー! 何回どもってんすか先輩!)
(芹沢、茶化すな・・・ 伊丹の機嫌が悪くなるぞ)

「(外野がうるせえな)・・・お師匠様、あそこに何やら煙が上がっています 今夜の宿をあそこに決めましょう」
「そうですね・・・  皆も野宿が続き疲れていることでしょう・・・ 今夜は宿に泊まれると良いですね」

そうして一行は山深い村へと着いたのだった

***

「いらっしゃいませ~~」

宿を切り盛りする 3姉妹の出迎えにさっそく鼻の下を伸ばしたのは芹沢八戒で、嬉々として部屋を案内してくれる娘に話しかけていた

手厚い歓待に恐縮しながらも一行は有り難く受け、温泉に入りに行こうとしていた

「ここには温泉があるのですね・・・」
「はい、お師匠様。 お師匠様も疲れをとってください」

「せっかくですから皆で入りません? (設定は)男同士だし!」
「え゛?!?!?! (ちょっと芹沢さん! 私は・・・)」

「大丈夫、大丈夫! いざとなったら先輩が体張ってお師匠様のこと守りますから!(水着でタオル巻けば大丈夫ですって!)」
「いやいやいやいや・・・・・  ちょっ・・・引っ張らないで下さい・・・」

芹沢八戒に引っ張られ、無理矢理つれてこられた薔子法師だが、温泉を見ればはしゃぎたくなり浸かりたくなるのが女の性(さが)というもので・・・ 目を輝かせて温泉を見ている

「あ゛ーー 温泉入りたい! (水着なんて持ってきてないし・・・バスタオル巻けばいいかな?)」
「ね? ね? 入りたいでしょ? 我慢は体によくありませんよ~~~」

「まあ、バスタオル巻いてれば大丈夫ですよね! 三浦さんも伊丹さんもいるんだし」

すでに薔子の中では三浦=父親的なものに分類されており、伊丹のことは年の離れた兄的に思っている薔子だから温泉に入りたい欲求の方が勝ってしまった

まんまと芹沢八戒の思惑のままに温泉に浸かることにした薔子・・・  しかし、それを出番を待つある人物が見逃すはずもなく・・・・・・

芹沢とて薔子が神戸と付き合っていることは重々分かってはいる・・・  分かってはいるのだが、「あんなプレイボーイだと鈴城さんが絶対泣かされることになる!!!」と思っているので、何とか伊丹とくっつけようとしているのだ

(だぁ~~って鈴城さんの様子みてたら、神戸警部補はまだ手を出してないみたいだし・・・ まだまだ先輩にもチャンスがあるはず!!!)

伊丹に彼女が出来れば・・・  出来てくれれば・・・  自分が【彼女持ち】だから受ける数々の仕打ちも止まるだろう・・・  先輩に彼女さえ出来れば、僕は救われるんだぁ~~~

そんな芹沢の思いが熱く、彼を動かしているのだった

「・・・・ということで、入りましょ?」

笑顔の芹沢八戒が迫る中、露天風呂の脇から笑い声が上がってきたと思えば・・・・・ジャジャーーン!!! とBGMにのっての登場は妖泉魔王こと、メイクも衣装もバッチリな 神戸 尊・・・その人だった 

「はぁ~~はっはっはっ・・・  よくぞ参った三蔵法師よ! そなたの肉を喰らえば我が身は不老不死となるという・・・  私にその身を差し出すがいい!!!」

頭は髪の毛のように黒羽で覆われ、黒い珊瑚のような冠を付けた神戸は、紫と白のアイシャドーも似合い・・・  妖しくも美しい魔王の姿で現れたのだ

「出たな妖怪め! 大事なお師匠をむざむざお前の餌食にするかよ!」
「そうだそうだ! 女タラシの警部補なんて止めて伊丹先輩にしてもらうんだ」

「芹沢! おまっ! なんちゅーこと言うんだよ! ///」

伊丹が芹沢を見た瞬間、いつの間にか妖泉魔王の手下達が忍び寄ってきていて彼等に何かを嗅がせたのだった

「「「うっ! う~~~ん・・・・」」」

眠ってしまった3人に手枷や縄で厳重に動けなくした手下達・・・  それを満足そうに見てから神戸魔王は薔子法師に近寄り・・・・・・・

「やっと傍に来れた・・・  今日は少しも薔子の傍に居られなくて寂しかったよ」
「先輩・・・  じゃなかった!  妖泉魔王・・・ 私をどうするつもりなのです」

「くっくっくっ・・・  決まっているだろう  その・・・ 不老不死を与えてくれるという尊きその身・・・  私が全て喰ろうてくれようぞ」
「・・・・・・・(先輩・・・フェロモンダダ漏れです! カッコイイ~~)」

「芳しきその身・・・ 私のモノにする!」
「え? え? (先輩! お姫様抱っこする場面じゃないですよ!)」

台本によれば・・・ ここは熱湯と化した露天風呂の中に三蔵法師を入れて「食べてやる~~」・・・という場面で、師匠のかわりに八戒が突き落とされ その間に悟空が如意棒を取り出し暴れるのだが。。。

「ただ喰らうのも芸がないであろう? 清き僧を私の妖術で甘く蕩けさせてから喰らうのも、また一興・・・」
「え? どこ行くんですか? ちょ・・・ちょっと先輩! あ゛ 目が本気だ・・・」

「私の褥で 朝まで可愛がってやろうな・・・ まずはその甘き果実のごとき唇を味わおうぞ」
「先輩! ・・・・・んん゛~~~ ん゛~~(ダメですって! 台本通りに進めないと)」

「・・・・・・うるさい  俺に黙って温泉入ろうとしたじゃん! しかもあの3人と一緒に!」

(バレてた・・・  ってことは、もしかして先輩・・・  ヤキモチ???)
 
「いくら温泉好きだからって俺以外の男と一緒に入ろうだなんて・・・  お仕置きしないと気がすまない」
「・・・・・・先輩と一緒なら 入ってもいいの?」

お姫様抱っこされている薔子が自分でも気がつかずに 上目遣いで神戸魔王を見れば・・・  彼の首が朱に染まる

「う゛!!!  ・・・・・・薔子、その顔・・・反則だよ」
「??? どんな顔ですか? (両手で頬をムニュムニュもんでいる)」

「う゛う゛!!! (ハムスターみたいで可愛いよ、薔子!)・・・・・・・・可愛い」

魔王が薔子法師を地面に下ろし、その両手で薔子の頬を挟みムニムニと揉んで遊んでいる

「先輩! これが終わったら温泉入っていいですか? 3姉妹役の真里さん達も誘って!」
「・・・・・・俺と入ろうよ  確かこの近くに温泉旅館があったはずだから、ゆっくりして行こうよ」

キラリ☆ と目を煌めかせた神戸が極上のスマイルを浮かべて薔子に迫る中、≪ パンパンパン!≫と手を叩き進み出たのはスーツ姿の小野田官房長

「はいはいはい! ストップ! もう~~ 脱線してばかりで少しも進まないじゃないの・・・  今回のコレは警察庁と警視庁合同の忘年会で流す余興なのよ  あんまり時間かけられないんだから、さっさと撮っちゃおうよ  丸山!」
「はい」

「進み具合はどうなの? この1シーンしか撮らないんだから今日中には 終わるの?」
「大丈夫です この脱線具合も鈴城さんが絡んでいますから警察庁・警視庁ともにお偉方も満足される出来栄えだと・・・両庁ともに御一族の方が沢山いらっしゃいますから」

「あら そうなの?  ・・・じゃ、もしかして僕ってお邪魔だったかしら」
「それは編集で何とかなるでしょう」

「そう? じゃ あとヨロシクね」
「お任せ下さい」

小野田が去ったあとも撮影は続けられたのだが・・・・・・脱線ばかりで台本の通りには進まなかったそうだ

*****

「ぐぅ~~」「すかぁ~~」「ぴぃ~~」

捜査一課の3人は連日の激しい捜査の疲れから、気持ちよさそうに眠ったまま起きる気配もなく・・・

薔子法師は3人に毛布をかけていた

「気持ちよさそう・・・」
「さて、三蔵法師よ  不甲斐ないお供の者共は そなたを守ってはくれないようだな」

「妖泉魔王・・・  なぜ人々を苦しめるのですか?  石にした人々を元の姿に戻してあげてください」
「それはできない相談というもの・・・  くっくっくっ 私に見返りでも払えば 聞いてやらぬ事もないが・・・」

「見返り?  私は旅の僧・・・あなたに差し上げるものなど何もないのですが」
「そなたが私のモノになり・・・ 一生そばに居るのならば石にした者達の術を解いてやろう」

「一生・・・ 貴方のそばに・・・ですか?」
「そうだ! 死が二人を別つまで・・・ いや、死してもなお私のそばに居ると誓うのだ  さすれば術を解いて・・・・・・甘く 蕩けるほどに そなたを可愛がってやろうぞ・・・」

「先輩・・・ あの・・・ 何だか私・・・ 気のせいかもしれないんですが・・・」
「どう思うの?  薔子・・・  一生そばにいて欲しいって・・・ 俺の願いなんだけど・・・」

「なんだかプロポーズみたいなんですけど・・・ //////」

はにかむ薔子の頬を指で触れつつ、もう片方の腕でしっかりと彼女の腰に回して引き寄せている神戸魔王が ニカッと笑う

「・・・・・・・予行練習しちゃった☆」
「先輩・・・  /////」

「返事が気になるんだけどな・・・」
「それは・・・  もちろん・・・ //////」

ぽぽぽっ・・・  真っ赤になる薔子の顔が何かに気がついたようにガバッ!と神戸を見る

「でも先輩、今のって全部・・・・・・撮影されてるんじゃ・・・」
「あ!!!  ・・・・・・忘れてた」

「しかも警察庁と警視庁の合同忘年会の余興で流されるんですよね・・・  コレ」
「うわぁ~~~  薔子の親族から睨まれちゃうんじゃないかな? 俺・・・」

「大丈夫ですよ!  ・・・・・・そんな事させませんから」

ニヤリと笑う薔子の黒い微笑みに、神戸は射抜かれている

(ああ・・・  素敵だよ 薔子・・・)

黒い微笑みのまま・・・  カメラの前にまで寄った薔子が・・・・・・・

「おじ様方に お兄様方・・・  神戸先輩に手を出したら・・・・」

ふわり・・・と満面の薔子の笑顔がスクリーン一杯に広がる

「神戸先輩に少しでも危害を加えたりしたら・・・・・・  私、二度とお祖父様に会いませんからね」

~~~後日、この余興を見た幹部達の中の薔子の親戚達は青い顔をしたまま何も言わずに、画面に頷いていたそうな・・・

薔子の祖父勘兵衛の・・・  薔子への溺愛ぶりを十分に知っている皆は、勘兵衛が彼女に会えなくなると手がつけられなくなる事を、骨身にしみているのだった

部署の移動や降格、減給など・・・  何かしら手が及ぶのではないかと危惧していた神戸だが、実際は何もなく 安堵していた

「私が先輩に手を出させませんから・・・  大丈夫です!」
「俺って・・・  薔子に愛されてるね!」

「・・・・・・・・分かってるくせに  //////」
「薔子  可愛い・・・」

こうして神戸と薔子を脅かすものはいないのであった。。。

(せっかくだからDVDにしてもらったんです!  今度ウチで観ませんか?)
(うん! おいしいワイン持って伺うよ)

*****

あはは・・・  こんなお遊びも楽しいですよね~~  でも今回、杉下さんが出てきませんでしたね

あれ? 官房長はでたのにな~~  ちなみに監督は丸山さんです(笑)

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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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