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相棒 ≪右京、風邪をひく≫

こんにちは! 今回は例によって(やや)ドラマ沿いのお話になります

この≪右京、風邪をひく≫という回は、テンポが良くて話も良く、神戸さんもカッコ良く、右京さんとの絡みも大好きな回になります

season8の18話になりますので、よければ皆様お時間のあるときになど、レンタルしてみてください

え? 管理人ですか? てへっ! 神戸さん熱が高まった(連載を書くときに)season8をレンタルで見るだけじゃ物足りなくて・・・・・・・購入済みです

season9も・・・・  今は神戸さんが卒業してしまうseason10の発売を待っているところです

*****

それは、少女の感謝の気持ちだった・・・

忙しい両親に、喘息という持病を持ちながら風邪を引いた少女は部屋に篭もる日々になり、なかなか回復しない風邪につまらない毎日を窓を眺めてすごしていたのだ・・・・・

そんな少女を通り過ぎる人の中、唯一人・・・  気にかけた老人がいた

ちょっとした触れ合い・・・  老人の思いつきと 思いやりに感謝した少女

そんな ちょっとした人との触れ合いが あったのだ。。。

*****

3月5日

「頼むよ~ そこの奥さんがウチのかみさんの友達なんだよ! 所轄に任せっきりってわけにもいかないしさ・・・  3課を出すほどでもないし・・・ ねぇー  こういう時のための特命係じゃないのかな~~」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

「どっちか1人でいいんだがなぁーーー  嬢ちゃんはいないの?」

「薔子は今、証拠品を返しに出払っているんです」
「そうなのか・・・・・  で? 行ってくれるか?」

角田の呟きに神戸が答えるも、行くかどうかには返事をしない・・・・・・

その時、杉下がすっくと立ち上がり「僕が行きます」と答えた

「いえいえ、僕が・・・」
「いいえ、結構ですよ」
「じゃあ、ご同行します」
「ぼく1人で十分です」

会話中にも杉下はコートとカバンを取り、さっさと出て行ってしまったのだった

ホッとしたような角田課長が、神戸の視線に居心地悪そうに5課へと慌てて戻って行き・・・・・・代わりに薔子が戻ってきたのだった

「・・・先輩、右京さんは?」
「角田課長の御用命で、外に行っちゃったよ」

「付いていかないんですか?」
「・・・・・・断られたんだよ」

「くすっ・・・  それで先輩は不貞腐れてんですか?」
「違うよ・・・  薔子が居なくて寂しかっただけだよ」

「じゃ、珈琲でもいれましょうか?」
「・・・・・・そうだね  いれてもらおうかな?」

二人が珈琲を飲んでいる頃、杉下は角田課長の知り合いの家に着き話を聞いているのだった

***

3月6日

「おはようございます」

神戸が登庁し部屋に入ると加湿器からの蒸気が勢い良く噴き出している光景が目に入った

「右京さん、生姜とカリンを入れた紅茶です・・・  身体を温めたほうがいいです」
「すみません 薔子さん・・・  すっかり君にお世話かけてしまって・・・」

「いいんです 辛かったらすぐに言ってくださいね」

甲斐甲斐しく世話を焼く薔子に、渡された紅茶を飲みながら杉下は嬉しそうに微笑んでいた・・・・・・  その光景に眉を顰める神戸 尊

「先輩 おはようございます」
「・・・・・・おはよう 杉下さん風邪ですか? こじらせるといけないから今日はもう帰ったら如何ですか?」

その時、1本の電話が杉下宛にかかってきたのだった

「はぃ~~  事件ですか?」

それは昔、杉下が事件で関わった女性からの電話だったのだが・・・・・

「私が行きます! 右京さんは暖かくしていて下さいね  じゃ、行ってきます」
「あ、俺も行くよ! 杉下さん、後で連絡入れますから・・・ ちょっと薔子 待ってよ」




~~ブロロロロゥゥ・・・・~~

神戸の愛車GT‐Rが着いたのは、とあるマンション。。。

入り口で待っている中年の女性の前で車を止めた神戸と降り立つ薔子・・・  だが、人待ち顔のその女性は前に立った2人を邪魔とばかりに避けて杉下を待っていた

「遠山さんですね。 警視庁特命係の神戸と申します」
「同じく鈴城です」

2人が警察手帳を開いてバッジを見せながら名乗れば、その女性=遠山はガバッと車の中を覗いて杉下を探す

「遠山さん、私達は杉下の代わりに来ました」
「あら? ・・・・・・そうなの~」

明らかに不満そうな遠山だが、仕方ないとばかりに杉下に電話した用件の元へと案内したのだった

1つの部屋に案内された神戸と薔子・・・  部屋に入れば奥の寝室に体育座りした女性が1人、ぽつん・・・と座っていた

「こちら宮村美保子さん、こちら警察の神戸↓さんと鈴城さん」
「いや、神戸→です」

「で、明け方5時頃だったかねー この子の部屋の音楽がうるさいって苦情がきてね、見に行ったんだよ! そしたら・・・ 風呂場で手首切っててさぁ・・・ビックリしたよ!」

遠山の話では、大音量の音楽を止め、開け放っていた窓を見て「おかしいな」と嫌な予感がして風呂場を覗けば・・・・・・  救急車を呼び手当してもらい、部屋の戻って来たそうだ

「大事にはいたらなかったけどね・・・」
「どうしてですか?」

「この子ね、結婚詐欺にあったんだよ・・・」

遠山の声に美保子が振り向いて此方を見ている

場所を外に移して話しを聞く神戸と薔子・・・だが、話を聞けば結婚の約束もハッキリとはしていないし、お金も盗られてはいない・・・・・・

「では被害は?」
「この子の心だよ! 青春だよ!」

遠山の熱弁に神戸は引き攣りながら苦笑し、薔子は泣き出した美保子の肩を抱きしめていた

遠山という熱血の管理人さんを少し離れた場所に連れて行き僕が話すも・・・・・・被害が無ければ結婚詐欺とは言えないし、朝の5時に窓を開け大音量で音楽をかければ必ず管理人さんが来る! それを見越して手首を切るのは本気で死のうとしてるとは思えない

・・・・・・・正直にそういえば、「何て冷たい男だ!」と怒られちゃった。

「やっぱり、杉下さんに来て欲しかったよ!!!」

おばちゃんの捨て台詞に、そりゃこっちのセリフだよ! と憤慨する僕

「先輩・・・ 落ち着いて」
「落ち着いてます!」

そして熱血管理人のおばちゃんは、美保子さんの相手に直談判すると言って聞かず・・・・・・・あ゛ーーーもう゛!!!

僕は杉下さんに連絡を入れたのだった。。。

***

「では君も立ち会ってさしあげてください」
「どうして僕が?」

なんで僕が? え? これ警察の仕事じゃないよね! ・・・話しがこじれて逆上した彼女がナイフを出すかも? ええ?? かもで行かなきゃいけないの?

「私が立会いますから先輩は帰ってもいいですよ  2人だけで、か弱き乙女に男との話し合いだなんてさせられませんからね」
「あんた話しが分かるね~ 鈴城さんだっけ?」 

「薔子と呼んでください それに男からもし暴力があれば私が守れますし、その場合、現行犯逮捕で留置所くらいには入れられますよ♪」

「それに・・・ (コソッと遠山に囁く薔子・・・)もし私を殴れば公務執行妨害も罪に問われますし」
「あんた! それじゃ この子の為に体張ってくれるのかい!!!」

聞こえてるよ、おい! 薔子ってば相手の男を拘留したくてワザと殴られるつもりなんじゃ・・・ ブルブル!!! 薔子が心配だから僕も行かなきゃ!!!

「僕も行きますから! 車に乗ってください」

薔子の顔に青痣なんか作れるかよっ!!!  ・・・・・・俺の大事な女に傷なんか作れるか・・・

そうして僕達は相手の男の勤める美容室の近くまで来たのだった

***

「・・・・・・」

美容室の向かいにある喫茶店に入った5人は、テーブルに座り・・・・・・沈黙が流れた。

薔子は相手の男の横に座り向かいには美保子さんと僕、上座におばちゃん・・・なんだけど、この男・・・隣に座る薔子をチラチラと横目で見てやがる

そりゃ、そりゃーね! 緩くカールされたツヤツヤした長い髪に大きな瞳の美貌、タイトなパンツスーツ、白いブラウスを押し上げる豊かな膨らみ・・・ こんなゴージャスな美人が隣にいたら目をやりたくもなるのもわかる!

けどさ、今は自分の女性問題で呼び出しくらってんだからさぁーー  真面目に相手を見てやれよ!!!

「言いたいこと、洗いざらい言いなさい!」

おばちゃんのドスの効いた声で宣言されたが、2人は黙ったまま・・・・・・美保子さんが切り出した

「他に付き合ってる人いたんですか? 正直に言ってくれた方がいいんで」

その時タイミングを見計らったように男の携帯が鳴り響く・・・  とととっ! おばちゃんが男の携帯を取って名前を読み上げてるよ

「カシヤマ ジュン」

それが男の彼女の名前だそうだ・・・・・・

携帯と取り合ってる男と、おばちゃん・・・を横目に見ながら僕は薔子を見ているけど、彼女は美保子さんを心配そうに見つめつつ、男が何かすれば直ぐに動けるように隙なく座ってる

見事だな・・・

「私は遊びだったんですね・・・」
「ごめん」

男の言葉に美保子さんは鞄から果物ナイフを取り出し振り上げ・・・・・・はい、そこまでね!

「君が馬鹿を見るだけだよ・・・」

彼女にそう言って、止めた手からナイフを取り上げる・・・  はは、薔子は床に座り込んでる男とおばちゃんの前に立っているよ

男がお詫びにと差し出したペンダント・・・ おや? これは・・・ なかなか高価なペンダントだな・・・

美保子さんが受け取り、遠山さんと帰っていった後で残った男が・・・ 皆の分の珈琲代を払おうとしてるのを止めた

「いいよ! ・・・・・これに懲りてほどほどにしなよ」

そう彼に言って僕と薔子は車に戻ったんだ・・・  戻る途中、薔子の表情が曇ってるのが気になってた僕は彼女の手を握る

「先輩・・・  先輩は・・・ 私でいいんですか?」
「え? 何だい薔子」

「だって・・・  先輩は・・・  尊さんは凄くモテるから・・・ 私なんかが彼女でもいいのかなって・・・」
「薔子! それ以上言うと怒るよ! 俺は、俺の大事な女の事を貶められるのなんか我慢できない! それがたとえ本人だったとしても・・・  薔子、俺にはもう・・・  君しか見えないんだから・・・」

俺は繋いだ薔子の手を引き寄せて・・・・・・その指に口付けをする

「・・・・・・ごめんなさい 尊さん」
「・・・・・・本当に分かったのかな? 惚れてるんだ、薔子・・・ 不安になったら直ぐに言って? そんな不安なんて俺が吹き飛ばしてあげるから」 

「////// ・・・・・・はい」

嬉しそうに俺を見て笑う君に、ここが道路だということも、あの2人が車のそばで俺達を見ていることも忘れてキスしそうになってしまう

さすがに・・・ねぇ~~  できない代わりに俺は薔子の手を強く握って・・・  車までの僅かな道を・・・  君を感じていたんだ

***

3月7日

「おはようございます」

僕が特命係の部屋に入ると杉下さんは体温計を咥えて椅子に座っていた・・・  まだ風邪は治ってないようだけど、昨日も大人しくしてたとは考えにくいしね~~

「ふっ・・・」
「笑いましたね」

「杉下さんの人間的な一面を見ると、つい頬が緩んでしまします」
「愉快ではありませんねぇ~~」

「昨日言いましたよね? こじらせるといけないから帰った方がいいって・・・  自己管理ですよ」
「熱は下がってきました。 もう回復にむか・・・・グフゲホッ・・・ゴホッ」

「移さないで下さいね」

僕が机に鞄を置くと薔子が何やら抱えて部屋に入ってくるのが見えた

「右京さん、熱はどうですか?」
「見て下さい 薔子さん  下がってきま・・・ゲホッ」

「失礼します」

薔子の手が杉下さんのオデコに当てられ熱を測り、そして次に・・・・・・  杉下さんのネクタイを解いていく

「しょっ・・・薔子???  何してんの!」

しゅるしゅるとネクタイを取り去ると今度はシャツのボタンを外していく・・・  杉下さんは何故か、されるがままで・・・  それどころか顔を上に向けて薔子がやりやすいようにしている

きっちりとした杉下さんの乱れたシャツ姿はレアかもしれないけど、それをしてるのが自分の恋人って・・・・・複雑なんですけど!!!

「コレを喉や胸に塗りこむと咳の痛みも和らぎますから、右京さん少しこのままでいて下さいね」
「はい 薔子さん  ・・・・・・昨日からお世話になりっぱなしです すみません」

「何を言ってるんですか右京さん、水臭いです!  それに昨日はたまきさんが来てくれて美味しい料理も作ってくださいましたし・・・  私は何もしていません」

え? ちょ・・・ちょっと待って! その口ぶりだと薔子のマンションで右京さんの看病したみたいじゃん!

たまきさんも居たみたいだけど・・・・・  なんだよ、それ!!!  ・・・・・・いいなぁ 羨ましいじゃん!!!

その間も薔子の指が優しく杉下さんの喉やらに薬を塗りつけているし、杉下さんは僕を見てニコッと笑ってるし・・・  う゛う゛う゛~~~ もう!!!

「はい、終わりました・・・  熱にはこの薬を飲んで下さい  はい、右京さん」

ネクタイを締め直した杉下さんに、薔子が薬と水を手渡して飲ませている

「ありがとうございます 薔子さん」

そんな中で事件は思わぬ所から、思わぬ具合で・・・・・・・繋がったんだ

***

杉下さんが角田課長に頼まれたペンダントの写真が、美保子さんが受け取った物で・・・  そのペンダントは少女が感謝の印に老人に渡したもので・・・・・・

家族のない独りで生きてる老人や、同じような境遇の女性・・・ 幾つもの人が偶然に繋がっていた・・・

そんな事件だった

なんだかしみじみしながら花の里で飲んでいる僕達。。。

たまきさんと話している途中で、咳き込む僕・・・・・・・まさか

「あら神戸さん 風邪?」
「先輩、風邪ですか?」

心配してくれる女性陣とは反対に、杉下さんの楽しそうな声が・・・・・・

「自己管理がなってませんねぇーー」
「貴方から移されたんですけど?」

「確証もないのにその様なこと言うものではありません  僕以外の誰かに移されたかもしれないでしょう」
「どこかで誰かと繋がっている♪」

たまきさん・・・・・・  あなたまでそんな楽しそうに・・・・・・ ゲホッ これじゃあ文句も言えやしない

「たまきさん、茶碗蒸し2つ下さい・・・  先輩、茶碗蒸しとお茶漬け食べて身体を暖めましょう」
「ゲホッ  薔子・・・  今夜は看病してくれる?」

「はい!  (こっそり)・・・・・・私の部屋に、来ますか? //////」
「(こっそり・・・のつもり)行く! ゲホゴホッ・・・行く! 絶対行く!」

薔子の部屋か・・・  付き合ってるけどまだ行ったことないんだよね  風邪なんてって思ったけど、薔子に看病してもらえるなら・・・・  いいかも♪

ぴとっ・・・と僕のオデコに薔子の手が当てられて、その・・・何だか子供の頃を思い出す感触に・・・  くぅ~~~  たまんないや!

「はい、茶碗蒸しです・・・」
「たまきさん、お茶漬けもお願いします」

「ワサビは少なめ・・・げほほっ  で、お願い・・・ぐふっ  ・・・します」
「はい」

それから茶碗蒸しとお茶漬けで暖かくなった僕と薔子は花の里を出て、一旦僕の部屋に寄って着替えとかを纏めている時に・・・・・・ 僕はダウンしてしまった

薔子は自分の部屋に要るものを取りに行ってから、此処に来てくれたんだ

体温計で熱があるかどうか測ってから、アイスノンやら、薬やら何やらと甲斐甲斐しく世話してくれる薔子を見つめてると、僕は熱の苦しさも咳の痛みも彼女が僕を見てくれると和らぐ気がしたんだ

「ゆっくり休んでくださいね・・・  私はずっと居ますから」
「うん・・・  傍にいてね 薔子・・・」

「はい!  離れろって言われても離れませんからね♪  覚悟してくださいね」

薬が効いて眠くなる中で、薔子のそんな嬉しい言葉を・・・  聞いた気がした・・・・・

安心感に包まれて・・・  僕は眠りについたんだ・・・

*****

長くなりましたが、如何でしたでしょうか?

もう面白くて面白くて、何回見たか記憶にないほどです(笑)

では 楽しんでいただけるといいなぁ・・・  (o・・o)/~


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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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