教授のBirthday☆パーティー(by時期はずれ)

携帯の中で書いていた短編ですが、教授のお誕生日に間に合わなくて寝かせてました(笑)

長編を書く前くらいなので、設定なんてメチャメチャですが、楽しんでいただけたら嬉しいです


*****

「アルバス」

校長室に入ってきたマクゴナガルは、ウキウキと楽しそうに見える

「ミネルバや、彼等は戻って来たかね」

穏やかに、しかし悪戯っ子のように目をキラキラさせたダンブルドアが彼等と呼ぶのは。。。

「ええ、セブルスもレイも戻りましたよ」
「ほぉほぉほぉ・・・そうか・・・  で、もう一方の彼等とは連絡はついたのかね」

「急なことでしたが今、梟から返事を貰いましたわ。  明日、来てくれるそうです」

「そぉーか、そぉーか・・・  ミネルバ」
「はい、アルバス」

「明日が楽しみじゃのう・・・」
「ええ、本当に」

二人がニッコリと微笑みあうのだが、その時私室に帰ってきていたスネイプ教授の背筋には堪らない悪寒が駆け登っていた

「ふぐぅ!!!」
「セブ・・・  どうした?」

自身の発した事に敏感に反応し、駆け寄ってきた恋人が心配そうに頬に手を当ててくれる様子に・・・・・・

陰険根暗薬学教授のセブルス・スネイプは、絶えず眉間に刻まれている皺を無くし、嬉しそうに微笑みながら・・・・・・頬に寄せられた手を掴み、白く細い手に自らの頬を擦り寄せた

「我輩が心配かね?」
「当たり前だろ・・・」

「妙な悪寒がしたのだが、大方校長あたりが悪巧みでもしているのだろう」
「くすっ・・・  アルバスは善かれと思ってしてるのにね・・・」

「余計な、お世話と言っておこう」

くすくすと、さも可笑しそうに笑うレイが恋人を見ていると不意に抱きよせられる

ソファーに座るセブルスの脚の間に引き寄せられたレイ・・・・・・立っているため自然と胸にセブルスの頭を抱える

「大丈夫だよ・・・  セブには私が居るよ」
「あぁ・・・そうだな」

柔らかな胸の膨らみに顔を埋めながら、腰まで伸びた黒く艶やかに真っ直ぐな髪を撫でる

滑らかな、サラサラとした指通りを楽しんでいたセブルス・・・・・・その手にそっと触れる柔らかな感触

「セブ・・・  ちゅっ」

「可愛らしい事を・・・・・・だが、足りぬ」
「セブ・・・んんんっ・・・  あふっ・・・」

セブルスに引き寄せられるまま、レイは抱き締められ・・・・・・ソファーに優しく押し倒された

「セブ・・・セブ・・・」
「愛している・・・レイ  お前だけを・・・」

穏やかな時間が地下にある部屋に流れていった

***

翌日は日曜日。。。

だが、きっちりと朝早くに目覚めた教授は今週の授業の準備を早々に終え、朝食前のティータイムをレイと楽しんでいた

レイも基本は朝早くに起き日課としている鍛練を終え、シャワーも浴びたところだった

「髪が乾いてない」

セブルスが杖を一振りすれば、髪が一瞬で乾く

「ありがとう・・・セブ」
「さて、朝食に行きますか」

「待って、セブ」

訝しげに見詰める教授の目の前に立ったレイは、ローブの中から綺麗にラッピングされた箱を取り出した

「誕生日おめでとう・・・セブ  生まれてきてくれて、ありがとう」
「なっ!!!」

「私と出会ってくれて、ありがとう」
「・・・  ///」

真摯に教授の瞳を見詰めたままに、普段は言えない言葉を・・・・・・素直に口に出すレイは、恥ずかしそうに次第に頬を染めていく

「私を・・・・・・愛してくれて、ありがとう・・・セブ」
「・・・  //////」

真っ赤になりながらも想いを口に出してくれるレイを見て・・・・・・我輩は、苦しいほどの幸せを感じていた

生まれてきてくれて・・・ありがとう・・・などと、産んだ母にさえ言われた事などない・・・・・・

物心ついたときには両親は喧嘩ばかり・・・しまいには全ての原因は我輩にあると口汚く罵られていた

そんな我輩なのに・・・いつもレイは、温かな気持ちで包んでくれる

今もそう・・・だ、

「我輩こそ礼を言わねばならない・・・・・・我輩を・・・  」

我輩は言葉を続けることが出来なかった・・・・・・何故なら!

「どうしてお前達がホグワーツに居るのだ!!!」

「堅いこと言わないでよぉ~~~」
「母校に来て何が悪い!」

扉をノックも無しに開けて入ってきたのはルーピンとシリウス・・・・・・会いたくもない輩達だ

「ならば校長室にでも行けばいいだろう!  何故我輩の私室に入ってくるのだ!!!」
「このクッキー美味いね」

我輩の怒鳴り声など物ともせずに、ルーピンなどは勝手に奥を漁りクッキーを食べ始めている

「どこで買ったの?  教えてよ」
「クッキー?  あ~~~馬鹿者!  それは私がセブにと作ったクッキーなんだぞ」

何だと!  レイが作った?!  それをルーピンがばりばりと食い散らかしたのか!!!

「ああ~~~  殆ど残ってない!」
「貴様~!」

怒りに杖を握りしめルーピンに、びしっと突きつけた我輩の前にレイが立った

「セブ、少し残ってた・・・  食べてセブ・・・」
我輩の口の前に差し出されたクッキー・・・・・・

「あーん・・・  セブ、あーんして・・・」

レイ・・・・・・可愛いではないか

杖をルーピンに突きつけたまま、口を開けるとレイが入れてくれたクッキーは・・・・・・あまり甘くなく、サクサクほろほろと溶けていく

「ん・・・  美味いな」
「気に入った?」

「あぁ・・・また作ってくれるか?」
「もちろん・・・  もう一枚食べる?」

「いただこう・・・・・・あーん」

口を開けて待つ我輩にレイはくすくすと笑い、クッキーを入れてくれた

そんな、ほのぼのした我輩達の雰囲気にシリウスが蒼白になり、ルーピンはポカンと口を開けている

「えっと・・・  君達ってそんなだっけ?」
「久しぶりに来てみたら、どういう事だよ!!!」

我輩は杖を下ろし、レイの腰を引き寄せフフン!と鼻を鳴らした

「レイは我輩の恋人だ。  お前達、気軽にレイに話しかけるな」
「なに得意顔してんだよ!  レイ、冷静になれよ。何かの間違いだろ?」

「うるさい駄犬!きゃんきゃん喚くな」
「駄犬て言うな!」

ぎゃいぎゃいと喚くシリウスに、どや顔で相手する教授・・・・・・うるさいから放って置いた

ま、セブが楽しそうだからいいや

「これレイが作ったの?  美味しいよ!  今度作るとき私にも送ってよ」
「いいけど・・・  シリウス煩いから黙らせてよ」

「分かった。ダンブルドアの所に行くよ・・・  絶対送ってね」

《それと今日はいつまで居るの?》
《ダンブルドアが夕方にパーティーするとか言ってるからそれに出るよ・・・あ、セブルスには内緒ね!驚かせたいらしいよ》
《分かった・・・》

こそこそと二人が小声で話すものの、煩く言い合うシリウスと教授には聞こえない

「ん~~・・・  夕方(パーティー)まで邪魔しなかったら美味しいチョコもつけてやる」

この提案にルーピンは一も二もなく頷いた

にや~~~と笑いあうレイとルーピンの背後からは黒いオーラが立ち上る

「シリウス、ダンブルドアに挨拶してこようか」
「リーマス、待てよ!  俺はコイツにギャフンと言わせ・・・「行くからね」・・・はい」

笑顔が怖いルーピンには逆らえないシリウスでした

二人が部屋を出ていった後、改めてプレゼントの箱を渡せば教授は大事そうに丁寧に明けていく

「手袋ですな」
「ああ・・・  調合の邪魔にならないよう指先が無いんだ。  セブは調合のとき暖炉もつけないだろ?  此処は寒いのに、だから・・・」

「ありがとう、レイ。  嬉しいぞ」

頬を染めて見詰めてくるレイに、我輩の愛しき恋人に・・・我輩はもう1つプレゼントが欲しくなった

「レイ・・・我輩は欲張りだ もう1つプレゼントが欲しくなった」
「なに?」
「レイ・・・お前だ」

我輩はレイを横抱きにし寝室へと進んで行けば、レイがクスクスと笑っている

「何がおかしい?」
「だってこのプレゼントは昨日も・・・なのに //////」

「毎日欲しい・・・生涯いついかなる時もレイ・・・お前は我輩のものだ・・・」
「セブ・・・」

「レイ・・・嫌か?」

我輩の言葉にふるふると頭を振るレイ・・・顔を上げれば真っ赤な熟した果実のようだ

「嬉しい・・・セブ、私はセブのだよ」
「ならば刻みつけよう・・・我輩の印を・・・」

そうして我輩はレイの白い躯中に赤い刻印を刻みつけていった・・・

何とも幸せな誕生日になったものだ・・・

***

「変ですね~」
「現れませんね~」
「ふん! 暇で寝てるんだろうよ」
「まぁ・・・よいよい 先に始めようかのぉ~」

パーティーの用意をして待ちぼうけな面々を他所に、セブルスとレイは2人ベットの中でスヤスヤと寝ているのでした

*****

待ちぼうけ~・・・でもダンブルドアにはバレてるような気がします(笑)

ああ、お誕生日にUPしたかったっす (o・・o)/~
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私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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