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中:私は、何番目?《学生セブルス》

今回は普通なヒロインちゃんの切ない恋模様を書いてみました
そして初のカッコイイ・シリウス!!!(パフパフ~~) 楽しんでいただけたら嬉しいです♪

*****

「あなた達も来てたの?」

リリーの言葉に振り向けば其処には幻聴でも幻覚でもない、リリーとセブルスが座ってて・・・・・・

「おい、大丈夫か?」
「・・・・・・うん」

シリウスの声に条件反射みたいな返事を返すだけで、私は、精一杯だった

「あはっ  き・・き・・奇遇だね!」
「そうだな」

思い切ってセブルスに話しかけたけど、明らかに不機嫌だ・・・・・・リリーとのデートを邪魔されたんだもんね、そりゃ不機嫌にもなるか

「薬学博士が来なかったからパーティーが中止されたんだ」

不機嫌なままなセブルスの言葉で、2人がここにいる訳がわかった

「出会えて良かったわ、一緒に食べましょうよ」

無邪気なリリーの提案に私は、慌てて首を横に振っていた

「い・・・いいよ!  せっかくだし2人で食べなよ!」
「俺達は別の店に行くから・・・かまうな」

シリウスが握ったままの私の手を引っ張り席を立ち、店を出た

「・・・・・・あ~あ、食いっぱぐれちまったな」
「あははっ  ごめんねシリウス、わ・・わ・・私、帰るからっっ!!!  あのっ、他の娘と楽しんでね」

ダメだ・・・  私の手・・・  震えてる

シリウスの手・・・・・・おっきい・・・  震える私の手を包み込んでるシリウスの手の力強さと、ぬくもりが・・・  心地好かった

あ~あ・・・  あきらめるって決めたのに、ダメダメじゃん 私・・・・・・

情けないなぁ~~~

どっぷりと落ち込んでた私は、シリウスに手を引っ張られ歩いてる事も頭になくて・・・・・・気がついたら可愛いお店にいた

喫茶店なんだろうけど出窓にはレースのたっぷりとしたカーテンがかかり、席は椅子じゃなくて2人かけのソファー・・・・・・そこに並んで座ってるシリウスと、ワ・タ・シ?

あれれ?  これって噂でしか聞いたことないんだけど、恋人達御用達の《カップルによる、カップルのための、
カップルだけの喫茶店》なのではあるまいか

「えっと・・・  シリウス?」
「何だ?  腹ペコなんだよ俺は!  ここはチキンが旨いって聞いてたから入ってみたかったんだよ」

「あ・・・・・・チキンか  チキン好きだもんね、シリウス」

チキン好きなシリウスが入ってみたかったなら、つき合ってもいいか

流石のシリウスもこの店に1人じゃ、いられないよね

「俺はチキンステーキ頼んだけど、お前はどうする?」
「ん?  私は・・・・・・紅茶・・・・・・ううん、珈琲で!」

紅茶はセブルスを思い出すから・・・・・・とっさに珈琲なんて言っちゃった

「お前に珈琲は早ぇーよ・・・・・・カフェオレにしとけ」

さっさかカフェオレを注文されてしまいました

チキンステーキを美味しそうに食べてるシリウスの横で、私は砂糖たっぷりのカフェオレを飲んでいた

「ふぅ~~~  ふぅ~~~  ふぅーー↓」

冷ましてんだか溜め息ついてんだか、自分でも分かんないや

「喰ったらどこ行く?  お前に付き合ってやるから、好きなとこ考えとけよ」
「・・・・・・ありがとう  シリウス」

ぶっきらぼうに言うシリウスだけど、今日は私のために時間を使ってくれてるんだなぁ・・・

モテモテのシリウスなんだもん、私みたいな子供に付き合うなんて退屈だろうな

そろそろ解放してあげなきゃ・・・だよね

セブルスとの事で私を可哀想に思って・・・・・・付き合ってくれたシリウスの優しさは有りがたいけど、もうホ
グワーツに戻りたいや

1人に なりたい・・・・・・

*****

「じゃ~私、ホグワーツに戻るわ!  シリウス付き合ってくれてありがとう」

喫茶店を出た直後、シリウスに御礼を言って別れた私・・・・・・

シリウスが何か言ってたみたいだけど・・・・・・正直いうと涙を堪えるのが辛くて・・・・・・

私は走ってホグズミート村を駆け抜けて行く

はぁ はぁ はぁ・・・あ゛がぁ~~~  しんどい

ホグズミートを駆け抜けて山道をひた走った私は、息が切れて喉がヒューヒュー悲鳴をあげてるし、胸も脇腹も痛くて仕方ないし、膝だってガックンガックン笑ってるし・・・・・・  だから、道から外れた山の中で地面にへたり込んだ

落ち葉がカサカサ鳴ってる

「あ゛~~~  バカみたいだなぁ・・・・・・」

私はセブルスが好きで、セブルスはリリーが好きで、リリーもきっと他の男子よりはセブルスが好きで・・・・・・

私はお邪魔虫なんだよね~~~  ってかセブルスには意識さえされてないっつーの!

「あきらめるんだから・・・・・・関係ないや」

ぽろぽろ・・・・・・我慢できなくなった涙をこぼしながら、呟いた

ガサガサッ・・・・・ガササッ・・・・・

「こんな所で泣いてやがって・・・  探したぞ」
「じ・・・じり゛う゛ずぅぅぅ・・・ずるずるびぃ~~~」

「まぁ~た 盛大に泣きやがって!  ほらこれで拭け・・・・・・鼻水も垂れてるだろ?  いいから拭け!」

シリウスは私の横に座って、また・・・頭を撫でてくれた

何にも聞かないんだ、シリウス  その静けさが私には・・・  ありがたくて

涙が止まったら2人で、ホグワーツへと戻ったんだ。。。

*****

そうして私は・・・・・・あれほど傍に纏わりついていたセブルスから、離れたんだ

もともと寮が違えば時間割りだって違うんだし・・・・・・前みたいにスリザリンの時間割りを手に入れて、休み時間毎にダッシュして会いに行かなけりゃセブルスとは会わないんだよね

あ、魔法薬学や魔法史とか合同授業のときは顔を見るけどね

大抵セブルスが見てるのはリリーだから・・・・・・合同授業のときは、親友のリリーからも私は離れて、彼の視界からは消える事にした

私もね、努力したんだよ!  セブルスを見ないよう、視界の隅にも入れないよう頑張ったし!

そのかわりっていうか、実験とか席とかでシリウスと一緒になる事が多くて・・・・・・

いや!  誤解しないでね!  シリウスはきっと私が心配なんだよ!  ほら友情に鬱陶しいほど暑苦しい人だ
からさ・・・(あれ?なんか違ったかな~  ま、いっか)

でもさ・・・  シリウスはちょっと、嫌なんだよね~~~

シリウス本人じゃなくて、親衛隊のお嬢様方が・・・・・・半端なく怖いんだよ~~~

いつ呼び出しくらうかと思うとヒヤヒヤものだよ

そんなこんなな私の努力も、あの日から1ヶ月が経った

「どうにかフッきれそーー・・・  かな」

セブルスの傍にいない毎日に、少しは慣れたはず!  なので今日、セブルスを完全に諦めてフッきるために・・・・・・セブルスに会おうと思います

「今まで私みたいなのに付き纏われた、謝罪も言いたいし!」

・・・・・・これを 最後にしよう

私は、そう胸に想いを秘めながらセブルスがいるであろう・・・・・・湖の畔へと向かった

***  ※注(ここからはシリウス落ちストーリー)

「あれ?  エバンズ1人か?  アイツは?」
「何だか湖の方へ行ってくるって・・・・・・ブラック?」

「わりぃ・・・  後で説明すっから」

俺は全速で走り、湖の畔へ向かう最短ルートを駆けていった

途中でアイツを抜いたんだな・・・・・・木立の根本にはスニベルス1人が居たんだから

また暗く分厚い本を開いて読んでやがる・・・・・・  なんでアイツはこんな陰気な野郎がいいんだろう

入学式の組分けで俺等よりずっと小さな女の子を紹介されたとき、本当に同い年かと疑っちまったよ

校長がボケたのかと思ったんだ・・・・・・そんくらい小さくて、守ってやりたいって素直に思ったんだ

ホグワーツじゃ珍しいアジア系でしかも日本人!  全く知らない《日本》が知りたくて、寮を関係なくアイツと
話したいってぇー奴等がうじゃうじゃ取り囲んでたんだ

同い年の中でも小さいアイツは恐かったんだろうな、ガタイの良い上級生に周りを囲まれてからは必死に逃げるようになったんだ

俺達《悪戯仕掛人》が同寮のアイツを守ってやろうとしても、怯えて逃げちまう毎日だった

そんなとき、アイツはスニベルスに出会って・・・・・・いつも傍に居るようになってよぉー

俺が、守って やりたいのに・・・・・・

だが、スニベルスはアイツとの約束を簡単に破った

薬学博士とのパーティーだとかで、先約だったアイツとの約束を・・・・・・破りやがった

アイツの泣き顔なんて見たかねぇ~~や

俺が居るだろ?  周りをよく見ろ!  スニベルスなんかよりお前を思ってる・・・  俺が、俺が、いるじゃねぇーか

なぁ・・・・・・  俺じゃ ダメか?  お前の傍に居るの、俺じゃ・・・  ダメなのか?

俺は、お前が!  お前の事がずっとずっと!

・・・・・・好きなんだ

アイツへの想いが溢れそうな俺の目が、スニベルスに近寄っていくアイツを見つけた!  俺は見つからないよう隠れて、アイツを見てたんだ

***

「セブルス・・・  お久しぶり」
「・・・・・・」

応えてくれないか・・・  あはっ  そうだよね

「あのね、セブルス・・・・・・今まで私みたいなのが纏わりついてて、ごめんね  これからは邪魔しないから・・・  じゃ、元気でね」

それだけを言って帰ろうとした私の背中に、セブルスが声をかけた

「ふん!  煩わしいお前が来なくなるなら、僕はやっと落ち着いた生活ができるようになる」

そんなに迷惑だったのか・・・・・・  私ったら本当にバカなんだなぁ~

「ご・・・ごめんね  もう迷惑 かっ・・・かけ・・・ないから」
「そう願いたいな・・・  不愉快だ!  さっさと去れ!」

・・・・・・私は黙ってセブルスから離れ歩き出した

目からはまた・・・  涙が出てきて前が見えないよ

ふらふら、とぼとぼ・・・  自分でもどこへ向かうのか分かんないや、そんな歩き方をしてた私は当然誰かにぶつかってしまった

「ごめんなさい」

下を向いたまま謝って横を通りすぎようとした私・・・・・・だけど誰かに腕を掴まれ、引き寄せられて・・・・・・抱きしめられて・・・る

熱い身体、固い胸、私の背中に回された逞しい腕・・・・・・そして、香水の良い匂い。。。

この匂いを、私は、知ってる・・・・・・

真夜中の談話室で頭を撫でてくれた優しい腕からもしていた匂い。。。

涙と鼻水で、ぐっちゃんぐっちゃんな私に無造作に渡してくれたハンカチからしていた匂い。。。

今までも落ち込んだりしたとき、側にいてくれた・・・香り。。。

・・・・・・シリウスの匂い。。。

「なぁ・・・  俺じゃダメか?  お前の1番に、俺はなれないか?」

私を抱きしめてるシリウスは、高い背を屈め、低い私の肩と首に顔を埋めているからか、声がくぐもって聞こえる
っていうか・・・・・・  いまなんていったの?

「俺じゃーーダメなのかよ?  お前の1番にはなれねぇーのかよ!!!」
「シリウス?」

私の呼びかけに応えるようにキツく抱きしめられてしまった

「俺の1番はお前なんだよ!!!  昔から・・・  ずっと昔から・・・  俺の1番はお前なんだ!!!」

え?  あ?  う?  あの・・・その・・・う゛え゛???

余りの衝撃的なシリウスからの告白に私は、頭がショートして・・・・・・そのまま気絶してしまった

目が覚めたら医務室でベットに寝かされてて、シリウスが椅子に座って私を・・・・・・見てた

愛しいものを見る瞳で、一途に私だけを見ているシリウスが・・・・・・カッコ良く見える

「なぁ・・・  前に聞いたよな、忘れる方法」
「あ・・・  うん」

「失恋はよ・・・  新しい恋をすれば忘れられるんだとよ」
「そう・・・」

「だからよ・・・・・・」

シリウスが私に近寄り耳許で囁く。。。

「俺と新しい恋をしようぜ!  お前が1番好きな、俺とよ・・・」

ボンッ!!!  私は一気に真っ赤になった顔をシーツに潜って隠してしまったのに、シリウスはシーツ越しにまた・・・

「お前の1番は、必ず俺がなってやるから・・・  だから俺と、恋をしよう」
「でも私まだっ・・・ セブルスが・・・」

「俺が忘れさせてやるから、心配すんな」

私は自信たっぷりにウィンクしてくるシリウスに、頷いていたのだった

「よ・・・よろしくお願いします」
「おう!任せろ!」

そうして私達は付き合うことに なったの・・・・・・

*****

如何でしたでしょうか? ヒロインも切ないですが、それを女遊びしつつヒロインちゃんを想い続けるシリウスも切ないですよね

シリウスが他の女性と遊ぶのは、ヒロインちゃんに気にかけて欲しいから・・・・・・子供ですよねぇ~~

さてさて今回、シリウスに花を持たせてあげましたが、基本、私の愛はセブルスに注がれてますからね~

セブルス落ち編も書きますよ!!!

では、またね (o・・o)/~



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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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