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11≪闇と月光≫~ゴドリック谷へゴー~

少し日が空いちゃいましたが、スネイプ教授の登場です!
もう1人の教授(ジジィ)が脳内を占めていましたが、やっと解放されたので黒い教授に戻れました(笑)
少し短めですが、UPします!

*****

「りりぃー  あしょびに きたの」
「きゃーレイ! 嬉しいわ♪ ちょっと待っててね すぐお茶を出すから!」

クマで連絡を取ればリリーの「すぐ会いたいわ 来てきて!!!」という返事で、我々はブラック家の別荘から姿あらわしでゴドリック谷のポッター家に来たのだ

我々とは、レイと我輩にレギュラス、それに毒が抜け元気になった しもべ妖精という面子だった

「ハリー! レイちゃんよ~ 可愛いでしょう♪  一緒に仲良く遊んでいるのよ」
そう言うとリリーは、リビングにハリーを残してキッチンへと移動している

「べりる りりぃ てつだってください」(クマを握りしめている為、言葉がクリアに聞こえます)
「はい レイ様」

べりる・・・いや、ベリルとは先程の しもべ妖精の名前なのだが・・・・・・ 主のいなかった しもべ妖精がレギュラスとレイに仕えたいと願い出たのは、ここに来る直前のことなのだが

レギュラスはクリーチャーがいるし、ブラック家に戻ればまだ他にも居るのだ

「ごめんね、僕はいいから・・・・・・レイ先輩に仕えてほしいな」
レギュラスのこの言葉で、このしもべ妖精はレイに仕えることと決まり名前を決めたのだ

「きれいな 目をしてるから・・・ べりる」
「ベリル・・・緑柱石のことか 確かエメラルドやアクアマリンなど色々な宝石が含まれると記憶しておるが」

「べりる あおかったり みどりだったり きれいだから」
「ありがとうございます・・・ ありがとうございます」
ほぼ同じ身長をしているレイと しもべ妖精・・・・・・レイは自分の洋服の中からベリルにと与え、小奇麗な格好をさせていた

我輩はホグワーツかルシウス先輩の屋敷でしか見たこともなかったのだが、確かコヤツ等は主から身に付けるものを貰うと解放されると聞いた・・・・・・そのことをレイに話せば、お前は何事もないように微笑んで我輩にこう、言ったな

「わたしは けいやくで あいてを しばりたくはないのだ まえのように・・・  きもちがあれば そばにいてくれるだろうから・・・」

そうだな・・・ 垣間見たお前の子供時代、側に居る大人達からお前は・・・ 孤独を感じたのだろう

あの様子ならばベリルはお前の側を離れまい、これから休暇の間の家事からは解放されそうですな

リリーがベリルにキッチンから追い出されて来たようだ・・・

「リリー ポッターはどこだ?」
「ああ、ジェームスなら魔法省に行ったわ  仕事で呼び出し食ったのよ」

「ここにはリリーと、その子だけなのか?」
「あら気になるの? ジェームスは仕事で、シリウスは連絡つかなくて、リーマスは暫くしたら来るはずよ」

「わざわざ連絡などしなくとも・・・ リリーがいればいい」
我輩はアヤツ等の騒々しさが嫌いなのだ、ルーピンは騒がしくないのだが・・・・・・・笑いながら腹を探られるのが気に食わんのだ

「・・・・・・そんな寂しいこと言わなくてもいいじゃない 同級生なんだからさ」
「・・・・・・いつから居たのだ  姿あらわしの音も無かった様に思うが」

リビングにルーピンが現れたのだが、ドアを開ける音はもちろんの事 姿あらわし特有のバチン!という破裂音もせず・・・・・・コヤツ一体どうやって来たのだ

「ああ、暖炉飛行で来たんだけどね 出てくる場所が2階のジェームスの書斎なんだ  で、そこからは足音もしないよう気配を消して降りてきたというわけ☆」

この男は、学生の頃から大人しいくせに妙に軽い口調なのが勘に触るのだ

「レイ~~~・・・ 君はいつの時代も綺麗で、おまけに今は物凄く可愛いね~~~」

ソファーに座っていたレイを抱き上げたルーピンが、そのまま抱きしめて立っている

「りーます ひさしぶり」
「クマを握りしめてる小さな手、可愛いなぁぁーーー  食べちゃいたいくらいだね」

「ずるいわよリーマス! 私だってまだレイを抱っこしてないのに!」
「リリーはこの前、たくさん抱っこしてたじゃないか・・・  今日は私の番だよ」

・・・・・・全く、いい大人が争ってどうなるのだ 少しは落ち着けないのであろうか

軽く溜息を落とした我輩なのだが、壁の時計を見てレイの薬の時間ということを思い出した

持参してきた、保存と保温魔法をかけたゴブレットを取り出しテーブルに置いた我輩は、レイをルーピンから抜き取り我輩の膝へと座らせた

「さ、レイ・・・  冷めないうちに飲むんだ」
「はい」

ゴクッ  ゴクッ・・・という規則正しい音が聞こえ、みるみるうちにゴブレットは空になっていた

「セブルス、その薬は何だい? レイ、もしかして君、病気なの?」
「いや病ではない ・・・・・・正確には弱っていると言えばいいだろう  この薬は我輩が煎じた滋養に効くものだ」

「しぇぶがね あまくて おいしいのに つくってくれるんだ」

我輩は濡れたように艷やかなレイの黒髪に指を梳き入れ、その手触りを楽しみながら飲み終わるのを待っていたのに・・・・・・そ、そのように可愛らしい言葉をかけてくるなど・・・・・・レイ、可愛すぎますぞ!!!

「お前が飲むのだ 少しでも飲みやすいよう薬効を妨げない範囲で作っている 気に入ったようで何よりだ」
「うふふぅーーー」

レイの満面の笑顔を見ていて、ふと思うのだが・・・・・・ 再び戻ってきてからこちら、レイはよく笑う

幼児になっているからかとも思ったが、龍達が言うには昔の同じ年の頃のレイは全くといっていいほど【 笑わない子供 】だったそうだ

それならばやはりレイは、中身は我輩と別れた時のものなのだろう・・・・・・あの頃はよく笑っていたからな

お前が笑うならば 我輩は何でもしよう・・・・・・

お前が笑うためならば我輩は 何でもしよう・・・・・・

お前の笑顔を見ていると 我輩はそれだけで 幸せなのだから・・・・・・ だから笑え レイ

苦しみも辛さも悲しみも・・・・・・ 全て我輩がお前の分も引き受けよう お前が何にも思い悩むことのないように

だから、レイ  お前の傍に居てもいいだろうか?  闇に穢れて堕ちた身の 我輩でも・・・・・・

お前の傍に 居ても いいだろうか?  あともう少しだけで いいから・・・・・・

いずれは・・・・・・ 我輩はお前の傍から 離れなくてはならないだろうからな

闇にまみれ穢れた我が身は、聖なる輝きにあふれたお前の傍にいるには 相応しくないのでな

*****

またセブが考えている

たとえこの身は3才の幼児でも 中身は私のままなのだから、セブ・・・・・・セブの考えることなどお見通しだよ

リョクを通じてだけど、時の狭間に居る時もセブに何があったのか、私は知っている

私の身を案じ少しでも助けたいと思うセブが、自ら進んでヴォルデモードの側に行き情報を得て、お爺様に渡していた・・・・・・ 2重スパイ

セブの左腕から感じる禍々しき気配はきっと、闇の帝王に忠誠を誓う印があるんだろう

そして今、それを恥じていることや・・・ 穢れた身と考えていること・・・ そんな事、お見通しなんだぞ、セブ

セブ、貴方は穢れてなんていない・・・・・・  私を守るためにしたことで、私がそう思うなど有り得るわけがない!

私を守ってくれた・・・・・・セブ

身体が回復したら、想いを伝えても・・・・・・いいだろうか?

昔も、今も、私が想うのはセブ・・・  貴方だけだと・・・・・・

さすがに3歳児の姿では、伝えるのは・・・・・・・ちょっと、なぁ・・・・・・

そんな事を思いつつ私はリリーとハリーと遊び、リーマスとセブをからかい、レギュラスに止められていた

穏やかに夕暮れが迫る頃リーマスが帰り、私達もレギュラスの別荘へと帰ったのだった

そして、夜・・・・・・・早々に割り当てられた部屋へと帰った私は、気になったことがあったからクマを使いリリーと話した

玉を飲み込んだリリーのその後の体調の変化はどうか、ヴォルデモード襲撃の際ハリーの額についた傷など詳しく聞いていたのだ

あの場では懐かしくも楽しくてはしゃいだ挙句に忘れていたんだ・・・・・・・・すまないリリー

「いいわよ! 私も楽しくてそれ所じゃなかったんだから」
「・・・・・ハリーの傷なんだが、思う所があるが確証がつかめないゆえ今度もう一度見たいのだ」

「分かったわ いつでも来てちょうだい」
「ポッターは仕事か?」

ハリーが寝て育児から束の間、解放されていると話しているリリーに聞けば今日はもうじき帰ってくるそうだ

たわいない話をしながらも学生時代に戻った勢いで話し続けるリリーと、微笑みながら聞いているレイの温かな時間は2人の絆を結んでいくのだった

リリーとの通信を終えた私は部屋を出て、とことこと隣の部屋へと行きドアの前に立ち・・・・・・コンコンとノックをした

「レギュラスか? ・・・・・レイ?」
中から現れたセブルスは私が立っていることに驚きつつも、抱き上げて部屋へと招き入れてくれた

「どうした? 何かあったのか?」
漆黒の瞳が心配そうに私を見つめてくる・・・・・・セブ、貴方は優しいよ

その優しさに、つけこんでもいいだろうか?

元の年齢に戻れば出来ないことなのだが・・・・・・・この幼児の姿ならば、多少の我儘も許してもらえるであろうか?

この世界に戻ってきてから寝るときはセブのベットで寝ていたから・・・・・・今夜も、一緒に居たい

ゆ・・・ 許される・・・ だろうか?

顔が熱くなるのも分かったが、私は思い切って言い出してみたのだった

「しぇぶ・・・ いっちょに ねんねして・・・ ///////」
「 っ!!!  レイ・・・  我輩でいいのだろうか」

セブが私の言葉に左腕を・・・・・・あの闇の帝王への忠誠の印がある所を、右手で押さえながら私を見ている

セブの瞳が左右に細かく揺れている・・・・・・ 躊躇い、己を恥じ、心が動揺で膨れている

私は左腕を押さえるセブの右手の上に、自分の小さな手を重ねた・・・・・・瞬間、セブルスの身体が大きく跳ねて彼が縋るように私を見つめた

不安に揺れる漆黒の目を見つめながら、私は強く・・・・・・・この想いを込めて、彼を見つめ頷いた

「しぇぶが いいんだ」
「だが・・・・・」

「しぇぶの そばに もどりゅことが わたちのねがい・・・ たった ひとちゅの のぞみなのだ」
上手く話せない自分に苛立ちながらも懸命に言う私の言葉は、それでも彼に伝わったようだ

「レイ・・・  ああ、レイ・・・ 我輩だとてお前と共に在りたいと幾夜も願っていた」

セブルスに抱きしめられて・・・・・・  ベットへと運ばれ、そのまま寝かせられた

ぴったりと私を抱きしめ身体を寄せるセブの首に腕を回し、私は彼の体温に包まれて言い様のないほどの安堵感に包まれて・・・・・・眠りに落ちる

昔と変わらぬ薬草の匂いと彼の体臭が心地好くて・・・・・・  私は、眠りに落ちながらも微笑んでいる自分を感じていた

「しぇぶ・・・  だいちゅき・・・  むかちも いまも・・・  だいちゅき・・・」
「レイ、我輩もだ  ・・・・・・ふふ、寝ておるか」

くぅーくぅーと寝息をたて始めたレイを抱きしめながらも、レイからの抱擁でセブルスもまた生まれて初めて感じる安堵感や幸福感に心を包まれていた

ふと思う・・・・・・レイの小さく軽い幼児の身体に、我輩の・・・ 成人した男の長身が縋り付くよう抱きしめているさまは他人から見れば滑稽なのだろうな・・・

だが、我輩もレイもこうして再び逢うことのできた喜びを互いの体温で確認し・・・・・・会えた直後よりも数日たった今、改めて実感している

もう、離したくない  離れたくはない・・・・・・

我輩のこの想いを・・・ レイ、お前に伝えたい・・・

その時には我輩のこの左腕も見せねばな・・・・・・ お前には嘘など言いたくはないのだから・・・・・・

温かいな お前は・・・・・・  我輩は深い眠りに誘われるままに、レイを抱きしめたまま眠りにつくのだった・・・・・・

*****

セブって真面目ですものね。 うんうん・・・ レイを僅かでも救いたいと闇に組みしたものの、傍には居られなくなるジレンマ・・・・・・

レイが放っておくはずないですが、如何せん今は力の無い幼児なので・・・・・・2人で乗り越えるんだよぉぉーーー

お母さんは味方だからね(おいおい・・・)
 では (o・・o)/~
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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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