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①:≪闇と月光≫~卒業してからの道~

こんにちは&こんばんは! 管理人のすーさんです☆
いよいよ始まりました 第二章!!! ここではヴォルさんが初めて姿を表します

原作では紅い眼で、映画はブルーの眼なので・・・迷った挙句、普段はブルーで怒りや力を使った時に紅い眼になると致します(ええ、もちろん捏造設定でございますが、よろしくお願いいたします)

・・・・・・怒ってばっかりなヴォルさんですから、紅い目のままな感じもしますけど(笑)

*****

其処は、薄暗い部屋に暖炉の炎だけが灯っている・・・
その僅かな光に反射するプラチナ・ブロンドの主は、直立不動で何かを待っていた・・・

それは、何なのか・・・・・・部屋の隅には届かない炎の淡い灯火のなか、≪しゅー・・ しゅー・・≫という息遣いが聞こえ始め、プラチナ・ブロンドの主、ルシウス・マルフォイは身を僅かに、竦めた

「ルシウス・・・ 新しく死喰い人に入れる有能な人材は如何した?」
どこから現れたのだろう? ルシウスは突然に聞こえた声に≪あの方≫と理解はしたが、ふとそんな事を思っていた

「ルシウス・・・・・・ 見つかったのか?」

優しい、猫なで声のように優しい声に逆に背筋が寒くなり、慌てて身を正して直立する・・・・・・良い答えが応えられないのだから言葉に詰まってしまう

「我が君、それが・・・ 学生時代から目をつけていた者が首を縦に振らないのです」
「ほぉ・・・ 貴様の遣り方が生ぬるいのではないのか?」

「ははっ! 申し訳ありません 我が君」

端麗な顔が灯りの前に、ルシウスの前に進み出てニタリと笑う

濃いブルーの瞳が、面白そうにルシウスの顔を覗き込み・・・・・・・・笑い顔はそのままに、瞳が深紅に変わった

次の瞬間!!!

「うがぁあああ・・・・・・ ぐぅ・・・我が・・・・・・・君・・・・」

大蛇に体を巻かれ、力を入れられればルシウスの喉からは締め付けられる苦悶の声が聞こえるばかり

「んんぅぅ~~~・・・・・・ 良い声だ! 人の声で俺様が一番好きなのは、この声だ・・・・・」
「ぐはぁ・・・ 我が・・・君・・・もうし・・・・わけ・・・・・」

謝ることしかできないルシウスは、蛇に絞められ床に倒れながらも≪あの方≫を見つめて許してもらおうと手を伸ばす

「ナギニ、止めろ」
「ぐはっ・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・・げふっ・・・ごほっ・・・」

「アブラクサスの息子だ・・・ 父に免じて許してやろう」
「あ・・・ありがたき・・・幸せ・・・げほっ・・・」

さっと、何事もなかったように大きなソファーに座ったヴォルデモードが顎でルシウスに、向かいに座るよう示せば 慌ててはいるが流れる仕草で座るルシウス

流石と言おうか・・・・・・ルシウスは先程までの事など無かったように、一度、髪を背に流している

「その者の、名は?」
「・・・・・は・・・はい、セブルス・スネイプと申します」

「どうしてソイツを?」
「彼は卒業して直ぐから研究を発表し、1年余りで魔法薬学界では知らぬものがいないほどに名声を得ました・・・・・・我が君のお役に、きっと立てることと思っております」

「ふ・・・ん、なかなか面白いな・・・・・・」
「お気に召されましたか?」 

「・・・・・・・ルシウス、分かっているな?」
ブルーの瞳が、深紅に変わるとき・・・・・・ルシウスは、今度は命が無いと、思い知る

「はい、我が君・・・・・・仰せのままに」

深々と頭を下げてから姿くらましで部屋から去ったルシウスは、自分の屋敷へと戻ってから自室にこもるのだった・・・・・・

*****

卒業して、1年・・・・・・ 僕は魔法薬学の世界では名が知れ、本も幾つか出した

そうして資金にも事欠かない研究者となり、毎日スピナーズエンドの自宅で研究三昧な日々だ

今日も朝から調合しつつレポートを纏めていると、不意に呼び鈴が家の中に響いた

「・・・・・・誰だ?」
調合の手を止められて少々不機嫌になった僕が、ぶっきらぼうに扉を開ければそこに居たのは・・・・・・

「儂じゃ、久しいのぉ~~ Mr,スネイプ!」
「ダンブルドア・・・校長・・・」

何故、ダンブルドアが此処へ? 僕に何の用だ?

訝しげな僕の視線に気がついているのか、ふぉ・ふぉ・ふぉ・・・と笑うダンブルドアにソファーを薦め、紅茶をだす

・・・・・・・・・・・何を言い出すつもりなのか、この校長は。。。

「リョクは元気かの?」
「はい、薬草の世話を任せておりますが、なかなかの良い出来栄えです」

「のぉ、Mr,スネイプ・・・・・・いや、セブルスよ。 ホグワーツで教鞭をとってみんかね・・・」
「・・・・・・・・・は?」

この方は何を言い出すのだ? 

「スラグホーン先生がな、急に体調不良を訴えてのぉ・・・ 職を辞して、暫く休養したいと言っておるのじゃよ」
「・・・はぁ」

「そこでじゃ! 卒業してからの1年という期間で、君は魔法薬学の世界では権威になっておる! ホグワーツで教授となり、生徒を導いてやってくれんかのぉ・・・」
「・・・・・・考えさせて下さい」

「それはそうじゃの・・・ 考えることは良いことじゃ! ・・・・・・じゃが、こちらも余裕がないのじゃよ」
「もしや、9月の新学期から・・・などと、言われるのではないでしょうな?」

ちょっと待て! 今はもう8月も半ばだぞ!

この話を引き受けるも、授業の準備や引越しなど時間がなさすぎる!

全学年の来学期からの授業カリキュラムを考え、必要な薬草の補充からホグワーツに有る物の確認など時間がないぞ・・・・・・いや、待て待てセブルス・スネイプ!

あまりな急な話で僕は断ろうと、口を開きかけた・・・・・・その絶妙なタイミングで、ダンブルドアはこう言った

「・・・闇が動き始めたのじゃ・・・」
「闇とは、闇の帝王の事ですか?」

「察しが良いの・・・ 闇が動き始めれば、レイも動き始めるはずなのじゃ・・・」
「レイが・・・・・・」

「じゃが儂らはレイの動きが分からぬ・・・ 唯一、分かるのはリョクだけなのじゃ」
「・・・・・・」

「そして、リョクはこの世界の儂らの時代と、レイとを結ぶ唯一の橋じゃ・・・・・・ホグワーツの中で護りたいと思うてな」

その校長の言葉に僕は、手首にあるブレスレットに変化したリョクを見た

レイと僕を繋ぐ唯一の・・・・・・リョクは僕が命を賭けて護ると誓った

ホグワーツなら、此処よりも安全だ・・・・・・僕に万が一の事があった場合も校長がいる

「少し、考えさせて下さい」
「おお、分かったぞぃ」

なるべく早く返事をすると約束し、校長を見送った後に僕はソファーに座り考え始めた。。。

『////// 魔法薬学の教授とかも、似合うと思う・・・』
「そうか? お前がそういうのならば、引き受けてみようか・・・」

いつか、聞いた声が頭の中に蘇える

「お前は僕の助手だ・・・ 席を明けておくから、ちゃんと帰ってくるんだぞ」
『うん、薬草を育ててセブのフォローするよ!』

愛しい者の声が頭の中で、繰り返し、繰り返し嬉しそうに話している

ああ・・・レイ お前は喜んでいるのか?  僕がホグワーツで教鞭をとれば、お前が似合うと言った教授になるぞ・・・・・・


なあ、レイ・・・  此処に戻るか、僕を其処へと連れていってくれ・・・・・・

お前が居ない間に、3年の月日が流れたのに・・・・・・僕は、お前が・・・好きだ

毎日、無意識に・・・・・・心の中で、お前に話しかけては学生時代のお前と話した時を思い出し、会話しているなんて・・・・・・滑稽だろう?

寝ても覚めても僕の心の中には、あの頃のままのレイが居る・・・・・・色褪せずに、輝いていた頃のままで・・・・・・

なあ、レイ・・・  リリーがポッターと結婚するそうだ、式の招待状がこの間きたんだ

なあ、レイ・・・  リリーの花嫁姿、きっと綺麗だろうな

なあ、レイ・・・  お前も見に来てやれよ? リリーも僕も、待っているからな

なあ、レイ・・・  2人でリリーを祝福して、送ってやろう?

僕は決心して、ダンブルドア校長へと手紙を書き・・・・・・梟の足に結びつけ、飛ばしたんだ

*****

それからは早かった

何が早いって、手紙を送ったのは校長が帰ってからなのだが・・・ それが丁度昼ごろで、1時間もしないうちに家のリビングには≪しもべ妖精≫がうじゃうじゃとやって来た

「儂が無理を言うたのじゃ、ホグワーツの≪しもべ妖精≫を総動員してセブルスの引越しを手伝うぞ」

校長の一声で、僕の自宅に現れた≪しもべ妖精≫の仕事で荷物が次々と運ばれ、家中が掃除され半日もすれば引越しが完了した・・・・・・おそるべし、しもべ妖精

僕はアレはホグワーツへ、コレは置いておくなどと指示を出しただけだから疲れもしない

そのままホグワーツへと、しもべ妖精に連れていかれ校長室に姿あらわしで着いた僕は、校長との挨拶もそこそこに魔法薬学教室に向かった

教室の掃除などは済ませてあるが、肝心の薬草などはどうなっているのだ・・・・・・

教室横の執務室へと入れば、学生の頃、出入りしていた場所だ・・・・・・懐かしくもなる

どうやらスラグホーン教授は、必要な薬草などは揃えていってくれたらしいな・・・・・・

あとは薬品庫の中の確認か・・・・・・ 一日で済ませられれば、明日からは授業の事を考えられるな

そう思っているとマクゴナガル教授が僕を呼ぶ声が聞こえた

「Mr,スネイプ! どこですか?」
「ああ、ここです教授」

執務室の机の中を整理していた僕に、「夕食の時刻です」と声をかけに来てくれたらしい

2人、連れ立って大広間へと向かえばなんだか少し、くすぐったい気持ちになる

つい、1年前は教師と生徒だったのだが、それが今では同僚だなどと・・・・・・何だか、いや・・・かなり、照れてしまう

「Mr,スネイプ・・・ 卒業してからの貴方の活躍、嬉しく思っていましたよ・・・ 立派におなりになって」
「マクゴナガル教授、どうぞ僕のことはセブルスとお呼びください」

「セブルス、では私のことはミネルバと、そう呼んでください」
「はい」

「夕食後、校長からお話があるそうです」
「わかりました」

夕食の前に、僕が他の教授達へと紹介されたが・・・・・・皆が温かい拍手で迎えてくれた

僕のような若造が自分達の同僚になるのだ、多少は何かあるかと覚悟はしていたのだが・・・・・・杞憂に終わったようだ

滞りなく食事を終えた僕は、校長室へと向かった・・・・・・

*****

「何故だ・・・ この自宅にセブルスがいないなどと・・・  しかもこの前来た時より荷物が無い?」

ガランとしたリビングに煙突飛行でやって来たルシウス・マルフォイは、前と微妙に違うスネイプの家の中に、ただ呆然としていた

もともと必要最低限の物しか置かないスネイプの家は、パッと見には何も変わってないように見える

リビングから奥の研究室へ入ると、研究に使っていた様々な薬品や薬草などが減っていることに・・・・・・・ルシウスの予感は確定した

他人の家だが2階へと高級な絹仕立てのローブを翻して駆け上がった彼は、迷うことなく寝室のベット横に置いてあるテーブルの上を見た

「無くなっている・・・  レイという少女の写真が、無くなっている」

彼女がいなくなってからは特に、彼女の愛らしい笑顔の映る写真を何よりも大事にしていたスネイプの事を痛いほど知っているルシウスは・・・・・・ 愕然とした

「此処にはいないということか・・・  では、何処へ・・・」

彼は魔法省・・・自分の職場へと戻り、調べていたが・・・・・・分かった時点で、彼の冷たいブルーの瞳が見開かれた

「ホグワーツ・・・ だと?」

くそっ!!!  ホグワーツの教授職に任命されたと書かれた羊皮紙を握り締めたまま、ルシウスは苦々しげに顔を歪めている

そうそうホグワーツには入り込めない事を知っている彼は、スネイプを死喰い人に誘う手立てが思いつかないのだ

二度目は無い・・・・・・ 紅い瞳を思い出し、背中の真ん中に冷たいモノが走ったのに堪らず身震いする

しかし・・・  暫くは時間があるはずだ

この魔法省でマルフォイ家の力は絶大。。。

考えろ、ルシウス・・・  私が生き残り、我が君にも誉めていただく為にも・・・・・・考えるんだ、私

こうなれば長期戦で説得するしかないのは、セブルスの性格上分かりきったことだ

ならば・・・ ホグワーツに度々出掛けられる要件を作る・・・・・・

ホグワーツの護りは鉄壁だが、所詮は魔法省の管理下の施設に過ぎないのだから、大臣に話を通しておこう

卒業生でもある私がホグワーツに何かあるならば、直々に赴こうと・・・

それにあと、出入り出来るのは理事か・・・・・・ よし、私はホグワーツの理事になろう

さっそく、調べねばなるまい・・・・・・

それから暫くし、ホグワーツで最年少の教授と、理事が、誕生したのだった。。。

*****

こういう感じに始まりました、第二章です

最初はこのままシリアスに続いていきますが、途中からは明るい感じに変わります!

もう捏造しっ放しなので、受け止めて下さる方に感謝します \(^o^)/

ではでは (o・・o)/~










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コメント

☆名無し様へ☆

コメントありがとうございます!

いつも読んで下さってるのですか、嬉しいです。
ハリポタでも色々とスネイプ教授落ちで書いてますので、楽しんでいただければ嬉しいです!

【すーさんワールド】をこれからもよろしくお願いします!

ではでは *\(^o^)/*

いつも面白く読んでいます。
独立した世界が構築されていますね。
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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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