《花男inスンマン》心配な、あなた……

心配なポジョンからみたスンマンの様子です(笑)
時期的に「古代の記憶を夢に見た」直ぐ後になります・・・・・・まだHナシのときですね(笑)

***

今朝はサンドイッチを作り紙箱にオシボリと一緒にバンダナに包んでおく
「 はぁ~…… 」

心配だ…………今日から英徳学園に行くというスンマンが、心配だ…………朝から溜め息ばかりの私だが……


事の起こりは一本の電話だった。

「 椿? 久しぶりだな…………あ゛?…………弟? 」
「 ああ、分かったよ……様子を見に行ってみる……はあ゛?編入?……もう手続き済んだ…………はぁ~ 」

「 くすっ……貸しだからな…………OK、分かったよ…………はいはい 」

ふぅ~……と溜め息をつきながら電話を切った愛しいあなたは、私を見て…………すまなそうに話してくれる

「 友達が弟の素行を心配して私に頼んできた…………明日から英徳に通う、お前と大学はしばらく行けなくなるな…… 」
「 英徳……大学ですか? 」

あなたの隣に座りながら情報を思い出すが、高校だと厄介な噂を聞いていた

「 高校だ 」
「 はぁ~…… 」
「 くすっ……どうしたの? 」

溜め息を吐く私の首に腕を回した あなたの腰を持ち上げ膝に座らせると、ニッコリと微笑んでいる

「 高校だと厄介な噂を聞きました 」
「 ふ……ん、どんな? 」

唇が触れるほど近づいた白い美貌………鼻に鼻を擦り付けて唇を見つめると、私の視線の意味を感じて……あなたの頬がほんのりと色づく…………可愛い……ちゅっ☆

「 財閥の御曹司が暴君で 」
ちゅっ☆
「 気に入らない生徒に赤札を貼って苛めるそうです 」
ちゅっ☆
「 ふふ………今の電話の相手なんだがな…… 」
ちゅっ☆
「 誰ですか? 」
ちゅっ☆

小鳥がついばむような軽いキスを交わしながらの会話で…………もっと深く口付けたくなった私が顔を傾け近づくと指で止められた

「 道明寺 椿なんだ 」

ニコッと微笑んでるが……つまり火中の栗を拾いに行くのですね、あなたは……

溜め息をついた私に あなたからの熱烈なキス……舌を差し込まれ絡まれ……あなたからの行為に私は胸が熱くなり、夢中になった……

***

あなたからのキスで誤魔化されたが…………止められないのだから笑って見送った

「 何かあれば直ぐに電話して下さい 」

送り出したものの心配でならない

あなたの烈しい心があの学園にどう影響を与えるのか、無事に過ごせるのか…………

「 怪我をしなければいいが…… 」

心配しつつも、私は桜花大学に向かった

***

「 つくしという友達ができた 」
迎えの車の中で興奮気味の あなたが話してくれる

「 よかったね 」

同年代の、しかも女の子の友達など初めてだと嬉しそうに話す あなたを私も笑って見つめていた……

「 お前のケーキ美味しいって喜んでたぞ 」
「 あなたも食べてくれた? 」

1ホールを切り分けて置いておいたが半分の3カットが無くなっていた
「 1つ食べたよ……美味しかった。つくしは店のだと思ってたみたいだが 」

ああ、楽しそうに瞳を煌めかせて話すスンマンが嬉しい……初日は無事に終わったようでホッと胸を撫で下ろす

その《牧野つくしさん》との会話を話してくれるんだが、その中で「黄色いのが美味かった」という……あなた。。。

食に興味の無い あなたが友達のオカズをわけて貰い食べるなど、よっぽど嬉しいのだな

次の日、卵巻きを入れた弁当を作り あなたの部屋に向かう私。。。


一人になりたい時に使おうと思い買ったというスンマンのマンションの部屋は、最上階を丸々使ってあるため眺めも部屋の広さも群を抜いている

ただ、ベッドとパソコンしかなかった部屋…………その部屋に連れてこられ、はにかんで頬を赤く染めながら渡された合鍵が、この世の何よりも嬉しい宝物になった

まだ渡されて一週間ほどだが、すぐに二人でソファを選び運んでもらった

家具を色々と二人で選びに行こうとしていた矢先に……英徳へ

この一件が片付けば直ぐにも行きたいと思っているが…………

合鍵で入った私は途中で買った焼きたてのクロワッサンと、作ってきたサラダと茹で玉子を盛り付けた

このマンションは偶然だが英徳に近いため、しばらくここで生活を始める あなたを起こしに向かう

「 スンマン……朝だよ 」
「 う゛ぅ~~~ん……… 」
「 くすっ……微睡むあなたも可愛いな……起きないならば、襲いますよ 」

細く目を開けた あなたが眩しそうに私を見つめ、その赤く美しい唇で妖しく弧を描き言葉を紡ぐ

「 ふふ………お前なら……いいよ 」
「 …………忘れませんよ、その言葉を 」

シャワーに向かう あなたが私の横を通りすぎざま、頬に手を触れ…………ちゅっ☆  触れるだけのキスを一瞬だけ落としてシャワールームに行った

ど…ど…何処で覚えたのですか?……そんなこと  ///////

真っ赤な私は気づかれないよう他の事をする

車で送り鞄と弁当を渡して…………あなたの無事を祈って抱きしめた

「 御無事で…… 」
「 分かってる 」

直ぐに離れた あなたが駆けていった先に居たのがきっと…………牧野つくしさん

あなたの友達…………ですね

***

プルルルルル♪♪♪~~~

あなたからの電話で英徳に迎えに行った…………まぁ、既に近くまでいたから五分後には門の中を通りすぎ車止めまで行っていた

着いたことを知らせるためスンマンの携帯にかけた

カチャ!

「 スンマン……今どこですか? 」
自分でも分かる、あなたに話す声は優しくなると……

『 この携帯の持ち主、寝ちゃってるんだけど 』
知らない男の声が聞こえる…………

「 …………そうですか、場所は何処ですか? 」
『 中庭ですが 』
「 今行きます 」

もしかしたら何かあったのかもしれない

いくら豪胆な あなたでも中庭で眠るなど有り得ない!!!


私は飛び出すように走り出していた・・・・・・・・何かあり助けに行きたいとき迷わないために、英徳の校舎の地図は頭に入っている私だ!

迷わず最短で中庭に出ると、寝転がる あなたの姿と……横に座り込んでいる男の姿

近づけばソイツは、あなたの携帯を弄っていた

私は前に立ち黙って携帯を取り上げる

「 早いね…… 」

男には構わずにスンマンをそっと揺するが起きない

「 スンマン……寝ているの? 」
「 う゛~~ん………… 」

くすっ……寝起きの可愛い あなたを見つけた

「 さ、帰りましょう…… 」
「 ぽじょ……抱っこ…… 」
「 喜んで…… 」

甘えた あなたの声に、私は自分の宝を優しく抱き上げると歩き出した

「 くすっ…… 」
後ろから男の含み笑いが聞こえたが…………構わなかった

***

私の腕の中も、車の中も眠り続けた あなたを部屋のベットに寝かすが…………何か、ある…………何か、おかしい

頬に触れ汚れを拭い、リブ編みのシャツの裾を捲れば現れたのは…………  痣だらけの身体…………

特に脇腹や俯せにさせた背中が酷い、その中には火傷がある

「 この幅……横一線の特殊な痕…………もしや、スタンガンを使われた? 」

拳を握りしめても落ち着けずブルブルと怒りに震えだす私は、深呼吸を繰り返し冷静になろうとするが。。。

ギリギリギリギリギリギリ…………奥歯から噛み締めた音が響いてくるが、力を抜けない……込み上げる怒りで!!!

「 あなたをこんな目に遇わせた奴など…………殺してやりたいっっ!!! 」

「 くっ!……冷静に……ならなければ……… 」

部屋の救急箱だけでは対応できないと思い、家の使用人に代々伝わる打ち身や火傷に効く薬を持ってこさせ手当てを終えた

そして英徳で何が起こっているかを調べるよう手を回した

「 う゛ぅ~ん 」 
「 目が覚めた? 」

「 ポジョン…………寝てしまったのか、私は 」
「 疲れたのです……何か食べたいものはありますか? 」
「 ………… 」


「 ああ……無かったらいいんですよ 」
この質問は一番あなたを困らすことを思い出す

「 ケーキが食べたい…………お前のケーキが………」

小さく呟いた あなたのリクエストは私をニッコリと微笑ませてくれた

「 初めて食べたいと言ってくれたのが…………私のケーキだとは感激です 」

あなたがケーキを食べるのを眺めながら…………私はある決意をしていた

***

銀座の家の店から電話が入り、茶道の西門総二郎と美作商事の御曹司がスンマンと来店したそうだ


「 総二郎か…… 」
あなたと出逢う前、クラブで遊んでた頃なつかれたな……

しばらくするとスンマンから迎えに来てと電話があり店まで迎えに行くと、ドレスアップした牧野つくしさんとスンマンの二人が待っていた

私の好みを知っている店長が着せたのか、スンマンのドレスはシンプルで彼女によく似合った

家の系列の夜景の綺麗な個室で食事したら、牧野さんは美味しそうに全てを平らげてくれた

「 惚れ惚れするな、つくしの食べっぷり…… 」
「 お見事です……食事を出す側も嬉しくなりますよ 」

最後にスンマンから聞いた、つくしさんが喜んだというオカズを詰めたタッパーをお土産に渡したら彼女は素直に喜んでくれた

牧野さんを送った後、夜景を見ながら車を走らせてドライブして帰った私達

「 寄っていくか?  /////// 」
頬を染める あなたの誘いに断るはずもなく……人恋しい あなたをただ、抱きしめて眠った

***

次の日の朝、あなたを腕の中で抱きしめて深く眠っていた私は…………寝坊してしまった

「 ふふ………珍しいな 」
「 さ、送ります 」

車を走らせて英徳についた時、不審な車を視界に捉えていたが…………スンマンは私のものだと知らせる為に深く激しく口付け、虫除けに赤い花を1つ咲かせておいた

スンマンを見送った後、私は車を駐車場に置いて今のスンマンの状態の報告を受けた
「 危険だな……道明寺司が何か仕掛けるはず…… 」

そう考えた私は、人知れず校舎に入り…………カフェに向かった

堂々と歩いていれば疑う者などいやしないさ…………隣の大学生か、研修中の先生か、何だったら総二郎の名を出せばいい

どんどん進んでいけばカフェからワーワーと騒がしい人の声がする!

走り出した私はカフェに飛び込んで、そこでスンマンに殴りかかろうとする男の前に出た!!!

《 ばしぃ!! 》

間に合った…………男の拳を受け止めて私の胸を突き上げたのは、あなたの顔を殴る狂犬から守れたという思いだった

「 こんな事だろうと思いました 」
「 ポジョンさん…… 」
牧野さんの呟きを聞いて振り替えり あなたを見れば、しなやかな肢体が私に寄り添う

「 ……ありがとう 」
「 どういたしまして 」

くすっ……と二人で笑いあえば強い視線を感じた

総二郎の目が何か言いたげに私を見ていた。。。

***

カフェの二階のラウンジでパソコンの画面を見れば………

Dr,MOONの経歴が出てきたが、あなたは道明寺の愚かな考えを改めさせるため自分の正体を明かしたのか……

私は あなたの後ろで事の成り行きを黙って見ていたが、しだいに道明寺に苛つき怒りに燃えはじめたスンマンが暴走しだす

ああ……怒りにかられ強い眼差しを向ける あなたも美しい…………が、そろそろ止めないとな

「 人を…親の権力を嵩にきて虐げて……ヘドがでそうなんだ 」
「 くすっ……興奮した貴女も美しいが少し冷静になりましょう……社員達に罪は無いのですから 」

私の言葉にハッとした あなたは怒りの表情を緩めて…………私の胸に飛び込んできた

「 そうだな……お前の腕の中で落ち着こう…… 」
「 珈琲が入ってますよ、飲みましょう 」

私が煎れた珈琲の香りを楽しみ、一口飲んで微笑む……あなたの頭をくしゃっと撫でれば、気持ちがいいときの猫のように目を細めてじっとしている

「 怒りの感情はコントロールが難しいな…… 」
「 大丈夫ですよ、私がいます 」
「 うん! 」

「 本当は道明寺……アイツも愛する者と出逢えたらいいのにな 」

「 私に出逢ってくれたお前のように  /////// 」
「 スンマン…… 」

可愛い事を云ってくれる あなたを私は・・・・・・黙って抱き寄せ、強く抱きしめた

***

こんな感じでポジョンは心配してますが、何だか書きながら彼が「お母さん」に見えてきました(笑)

さて、これで私の中の「花男」は一先ず落ち着いたので次からは現代の比才を!!!

ユシンが嫉妬に狂いはじめます(負けっぱなしですからね)

基本お坊ちゃまですからねーーー 大いに苦しんで人として成長して欲しいですね



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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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