2:【花男inスンマン乱入】

すみませんm(_ _)m
妄想竹を刈り取らないと頭が一杯になってまして……

※※※

「 おまえら、なにやってるの 」

不意に聞こえた声に男達が振り返る

「 誰だ!!! 」
「 邪魔するな!!! 」

暗い部屋の片隅からのっそりと現れたのは…………

「 は……花沢さん 」
「 これは、その…… 」

花沢類……道明寺司の幼馴染みでありF4の一人、花沢物産の御曹司でもある

「 何やってんだよ 」
言いながら近付く花沢類の顔が険しいものに変わっていくのを、男達は恐怖を感じながら見つめている

「 ど…道明寺さんの命令なんです 」
「 花沢さんでも邪魔しないで下さい 」

その瞬間、花沢類の顔が怒りに変わった

「 くだらねぇーことしてんじゃねーーよ!!!  さっさと行け!!! 」

初めてみる花沢の剣幕に押されて男達は言葉もなく逃げていった

「 スンマン! 」
つくしがスンマンの身体の下から這い出して、ぐったりした彼女の頭を抱えて呼ぶがピクリとも身動きしない

「 気絶してるよ、この人 」
「 あっ、スンマン!スンマン! 」

つくしがスンマンを呼ぶ声を聞きながら花沢類が立ち去ろうと歩きだした

「 あ、あのっ!!! 」
「 なに? 」

つくしの声に振り向かずに立ち止まる……花沢類

「 助けてくれて……ありがとう…… 」

「 別に……嫌いなんだ、あんなこと 」

一言そういって理科室から出た花沢類は、外に立っていた西門総二郎をチラリと見て…………黙って歩いていった


入れ替わるように入ってきた総二郎は、驚くつくしにも構わずに床にノビているスンマンを仰向けにした

「 うっ…… 」

身体を起こされた事で気がついたのか、スンマンの瞼が動いた……

「 オイ!大丈夫かよ! 」

思わず抱き起こし肩を支えた総二郎だが、その動きに眼鏡が床に落ちて乾いた音をたてる

現れたその美貌に総二郎の息を飲む音がつくしにも聞こえたが……つくしもスンマンの顔に見惚れていた

二人が顔を近づけると、スンマンの瞼がゆっくりと上がっていく…………

ふぁさっ……音がするような長い睫毛が持ち上がると、黒い大きな切れ長の瞳が現れる

息をのむ美貌は次に総二郎の思考を、止めた。。。


まだ、ぼんやりとしているスンマンが心配そうに覗き込む つくしを見つけて……一気に眼に生気が戻る

「 つくし、大丈夫か? 」
「 あたしは大丈夫だよ!スンマンこそ大丈夫? 」

「 あ……ああ、良かった!無事で良かった…… 」

スンマンがつくしを抱きしめると、張りつめていたつくしの目から涙がポロポロと溢れてくる

「 うっ……ううっ…… 」
「 大丈夫……もう大丈夫だよ 」

優しく髪を撫でるスンマンを横目に総二郎は…………そっとその場を離れた

「 自分がボロボロのくせに……他の奴の心配してるぜ! 」

外に出て、ちらりと理科室を見た総二郎は一人呟いた

「 変わった奴…… 」

※※※
 
「 あ~~落ち着くね 」
「 本当だな 」

あの後、思う存分スンマンの胸で泣いたつくしはスッキリした顔をして非常階段へと二人でやってきていた

「 食べようか? 」
「 うん! 」

つくしは母が作った重箱弁当を、スンマンも今日は弁当を広げて二人で見せあいしていた

「 あ!黄色の入ってたぞ 」
「 スンマンのお弁当、豪華ぁぁ~~~!!! 」

二段の重箱弁当を広げたつくし……大きさはつくしが勝っているが内容はと言えば……

おにぎりが一段全てに埋まっていて、オカズの一段も魚肉ソーセージや卵巻きが沢山あった

「 もぅ……お母さん無理して…… 」
「 おいしそう……つくしのお弁当 」
「 スンマンのだっておいしそうだよ! すっごい豪華だし 」

つくしの言葉にスンマンの頬が少し赤くなった

「 くすっ……頑張ったなアイツ 」
「 さ、食べよう! 」

モグモグと二人で食べ始め、オカズの変えっこなどもしながら食べた

「 う゛っ!このお肉旨すぎ~~~ 」
「 つくしの卵巻きがいいなぁ~ 」
「 スンマンの卵巻き……高級料亭の味がする!  行ったこと無いけど! 」

一頻り食べた後、スンマンが疲れたように弁当箱の蓋を閉じた

「 もう食べられない 」
「 スンマン残すの?少食だね 」
「 いつもはコレだから、多すぎだよ…… 」

スンマンがポケットから出したビスケットの様な物を珍しそうに見ていた つくし

「 これなに? 」
「 私の食事 」
「 え゛? こんなのが! 」

驚くつくしが手にとってマジマジと見ている

「 食べてみる?味は期待できないけど栄養は詰まってるよ 」
「 カ○リーメ○トみたい……ありがとう食べてみる 」

「 それ、なに? 」

掌にのせて見ていたソレを、ひょいっと摘まんだのは…………花沢類だった

「 これは………… 」
「 お前欲しいのか? なたそれやるよ ……はい、つくし 」

ポケットから新しいのを出して つくしの掌にのせたスンマンが、弁当を片手に立ち上がり出ていった

「 じゃ、つくし後でね~ 」

ひらひらと手をふって出ていくスンマンを花沢類が見つめていた……

類は掌にのせたソレを、じっと見つめ続けていた。。。

※※※

それから午後の授業を受けた二人は、放課後すぐにバイトに行くつくしを見送ったスンマンが…………ぷらぷらと玄関から横にそれて中庭に向かっていた

何処かに携帯で電話をかけた彼女がゴロリと其処に寝転んだ

「 う~~ん、気持ちいい 」

「 ねぇ…… 」

うとうとと微睡み始めたスンマンの上から、覗き込む花沢 類が声をかけたが・・・・・・

「 くー……すー…… 」

♪~~♪♪~~~♪♪~~

「 ねぇ……携帯なってるよ 」

「 う……ん…… 」
「 仕方ないね 」

カチャ!

『 スンマン……今どこですか? 』
優しい男の声が携帯から聞こえるのに、類は無造作に返事をした

「 この携帯の持ち主、寝ちゃってるんだけど 」
『 …………そうですか、場所は何処ですか? 』
「 中庭ですが 」
『 今行きます 』

ブツッ!!!

「 くすっ…… 恋人かな? 焦ってたね・・・ 」

天使のように笑う花沢類がスンマンの横に座り、彼女の携帯をいじっていたら影ができた

前を見たら男が一人立ち、静かに類の手の中の携帯を取りあげる

「 早いね…… 」

類の呟きには答えずに俯せて寝ているスンマンの身体に優しく手をかけた男は…………

「 スンマン……寝ているの? 」
「 う゛~~ん………… 」

「 さ、帰りましょう…… 」
「 ぽじょ・・・・・・抱っこ・・・ 」

男はひょいっとスンマンを抱き上げて、すたすたと歩いていった

その場に残された花沢類は、くすっ……と笑って寝転んで微睡み始めた

※※※

「 スンマン!おはよう……バイク? 」
「 つくし♪♪ 」

次の日、校門前を歩いていると後ろから来たスンマンがヘルメットをつくしに渡す

「 乗らないか?……ここから校舎まで大分あるよ 」
「 おっきいバイク~~~♪♪乗る乗る! 」

~~~ブォン!ブォン!ブォン!……ブロロロ~~~

生徒達の送迎の車を避けたバイクは間を縫って一直線で走り去る

「 気持ちいい~ 」
「 帰りも送るよ、乗ってきな? 」

バイク置き場に止めたスンマンがヘルメットを仕舞っていると、横にもう一台バイクが走ってきた

ヘルメットをとり現れたのは、西門 総二郎だった・・・キザにウィンクしている

「 あんたもバイク乗るんだ? ・・・カワサキね・・・渋いの乗ってるじゃん 」
「 エンジンの音が好きなんだ・・・ お前はハーレーか・・・ くすっ 」

「 このバイクで笑われたの初めてだよ 」

いつもは女の子にキャーキャー言われる総二郎だが、目の前のスンマンは勝手が違い・・・・・・にやり と皮肉な笑みを向けていた

「 男ってアレに自信がないヤツほどデカイのに乗りたがるって聞いたがな・・・・・・くすっ 」
「 な! なんだよ、それ! 」

目を白黒させる総二郎を置いてスンマンは、つくしを伴い校舎へと向かっていった

「 俺を見て意識しない女がいるなんてな・・・・・・面白れぇーーな 」

***

つくしの机を隠されたり色々あったが昼になり、お弁当の無いスンマンとカフェへと向かった二人だが・・・・・・

重箱弁当を開けたつくしが微笑んでいるのにスンマンが聞けば、朝早くから作ってくれていたと嬉しそうに話す様子にスンマンも微笑んでいた

そこへ・・・ 道明寺 司と美作 あきら、西門 総二郎がカフェへと入ってきた

何かを探すように辺りを見回した道明寺がつくしを、スンマンを見つけ近づいてくる

「 おい、司! そいつらに構わずに2階行こうぜ 」
「 そうだぞ司! こっち来いよ 」

あきらと総二郎が呼び止めるも聞かない司は、つくしの横で立ち止まった

「 ああ、クセー 変な臭いがするぜ! 」
響き渡るように声を出した司に、周りの生徒達が息を飲んで見ている

「 俺様クラスになるとわかるんだよ! 中産階級のババァが見栄はって作った弁当なんて臭くて食えたもんじゃないってな!!! 」

そう怒鳴り散らした司は弁当を床に叩きつけ、つくしの母が精一杯の気持ちを込めて入れた伊勢海老を靴底でグリグリと踏み潰し笑っている

「 おい、銀座行くぞ 」

仲間に声をかける司は靴が汚れたから銀座に行き、新しい靴を買うとせせら笑っていた

つくしの拳が握られて、トンッ! トンッ! トトンッ!と足が軽く跳ねている

両腕を引きとった姿は≪ ファイティングポーズ ≫・・・・・・スンマンが楽しそうに微笑んだ時、つくしの声がカフェに響いた

「 金持ちって言ったって親の金だろーが! てめぇーで稼いだ事の無い坊ちゃんが調子こいてんじゃねぇーーーよ!!! 」

言葉が終わると同時に、つくしの右ストレートが司の顔に入った!!!

「 あったまにきた! こっちから宣戦布告だよ!!! 」

重箱と見る影も無くなったオカズを抱えて、つくしはカフェを走り去っていった・・・・・・

「 ね・・・ねぇちゃん・・・ 」

後には殴られた頬を押さえたまま、床に横座るする司の呟きだけが小さく消えていく

***

なんかキリのいいところまで書いて終わらせます・・・ 
ああ、頭の中には「花男乱入スンマン」と「チルスク&ソファのその後」が・・・・・・渦巻いてます(笑)
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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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