9.5☆補足【大学生の恋人達】☆それぞれの得意分野☆

殴られたポジョンって、裕子に素直に謝ってましたが、恋人にグーで殴られるって・・・・・・・・・男として どうなんでしょう?

スンマンを嫌いになるとか? (あるのか? そんな展開・・・)

得意分野・・・誰が何を得意で、苦手なのかはこれからも現代比才として出てきます!

お楽しみに!!!

***

「 殴ってしまった・・・・・・ 」

ぽつっと呟くスンマンは、己の拳をじっと見ていた

裕子という女性の言葉を聞くうちに、最後までユシンからは「 女 」として見られなかった自分とどこか似ているように思えて・・・・・・心が動いた

トンマンの腕の中で泣きじゃくる裕子が・・・・・・まるで・・・・・・あの時の自分と重なって・・・・・・その元凶のポジョンを、殴ってしまった

「 ふふ・・・・・・私はもう嫌がられたかもな・・・ 」

スンマンは裕子にポジョンが謝っている最中に体育館から離れて、裏庭のベンチに腰かけていた

恋人を殴るような女・・・・・・別れを言い出されても仕方ない・・・・・・ふふ、覚悟はしておかないとな。。。

「 はぁ・・・ いい天気だな 」
ベンチの背もたれに反り返って両手も背中も、うーーーん・・・・と呟きながら伸ばせば気持ちいい・・・・・・

柔らかな肢体のスンマンが青い空を眺めていると後ろから・・・ かさり・・・と音がした


「 ここにいたの? 」

柔らかな声は振り向かなくても誰だか分かる・・・・・・・・先程から心を占めて考え事をしている相手、ポジョンだ

ポジョンは何事も無かったかのようにベンチの隣に腰かけ、スンマンの隣に座り・・・・・スンマンはポジョンが近づくにつれ俯いた

「 すぐに次が始まると司会者が言ってました、戻りましょう? 」
「 ・・・・・・・・・痛いだろ? 」

「 ・・・・・・痛いです 」
「 !!! 」

ポジョンの言葉に弾かれるほど身体を跳ねさせて、俯いた顔をポジョンに向けるスンマン

「 あ・・・・・・すまない 」

それだけをやっと言うとまた俯いたスンマンの、膝の上で握り締められている手をポジョンは優しく手に取り・・・・・・・・・・・・・・口付ける。。。

握られた拳の甲や指に、何度も何度も何度も。。。。。


ちゅっ・・・ちゅ・・・・ちゅっ・・・・ちゅ・・・・・・ちゅっちゅっ・・・・んちゅっ・・・・・・・・

「 な・・・なにを・・・する・・・ ////// 」
驚くスンマンが手を引き抜こうとしても、強い力で掴まれた手首は動かない・・・・・・

「 殴られた方より、殴った あなたの方が痛みを感じてる 」

ポジョンの目は真っ直ぐにスンマンに向けられ、ニッコリと微笑んでいる

その目が優しく自分を見つめる・・・・・・その事にスンマンが驚いているとポジョンはますます笑みを深めていた

「 なに? 殴られた私があなたから離れるとでも思った? 」
「 ・・・・・・そう・・なるだろう?  恋人を殴るような相手を許すのか? 」

「 私はね、あなたと出会う前は本当にロクでもない男だったから・・・・・・ 」
「 ・・・・・・・・ 」

「 あなたが彼女の為に私を殴った事で、彼女は私がつけた心の傷の呪縛から逃れられた 」
「 だが 」

「 ただ謝るだけじゃ彼女は救えなかった・・・・・・あなたの判断は正しかったんだ 」
「 でも 」

「 あなたは気がついてるか知らないけど・・・・・・私を殴る時の あなたの顔が・・・・・・泣きそうだった 」
「 ・・・・・・・・・ 」

「 殴られた痛みより、あなたのその顔を見る方が私には・・・・・・・辛い! 」
「 ポジョン 」

「 好きです・・・ 今のは私の身から出た錆だから、あなたは気にしないで・・・・・・ それとも女に冷たいロクでなしな私が嫌になった? 」
「 嫌だなんて! お前はこんなに優しいのに・・・・・・ 」

ちゅっ・・・・・・

まだ掴んでいたスンマンの手に口付けたポジョンが、熱くなる思いを目に宿し彼女の瞳を見つめ続ける

「 あなたにだけだ・・・・・・こんなに優しくできるのは・・・・・・あなたにだけ・・・・・・ 」
「 ぽ・・じょ・・・ん 」

「 愛してる・・・ 仲直りのキスを・・・・・・してもいい? 」

私の言葉に嬉しそうに頬を染め頷くあなたが愛おしい・・・・・・

冴え冴えと光り輝く月のような、切れ長の瞳の あなたの美貌が・・・・・・私の言葉で可愛らしく変貌する・・・・・・その変わりように、ああ・・・・・・私は体中が幸福で恍惚と酔いしれてしまう

そうして2人はベンチで互いに近づき、ゆっくりと・・・・・・唇を重ねていくのだった


***

「 おい、どっちが勝ったんだ! 」

ピダムの声で我に返った司会者がマイクで叫ぶ!

「 勝ったのはポジョンさんです! これでピダムチームが2勝しました! 」

わぁ----   わぁーーーー   わぁーーーーーーーーーー

会場が沸き返る中、審査員席のユシンが苦虫を噛み潰したようにむさくるしい顔をしている

その視線の先にはピダムと喜び合うトンマンの無邪気な笑い顔がある

「 くそ・・・ なんで負けないんだ 」
「 バランスの良いチームだな 」

ふいに、トンマンの父の真平が呟いたが、その声には感嘆の響きもありユシンをぎょっとさせた

≪ これ以上、あいつの株を上げてたまるか!!! ≫

「 ユシン・・・・・・ 」

イライラと拳を握り締める甥に、真平はなぜか哀れむような眼差しを注いだが・・・・・・次の瞬間には穏やかに見えるが何の感情も相手に受け取らせない常の目に変わっていた

世界でも有数の財閥の総帥たる真平は、冷たいだけのポーカーフェイスなど取ったことは無い

人懐こく微笑んで相手の気持ちに入り込みながらも、自身の感情は微塵も感じさせる事は無い・・・・・・それが彼の経験から来る処世術という名の 鎧だった

そんな二人の前にピダムが進み出て、真平に丁重に挨拶をし・・・・・・下げた頭を上げた時、ユシンを挑戦的に見つめたのは言うまでも無かった

「 お聞きしたい事があります 」
真平に向かうピダムが慎重に言葉をつぐむ

「 もし、俺達が負けたら・・・・・・トンマンとの交際はどうなりますか? 」
「 どうしてそう思うのかね? 」

「 理事は彼女の事を思ってます。 その理事が仕掛けたことで、トンマンの父親である貴方が出てきた・・・・・・ちょっと考えれば分かります 」
「 ほぉ・・・周りを観察しているな。 その通りだユシンが勝てば君達の交際は無かった事にして、トンマンには大学も辞めてもらう 」

「 そうですか・・・ 」
「 負けそうかね? 」

面白そうに見上げる真平にピダムは得意の微笑を投げかけたのだった

その不敵な笑みを返事にかえて再び頭を下げたピダムが、トンマンの傍に戻ると弟ポジョンとスンマンが仲良く体育館に入ってきたところが見える

トンマンの傍によると下を向いている・・・・・・・

「 トンマン? どうした? 」
「 ん? ああ、なんでもない 」

「 何でもないって顔じゃないぜ・・・・・・どうした? ん? 」
トンマンの華奢な腰に腕を回して抱き寄せると、ピダムの胸にコツンと頭をつける・・・・・・

その頼りないような様子にピダムの頬が一気に赤く染まるが、胸に頭をつけているトンマンにはもちろん、見えていない

「 ピダム、随分スンマンに優しいんだな 」
「 へ? 」

「 さっき、頭を撫でていた・・・・ 」
「 さっき? さっ・・・き? ああ、あんまり可哀相でな 」

腕の中で見上げるトンマンに、愛しくてたまらない想いの微笑を向けるピダム・・・・・・・・・その微笑に思わずトンマンの頬も赤く色づく。。。

「 トンマンさ、俺の家って知ってるだろ? 『女性を美しく』って中に食事の楽しみも入ってるんだ・・・ 」
「 食事の楽しみ? 」

「 それを幼い頃から知らないスンマンがな・・・・・・ 」
「 ああ・・・ 」

ニヤリと笑いが変わったピダムが、トンマンをギュッと抱きしめるとオデコをくっつける

「 トンマンの妹は俺にも妹! 妹を可愛がるのは兄貴の務めさ・・・・・・愛してるのはトンマンだけだよ 」

最後の言葉を耳元に囁けば、トンマンの白い肌が首まで朱に染まる・・・・・・頬に ちゅっ としてトンマンを解放したピダムの顔は恋人の反応に満足したようだった

ぽんっ・・・と、トンマンの頭に手を置き、ぐしゃぐしゃと撫でたピダムは司会者に向き直った!

「 さ、次!!!  始めようぜ! 」

ボールを掴むため箱に腕を入れたピダムが、出したとき・・・・・・・・・・・・それは!!!

***

補足分の短いSSです

トン&ピもスン&ポも仲良く、仲良く、恋人してます

さて、次の競技はなんでしょうかーーーーー

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コメント

☆りばさんへ☆

こんにちわ、りばさん!

弁当で手を抜くつもりが冷蔵庫の中の食材に叫ばれて、ちょろっと作って誤魔化しました(笑)

> さて冒頭、「殴られてポジョン、スンマンを嫌いになるとか?」という文に「ありえねーありえねー」(口汚くてスミマセン)と思わずPCの前で首を振りましたwすーさん今晩はー。

ええ、私も書きながら「ありえねぇーだろ、ポジョンは 」と呟いてました(一緒ですわ)

> なんていうか、さすがスンマンのパートナーというか、ポジョンってスンマンが攻める時はどこまでも受け、スンマンが受けの時は激しく攻め、と変幻自在なイメージが。母親ゆずりですかね。相手によって変幻自在。ポジョンの場合は相手が一人なのでスンマン次第な感じで。

ドラマでも最初は落ち着きの無い感じだったんですが、進むにつれ「自分の役割」みたいなことを諦めと共に受け入れるほどに、器が大きくなったと感じまして・・・・・・でも、唯一の宝であるスンマンには「受け」も「攻め」も全開MAXな彼です(笑)

> でも基本は大らかな受け止め手、て感じがします。前のSSで前世の記憶が蘇った時も、前世に従って恋したり愛したりするのかとかいうジレンマにもべつに陥らず、その記憶も前世の想いも受け入れて融合するみたいに自分のものにしてしまった、ていうのがポジョンらしいな~と思いましたので。

書いてて不思議にそんなジレンマは出てきませんでした・・・・・・
最初は夢と思いながらも・・・スンマンを失う喪失感の方が彼の中では大きくて、取り戻したい焦り(これは前世での悔いですね)と現実には走って出てきてくれる恋人が嬉しいという感情

前回のSSはこの比才が終わった直後らへんの出来事なので、この比才の中でポジョンがスンマンに(逆も)夢中になっていく過程を書けたらと思ってます

> さて真平さん(何故か私はチンペイさんと読んでしまいます。チンピョンでもシンペイでもなく・・・笑)が結構気になってます。ちょっと底知れなくて面白いですwピダムチームが負けたら交際取り消し大学もやめさせるって言ってますがトンマンもそれに従うようなヤワなお嬢様とも思えませんし、ピダムも娘も試してるってとこですかねー。

真平さん、あのミシルにつけこませないよう長年頑張ってきてましたからねぇーーー
今回は「大人でカッコいい」面を出したいですね・・・・・・

そろそろミシルやミセン、ソルウォンさんも出したいんですがね・・・・・・

☆げん様へ☆

げん様、こんにちわ!

> スンマンの美貌の秘密はカロリーメイトだったんでしょうか…
私の中の設定では10歳までは研究所にいるので、その間に慣れてしまったスンマン・・・・・・トンマン達と暮らして美味しいものを食べてもピンとこないままカロリーメイトを食べてた模様です(あとはサプリですね)

> スンマンのこれまでの人生の24時間タイムシートの中の食事時間は朝昼晩プラスおやつの時間をあわせても30分もかからないということになりそうでー・・・食べることが大好きで四六時中なにかしら口の中に入っている私にとっては到底我慢ならないことです…

私も食事は楽しくゆっくりと・・・おやつもちょこちょこ口に入れちゃう方なのですよ!
食べる楽しみがないスンマンもこれからポジョンが一生懸命食べさせるので開眼していきます

> トンマンに抱きつくスンマンに口に指を銜えてうらやましそうに見るピダムとスンマンの頭撫ぜ撫ぜのピダムにちょっぴりジェラシーなトンマン。
> 自分たちの恋愛に関しては可愛らしいのに、他人に関してのことはとっても大人な態度ですねー。特にピダム…自分たちの状況を良く理解していて・・・おっとな~!

周りを冷静に分析して対策をたてるってドラマでも司量部令として敏腕を振るっていたのだから当然かなと思って・・・・・・
彼はトンマンの恋心ゆえに自分を見失ったけど、策略家としてもいいと思ってます
現代版ではそうそうに恋人として満たされてるからか、ドラマとは違い「かっこよい策略家」「イケメン腹黒」の面を出していきたいです

> 高木裕子に自分を重ねてポジョンを思いっきり殴ってしまって後悔のスンマン…。殴りっぷりはちっともオトメじゃないのに心は誰よりもオトメなところがポジョンの心をがっちり捕えてますます離させなくさせちゃいましたねーポジョン…もー止まれませんねー

止まれませんね・・・(笑)
前回SSの古代の記憶蘇り編はこの比才の直後のつもりで書いてますので、もう・・・止まるどころか突っ切りますね、きっと(笑)

> 次はなんの対戦になるんでしょう・・・?
> アーチェリーは弓が得意なトンマン活躍しそうだしー
> 剣道部・・・ユシンが満を持して登場!でしょうかぁ~

偶然ですが、次は運動系(武術も含んで)を考えてたのでどちらかにします(笑)

あ、最後はバスケの3on3にしようと思ってます!

弁当いいっすよね♪洗いものも出ないしww

ほんとに抜くところは手を思う存分抜いて楽してくださいすーさん。人の面倒みるには二人分の気力と体力いりますから。ほんとにほんとにお疲れ様です。

さて冒頭、「殴られてポジョン、スンマンを嫌いになるとか?」という文に「ありえねーありえねー」(口汚くてスミマセン)と思わずPCの前で首を振りましたwすーさん今晩はー。

なんていうか、さすがスンマンのパートナーというか、ポジョンってスンマンが攻める時はどこまでも受け、スンマンが受けの時は激しく攻め、と変幻自在なイメージが。母親ゆずりですかね。相手によって変幻自在。ポジョンの場合は相手が一人なのでスンマン次第な感じで。

でも基本は大らかな受け止め手、て感じがします。前のSSで前世の記憶が蘇った時も、前世に従って恋したり愛したりするのかとかいうジレンマにもべつに陥らず、その記憶も前世の想いも受け入れて融合するみたいに自分のものにしてしまった、ていうのがポジョンらしいな~と思いましたので。

さて真平さん(何故か私はチンペイさんと読んでしまいます。チンピョンでもシンペイでもなく・・・笑)が結構気になってます。ちょっと底知れなくて面白いですwピダムチームが負けたら交際取り消し大学もやめさせるって言ってますがトンマンもそれに従うようなヤワなお嬢様とも思えませんし、ピダムも娘も試してるってとこですかねー。

No title

すーさん様 こんばんは!

スンマンの美貌の秘密はカロリーメイトだったんでしょうか…

スンマンのこれまでの人生の24時間タイムシートの中の食事時間は朝昼晩プラスおやつの時間をあわせても30分もかからないということになりそうでー・・・食べることが大好きで四六時中なにかしら口の中に入っている私にとっては到底我慢ならないことです…

トンマンに抱きつくスンマンに口に指を銜えてうらやましそうに見るピダムとスンマンの頭撫ぜ撫ぜのピダムにちょっぴりジェラシーなトンマン。
自分たちの恋愛に関しては可愛らしいのに、他人に関してのことはとっても大人な態度ですねー。特にピダム…自分たちの状況を良く理解していて・・・おっとな~!

高木裕子に自分を重ねてポジョンを思いっきり殴ってしまって後悔のスンマン…。殴りっぷりはちっともオトメじゃないのに心は誰よりもオトメなところがポジョンの心をがっちり捕えてますます離させなくさせちゃいましたねーポジョン…もー止まれませんねー

次はなんの対戦になるんでしょう・・・?
アーチェリーは弓が得意なトンマン活躍しそうだしー
剣道部・・・ユシンが満を持して登場!でしょうかぁ~
Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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