【社長ピダムと秘書トンマン】☆甘い夜・・・ :前編

りばさんのオカズでもう一品できあがりました(笑)

※※※※※

「 社長、今夜のパーティーはトンマン様も御一緒という事で、よろしいでしょうか? 」

守屋の言葉にピダムは面倒くさげに頷いた

「 パーティーはポジョンの担当だろ?  なんで交代に出るようになったんだよ」
「 それは・・・ 」
守屋の言葉を遮るように当のポジョンが社長執務室に現れた

専務執務室と社長執務室は同じフロアを二分した造りだからか、この兄弟は気軽に行き来している

「 仕方ないでしょう………家でスンマンが待ってるんですから 」
「 一緒にパーティー連れてけばいいじゃないか 」
「 この頃、特に色っぽくなりましてね、私の女神は・・・・・・ 」

悪戯っ子みたいに含んだ笑いの弟を見ながらピダムは仏頂面だった

「 男達に見せたくないんですよ……ちょっと離れたら直ぐに群がってくるから・・・ 」
「 仕方ねぇな…… 」
「 ええ、諦めて下さい 」

ポジョンが笑いながら戻っていくのを見て、控えてる守屋に命じた

「 トンマンに似合うドレスと宝石を用意しておけよ 」
「 はい、社長 」

※※※

「 私が?  今夜のパーティーに? 」
「 用意するぞ! 綺麗にしような、トンマン♪ 」

車の中で伝えられたのは財界のお偉いさんの誕生日パーティーに出席するということ………

「 専務は?  いつもなら専務が引き受けてましたよね 」
「 スンマンが家で待ってるから出ないんだとよ 」

「 彼女も一緒に出れば………あ!ダメか 」

何かを思い出したようなトンマンを書類から目を上げ見やるピダム

その……顔の向きは下で眼鏡の奥から目だけで見上げるピダムは………トンマンを捉えてしまうほど、ドキリ とさせる

「 なんだ?  スンマンから何か聞いてるのか? 」
「 あの………この頃、パーティーで専務と一緒に居るときは大丈夫なんだけど、いないと見知らぬ男性が寄ってきて……… 」

「 スンマンも煩わしいだろうな 」
「 そうじゃなくて……… 」
「 んあ?  なんだ? 」

言いにくそうなトンマンをじっと見つめれば頬が赤くなっていく

「 パーティーが終わった後に専務がヤキモチ焼いちゃって………大変だってこぼしてました 」
「 ヤキモチ?  あのポジョンが?  女には俺より冷たかったアイツがか?………ああ、でもあの日の様子なら、そうだろうな 」

あの日………スンマンを回転扉の中に閉じ込めて、かき口説いてた弟の様子を思い出していた

自分の美学を持つ弟は穏やかな微笑みを崩すことなどなく、世間も会社もスマートに生きていた

その弟が、周りを気にせず必死にすがりついて離さない様子を思い出していた………

「 ふっ………仕方ないな 」
「 仕方ないです、スンマンの話ならパーティーの後は必ず一晩中だって話ですから 」
「 一晩中……ってか、そんな話してんのか? 」

「 いえ!たまたまです、たまたま…… 」

焦る私……社長の目が、目が、 目がぁぁぁ~~~

あの目に………変わっちゃうよ~


パサッ………乾いた音を立てて横に放られた書類。。。

リムジンの広い車内の中、ゆっくりとネクタイを弛めながら私の横に移動する社長………その しなやかな動きが肉食獣みたいで私の動きを封じてしまう

そうして私の横に座った社長は眼鏡を外してポイッと………振り向いた顔の………黒曜石のような瞳に星が散りばめられて、潤んだ社長の瞳に囚われてしまう

「 羨ましい?……… 」
「 え? 」

唇が重なる前に囁かれる声が、耳に熱い吐息も吹き込まれ………体がピクンってなる

「 トンマンがその気なら、今夜は一晩中………しようか……… 」
「 わわわ……私は、別に…… ////// 」
「 くっくっくっ………その前に……… 」

二人の唇が重なり熱い吐息も溢れるように舌を絡ませる社長………

「 ん゛ん゛っ……あふ……ああ……んんっ…… 」

「 トンマン・・・好きだ・・・愛してる・・・ 」

僅かな合間に囁くピダムにだんだん四肢から力が抜けていくトンマン………

「 よわったな・・・・こんな可愛くて・・・・・・離せないよトンマン 」

キスだけで 頬を染め胸に体を預けるトンマンの初な様子に堪らないピダムは、強く抱きしめて沸き上がる欲望を抑える


「 ・・・・・・くす・・・一晩中か・・・いいかもな・・・」

ニヤリと企んだピダムは、ぼう……としてるトンマンが気がつかないうちに前に座る守屋に内線で指示を出した

運転席側とピダムが座る間には防音の磨りガラスの壁があるため、車内の電話を使って会話したのだ

「 ん?……社長…… 」
「 ピダムだよ、トンマン……まだ着かないから……キスしたい・・・・・・ 」
「 ……んっ…ピダム……んっ… 」

いつも利用する会社のファッションビルに着くまで、二人は 甘い……甘いキスを重ねている

※※※

「 まぁ、可愛らしい婚約者ね~ 」
「 ええ、式の日取りを指折り数えて待ってるんです 」

「 まぁ~~ほほほっ!!! 」
「 愛されてらっしゃるのね、婚約者さん 」
「 羨ましいわ~ こんな素敵な社長のピダムさんに愛されるなんて~~~ 」

財界の夫人達の格好の話の種にされているピダムとトンマン………

まだ小規模なパーティーなので挨拶も終わり、義理は果たしたピダムは早く抜け出したかったのだが………

如何せん婚約発表したあとの初めての公式の場とあって、抜け出せない………だんだん笑顔が苛ついてくるピダムを見ながらトンマンは小さく溜め息をついた

「 トンマン、飲み物でも取っておいで 」

それを夫人達が煩わしいのかと思ったピダムがトンマンだけは逃がそうと、自分を囲む夫人達から離したのだが………

「 何 飲もうかなぁ~ 」

色とりどりのカクテルを眺めているトンマンに近づく者がいる

「 君がピダムの婚約者かぁ~ 」
「 可愛らしいね 」
「 ピダムも好みが変わったな 」

3人の財界の二世達がトンマンを囲んでしまう・・・・・・そうして好き勝手にピダムの悪口をトンマンに聞かせている

「 艶々した髪だね 」

ふいに……無遠慮にトンマンの綺麗に結い上げられた髪を触りかけた男達の手に、痛みが走った

「 気安く触るな!!! 」

トンマンと男達の間に割って入ったピダムが睨み付けている、その獣の獲物を狙うような眼差しにビビった男達は、黙って離れていった

「 トンマン……もう出ようか・・・ 」
「 え?いいんですか? 」
「 かまわねぇよ 」

「 でも…… 」
「 義理は果たした、さぁ、行こう 」

トンマンの手を取り走り出すピダム………

※※※

「 さ、ここならゆっくりできるよな 」
「 ピダム? 」

勢いに押されて繋がれた手のまま、辿り着いたのは………会社の経営するホテルのスィートルーム。。。

「 今、飯も頼んだから……直にくるぞ!  風呂も入れとくか 」
「 あ、私が 」
「 いいからトンマンは座ってて 」

にっこり笑うピダムがトンマンを椅子に座らせると、楽しげにタキシードの上着を脱いで袖を捲る

バスルームからお湯を入れる音と鼻歌が聞こえてくる

「 フン…フン♪♪♪ 」
「 くすっ 」

会社とはまるで違う、子供がはしゃぐようなピダムが可愛くて、愛しくて………トンマンは笑ってしまう

「 なに? 」
ぴょこっ!と顔だけだしたピダムが不思議そうにキョトンとしているのを見たトンマンが………

「 も、だめっ! 」
お腹を抱えて笑い出してしまった

椅子の上でお腹を抱え笑い続けたトンマンの瞳には涙まで滲んでいる

「 なんだよ 」

少しふて腐れたピダムがトンマンの前に跪ずいて見上げる………

「 ごめんなさい 」
「 ………許さないって言ったら? 」
「 え? 」

「 キスしてくれないと許さない 」
楽しそうに微笑んだピダムが跪ずいてトンマンの膝頭を両手で包み、その上に顔をのせ目を閉じる

「 ピダム……  /////// 」

おずおずと目の前の顔に少し屈みながらキスをしたトンマンの唇は、少し震えていた

キスをねだるピダムが自分の膝の上で目を閉じている・・・・・・その端整な顔に、荒々しい魂に、どうしようもなく惹かれている自分を自覚したトンマン

「 どうした? 唇が震えてるぞ・・・ 」
「 好きです・・・ピダムが好き・・・子供みたいにはしゃいでるピダムも、会社での冷徹なピダムも、私を求めてくれる・・・・・・獣みたいなピダムも、全部、全部・・・大好きです! 」

ビスチェのようなデザインのドレスは、トンマンの華奢な肩も、細く長い首も・・・窪んだ鎖骨も、みんな露にしている

その白い肌が自分の思いを伝えるため言葉を紡ぐたびに赤く染まっていく・・・・・・頬も、首も染まりながらも一生懸命に話すトンマンにピダムは・・・・・・

伸び上がってキスを贈るピダムの唇も僅かに震えていた・・・

「 こんなに愛せるなんて思ってもいなかったんだ・・・ 」

熱い囁きがトンマンの膝から聞こえてくる・・・・・・ピダムが囁きながらトンマンの膝に口付けし、そのまま彼女の手に、肘に、上腕に・・・・・・そして鎖骨に吸い付いてくる

「 あ・・・・・・ 」

喉元から鎖骨、首筋と場所を変え・・・・・・行ったり来たりするピダムの唇に、いつしかトンマンの体にも熱がともる・・・・・・

≪ ちくり ≫とした刺激の後に出来た赤い痣に、ピダムは満足気に微笑んで・・・・・・噛み付くようにトンマンの唇を貪り始める

「 愛してる・・・もう、離さない! 俺の・・・・・・俺の トンマン・・・ 」
「 ・・・・わたし・・・も・・・ 」

激しい口付けに息もできなくて・・・・・・頭がくらくらする・・・・・・抱き上げられてベットに寝かされて・・・・・・熱い掌がドレスのファスナーを開いていく・・・・・・

口付けられたままトンマンのドレスを脱がしたピダムが細い手を感じると、トンマンがたどたどしい手付きで彼の服を脱がせようとボタンを外している

「 トンマン・・・ 」

求められている・・・自分だけが狂おしく求めていると思っていたピダムは唇を離して愛しいトンマンを見つめた

トンマンもピダムを見つめている

真っ直ぐに見つめる彼女の瞳には、愛しい男が嬉しそうに微笑んでいる顔が映っていた・・・・・・

***

いい所なんですが、長いので分けます!!!

次は後編をパスワードで・・・(笑)

トン&ピのラブラブでじっくり長編は書いてない管理人です!

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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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