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④【大学生の恋人達】☆ポジョンの告白の行方・・・

日常を少しでも忘れて楽しんでくれたら嬉しい管理人です

またしても、ポジョン視点の切ない系を・・・くせになりつつある管理人です

***

パウダールームで思いがけず告げてしまった・・・・・・この思い。。。

あなたを抱きしめ、キスを降らせていれば あなたの腕が私の体にまわる・・・・・・それが嬉しい

ドアの取っ手に手をかけて出て行こうとするあなたを抱きしめ、本気のキスをした


舌を差し込み、怯えて震えてる口の中・・・  あなたの舌を探し当て・・・絡めて貪る

思いのすべてを込めて夢中で・・・・・・角度を変え、右からも左からも向きを変え少しでも深く、少しでも強く・・・・・・少しでも 私を刻み付けたくて・・・・・・長い時間、あなたの唇を私のものにした

体の力が抜けてきた あなたの腕が・・・私の背中の上着を握りしめ縋りつく、それも嬉しくて仕方がない


顔を離して あなたを見れば・・・・・・なんて表情だ・・・・・・

うっとりと目を閉じて、微笑むような まどろむような ・・・恍惚とした顔が、愛らしくて・・・美しい・・・

思わず私の体が固まり動けないまま あなたを眺めていたら・・・・・・まどろみから気がついた あなたの顔が驚きに目を瞠り 頬を染めて・・・私を振り切り出て行った

***

あなたを求めて会場に辿りついた私は、壁に背をつけ呆然とユシンやトンマンを見てる あなたを見つけた

静かに近づくが気がついた あなたは、あなたの顔が・・・・・・私を見て驚きや、戸惑い・・・困惑にかわる

近づけば逃げる あなた。。。

首を横に小さく振り、まるで怯えるように後じさる あなた・・・ 

じりじりと壁沿いに移動する あなたを追って私も進む・・・・・・追い詰めてしまう事も判っているのに、一度噴火した思いの炎が・・・・・・あとから、あとから 噴き出していくのを止められなくて

「 踊りましょう 」
首をふる あなたに手を差し出したまま進む、私・・・・・・だが あなたの揺れる視線が、いつも強い意志の光を宿した瞳が・・・・・・心細げに揺れている

「 どうでした? さっきのキス 」
「 さっき・・・キス・・・ 」

投げかけてみた問いに あなたの指先が自分の唇を触り、私を見る目が熱く潤んでくる・・・・・・頬まで染めて・・・・・・

壁の突き当たりに当たった あなたに二人の間の距離を一気に飛び越えて抱きしめて、キスをした

「 んん・・・・んっ・・・はぁ・・・ちゅくっ・・・・んむっ・・・・ちゅるっ・・・ 」

慣れてない あなたの舌を探り、絡めて吸い取り・・・あなたの唾液も飲み干すように重ねた唇を強く吸う

あなたの体から力が抜けていくのが分かり、抱きしめる腕に力を込めて・・・二人になれる場所へ連れて行こうと抱き上げ、ふり向いたとき・・・

「 私の従姉妹を離しなさい 」

男の無骨な声が、のっそりと聞こえた

「 心配しないで下さい 」
「 君はポジョン君だったね、兄と同じで評判は聞いてるよ 」

このパーティーの主役、ユシン理事が立って私の腕の中のスンマンを見ている

「 どんな評判かは知りませんが、彼女は私が連れて行きます・・・  理事はパーティーを楽しんでください 」

夢うつつ・・・と云わんばかりに蕩けるような表情の彼女が、うっすらと目を開ける

「 スンマン! このような場所で見境無く男に唇を許しているなど、恥ずかしくないのか! 」
「 あ・・・ ユシン・・・ 私は・・・ おろして・・・ 」

理事の言葉にビクリと体を振るわせた彼女は・・・見る見る青ざめながら私を見て降りたいと願う・・・
 
ゆっくりと彼女を下ろして立たせるが、足がふらつくのか転びそうに・・・・・・私が支えると理事の目が鋭く細まり彼女を射抜く

その目が彼女を咎めているのを見て、私の胸に憎悪が湧き上がる

「 失礼ですが、彼女は誰にでも唇を許すわけじゃない。 このような場所でキスをした私を蔑むのはいいが、彼女は何一つ悪くはありません・・・ 」
「 一緒だろう? 武道を修めてるスンマンが君一人くらい倒すのはわけないはずだが、それをしない事が事実だ! ふしだらだと云われても仕方ないはずだ 」

「 たかがキスの1つで ふしだら・・・・・・いつの時代の話ですか? それに、私は彼女に恋してる・・・ 求めてしまうのは恋する男の特権でしょう? 」
「 君がスンマンを? 」

心底、意外そうに私を見るこの男、その真意が分からずに私は人当たりの良い笑顔でユシンを真っ向から見た

「 学園中の女生徒が夢中になってると聞くが、そのプレイボーイがスンマンを? 」

その声に 笑う顔に ユシンが彼女を女としてみていない事がよくわかった

支えている彼女の体が小刻みに震えている・・・・・・ああ、傷つけたくないのに・・・・・・聞かせたくなくて耳を塞ぐように腕を回して抱きしめた

「 スンマン・・・ 私は あなたが好きです。 あなたが思うよりも、あなたは美しくて気高くて・・・月の女神のようで、私を惹きつけてやまない 」

「 スンマン、こちらに来なさい。 家まで送ろう 」

彼女の視線がユシンと私を交互に見つめて、混乱しているのだろう・・・・・・何かに縋りたいような目をしていた・・・・・・

***

「 一人で帰る・・・ 」
彼女は私の手も、ユシンの手も取らずに一人で行ってしまった・・・

私はこのとき、彼女の後をすぐに追わなかった事を悔いた・・・・・・あとから ひどく後悔したがその時は目の前の無骨な男に腹が立って何か一言いいたかったのだ

「 理事は、彼女をどう思いますか? 」
「 小さな頃から知っている従姉妹・・・ まぁ、妹のようなものだ 」

「 妹・・・  そうですか なら兄らしく見守っていればいい! 彼女を責めるようなこと言わずにな! 」
「 そうはいかない、大事な妹を女ったらしの毒牙にかけたくはないからな 」

「 くすっ・・・大事な妹ね・・・ 」
「 何がおかしい! 」
「 いえ、ただ・・・ 理事は世界で1番美しいものを、気がつかずに捨ててしまったのだ・・・ それがおかしくて・・・ 」

突然、小さく笑い始めた私にユシンが不審がるが、そのまま目礼し歩き出しスンマンを探す

ホテルのロビーに居た彼女に声をかけようと、走る私に気がついた彼女が・・・・・・慌ててタクシーに飛び乗り逃げるように走り去った

「 ・・・スンマン・・・ 」

私は携帯を取り出し彼女に電話をかけた・・・・・・コール3回ででたスンマンの声は、掠れている・・・

「 戻りませんか? 私と食事でも行きませんか? 」
『 いかない・・・ 』

「 さっきの理事の言葉を気にしてるの? 」
『 すま・・・ない、しばらく考えたいんだ・・・ 』

「 では、明日ランチしませんか? 大学で待ってます 」
『 ポジョン・・・ すまない 』

「 スンマン? 」
『 ・・・・・・すまない 』

≪ ぶつっ・・・ツー・・・ツー・・・ツー・・・ ≫

「 切れたか・・・ まあ、明日カフェにいれば逢えるだろう 」

だが・・・・・・私がいくら待とうが、その日を境に彼女が大学に現れることはなくて・・・・・・1週間が過ぎようとしていた

あれから日に何度、電話をかけただろう・・・ いつも決まって流れるアナウンスに落胆し、せめても伝言をふきこむ毎日。。。

メールも送れはするが返事はこない・・・・・・

トンマンに聞けばあれから彼女は家に帰らず、新羅家の研究所にこもってるという

「 研究所? そんな所に何故、彼女が? 」
「 聞いてないのか? スンマンは既に大学も大学院も卒業資格を持っている・・・ アメリカではドクターとして向こうの研究所にいたんだ 」

「 ドクター? 医者ですか? 」
「 そっちじゃなくて 博士号を持っているんだ 」

「 博士? 」
「 ああ、機械工学、細菌科学、バイオ、経済、あと何だったかな・・・ まぁ、色々だ 」

「 まるで天才・・・ 」
トンマンの話に目を丸くしながらも聞いてる私に、だから・・・と話を続けるトンマン

「 研究所の中はいくら新羅家の私でもおいそれとは入れない場所なんだ。 まぁ、毎晩電話で出てくるように言ってるから そのうち来るだろうが・・・ 」
「 電話には出るんですか? 」

「 ああ 」
「 私の電話には出ないのに・・・ 」

「 スンマンも気にしていたが、答えが出ないと苦しんでいるようなのだ・・・ 」
「 私の想いが苦しめているのですね 」

「 スンマンの知能が高く、それゆえに幼い頃から研究所と家との往復でな・・・ 」

トンマンの話に私は胸が締め付けられてしまう・・・・・・彼女の高すぎる知能ゆえに大人達から与えられていた環境は、およそ普通の子供とは別世界のものだった

同じ年頃の子供の通う学校などとは縁が無く、最高の家庭教師による『英才教育という名の監獄』・・・・・・トンマンとその姉との触れ合いしか接触は許されず遊ぶ事も許されない

コンピューターと研究所の白い壁の部屋と新羅家だけの世界に居た彼女が、年上の従姉妹達を守るために武道を習い・・・・・・誰も彼女の知能しか見なかったが故に、自分がいかに美しいかも知らないなんて・・・

「 スンマンが初めてドレスを着た日、子供達に囃し立てられたあの日、ユシンが庇ったのだ・・・ 本人はもう忘れているがな・・・・・・」

だから彼女は恋をしたのか、嬉しかった幼い日の思い出を大事にして・・・・・・

***

人と接触する事がなかった彼女に、私の想いは強すぎたのだ・・・・・・

苦しめている・・・・・・ 誰より大事な人を、私の想いが・・・・・・ならば・・・

ならば私は、自分の想いを封じよう・・・・・・  彼女の苦しみを取り除きたいから・・・

彼女の携帯にかけた・・・・・・しばらくして聞こえるアナウンスに溜息がでた

「 私の電話にはでたくない・・・のだな・・・ 」

ユシンなら、でるのかもしれないな・・・・・・ ふふっ・・・・・・

ピーっと音が鳴りいつものように伝言を入れる・・・・・・いつもとは違う言葉を。。。


「 もう、考えなくていいのです。 私は あなたの友人に戻ります。 強すぎた私の想いは忘れてください・・・ 私も忘れますから・・・ 何もかも、忘れてください・・・・・・無かった事にしましょう・・・ 」

これでいい・・・ これで彼女はもう苦しまない・・・  私が忘れられるはずなどないが、いいさ・・・

何より大事なのは、あなただ・・・・・・

前のように屈託なく笑ってくれれば、それだけでいい・・・・・・

もし、友人にも戻れないなら・・・・・・そこまで考えて胸が締め付けられるほど苦しくて、顔を顰めたが・・・仕方ない

その時は大学を替わろう・・・  ふふ・・・私の顔を見ない方が彼女も早く忘れられる・・・

愛おしい彼女の為なら耐えられるはずだ、この胸を切り裂く痛みにも、心臓が締めつけられる苦しみも・・・

耐えてみせるさ・・・報われなくともいい・・・  結ばれなくとも、いいさ・・・

あなたは只一人の人だから・・・

***

「 忘れていい・・・ 忘れる? 何もかも・・・? 無かった事にする? 」

携帯に着信があっても出られない自分がいる

でも何を伝言したのか知りたくて・・・・・・切れたら直ぐに伝言を聞く毎日

ポジョンの熱い声を聞いて・・・私は自分の心が誰に向かってるのか分かってきた

幼い頃に庇ってくれたユシンが好きだった・・・ だが、分かってもいたのだ

ユシンが私を庇ったのは、多勢に一人の私が哀れだったから・・・同じ状況ならば、誰でも同じように庇っただろうユシン・・・

それも分かっていたが、それでも大事な思い出だったんだ・・・・・・

今は女として見てもらえない私だが、好きだと告げて女として見て欲しいと思っていた


だが、私など1度も見なかった・・・・・・それがユシンの答え。。。

ポジョンは・・・私を熱く見てくれて本気で思ってくれた・・・・・・それがポジョンの答え。。。

私は・・・私は・・・ ユシンにふられた事より、ポジョンが女を抱こうとしたのがショックだった・・・・・・それが私の答え。。。

でも、ポジョンは友人に戻るという・・・・・・私のためか?

確かめなければいけない。。。

会って確かめなければ・・・・・・それが『いま』の答え。。。

私は車のキーを取り、部屋を出て向かう

大学に、ポジョンに、私を愛すると言った男に会いに・・・・・・

真っ赤なフェラーリを運転してスンマンは大学に向かった

***

さて、スンマンもやっと憧れと恋との違いに気がついたかな?って感じですね

次回で告白編は終わります(たぶんね←オイ!)

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コメント

☆げん様へ☆

げん様、こんばんわ

コメントありがとうございます!

> 頭脳も美貌も持ってるスンマンにこれからポジョンが欠けているものを穴埋めしてくれそうですね~

はい、こっちのスンマンは色恋はもとより感情というものが苦手で、ある意味、幼子のようなもろい一面がありますので・・・まあ、ポジョンは「そんなところが可愛い」だの「私を必要としてくれて・・・ジーン・・・」みたいに盲目溺愛していくのでお楽しみにーー

> ドラマピダムみたいに嫉妬しなさそうですし、スンマンの気持ちにも傷つけてることさえも気づかないー一体いつ気づくんでしょうかね…ずっと気付かないままでいそうですねー

ユシンの事ですからね・・・ただ、ポジョンとラブラブになったスンマンが変わっていく様に改めて気がついたら面白いかも!ですね

そんな事を絡ましてアルバイトさせてもいいかも・・・

>魂どっかに落っことしたユシンにはやっぱり相談兼癒しにウォルヤが必要そうですね…
ウォルヤとソルチも出ると面白いかしら? と思い次の話に組み込みたいです(閃きをありがとうございます)
もちろん、ウォルヤはユシンLOVEで(常識ですよね~)

> そして、肉欲獣化した社長ピダム秘書トンマンーひつまぶしのように二杯目おかわりごちそうさまでした!お茶漬けでしめる三杯目をおかわりしたい気分でございます…
2日間のお休みもらいましたからね、肉欲獣社長ピダム・・・・・・全開でしょう! 妄想は始まり続いております(近日公開予定です)

> 俺様大学生ピダムに肉欲獣社長ピダム、どこぞのマンガみたいにでっかいハンマー振り落とされてもびくともしない感じが楽しいです!

うちのピダムは頑丈で ふてぶてしさが売りなものですから、きっとゾウが踏んでも壊れないでしょう

楽しんでいただけて嬉しいです♪

No title

すーさん様 こんばんは

押せ押せポジョン、一歩引いてしまうポジョンいいですね~
頭脳も美貌も持ってるスンマンにこれからポジョンが欠けているものを穴埋めしてくれそうですね~ラブラブ―のなる前のお話しいいですね!

ピダムにトンマンをとられてしまってショックで遅刻までしちゃうユシン…それでもドラマピダムみたいに嫉妬しなさそうですし、スンマンの気持ちにも傷つけてることさえも気づかないー一体いつ気づくんでしょうかね…ずっと気付かないままでいそうですねー魂どっかに落っことしたユシンにはやっぱり相談兼癒しにウォルヤが必要そうですね…

そして、肉欲獣化した社長ピダム秘書トンマンーひつまぶしのように二杯目おかわりごちそうさまでした!お茶漬けでしめる三杯目をおかわりしたい気分でございます…
俺様大学生ピダムに肉欲獣社長ピダム、どこぞのマンガみたいにでっかいハンマー振り落とされてもびくともしない感じが楽しいです!


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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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