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③【大学生の恋人達】☆ピダム&ポジョンの告白編

少しでも読んでくれた方に、ワクワクやドキドキを届けられる事を願って・・・

先にピダムとまとまっちゃったトンマン・・・ えーーっと、ユシンは?(ユシンファンの方ごめんなさい)

*****

「 ここは? 」
スンマンが見上げたのは美室財団の誇るファッションからエステまで、女性の≪美しくありたい≫という願いを叶える大きなビルだった

「 このビルの中でエステも化粧も髪も、全てを美しくできます、さあ、行きましょう 」

ポジョンに背中を押されて中に入るスンマンだが、気後れするのか意識無くポジョンの指先を握っている・・・

その握られた指先から震えが伝わってポジョンは優しくスンマンを振り返る

「 大丈夫・・・・・・私があなたに嫌なことするわけ無いでしょう? 」
「 ・・・・・・うん 」
「 怖いの? 男を殴り倒せるのに、エステが怖い? 」
「 ・・・・・・綺麗に・・・なれるかな?  また・・・笑われたら・・・ 」

ハッとしたポジョンだが、彼はスンマンを見て強く声に力を込め真摯に告げた

「 あなたを見て誰もが溜息をつくように・・・・・・月の女神のように美しくします。  私に任せて・・・ 」

じ・・・とポジョンを見たスンマンが『こくり』と頷いたのを嬉しそうに見たポジョン・・・・・・彼女の信頼を得られていると感じた彼の心は、嬉しかったのだ

それからポジョンはスタッフにエステの指示をし連れて行かせ、この間にパーティーで着るドレスと、それに合う彼女の髪のセットを美容師と相談していた

念入りに磨き上げられて出てきたスンマンの、しっとりとした艶やかな肌にスタッフ達からの憧れの溜息を聞きつつ、ドレスを着せ髪をセットし、メイクはポジョン自らが担当した

3時間後、会場のホテルの車止めに乗りつけたポジョンがエスコートして連れてきたスンマン

先にホテルに着いていたトンマンとピダムが息を飲むほどに磨き上げられたスンマンは、まるで地上に降りた月の女神アルテミスのように美しく、凛とした神々しさで会場中の溜息と熱い視線の的となっている

***

キム・ユシンはその日、朝から落ち着きなく理事室の中をうろうろとしていたのだった

従姉妹のトンマンに今夜のパーティーのパートナーとして出席してほしいと伝えた時、いつもならば「 仕方ないな・・・早く彼女を作ればいいのに 」と言いながらも了承してくれていたのに・・・・・・

「 ダメだ、他を当たってくれ 」
「 え? いつもは一緒に行ってくれるだろ? 何故だ? 」

「 私に恋人ができたのだ、もう彼女のフリはできない 」
「 ・・・・・・こいびと? 」

「 会場で紹介しよう・・・ スンマンに頼めばいいではないか、私から伝えておこう 」
「 ・・・あ・・・ああ、そう・・・してくれ・・・ 」

電話を切ってからもユシンの頭の中には、トンマンの「 恋人 」の声がこだまして渦巻いて・・・・・・立っていられずソファーに沈むように座り込んだ

「 恋人・・・ トンマンに恋人・・・ 」
呆然と呟いて・・・・・・ ショックの余り遅刻して学園に来たユシンだった・・・

***

新しい理事の紹介がすみ、新羅家の縁者であるユシンに近づこうと女生徒も、その親も色めきたつ中でトンマンがにこやかにピダムと腕を組んで会場入りした

スンマンもポジョンと腕を組みトンマン達の後ろから会場に入って来た

「 さ、堂々と行ってください 」
「 ポジョン・・・ 」
「 大丈夫! あなたはこの世で1番綺麗ですよ・・・ 」

腕から離れて歩き出すスンマンに優しく勇気づけたポジョンが見ている中で、スンマンは不安げな瞳で一度ふり返った

ポジョンの頷きと、その優しい微笑で笑顔になったスンマンが真っ直ぐにユシンに向かうと、ポジョンは苦しそうに顔を歪めて拳を握りしめワインを飲んだ

1つ、また1つ、ワインのグラスを空にして壁にもたれてスンマンを見続けるポジョンが、ピダムは気になっていた

「 ペースが早い、悪酔いしなきゃいいがな・・・ 」

***
  
「 ユシン・・・ 」
「 ああ、スンマンか・・・ 」

目の前に来たスンマンが頬を染めながらユシンを見ても、彼はピダムと笑い合うトンマンをじっと見ていた

「 ピダムは姉上に本気だと、ちゃんと伝えたぞ 」
「 ああ・・・ 聞いた 」
「 ユシン、私も伝えたい事があるんだ 」
「 ん? 明日でもいいか? 今は考えられない・・・ 」

その言葉にスンマンの顔が青ざめていく・・・が、彼女も今夜、伝えなければと覚悟を決めてきていたのだった

「 ・・・踊らないか? 」
「 ああ・・・ 」

ちょうど流れたワルツにユシンと踊りながら・・・ 心ここにあらずなユシン。。。

ユシンの目はトンマンにずっと向けられていた、そう・・・スンマンと踊っていても・・・そのとき、会場から女の手を引いたポジョンが、消えていった

「 私を、見て・・・ 」
「 ん? 」
「 ユシンが 好きなんだ 」
「 え? ・・・スンマン? 」
「 昔から姉上を見てることは知ってる、だが、私は・・・ 」

「 俺も好きだよ、スンマンは大事な妹だから 」

トンマンから視線を外さずに・・・事も無げに言ったユシンは、スンマンの一世一代の告白をそうとは知らずに断っていた

目の前のスンマンが見る見る青ざめて、その頬に涙が伝おうとも・・・・・・トンマンしか見えていない彼は、ぎこちなくワルツを踊り、1曲終わればスンマンの手を離してしまう

「 ふふ・・・ 」

力なく笑ったスンマンが逃げるようにドレスのまま走って行った・・・・・・一人で泣ける場所を探して・・・

***

「 うっ・・・」
流れる涙を拭おうともせず歩くスンマンがトイレに篭ろうとしたとき、その手前の扉が ふいに開いた

ぶつかりそうになって顔を上げたスンマンが、ポジョンを見て・・・・・・その後ろの個室の中の・・・・・・胸も露に、ドレスも捲くれて下着が見えそうな女も見て・・・・・・目を大きく見開いた。。。

≪ ポジョンの恋人? ・・・・・・二人で何を・・・ ≫ 

女が服を戻して慌てて出て行ったのを見ても、動けないスンマンの頬に新たな涙が伝う・・・

「 泣いてるの? なぜ・・・ 」

優しいポジョンの声が、何故だか無性にスンマンを苛立たせ・・・・・・怒りを生んだ

「 あなたには 関係ない!!! 」

睨みつけたスンマンの手を取りパウダールームに入ったポジョンは鍵をかけ、彼女の体も壁と自分で挟み込み閉じこめた

「 取り消せ 」
「 あなたには関係ない 女と楽しんでたらいいじゃないか! 」
「 理事と何があった! 」
「 何も無い! 」

「 あの男が好きなんだろ? あの男のためにドレスを着たんだろう? 」
「 離せ! お前には関係ない! 」
「 関係ないなんていうな! 」
「 だが事実だ、お前には関係ない!!! 」

「 好きなんだ! どうしようもなく好きなんだ! ・・・だから他の男のために綺麗になりたい あなたに協力した 」

ポジョンの顔が苦しそうに歪む・・・・・・

「 ・・・・・・でも見ていられなくて、他の女で紛らわせようとしたんだ・・・・・・」

自分の腕を掴んで壁に押し付けているポジョンの腕が震えているのを、スンマンは感じていた

「 見てればよかったのに・・・ 」
「 え? 」
「 ユシンは昔から姉上が好きなんだ・・・ 妹としてしか思えないって・・・ ふられた・・・よ 」

「 馬鹿な男だ・・・ こんな美しい人が傍にいるのに ・・・他の女など 」
「 姉上ばかり目で追って・・・・・・私など1度も見なかったな、ユシン・・・ 」

***

パウダールームの中で抱きしめられて落ちついたスンマンが、ポジョンの胸の中で・・・その胸の早くなる鼓動が心地良くて・・・男の体に腕を回した

頬に掌を感じてポジョンの顔を見れば、優しいキスが降ってきた・・・・・・小鳥についばまれてるような触れるだけのキス

なんだか とっても安心できて・・・ 涙が止まった

「 バックを貸して 」
ポジョンにバックを渡せば中からコンパクトと口紅をだしてメイクを直してくれる

「 くすっ・・・ 」
「 どうしました? 」
「 だって、くすぐったくて 」
「 動かないで・・・ 」

パフにファンデーションをとり目元や頬を軽く叩くと、くすくす・・・と笑って身を捩る あなた

ようやく終わって口紅を付けようとすれば、目を閉じて待つ あなたが可愛い・・・・・・ちゅっ

「 ポジョン 」
「 私はあなたが好きだと言いました。 チャンスがあればキスしますよ 」

「 他の女と してたくせに・・・ なにが、私が好き!だよ 浮気者は嫌いなんだ 」
「 最後までしてませんから、セーフ・・・ですよ 」

「 ふ・・・ん、最後までしなきゃいいんだ、わかった 」

私をからかう あなたが愛しくて、口紅を筆で塗りなおしながら見蕩れてしまう

「 ・・・・・・好きです、あなたが・・・ 恋人になったら他の女なんて目にも入りませんよ、心配しないで 」
「 な! 心配なんか! してないっ!!! 」

「 早く恋人になれるといいんだけど 」
「 ふん! 浮気者はきらいなんだ! ////// 」

照れたスンマンが扉を開けようとドアに手をかけると、ポジョンが後ろから抱きしめる

「 好きだ、スンマン・・・ もうあなたしか見えないから・・・ 」

ゆっくりと振り向いたスンマンのグロスが輝く唇にポジョンのそれが重なり、思いの全てをぶつけるように舌を絡ませ激しく求めるように口付けるポジョン

「 んんっ・・・・・んふっ・・・・・」

どうして・・・私は・・・逃げないのだろう? 
どうして・・・私は・・・ユシンが私を見ない事よりポジョンが女といた事の方にショックを受けてるんだろう・・・

どうして・・・ポジョンのキスが・・・気持ちいいんだろう・・・

どうして・・・・・・どうして・・・・・・どうして離れたくないんだろう・・・・・・

ポジョンが唇を離したとき、スンマンの顔が蕩けるように うっとりと目を瞑っていた

「 あ・・・わたしは・・・  ////// 」

自分の気持ちが分からなくなったスンマンがパウダールームを飛び出していく・・・・・・

***

呆然としているスンマンがそのまま会場に戻り、壁にもたれて立っているとポジョンが隣に立った

「 ポジョン・・・ お・・お願い・・・しばらく・・・ 」
「 しばらく・・・なに? 」
真剣なポジョンの眼差しに、その熱い視線に怖くなったスンマンが・・・・・・じりじりとポジョンを見つめたまま横に動いていくのを、ポジョンも逃がさないように、ゆっくりと近づいていく

「 あいつら何してんだ? 」
「 なんだろうな・・・ 」

目敏いピダムが様子のおかしなスンマンとポジョンに視線を向けると、スンマンが会場の壁際をじりじり・・・じりじり・・・と移動し続けている

「 どうして逃げるの? 」
「 分からない 」
「 私の手をとって・・・ 踊りましょう? 」
「 いまは・・・いい・・・ 」
「 なぜ? 」

「 あ・・・わからない・・・ 」 

スンマンの切れ長の大きな黒い瞳が、困惑の光に揺れて・・・・・・真剣な熱いポジョンの視線から外せずに、揺れている

「 さっきのキス・・・ どうだった? 」

ポジョンが手を差し伸べたまま進み、スンマンが じりじりと動く分だけ近寄り続けている・・・・・・距離にして2歩分の間を空けたままの二人。。。

「 さっき・・・・・・キス・・・ 」
思い出したスンマンが自分の唇に指先をやり頬を赤らめる・・・・・・その態度は拒絶ではない、ポジョンの眼が鋭く細められる


≪ とん・・・ ≫

スンマンの背中の壁が隅の角に当たって止まる。。。 

その瞬間、2歩分の距離を一気に縮めたポジョンがスンマンの両肩の横に自身の両手をついていた

「 あ・・・ 私、ユシンが・・・ 」
「 誰を好きでもいいさ・・・ だが私にふり向かせてみせる・・・ 」

「 ポジョン・・・ こわい・・・ 」
「 逃げないで・・・ 」

再び出会った唇が・・・・・・息もできないほどの激しさで・・・・・・ポジョンの両手に抱きしめられて・・・・・・スンマンの頭の中が、真っ白になっていった・・・・・・


***

ポジョンが、戸惑うスンマンに・・・ここぞとばかりに迫ってますねぇーーー

しっかしユシン、見てやれよ! せっかく綺麗にしたのに(ま、逃がした魚は大きいぞっと!)



 
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コメント

☆椿さんへ☆

おはようございます

> こちらのトン&ピ、すんなり自然にまとまっちゃいましたね!これだと、ユシンには入る隙ないなーと(笑)。
そうなんですよね、ユシンてば告白もしないから命がけで守ったピダムにトンマンがフラグ立てちゃいまして!
あれよあれよという間にカップルに(笑)

> ユシンてばスンマンの大事な告白、スルーしてますけど。大事な部分スルーしてますけどっ!?そんなんだからトンマンかっさらわれちゃうんだよ…。
↑本当にその通り!!! ぼやぼやしすぎなユシン・・・まあ、君にはウォルヤがいるから・・・そのまま禁断の世界へ(いえ、嘘です! まだそこまで考えてません・・・そこはかとなく位で)

> でも、ユシンらしいとゆーか、遅刻しちゃうくらいショック大きかったんだよねー…。早くウォルヤに慰めてもらうか、ヨンモに癒されてもらうかしないと魂抜けちゃいそーですね…w
↑そうですね、ヨンモ登場させたいですね。 ドラマとは別印象で・・・もうちょっとキャラまとめたら登場させたいです(笑)

ピダムとポジョンの従姉妹ですもんね! 考えたら(笑)

> 今回のツボシーンBEST1は、ピダムとトンマンがスンマンとポジョン見て、何してんだ?って、私もニンマリしちゃいましたーv
やっぱり、お兄ちゃんピダムは気になるようですし、トンマンも妹同然なので気になって・・・・・・でもユシンの想いにはこれっぽっちも気がつきません(ああ、愉快)

> じりじりとにじり寄っていくポジョンに、じりじりと壁際まで追い込まれちゃってるシーンがいいなぁ~!可愛いなぁー!って、ニヤケちゃいましたねーvv
↑もっと、ポジョンには「ねっとり」と迫って欲しかったんですがね・・・どうにも力が無くて・・・一体どんなの書こうとしたんだよって突っ込まれそうですが・・・ふふふ。。。

> ほんとにすーさんはすっごく上手いなぁ!こーゆーシーンをサラッと書けちゃうとこ、羨ましいですv勉強になります…!
↑いえいえ、まだまだですよ・・・脳内の画像を文章にするときに、このシーン「ホテルの会場」だったのにいつの間にか脳内の映像が「体育館の壁沿い」になってて、書き上げてから気がついてぶっ飛びましたもの・・・そのままUPしましたけど(笑)

ポジョンが「手を差し伸べながら、ねっとり迫る様子」が書きたかった!!!

まだまだだなあ・・・と反省してます(いつかリベンジしたい・・・)

> 追伸…「パワフル肉欲獣」 ←腹部をダイレクトに直撃され、暫く笑いが止まりませんでしたー!
> 皆さんのコメント、ほんとに面白い…www
↑本当にそうですよね! うちのピダム、どのシリーズも「ゾウが踏んでも壊れない肉欲獣魔王」に決定しました

トンマンに体力付けさせないとなぁーー(笑)

だめだめユシン…w

夜中にこんばんわーv

こちらのトン&ピ、すんなり自然にまとまっちゃいましたね!これだと、ユシンには入る隙ないなーと(笑)。

ユシンてばスンマンの大事な告白、スルーしてますけど。大事な部分スルーしてますけどっ!?そんなんだからトンマンかっさらわれちゃうんだよ…。
でも、ユシンらしいとゆーか、遅刻しちゃうくらいショック大きかったんだよねー…。早くウォルヤに慰めてもらうか、ヨンモに癒されてもらうかしないと魂抜けちゃいそーですね…w

今回のツボシーンBEST1は、ピダムとトンマンがスンマンとポジョン見て、何してんだ?って、私もニンマリしちゃいましたーv
じりじりとにじり寄っていくポジョンに、じりじりと壁際まで追い込まれちゃってるシーンがいいなぁ~!可愛いなぁー!って、ニヤケちゃいましたねーvv

ほんとにすーさんはすっごく上手いなぁ!こーゆーシーンをサラッと書けちゃうとこ、羨ましいですv勉強になります…!


追伸…「パワフル肉欲獣」 ←腹部をダイレクトに直撃され、暫く笑いが止まりませんでしたー!
皆さんのコメント、ほんとに面白い…www
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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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