※吐息※ 【社長と秘書】☆トンマン&ピダム編

秘書トンマン
普通に女の子してます(笑)

※※※

「ふぅ~……」
自分の席で冷めたお茶を飲み、やっと人心地ついたトンマン

社長の秘書に異動になってはや3ヶ月、ようやく仕事の流れがつかめてきた

ポジョン専務のもとで仕事を覚え、後輩のスンマンの教育が終わったと思えば………いきなりの異動。


「さ、社長が会議の間に資料を纏めないとっ!」
次の次の会議のため書類をまとめてパソコンから印字したトンマンが気がつけば、とうに昼は過ぎている


「う゛う゛~~……また社食逃したー」
従業員のほとんどが女性という特色のためか、会社の食堂の料理は安くて美味しくてトンマンのお気に入りだった


「ぐぅ~~……」
思い出せばお腹が空いて……腹の虫が喚いてせっついてくる


「昼はまだなのか?」
「資料まとめてたら夢中で………って、しゃ・社長~~!!!」

会議が終わったのか社長のピダムが、開いた扉に寄りかかってトンマンを見ている

浅黒い精悍な顔に逞しく、すらりとした細身の身体で扉にもたれて様になるのは………やっぱりカッコイイからだねと、心の内で呟くトンマン


「うちの会社は昼も食べさせないとか言われそうだな」

「申し訳ございません」

「謝ることはないさ……私の人使いが荒いだけなんだから」

ケロッと返事の困る事を言うのは社長流の冗談………ですよね?

「………そんなことは………ごにょごにょ……」

しまった!!!
返事が遅れたし、ごまかしてしまったわ……そう思ってるから /////


「ぷっ!!  随分と正直な女だな……」

何か言おうと口を開く前に、私のお腹がデッカイ音で!

『ぐぅぅぅ~~~♪』

「うわーんっっ //////」

慌ててお腹を押さえても後の祭り………


「はぁーはっはっはっ!!!  あっはっはっはっ~~~」

社長が…お腹抱えて笑ってる………あの、モデルみたいにカッコいい社長が………

これは見ないことにした方がイイ!!

絶対、絶対、その方がいいに決まってる

そう心の内で決めた私は、そぉ~~~っと部屋を出ていこうと………


一歩、また一歩と静かに扉に近づいていく

扉の前にはピダム社長が身体を折り曲げて、まだ笑ってる………

冷徹・冷酷・冷血漢の三拍子揃ったと噂されるピダム社長………

いつも、への字口で秘書の仕事が遅いとか、手際が悪ければ冷たぁ~い声で叱られる


怖くて怖くて………でも見惚れるくらいカッコイイ社長


その社長が子供みたいに笑ってる………

ととと、見とれてないで部屋を出なければ………そぉ~~っと!

やった!  横を通り抜けた~~♪


《  がっ!!!  》

がっ!って何の音だろ?

この腕は誰のだろ?


えーーっと……背中が温いのは、なんで?


………社長、笑ってない……声が聞こえなくなった………


えーーっと、今の状態って……なに?



顔が熱くなって堪らないのは なんでだろ?  //////。。。

※※※

会議から社長室に戻れば、秘書のトンマンがパソコンで資料を纏めてる様子が目に入った


何度見ても………綺麗だな アイツ
キビキビと仕事してる姿勢が美しい……

背筋をピン! として画面を見てキーボードを叩く………そんな真面目な仕事ぶりを、弟で専務のポジョンの秘書室で見てから………欲しくなった


一目見て、欲しくて  たまらなくなった

再三ポジョンに言って、やっと俺の秘書にして毎日見てる


あの様子なら、また食いっぱぐれたなアイツ


『う゛う゛~~また社食逃した!』
コイツって社食が好きなんだよな


俺の秘書になる前に、嬉しそうに頬張って食べてるコイツ見て吹き出したからな俺。

色気もゼロな食いっぷりだが、とてつもなく旨そうに食うんだよ………思わず見惚れてたくらいに


「社長、お部屋に入ってください」
第一秘書の守屋が言う

幼い頃からの世話役で弟に付いてる安藤と同じ、俺達が成人した頃から第一秘書として支えてくれてる


「守屋、社食で一番旨いのを2つ持ってきてくれ」
「は?」
「まだやってるだろ?」

「はい、やってますね」
「急に食いたくなったから2人前運べ、ここに」
「行ってきます」


初老の男に社食運ばすのも変だが、守屋はトンマンを見て解ったように頷いて行っちまった………訳知り顔で笑ってるのが気に入らねぇーが、まぁ……いいさ


新米秘書を連れていったから、暫くは二人だな……トンマンと。

ニヤリと口の端で笑い………トンマンを見ていると可愛い音が腹から聞こえた………


『くぅ~~』

たまらずに話しかければ真っ正直に答えてやがる


どぎまぎして クルクル変わる表情に魅了される
まいったな、俺が秘書に堕ちるとはな………


『ぐぅ~~~♪』

一際大きな腹の虫に……も、ダメだ


「はぁーはっはっはっ!」
笑いが止まんねえ!!!


尚も笑い続ける俺の横をすり抜けようとするトンマンを、捕まえる

俺の腕で……抱き寄せ、抱きしめ、固まるコイツをそのまま社長室に連れ込んだ


そう……俺は惚れてる

この、トンマンという女に。


凛とした仕事ぶりも、仕事から離れれば可愛い天然ぶりも、愛おしく想う

ふっ……天下の美室財団の俺が初めて本気で惚れたんだ、覚悟しろよ……トンマン


腕の中の愛する女の………匂いを嗅いで……
いい匂いだ……


固まるコイツに笑いたくなる

男に抱きしめられた事がないウブさが………たまんねぇな


※※※

えっと……社長室に来ちゃった

「あの、社長………」
「………ん…?」

どこか うっとりとした声が頭の後ろから聞こえる


社長が後ろから私を抱きしめて……この状態を必死で理解するものの

理由が分からない


全く、ぜんぜん、解らない


モデル並って言うより以上というか……逞しくて、不思議な色気もある社長が私を後ろから抱きしめてる

女性にモテて、週刊誌を賑わしてるピダム社長………お相手はモデルや女優さん達ばかり。

そんな方が ナゼに私を抱きしめてるんだろ???


「あの社長」
「なに?」
「どうして私を抱きしめてるんですか?」


聞いたからか社長の腕に力が入った………ような気がする
………うなじや首筋に吐息がかかって………私、ドキドキして苦しい………

「惚れたから」

「は?」

「聞こえない?」

「誰にですか?  専務の時のようにホテルおさえます。  今夜でも行きますか?」


………誰に社長の心があるんだろう《  ズキッ  》
胸が………痛い………


「トンマン………」
低い、艶のある声が耳に直接ながれてくる……


「はい、社長」

「トンマン…」

「はい? 社長」



「 ・・・ト・ン・マ・ン! 」

「 はいっ!! って何回も言わなくても返事してます、社長!!!」


「………お前……男と付き合ったこと無いだろ?」

呆れ果てた社長の声が耳に、吐息が首にかかるのが……くすぐったい

「へ?  そ、そ、そ、そんな……  //////」
「まぁ、そんな頓珍漢なトコも好きなんだがな」

「は?」

きょとんとしてるのが見なくても判る


どんだけ鈍いんだよ、コイツ……


「くっくっくっ………」

「冗談ですよね?」

ぽつりと呟く私……

「冗談?」

「……社長はモデルさんとか、女優さん達みたいな綺麗な方がお好きなんです……」

「お前を知る前はな……だが、今はお前しか見えない」

「あの!」


その時、またもや……


《ぐぅぅぅ~~~る゛る゛ぅぅ~~~》

「どひゃー!  //////」


恥ずかしくて真っ赤になった私は、咄嗟にしゃがみこんじゃった

気がついたら社長の腕から脱け出してた私………離れようと 立ち上がったら今度は向き合って抱きしめられて………

黒い宝石みたいな瞳が、キラキラと光ってる・・・・・・
浅黒い肌に、これが男性かと驚くほど整った顔立ち・・・ニヤリを笑う社長の笑みは曲者だけど魅力的

「トンマンが好きだ」

言い返そうと見上げた社長の顔が、これ以上ないくらい近づいて・・・・・・・ドアップになって焦点があわない

「あの・・・」
何か言おうと開きかけた唇がピダムのそれに塞がれた

***

甘い・・・こいつの唇って、やわらけぇ~~・・・

もう離せないって心が喚いてウルさいぜ・・・・・・

放心状態のトンマンの歯の隙間から舌を差し込んで、絡めて吸い込み、離しては絡めてコイツの口内をも舌で愛撫する

「んん・・・んふ・・・・・」
顔の角度をかえ、より深く舌を差し込み、次の瞬間には俺の口内に吸い込み強く絡めて・・・・・・繰り返すその動きにトンマンの体から力が抜けていく・・・

と、その時。 

コンコン!

扉のノックの音がして時間切れだ・・・

「なあ、昼飯まだだろ?  一緒に食おうぜ、トンマン」
「・・・・・・ぼーーー //////」

くすっ  初めてのディープか・・・  ぼう とする様が可愛らしくて抱きしめた

「へ? あれ?  ほえ?」
「ソファーに座って、トンマン  飯食おうぜ」
「はい、社長・・・・・へ?」

守屋が運んだ社食人気NO.1のAランチが社長室のテーブルに並ぶ

「さ、食え食え!  」
「おいしそう~~ 」

キスのことは一先ず考えない事にして食べ始めたトンマンの食いっぷりに小気味よく思う俺

さ、どうやって落とそうかな・・・♪♪♪

飯を食い終わったら・・・・・・ゴーだな♪♪♪

***

守屋の煎れた煎茶をのみ、食べ終わった俺達

「トンマン 俺と付き合ってよ」
「ぶっ!!!」

「茶は噴き出すもんじゃないと思うがな」
「す・・・すいません」
慌ててフキンでテーブルを拭いてるトンマンの後ろに回り、細い腰を両手で掴んで あっという間に膝に座らせる

「で、恋人になってくれるよな? トンマン」
「ここここ・・・・こいびとって・・・私がですか?」
「ああ、俺の気持ちを鷲掴みしたんだ!  責任とれよな」
「ほえ?」
「ふふっ  そんな所が可愛いよ、トンマン」

潤む社長の瞳に見つめられて、何も考えられなくなって・・・・・・

また、あのキスで・・・・・・頭がぼーーっと痺れてきて・・・・・・夢うつつに何か言われて・・・・・・


私ってば「はい」って答えたような・・・・・・

「返事聞いたからな!  恋人だぞ、俺達」

記憶に無いって・・・・・・言っても・・・・・・無理・・・かなぁ~~

「そうだ、俺の恋人の特典だ!!!  毎日、俺と社食たべようぜ!」
「わ! 社食が毎日たべられるんですか?」

社食に喜ぶコイツを見てるのが嬉しい・・・・・・って、俺ってやっぱ惚れてるわ


それから、毎日お昼になると社長室に運ばせるか、食堂で社食を食べる二人が見られた
それは、同じように社食が好きなスンマンと、スンマンを傍から離したくないポジョンとの4人に増えていった

*****

女の子してるトンマンに社長のピダムが書きたくて・・・(笑)

トンマン可愛いーーっと書きながら萌えてる管理人って、もう病気でしょうか?

ヤバいわ・・・

ああ・・・私も社食たべたいわ・・・
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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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