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バレンタイン企画【無頓着な恋人】

こっちはピダム&ポジョンの兄弟ものです(笑)

もらえるか、もらえないか、焦る兄弟の短編です

***

「ああ、疲れた」
「お疲れ様です、兄上」

ピダムの部屋でソファーにドサッと座ったこの部屋の主は、話があると秘書の弟を仕事終わりの今、部屋に呼んだのだ
ポジョンの部屋は1階下だからすぐに帰ることができる

キッチンで水割りを作り兄に差し出すポジョンも、自分のグラスを手にソファーに座った

「で、兄上。 話とはなんですか?」
「なんだよ、迷惑だったのか? つんけんしやがって」
「スンマン様とテレビ電話をする時間があるのです、手短にしてください」
「まあ、そういうなよ」

グラスに口をつけ、ピダムがカレンダーを顎で示す

「?」
「2月って何を思い浮かべる? ポジョン」
「2月のイベントといえば・・・・・・バレンタインでしょう」
「なあ、お前スンマンからチョコもらえそうか?」

『ぶっ!』
・・・・・・チョコ? 兄がチョコ? この母親そっくりの冷徹な兄が・・・・・・チョコ?
私にわざわざ聞いてくるなど兄が気にしている証拠だろう・・・
今までバレンタインなど鼻で笑っていた兄が・・・・・・恋とは偉大なものだな。。。

「それは・・・トンマン様にもらいたいということですか?」
「もちろん! 俺がスンマンにもらっても仕方ないだろう・・・」
「・・・・・・冗談でも気分が悪い」
「すまんすまん!  ・・・で、もらえそうか?」

ポジョンの顔を見れば答えがわかる・・・・・・そんな事、考えてもいなかったんだな
まったく、近頃のポジョンはスンマンにメロメロのくせに肝心なところで神聖視しすぎてるな・・・

と、自分もトンマンにメロメロで手を出せないピダムが思った

***

「そんな話はした事がないので・・・わからないですね」
「俺もだ、ってかトンマンやスンマンって妙に浮世離れしてるからな~~」
「そうですね、そんなイベントなど知らないか『あげる』という意識がないように思います」
「まあ、そんな所が計算高い女供と違うんだけどな」

「兄上は欲しいのですか?」
「お前はいらないのか?」
「質問してるのに聞かないでくださいよ」

あははっと笑いながらピダムが、悪い悪いと言いながらグラスを開けた

「兄上は何をもらいたいのですか?」
「そりょあーーー 決まってるだろ! チョコよりトンマンが欲しいさ」
「・・・・・・ストレートですね」
「お前だってそうだろ? 朝からスンマンの体に手を這わせてさ・・・・・・あのまま止まらないかと思ったぜ」
「・・・それでも良かったのですがね。。。 隙の無いあの方が寝起きであれほど可愛らしくなるとは思いませんでしたから」

「でもさ、あの時なんで怒ったんだよ」
「気がついてないのですか?  兄上は気に入った女に口笛吹いてるんですよ」
「さあ、そうだったか?」
「そうです!!! ・・・・・・そして必ずその女と寝るのが兄上の行動ですから」
「おまっ! いくらなんでも弟の恋人と寝ないぞ!!」

「・・・・・・・・・・・兄上なら ありえます」
どよーーーんとしたポジョンの眼が、痛く感じるほどにピダムを睨んでいる

「兄を鬼畜のように言うな」

ぶつぶつ・・・と、憤慨しながらグラスを開けたピダムのためポジョンが水割りを作り手渡す

「まあ、トンマン様に夢中なのは分かってますから一応は!!!信用しています」
「一応だけ、余計にデカク言ってないか」
「そうですか?」

「お前は? 答えろよ」

・・・・・・私か、私はどうなのだろう?
「チョコもいいですが、私もスンマン様がほしいですね」

兄弟二人の、恋人談議は盛り上がり酒も進み・・・・・・ポジョンが部屋に帰ったのは日付が替わってからだった

***

それから しばらく経った ある夜。。。

留守電にピダムの伝言が残り、部屋に行き合鍵で中に入るポジョンがいた


なんだ???   この光景は???

部屋の中でピンクの箱を握り締め、たまに胸に抱きしめて・・・・・・小躍りしているピダムがいて、ポジョンは眩暈がした

「あ・・・兄・・・上?」
「おっ! ポジョン来たか?  まあまあまあーーー座れ!!!」

上機嫌のピダムが水割りとつまみをポジョンの前に並べて食べろ、飲めーー・・・と騒いでいる

「チョコ!  もらえたんですね」
「ああ、もらえたぞ♪♪♪」
「よかったですね」
「お前は? もらえたか?」
「・・・・・・まだ日が早いですから」

「ふぅーーん・・・ん?・・・くんくん」
ピダムの鼻が何か甘い香りをポジョンから感じて近づけば。。。

「お前チョコ食べたのか?」
「ああ・・・さっき部屋でスンマン様からもらって食べました」
「それはバレンタインのチョコか?」
「いえ、違うでしょう あんな無造作にくれるのは、たまたま鞄に入っていたと言われてましたから」

ピダムの眼が、少し細められた
「・・・・・・案外、それがバレンタインのチョコだったりしてな・・・・・・」
「何か言いました?」

ピダムの呟きはポジョンには届かなかった


後日、ポジョンから報告を受けたピダムはスンマンの照れ隠しに笑っていた

「まあ、兄弟で無事にもらえたんだから よかったよな」

ポジョンの肩を組んだピダムが嬉しそうに会社の廊下を歩いていった

*****

こんな感じで部屋で仲良く飲む兄弟も、いいもんだなぁーーと(笑)

バレンタイン企画はこれで終わります

次は・・・・・・ホワイトデーですかね(笑)

さてさて、トンマンとピダム、スンマンとポジョン・・・・・・いつまでキスまでにしときましょうか?

チャンスといえば『ホワイトデ-』『誕生日』『気分がのった日』・・・さて、どれがいいでしょう

感想と、いつがいいかをお待ちしてます(笑)




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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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