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ミセン企画《たまにはワシにもイイ思いをさせてくれ(笑)》

やってきましたミセン企画!(誰も待ってないって・・・)
緋翠様とのやりとりで「たまにはミセンにもイイ思いをさせてあげたい」ということで思いついて書きます
短編予定です。。。

***

この若者と知り合ったのは、さて何年前だったかな?
確か、3年前の地域視察に出かけたときだったな・・・・・・

「へへへっ! こんな豪勢な設えの輿に乗ってるんだ、金持ちの貴族だよな」
「そうだ、やっちまえ~~~」

10人の盗賊に囲まれた輿には担ぎ手の他には数人の護衛しかいなくて手も足も出せずに・・・・・・逃げていった

「さあーー どんなお姫様がいるんだ」

シャッと開けられた輿の中には・・・・・・
「ひえええええーーー」

男が一人、怯えながら座っていた
「金はやるから殺さないでくれ」

哀願する男には興味がないのか金の袋を受け取り剣を向け、殺そうとしている・・・・・そのとき、玲瓏とした声が柄の悪い言葉で盗賊達にかけられた

「金とって、殺すのかよ。 新羅も最近じゃ盗賊の礼儀も無くなったんだな」

すらりとした長身の若者が何の気にも解さずに男の乗る輿に近づいた

「おっさん! こいつら追っ払ったら飯と風呂と酒!・・・約束するか?」
「するする、何でも言う事聞くから助けてくれーーー」
手を合わせ懇願する男に笑いながらもその若者は、あっという間に10人の盗賊達を倒した・・・気絶をさせただけで殺さずに。。。

その速さに、動きが只者ではないと感じた男は戻ってきた担ぎ手に近くの町に案内させ一番良い宿の、一番良い部屋を用意させ礼をした

その男、名はミセン。  天下に轟くミシルの弟。。。

それ以降の付き合いとなった若者、スンマンは半年に一度ミセンの新羅の屋敷に現れては思う存分ご馳走になっていた

「ふぅーーー  気持ちよかった」
ごしごしと髪を拭きながら部屋に入ってきたスンマンは用意されていた服に身を包み、ミセンは酒と山盛りの色々な肉料理と妓女を進めた

***

「酒も料理もありがたいが、女はいいよ」
ニヤリと笑うミセンがいつものように得々と女の良さを説いていると、スンマンは苦笑しつつ受け流していた

「それよりアンタの琴が聞きたいよ」
「ほほほっ ワシの琴は天下一品。 貴方にだけですよ、こんな簡単に弾いてあげるのは」
「ふん、狙う女にはほいほい弾いてやるだろうが! いいじゃんか、命の恩人なんだから私は」
「はいはい、では準備してきましょうねーー」

侍女に指示を出し用意をさせたミセン
その侍女が、首をひねりながら此方に来るからミセンは何かあったかと聞いたのだった

その侍女はスンマン付きの若い侍女で、スンマンがいつでも手を付けていいようにも言い含めていたほどだった

「旦那様、これって・・・・・・」
侍女が差し出した物、それは女性が月に一度のアレのときに使う布を重ねた物だった

チラリと見たミセンが、ふん!っと鼻を鳴らして侍女を見て扇で指した
「お前の物だろう? そんなもの早くしまいなさい、はしたない・・・まったくもう」

「でも旦那様、これスンマン様の着ていた服から出てきたんです」
「はいーーー? 何を言う、男がこんな物もってるわけないだろう・・・男が・・・おとこ?」

ミセンも首を捻りながらスンマンに琴を弾けば、思いのままが音色に出たのか・・・・・・スンマンが くつくつと笑った

「おっちゃん、何が天下一品だよ。 腕が落ちたな」
「何を言うか! これは・・・色々と思うところがあってだな・・・」
「つまり、迷いが出たんだろ?」
「まあ・・・そう・・・だな」
「では今度は私が弾くか」

スンマンがミセンから琴を取り上げ弾き始めた

・・・・・・見事な弾きようだ。。。  この腕なら誰かに習うか教養を受けられる貴族の家の者だな・・・

「なあ、スンマン殿」
「なんだ?」
「貴方は、女なのか?」
「今頃分かったか?」

「 えええええええ~~~~~ 」

***

ミセンの叫び声が響いた夜。。。

もう一度、湯に入ったスンマンをミセンが窓から覗けば・・・・・・湯に漂う白い体が見えた
長襦袢のまま入るのが常だが、濡れて透ける布からは、張りのある豊かな胸と、くびれた腰にヘソ、その下の黒い茂みさえ透けていた

「なんと、なんという・・・・・・胸は豊かで、腰はくびれて・・・じゅるっ♪ なんと まあ、美味そうな・・・色っぽい・・・じゅるるっ♪」
「聞こえてるぞ、おっさん」
「ひえっ!」
「ふふっ・・・どうした、隠れてないでこっちに来て一緒に入ればいいだろう?」
「いい・・・のか?」
「アンタの家だしな」
「それでは遠慮なく・・・・・ぐふふふふ」

「変な考えは止めとけよ?  アンタは私には敵わないからな」

釘を刺されながらも入ってきたミセンは・・・・・・近くで見るスンマンの体に、のぼせそうなほど興奮してしまい・・・・・・湯の中で倒れてしまった

「ふふっ・・・憎めない おっさんだな」

侍女を呼び、誰かを呼ばせればミセンの甥がちょうど来ていたので連れてきたと案内してきた

「叔父上!!!」
慌てて鎧のままザブザブ入りミセンを抱えて出て行くポジョンをスンマンが濡れた長襦袢のまま見送った

***

「ふぅーー ふぅーー ・・・」
真っ赤な顔でうめくミセンに呆れるポジョンと、面白がるスンマンが寝台の横で酒を飲んでいた

「貴女がいつぞや叔父の命を救ってくれた方か」
「ああ それからもてなされるのを良い事に図々しく出入りしている」
「いや、それだけの事はしましたよ」
「はっはっはっ! まあ、女とバレたからな・・・・・・ミセンも気まずいだろうから、もう世話にはならないさ」

「どうして二人で湯に浸かっていたのですか?」
「ふふ・・・たぶん私が女だと確かめたかっただろう・・・・・それと」
「?」
「このオッサンの女好きの虫が疼いたんだろうが、山猿の私を見てのぼせるとは思わなかったぞ」
からからと笑うスンマンに、少し頬を染めながらもポジョンがじっと見ている

「綺麗だった・・・・・・」
「え?」
「湯に赤く染まって・・・・・・とても 綺麗でした //////」
「え? ・・・そ・・・そうか //////」

えへん! と咳をわざとらしくしてミセンが寝台から起きだした
「何か二人の雰囲気が・・・・・妙ですなぁーーー」

つかつかと卓に交じり腰掛けたミセンが、じろりと甥を睨みスンマンの手をとり撫で擦る
「ミセン、どうした?」
「スンマン殿、私の恋人になりませんか?」
「・・・・・・・その真意は?」

「湯殿での貴女は女神のように美しかった。 男なら手に入れたいと思います」
「ふふ・・・・・・」
「いかがですか? 貴女も私を気に入ってるからこそ屋敷に来るのでしょう?」
「ん・・・まぁ、私も男を知りたいとは思っていたがな・・・」
「ならば! 私は適任です! 優しく優しく悦楽の世界に導いてあげますよ! うへへへっ」

ちょっと考えたスンマンは、にっこりと艶然と・・・・・・ミセンが見たことの無い微笑を浮かべた
「だがなミセン、私は他の女と一緒に扱われるのは嫌なのだよ。  この世で私一人を得られるために命も投げ出すような・・・・・・私を抱くために親をも殺せるくらい求めないとな・・・」

くつくつと笑いながら部屋を出て行ったスンマンを、男二人はしばし呆然と見送った

「・・・なんと苛烈な・・・なんという・・・」
「美しい・・・」
「ポジョン? おい! ポジョン? どうした?」
「あの方を、命一つで手に入れられるならば・・・・・・ならば私は・・・」
「やめとけポジョン あの女はお前には手に余るぞ! 魅入られてボロボロにされるだけだ」
「望むところです」

くつくつというスンマンの笑い声が聞こえ続けるようにミセンは思い、頭が痛くなった
「一目で魅入られたか、ポジョン・・・・・・姉上にどう言えばよいのだ」

はぁーー と深い溜息とともに甥を困ったように見詰めるミセンだった。。。

「わしはいつになったら いい思いが出来るのでしょうね~~~」

***

おっかしーなー ミセンにイイ思いをさせてあげる企画のはずが、なぜかポジョンが出てきてしまいます(笑)

ミセン、ごめんね・・・  私は好きだしスンマンとさせてあげたいんだけどね・・・・・・

どうしても出てきちゃうのよ、貴方の甥が。

もう一つの方は、たんと焦がれたスンマンの声を聞かせてあげるね

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Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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