短編シーン企画:【お化け屋敷】

なんか、のっちゃいました!!!
続けていきます、短編お遊び企画:【お化け屋敷】編

本当に物語じゃなく、このシーンが書きたくてあげてます(笑)
設定はWデートです! まあ、スンマンは警護もかねてますがポジョンはそれでも嬉しいようです (*^m^*)

*****

「お化け屋敷とは、何というものだ? ポジョン」
「はい、暗闇を歩いてまわって・・・出てくるお化け、この場合は人や機械で驚かしてもらう、というものです」

「それにわざわざ金を出して入るのか?」
「はい、簡単で安全なスリルですね」
「ふ・・・む、そうか」

「どうされましたか?」
「姉上がピダムと明日その、お化け屋敷という物に行かれるそうだ。  警護をどうしようかと思ってな」

「あの!!!」
ポジョンはつとめて平静を装い・・・こう、言い出した

「他のお客さんもいるでしょうから、姉上さまのお傍で警護されたらいかがですか?」

スンマンもそう考えていたようだった。

「そうだな、私もそれがベストだと思う・・・だがな」
小首を傾げてポジョンを見るスンマンは、眉毛を寄せてまだ考えてるようだ・・・

「そこは、一人で入っても怪しくないのか?」

*****

「なんだ、ポジョンもきたのか」
「ああ! なんか昨日スンマンから聞いてついて来たがったんだと」
「じゃ、皆で行こう!!! 楽しいぞぉーーー」
「せっかくトンマンと二人になれると・・・・・ぶつぶつ」

ピダムがブツブツ言いながらも、トンマンの肩を抱いて入っていった

「くすっ・・・安心しろピダム。 邪魔しないように予め調べておいたから、何かあればコレを押せ」
掌に隠れるような無線と電燈を兼ねた物を渡してスンマンはニヤリと笑う。

「姉上に迫っても邪魔はしないから」
「スンマン感謝!!!」
「むぐっ!!!」
突然抱きついたピダムに油断していたスンマンの首がピダムの逞しい腕で絞まり・・・・・・ポジョンが黙って兄の手首を捻りあげた

「お早く、行って、ください、 兄上!!!」
「こえーーーーー」

***

【トンマン&ピダム】
 
「お! 暗いなぁーーー」
「そりゃ お化け屋敷だもの。 暗いさーー♪♪♪」
「楽しそうだなピダム」
「うん、トンマンと一緒だから」

「////// そ、そうか・・・・・・」
「さ、手を繋ごう♪ 転ぶと危ないだろ」
「あ・・・ああ //////」

『いちまぁーーい、にまぁーーい、さんまぁーーい・・・・一枚足りないーーー』

「ん? 皿が足りないとな。 こう暗いと探せないだろうに・・・・・・よし、私も探してやろう!」
「トンマン!」
「お前、どこで皿を無くした? 一緒に探してやるから泣くな」

『お前が割ったのかぁーーー  恨んでやるーーーーー』(うう・・・やりにくいお客さんだわ)

「私は割ってないぞ。 どんな皿か言ってみろ、似たようなの買ってやるから」
「おい、トンマン」
「ピダム、気の毒じゃないか。 こんな青い顔して、たかが皿一枚で・・・」
「・・・・・・・・・トンマンって、優しいんだな。 ますます好きになったよ //////」
「ピダム //////」

「心配いらないから行こう」

『・・・・・・・・・』(どうぞ、どうぞと、手で進路に行くよう示す幽霊)

「そうか? お前息災でな」

二人が角を曲がると顔に何かが触れた

「きゃっ」
「トンマン!」
ピダムが緊張した声を出し、がばっと抱き寄せ自分の身体の陰にかくし守ろうとする。

「だ、大丈夫だ。 何かが顔に当たっただけだ」
「なんだ?」

ピダムが見ればそれは、糸で天井から吊るされた≪こんにゃく≫だった。

「ほぉーー こんな物でも暗闇で見えないと意外にびっくりするものなんだな」
トンマンは感心していた。

どこにでもあるような物で客を楽しませる工夫に、何か感銘を受けていた。

「ちっとも色っぽい雰囲気にはならないが、トンマンらしくていいや♪♪」
「すまん、ずれてるか?」
「いいや、ちっとも! でも、せっかくだから♪」

お化けもいない暗闇の片隅で、夜目の利くピダムがトンマンとしばし口付けを楽しんでいた。

「・・・・・んんっ・・・ //////」
トンマンも暗闇の中、少し大胆に・・・・・・ピダムの背に腕を回してしっかりと抱きしめた。

『・・・・・・・・』(どうする? 邪魔できないよなーー)
『。。。』(いいじゃん、他に客いないし もうしばらくだけそっとしとこう)

お化け達が邪魔をしないように遠巻きに見守っている事を二人が知るのは、後でのことだった。

******

【スンマン&ポジョン】

「ポジョン、コレをつけとけ」
「何でしょうか? スンマン様」
「暗視スコープ・・・これなら暗闇も問題は無い」
「えっ・・・」
《やはり、こうこられたか・・・昨日、何かお造りになっていたのは知っているが・・・》

気を取り直してポジョンは【お化け屋敷】とはスリルを楽しむ物で、見えていたらつまらない事を力説した

「そ・・・そういうものか・・・」
「はい、スンマン様」
「では、何か異変があれば付けることにしよう」
「はい! では参りましょう」

二人も入って行くと、傘のお化けが出迎えて「きーーー」と声を出した

「ふ・・・む、単純な機械なのだな。 もう少し間接や動きを滑らかにするための・・・・・ぶつぶつ」
「スンマン様、先に進みましょう」

はっと顔を上げたスンマンは暗闇の中、頬を染めているがポジョンにはもちろん分からない
「すまぬ、こういう物に私は夢中になってしまうのだ」
「お好きなのですね」
「ああ・・・新しい物を造ることや工夫してより良い物を造るのが堪らなく好きなんだ」
「さあ、トンマン様や兄上に追いつくように先に進みましょう」

暗闇に、すっとポジョンがスンマンの手を繋ぎ進んでいく

その温かな大きな掌にスンマンは気持ちが落ち着いていく不思議さを思った


《がおおおおおおおおーーーーーー》
「いけません、スンマン様」


突然、咆哮が真横で聞こえた。
その瞬間、スンマンが低い体勢を構え、狼男の真下から手刀を繰り出して・・・・・・・・・・・・ポジョンの声で寸前で止めた

そのまま突き上げれば狼男は喉を直撃され、無言で吹っ飛んで行っただろう

「これはお化けの扮装をした人間です。  脅かすのが彼の仕事なのです」
「・・・そう・・・なのか」
「はい、さあ・・・こちらへ」
手を繋がれ促されたスンマンが先に進むポジョンの後をついて歩きながら・・・・・・真っ赤になっていた

大人しいスンマンにポジョンは先程もらった暗視スコープをつけ振り返って・・・・・・・・
「あ・・・スンマン様」
「どうした? ポジョン」
「可愛い・・・可愛すぎます、スンマン様」
「え?・・・あっ、どこに行く? ポジョン!」

暗視スコープで昼間のように見えるポジョンが誰もいない、通路の片隅にスンマンを連れ込んで口付ける
「・・・・・んんっ・・・はぁー・・・・・・ん!  ・・・ポジョン・・・」
何度も何度も角度を変え、進入するポジョンの舌に翻弄されながらスンマンは・・・・・・・

《・・・お化け屋敷とは、暗闇でキスできるところなのか。。。》

変な理解をしてしまった。


******

無事に出口で顔を合わせた二組の恋人達は、帰りの車の中で話しに花が咲いていた

「スンマンは、お化け屋敷どうだった?」
「楽しかったです、姉上」

「皿を無くして嘆いていた女に会ったか」
「いえ会いませんでした。 姉上は傘の機械のお化けは見られましたか?」
「いいや、見ないな。  中で道が別れていたのかも知れぬな」
「そうですね」

機械をもっと改良したらいいとスンマンが言えば、トンマンもこんにゃくで客を楽しませる工夫が素晴らしいと話している

「ですが、一番良かったのは・・・・・」
「なんだ、スンマン」

「暗闇だから他の者に見られずに口付けができることですね♪」
「そうだな・・・・・・って、スンマンもか?????」
「おや、姉上もですか・・・・・」

くすくすと笑いあう二人が隣に座るそれぞれの相手を見やった。

「やはり、兄弟だからか。 行動や思考が似てくるのか?」
「そういう場所なのではないでしょうか?」

「「どうなのだ、答えてみろ」」

ピダムとポジョンが顔を見合わせ・・・・・・

「そうだよ、恋人限定での楽しみ方なんだよ、トンマン」
「すみません スンマン様。 あまりに可愛くてつい・・・・」
「あーーーーーポジョンの馬鹿野郎! 何言ってんだよ」
「しかし兄上、間違った覚え方をされてもし他の方に笑われでもしたら・・・私はスンマン様が笑われるなど我慢できません」
「良い子ぶるなよ! 他に言わなきゃいいだけだろ」
「ですが・・・」

二人の言い合いはもちろん、隣にいる二人にも筒抜けである

ポキポキと指を鳴らすトンマンに、苦笑しつつ手首をほぐしているスンマン


黒塗りの立派なリムジンの中からピダムの叫び声とポジョンの短い呻き声が聞こえた


*******

さて、この兄弟やっぱり行動は似てますよね(笑)

このシーンはもっと膨らませそうですね、次には別のバージョンで書いてみたいです










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私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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