⑦:冬企画【現代に続く新羅…スキー編】

プール♪ プール♪
季節は冬だから温水プールに温泉のジャグジー♪

管理人のお初!トンマン視点の戸惑いをどうぞ♪

※※※

ピダムの体が意外に逞しいと今朝、知った……もちろん、見たのは一瞬だがな!!!

すらりとした長身は、私よりも高いスンマンとほぼ同じくらいか……

精悍な浅黒い顔は……正直、綺麗だと思う

でも私が一番惹き付けられたのは……ピダムの眼だ


私以外の者には時として冷酷な眼で睨むピダムが、何故か気になる


私に何か言うとき……キス //////……しようとするときは特にだが、星を散りばめたような光が飛んだ瞳には……息が止まりそうになる


午前中は二人でスキーを楽しんだことで今朝の出来事を……私はスッキリと忘れていた

というか《プールに入る》事が人生でほとんど無かった私は……忘れていた


当然、ピダムも水着だという事を……


忘れていたんだ……コロッと。

※※

「おイッチ二、サンシ……ゴーロク、シチハチっと」

柔軟体操をし、タンシムが用意した大人用浮き輪を装着した私はピダムと手を繋いでプールに入った

プールに入る直前にTシャツを脱いだピダムがポジョンに投げつける

「さ、トンマン入ろ」
「あ?…ああ…」

浅黒い肌に服を着ていると隠れていた筋肉で見事な体躯が……目の前で……


「はっ、早く入るぞ!」

目線を水に移し、ざぶんっっと飛び込んで……

「ブクブク……」
「わわっっ! トンマン!!!」

浮き輪を掴むのを忘れていた私は水に沈んで……慌ててピダムが飛び込んで助けてくれた

「ぷはぁっ!…はぁ…はあっげほっ…はぁ…」
「トンマン大丈夫か?」

「姉上!!!」

スンマンも飛び込んで来たのか……悪いな……すまないスンマン

「大事ないならよいのですが…………ピダム!!! 2度目があれば姉上と金輪際、二人にはしないからな………どんな手を使っても邪魔してやるぞ」

切れ長の綺麗なスンマンの眼が、これ以上は無いほど広げられピダムを睨み付ける

……これはヤバい、スンマンは有言実行が常の、男より男らしい女だからな


ポジョン、こっち来い! スンマンを宥めろ!

……はぁ? …無理だと? ……ん? 何で頬を染めてる……怒ってるスンマンも凄く綺麗だと?


馬鹿者!!! うっとりしてるなぁ~~~~~

何とかしろポジョン!!!


「スンマン様は怒っても綺麗です」

はぁ~~~ ポジョンそんな事言ってもスンマンが大人しくなるわけない……ん?

「///// 馬鹿ポジョン……」

初めて見たぞ……頬を染めてモジモジしてるスンマンを……衝撃で頭が真っ白になりそうだ……

「危ないっっ…だろ」
うっかり、また浮き輪に捕まるのを忘れて沈みかけた私をピダムが掬い上げた

「ほぉ~~~……スンマンが見てなくて良かった」
「そんな事はないぞ……私の事だとスンマンは気を張り巡らせているからな」
「へっ?……げっ」

にこやかに振り向いたスンマンの眼が冷酷にピダムを見ていた

「スンマン……試しに聞くが、邪魔するって……どんな風に?」

ピダムが聞くと待っていたように微笑んだスンマン……目は笑ってないがな


「簡単だよ……衛星監視システムでピダムの行動を監視する……まぁ、私が造り上げた特別なプログラミングだから……楽しいと思うぞ」

「スンマン様、どう楽しいのですか?」

……意外にポジョンも火に油を注ぐ奴だな。

あーあ、スンマンの意欲に火がついたな

「姉上との待ち合わせ場所に行くまでの信号が赤のまま……とか道が工事中とか、携帯は電波が届かない、手紙は破棄され、車のナビも使えない……簡単にはこれくらいかな?」

「歩いても行ってやら~~~」
「アラスカまで歩けるか?」
「なっ……アラスカ?」
「スイスもいいしな~~ ……自家用ジェットで世界中回るよ……そうなるとピダムのパスポートも使えないように細工してあげよぉ~~~ 私はハッキングも得意だしな」

「可愛い声だしても話す内容はエグいな、スンマン……」

「お見事です、スンマン様」

……ポジョン、拍手してるがお前の兄の事だぞ?


もうよせピダム……怒ったスンマンは誰も逆らえんのだ

「そうなの?」

ああ、元々強い感情は余り無いんだが……一旦、火がついたら徹底的に潰して消し去るまで収まらんのだよ

「スンマン悪かった……絶対トンマンから目を離さないから!」

ピダムの必死さに頷いてスンマンがポジョンと泳ぎに行った

「……はぁ~」
「はあーーー……疲れた」

二人でため息ついて顔を見合わせば、クスッと笑いあう

浮き輪にしっかり掴まってピダムが引いて泳ぐままに……広いプールで水と戯れる

「今日は水に慣れるくらいでいいさ」
「うん」

浮き輪を掴むピダムの骨張った男の手を……じっと見てたら触りたくなった


腕も肩も、しなやかな筋肉で……美しいと見惚れていて、そんな自分が信じられない

私は一体どうしたのだ

ピダムを見るとドキドキとする動悸、低く艶やかな声を聞いて顔が熱くなる……

星を散りばめたような光が飛んだ瞳に……その瞳がうっとりと近づく時は、息をするのも忘れてしまう……


私は一体どうしたのだろう……チョンミョン姉上に聞けば答えてくれると思ったのに……

笑ったまま「自分でみつけなさい」と言われてしまう

「原因がわかるまでピダムとずっと、傍にいなさい」
楽しそうな姉上が意地悪に見えた

「この旅行で分かるわよ、きっとね」
ウィンクする姉上に……ぶちぶち文句を言っていたら

「トンマン……自分の中に答えがあるのよ」
キラリと光る眼光に……それ以上は恐ろしくて聞けない

我が一族で最強は何を隠そうチョンミョン姉上なのだ!!!

「泳ぎたくなったら言ってくれ、上がるから」
「俺一人なんて嫌だ!!!」

逞しい両腕で腰を抱きしめられて……ピダムの腕を感じて顔が、カァ~~~っと赤くなるのが自分でも分かって……

浮き輪に顔を突っ伏してしまった

※※

「姉上、大丈夫ですか?」
「ん? ああ……」

まだ顔が熱い……

プールサイドに並ぶ寝椅子に寝転んでバスタオルを頭から被った

「……恥ずかしい事では無いんですよ」

隣のスンマンが意味ありげに私を見てる

「ピダムが遅い……ポジョン手伝ってこい」
「はい、スンマン様」

ポジョンを見送りスンマンが寝椅子に胡座をかいて起き上がる…………ちなみにビキニのままだ

「姉上はピダムがお好きなんでしょう?」

「……好き……だと思う」
よく分からんのだ

「ふふ……ピダムを見て鼓動や呼吸が早くなりますか?」
「……ああ」

「ピダムが近づくと顔が熱くなりますか?」
「ああ」

「最後に……もし、ピダムに他の女が近づいたら、姉上はどうされますか」
「えっ?……なにを……」

スンマンがバスタオルを外すと指でカウンターを示した


プールサイドの片隅にあるカウンターで飲み物を売っているんだが……ピダムの浅黒い腕に白い女の腕が絡んでる


………女の…腕が…絡んで……胸を擦り付けて…………ピダムも……嬉しそう?


「荒療治ですが、姉上はアレを見てどう思いますか?」
「……どう…って……」
「心の声を……聞いてください」



ピダムはカウンターで飲み物を注文して、従業員が作る様子をチェックしていた

カウンター担当の女性は普段と違うラフなピダムに気がついてないのか、普通に接客していた

トンマンの方を指差して運ぶよう指示して戻ろうと歩きかけたら…………急に腕が重くなった


「きゃっ! すみません、滑っちゃってぇ~~~」
山下圭織の下手な演技などピダムには煩わしい……

すっ…と腕を抜いて無言のまま、離れようとすれば尚も擦り寄ってくる圭織

「あの~~~~ 私の事~~見覚えないですか~~~?」
「ない!!!」
「私、秘書課の山下圭織です」

腕をもぎ離したピダムが大きな舌打ちをして圭織を見た

「それが何だ! 今はプライベートだ。 俺に構うな!」
「兄上……と、山下君」

ポジョンが来たからか、ピダムはさっさか歩いてトンマンの傍に行った

※※

怒った顔のピダムがずんずん歩いて近づいて…………私を見たピダムが……

にっこりと笑った

男の顔から、まるで少年みたいな笑顔になって……


ドサッ
ふぁさっ……
ギュッ……ぎゅむぅ~~~~~~


ピダム? どうした?

私の背後に寝椅子に座って【ドサッ】
私のバスタオルを外して横に置いて【ふぁさっ】

私の肩を両腕で抱きしめ【ギュッ】

そのまま肩に顔を埋めたピダムが私を抱きしめ続けて【ぎゅむ~~~~~】

「トンマンがいい……ほっとする」

頬に当たるピダムの髪を感じて、何だか嬉しくて……

「私がいいか?」
「ああ、俺はトンマンしか見えない」
「……ぷっ……」

小さく吹き出した私を見ようとピダムが体をくっつけてくる

後ろから覗き込むピダムがまた可笑しくて……クスクスと笑い出す

「なに? どうしたの?」

お前が好きだ

小さく呟いて……顔の横にあるピダムの頬にキス!

「/////トンマン ……何て言った?」

私の前に座り直したピダムの顔も耳も首も真っ赤になってるのが可笑しいよ


ふてぶてしさが売りなのに、真っ赤だぞ!!!

「トンマンだって真っ赤だ」

あ! 本当だ

「もう1回言って!!!」

……あとでな……

「言ってくれよ」

あとでと言ってるだろう!!!

「……聞きたいのになぁー」

しつこいぞ!!!

「じゃ代わりにキスしよう~頬じゃなくてココに」
唇を示すピダムを張り倒して立ち上がる

部屋に帰る!!!


その時ポジョンとスンマンがジュースを持ってきて……

スンマンのは何だ?……ぴんく色だな

「シャンパンのロゼです」
「スンマン様はワインよりシャンパンがお好きだと聞きまして用意しておきました」

……ポジョンはもう、スンマンまっしぐらだな

「俺はトンマンまっしぐらだよ」

……私もロゼがほしい……

「待ってろ、取ってくるから」
「兄上、私が預けてあるんですから私も行かないと出ませんよ」
「なら来い」

ピダムとポジョンがカウンターに行くと待ち構えたように男が3人寄ってきた

「ねぇ~彼女達、俺等と遊ぼうよ」

慣れ慣れしく話しかける茶髪の男達

「連れがいるから構うな」
すっ……と男達の前に立ち上がるスンマンは私を背後に隠す

「綺麗だよね~モデルみたいにスタイルいいし」
「モデルは私より細いぞ、最低限の筋肉しかついてない……私はこうだがな」

男の一人の前で腕を曲げれば上腕に筋肉の山が盛り上がるスンマン

「私達はちゃんとした男性の連れがいる……構わずに自分達だけで遊びなさい」

「鍛えてんだね彼女~~~」
「俺っっ!もろタイプ! あんな叔父さん放っといて若い俺等と遊ぼうよ」
「決まり! 行こうぜ」

スンマンの肩や腰を、男二人が両側から腕を回して連れていこうと…………


私にも一人が近づいてきて……

「ぐぶっ」
男が急に崩れ倒れた

スンマンが私に近づいた男の腹に一発入れて……残り二人にもすでに首に手刀を決めていた

同時に床に寝た男達をスンマンが片手を上げ、パチンと鳴らせばSP達がわらわらと現れ連れていった

「どうした?」
「どうされました?」

ピダムに渡されたロゼが美味しくて、微笑むとピダムも笑う

「泳ごうポジョン」
「はい、スンマン様」
二人が泳ぎに行って、私もプールに行きたくなった

浮き輪を装着してっと…………あ!こら、ピダム

浮き輪をどこにやる

「俺が捕まえてるから……大丈夫だよ」
……わかった

ピダムに掴まりプールの中に……ふわふわと浮きながら抱きしめられて……

首にしがみついて耳元で言ってやったのだ

お前が好きだ

ピダムの端整な顔が、崩壊してしまった

泣き笑いの顔のまま、今度はピダムがしがみついてきて……私は頭を撫で続けていた。

※※※

まだ続きます
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すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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