スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
     

番外編《麗☆花萌ゆる皇子たち》

こちらは番外編となります。 本編で書き漏れたネタをこちらで、お話にしました。






( ①話の後らへんなお話です)


自慢じゃないが、俺は、女人には詳しくない! だから、この娘が言っている意味が、分からん!!!

「もう一度、言え! 俺に何をして欲しいんだ?」
「第4皇子様に、私の恋人になって欲しいんです!」

「・・・・なんだと? 恋人だと?」
「正確には、恋人のフリなんですけど」

詳しく話をさせれば、なんでも最近、町で男に迫られていて迷惑しているヘスが、恋人がいるから諦めるよう言ったのだが・・・


「諦めないどころか、連れてこいと言われたのか」
「はい・・・」

「ふん! くだらないな、そんな事に俺を巻き込むな」
「でも、相手は豪族のドラ息子で、このままだと妾にされそうなんです!」

「妾?」
「はい、町で私が現れるのを待ち構えてて、必死に逃げてるんです! ミョン姉様の薬を取りに行きたいのに! 今度見つかると無理矢理連れてかれそうなんです」

それは深刻だな。 しかし第8皇子の妻の従姉妹だぞ? おいそれと手出しは出来ないはずでは?

「それが、既成事実を作ってしまえばいいって・・・・・もう、どうしたらいいのか」
「・・・ふざけた野郎だな」

手助けしてやっても、いい。 だが、なぜ俺なんだ?


「・・・誰かに恋人をして欲しいって思ったとき、第4皇子様の顔しか浮かばなかったんです!」
俺の顔しか、浮かばなかったのか・・・・・ふ、ふん! 助けてやっても、いいかな。



と言うわけで、俺はいまヘスと一緒に町に来ていた。
ミョンさんに必要な薬や何やらを、ヘスが店主と話しながら選んでいる。

そのとき例のドラ息子が、現れた。


「ヘス! 約束だ、俺の屋敷に来い! たんと可愛がってやるから! そんな薬なんか、ほれ、置いとけ!」
「やめて下さい、私は行きませんって何度も言ってるでしょ! 約束なんてしてないのに、勝手なこと言わないで下さい!」

「手こずらせやがって、おい!」
男の声にヘスを取り囲むのは、5人か。。。

「やめて!」
汚い男達の手が、ヘスを捕らえようと伸ばされたが、俺がヘスを引っ張り背中に隠した。

「なんだ、お前は〜〜!」

「おい、第4皇子じゃないか?」
「本当だ、殺されるぞ!」
ヘスを狙う男は俺を知らないみたいだが、後ろの男達は知ってるみたいだな。

「俺の女に、何用だ?」
そう言えば、男達は口々に「第4皇子の女だと! 関わったら殺されるぞ!」と騒ぎ始め、やがて逃げていった。


「お前達、待て!置いていくな〜〜!」
慌てて追いかけていったが、アイツはきっと地方の豪族のドラ息子だな。 ここで俺を知らない事が、証拠だ。


「ふん! 愚か者が・・・」
「ありがとうございます! さすが悪名高き第4皇子様、姿を見せただけで逃げてきましたね!」

「・・・・・・それは褒めてないだろ!失礼なやつだな!」
「褒めてますよ! さすが第4皇子様、一睨みで蜘蛛の子散らすように逃げて行きましたから!」

「だから、褒めてないだろ、それは!」
「心から感謝してるのになぁ〜〜」

「今度は、助けてやらないぞ!」
「誤解です! 本当に心から感謝してるんですって!」


お前と話していると、俺には顔に傷なんか無いように思えるな。 あまりにお前が普通だから。


「・・・困った事があれば、俺に言え。いいな」
「ありがとうございます!」


それからは私が町に出るとき、さりげなくついてきてくれる第4皇子様でした。

・・・・・チェリョンが怖がって泣いてたけど(笑)





( ③話の後らへんです )


ヘスの買い物に付き合い、町を歩いているとき・・・ ふと、目に入った物があった。

「ソ皇子様?」
「先に行け、すぐに追いつく」

ヘスを先に行かせ、気になった店に戻った俺は、ソレを手に取った。

「旦那、お目が高い! 滅多にでない品です〜〜!」
「・・・・・・貰おう」

ソレを見たとき、ヘスのようだと思った。
代価を払い、ソレを懐にいれヘスを追った。


「ソ皇子様、何かお買いになったんですか?」
「別に・・・」

「あ! もしかして お腹が空きました?」
「お前、俺がいつでも腹を空かせてると思ってるのか?」

「・・・すみません」
もじもじと懐に手をやっているヘス、きっと何か食い物を持ってきたんだろう。

「何か、持ってるのか?」
「はい! 良かったら、どこかで食べようとお菓子を持ってきたんです」

「・・・少し行った先に休めそうな処があった。行くぞ」
「はい!」

俺はヘスを案内し、石の上に座った。 ヘスは隣に座り、懐からガサゴソと袋を出した。

ヘスが袋の中から取り出したのは・・・ 丸く、茶色い、何だ?

「はい、どうぞ」
受け取ったはいいが、手触りは、堅い・・・・・食べられるのか?

「これは煎餅っていって、堅いですが美味しいですよ!」
「せ・・べえ?」

「煎餅です。 餅米と米とで作りました。 《 バリン!》」
思いきり齧ったヘスが、美味しそうに食べている。

「パリ・・・うまい」
「日持ちもするし、お茶と食べたらあいますよ!」

初めて食べる煎餅は、珍しくもあり、美味しかった。

もらった一枚を食べ終わった俺は、先ほど買った品を、ヘスに贈ろうと懐に手をやった。

「ヘス・・・」
「なんですか? ソ皇子様」

「これを、やる」
俺はヘスの手を掴んで懐のソレを、乗せた。

「・・・・・キレイ」

俺が贈ったソレ・・・簪を見たヘスが、キラキラと目を輝かせた。

「・・・い、今までの、礼だ」

「白い宝玉で薔薇かな? 作ってあるし、紅い実や、青い葉っぱも宝玉・・・・・すごく高いんじゃないですか? 私が貰ってもいいんですか?」
「要らなければ、捨てろ」

驚くヘスだが、俺はお前に贈りたかったんだ! 気に入らないなら、捨てろ!

「要ります、要ります、一目見て、気に入りました!」

俺がヘスの手から簪を取り、捨てる真似をすれば、慌てて俺の手にヘスが飛びついた。

「私にくださったんでしょう? 意地悪しないで下さい・・・」
「気に入ったか?」

「はい!」
「・・・それならば、やろう」

再びヘスの手に簪を乗せた俺は、どんな顔するかとヘスを見た。


・・・・・・よ、喜んでるな、うん、良かった。



手のひらに乗っているのは、簪・・・・・ドラマでヒロインが貰ってたのと、同じの。
可愛くて、私も欲しいとか思ってたけど、本物が今ここにあるなんて、感激〜〜!

そうだ! せっかくだから皇子様につけてもらおう!

「皇子様、髪に挿して下さい」
「俺が、か?」

そっか、ソ皇子様ってこういう事になれてないんだっけ・・・・・でも鏡がないから自分じゃ上手くつけれないし。



・・・・・女人は、何をすれば喜ぶのかなど、俺にはさっぱり見当もつかん!

だからペガに聞いたんだが、あいつ「普通の女なら、簪などの装飾品をあげれば喜びますが、ヘスは・・・正直、分かりません」とか言っていた。

ただ、ペガが言っていた・・・・・気になる女人に頼まれたら、断らないことと。

俺はぎこちなくヘスの髪に、挿してやった。


そのとき、近づいた俺をじっと見上げるヘスの目が、変わった。

キラキラと無邪気に喜んでいた目が、俺が近づくにつれ潤み、頬が赤く染まる。


・・・・・・俺の胸も、どくどくと鼓動を早める。


「ヘス・・・」

俺は、ヘスを抱きよせ・・・ゆっくりと顔を近づける。 ヘスは、じっと俺を見つめ、そっと、目を閉じた。


・・・・・・柔らかなヘスの唇を感じながら、その身を抱きしめていると、感じたことのない想いが駆け巡る。

俺を受け入れるヘスに、男としての自信や満たされる心、今まで味わったことのない想いが、次々とわいてくる。


・・・・・・ヘス、お前は俺の物だ。 誰にもやらぬ。 覚悟するがいい・・・・・






ネタは浮かんでたんですが、書くのを忘れてて(笑)

楽しんでいただければ、幸いです♡
関連記事

コメント

Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧


Cat Home

暁の唄

ちび眼鏡日記

ひとりごと

月が浮かぶ夜

まきまきまき

うみにふわりふわり

snowdrop

みやびのブログ

よみよみ

SweetBlackな世界

日々のこと

きみと手をつないで

shibushibuuu

ゆめの世界

井の中の蛙

月の舟 星の林

古いおもちゃ箱

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。