①《真白き、君 》by 有栖川有栖

窪田さんの新しいドラマ、始まる前からワクワク・ドキドキで待ってた私です。

始まれば・・・・・・映像も美しく、斎藤工さんとのバディぶりも楽しく、そして何か謎めいて気になります。

そんな妄想話、お付き合いくださると嬉しいです。

ドラマ沿いではないです、ストーリーはオリジナルです。


オリジナルキャラとして執事を出しています。
☆幸村 一郎・・・・・里見浩太朗さん(リーガルハイの服部さん)をイメージして下さると解りやすいです。

ヒロインにはお好きな方を脳内変換していただけば。。。







夜の電話は何かを予感させる。。。

その夜の電話も、そうだった。


大家の時絵が電話に出たとき、そこには火村と有栖もいたのだった。

電話の相手は予想通り警察からで、鍋島からの捜査依頼に火村と有栖はタクシーで現場へと向かった。



「デッカい家やなぁ〜〜」
「行くぞ」

さっさとタクシーを降りて家の中へと入っていく火村の後を追いながら、有栖は思った。

「どんだけ金持ちなら、こんな豪邸に住めるんやろなぁ〜〜」
そう、この家・・・・・いや、豪邸と呼ぶに相応しい屋敷は、ある財閥の夫婦の家なのだった。

「被害者はこの家の主、真行寺 慎太郎氏とその夫人、蒔絵さんの2人です。何者かが強盗目的に押し入り夫妻を刺したんですわ。 警察には夫人からの110番が入り、駆けつけた警察官が発見したんです」
「2人は?」

「それが慎太郎氏は警官が駆けつけたときには死亡してました。 夫人が携帯を握りしめて意識を失ってるのを、救急車で搬送しましたが、今も意識不明の重体です・・・・・・今夜が峠やと医者は言ってます」


「犯人の目星は?」
「それが犯行に使われた凶器のナイフが落ちてまして、それに指紋がついてまして・・・・・・調べたら前科ありで面は割れました。 今、警察の人員あげて捜索しています」

「え? 犯人が分かっとんのやら、わざわざこんな時間に呼ばんでもよかったんやないですか?」

ズケッと指摘する有栖に鍋島は困惑した顔で2人を交互に見ていた。
壮年の刑事は、なにか言い淀んでいる。


「いや有栖、そうじゃない・・・・・・・なぜ僕が呼ばれたのか、それは何か鍋島さんに謎が残ったからですね」
「先生、さすがですわ! 実は警察に入った夫人からの電話なんですが・・・・」

「夫人から『助けて・・・あの子を、助けて・・・・・お願い・・・・・』という内容でして、私らも他に誰かおるんかと屋敷中探したんですが、他には誰も見つけられなかったんです」

「助けて・・・あの子・・・・・・・夫妻に子供は?」
火村の質問に鍋島は、一人娘がいることを話したのだが・・・・・その子供は13年前から外国の寄宿舎に入れていて、日本にはいない事を伝えた。

「19歳の一人娘、真行寺 かぐやさんって言いますが、彼女に連絡を取ろうとしても一向に連絡が取れんのですわ」
「留学先の学校の事は?」

「それが、夫妻以外には誰も知らんそうですわ」
「知らん!? 知らんてなんで? 親戚とかぎょうさんいてはるやろに・・・・・ほんまに誰ひとり知らんのですか?」


有栖の言葉に鍋島が頷く・・・・・刑事の困惑はここからきているのだった。


「あの子・・・・・ 猫とか犬とか飼ってるんやないですか? 怖がって隅に隠れてるんやないやろか?」
有栖は自分の思いつきに気を良くして、部屋の隅に行ってカーテンをめくっていた。

「ニャーー! 出ておいでぇ〜〜!」

「・・・・・・自分が刺されて死ぬというときに、飼っているペットの心配か?」
「可愛がっとったら無いこと無いやろ?」

そのとき、何かを思いついたのか火村が部屋の中を見て回り、そして、他の部屋を同じように回っていった。
有栖も鍋島もそんな火村の後ろにくっついて、屋敷中を見て回ったのだった。


「さすが金持ちやな! 部屋数が多いわぁ〜〜・・・・・疲れた」
「この屋敷の図面はありますか?」

「おい、屋敷の図面持ってこい!」

疲れてソファーに座り込む有栖と、考え込む火村、そして部下に火村が求めた屋敷の図面を持ってこさせた鍋島。
鍋島から地図を渡された火村が、大きなテーブルにそれを広げ、指で何かを確認するようになぞっていく。


「ここだ」

ピタリと火村の指が止まったのは、ちょうど屋敷の真ん中の部屋だった。

「ここ? なんや、ここになんかあるんか?」
「行けばわかる」

火村が真っ先に動き、その部屋に向う・・・・・有栖と鍋島も後を追い、部屋の中へと入った。

「別に何もおかしいとこないで?」
「分からないか? 有栖」

キョロッ・・・・・キョロキョロ・・・・・・部屋の中を見渡した有栖が首をひねった。

「図面じゃもっと広く感じるけど・・・・・・そんなことないな」
「そう、図面じゃもっとこの部屋は広いんだ。 仕掛けがあるんだ」

火村が奥の壁を示す。
カーテンがかかったその壁に、有栖が向かいカーテンを引けば、そこには一枚のドアがあった。

「有栖」
「俺っ!!! 何も出ぇへんやろな〜〜・・・・・・」

思いきって有栖が開けたドアの向こうには、真っ白な壁が見えた。。。




火村に促されて開けたドアの中、真っ白な壁に囲まれたその部屋で、俺は等身大の人形を見ていた。

真っ黒で艶々のストレートの髪が腰まである人形は、見惚れるほど美しい顔をしている。

白い肌、長い睫毛は閉じられてる瞳を縁取り、小振りだけどスッと通った鼻に、紅くプックリとした唇は、俺のこと誘ってるようで・・・・・・・・

あかん、相手は人形や・・・・・俺、危ないヤツにはなりたないわ。

「何かあったか有栖?」
「・・・・・・えらい綺麗な人形さんがいるだけや」

後ろにいる火村にそう答えたら、目の前の人形の目がパチッと開いたからビックリや!!!


「え? 人形が目を開けた・・・・・・」

ぷっくりした唇が、ゆっくりと開いて・・・・・・・透明な響きの声が、聞こえたんや。


「・・・・・・あなたは、だあれ? お母様は?」
「君は?」

いつのまにか俺の隣に立ってた火村が彼女に聞けば、彼女は・・・・・

「私は、かぐや・・・・・真行寺かぐやです」
そう名乗ったから、さあ大変ってやつや。

なんせ一人娘は外国にいるはずなのに、こんな隠し部屋に入れられてるなんて警察もビックリやからな!

俺たちが戸惑ってるとき誰かがこの部屋に入ってきた。

「お嬢さま・・・・・・お嬢さまはご無事でしょうか?」
「あんた誰?」

初老の黒のスーツをキッチリと着込んだ男は、俺たちをかき分けて部屋の中へ・・・・・・あのお人形さんを大事そうに見つめてどこも怪我をしてないか見ている。

「幸村、どこに行ってたの? お母様がいつもの時間になっても来られないの」
「お嬢さま・・・・・」

お嬢さま・・・・・っていうことは、このお人形さんはお人形さんやなくて、女の子・・・生きてる、ほんもんの女の子・・・・・・

「どぅええええええ?????? この子、お人形さんやないんかい?」
派手に驚いた俺の声が部屋中に響いたけど、火村は呆れた顔して俺を見ている。

「くすくす・・・・・・オモシロい方」
綺麗な人形さんが口元を隠すように両手の指先を唇に寄せて、可笑しそうに笑う様子は目の前の子が生きてる人間だと俺に自覚させた。


「君は、外国の寄宿舎に行っているとされながら、ずっとこの部屋に居たんだね」
「はあ? ずっとって・・・・・13年もか? 学校も行かんとずっとこの部屋に居ったんか?」

「詳しい事は私からお話させていただきます」

初老の男はこの家の執事、幸村 一郎と名乗った。

「かぐやお嬢さまは幼少の頃から大変お美しく、その・・・少女を性的な対象にされる方々に狙われ続けていたのです。その事を憂慮された旦那様と奥様は、一旦外国に出した事にしてこの屋敷で大切に育てられていたのです」

「つまり家族や使用人以外とは全く接する事がないまま、19歳に・・・・・」
「使用人といってもお嬢さまの身の回りの事は私が全てしておりましたので、お嬢さまが接したのは旦那様と奥様と、私だけなのです」

「なんか異常やな・・・・・・いくら悪い男から守るためでも、やりすぎやろ」
「それだけじゃない・・・・・・他に理由がある、違いますか?」

火村の言葉にハッとした顔した幸村さんは、深く頷いたんや。
だが幸村さんの視線が小部屋の中の女の子に向けられ、火村に向けられ、俺に向けられた・・・・・・きっと、彼女に聞かせたくないんやな。

場所を移そうとした俺らの耳に、また綺麗な声が聞こえた。

「・・・・・・お母様は?」
「かぐやお嬢さま」

「こんなに “ 外の方々 ” がこの屋敷にいるなんて、あり得ない状況よ? それにいつもの時間になっても来ないお母様・・・・・結果は・・・・・《何かの事件》が、この屋敷の中で起こった・・・・・・そしてお母様は・・・・・身動きできないほどの怪我を負った・・・・・・」

「なんやこの子、火村みたいや・・・・・・」
「お嬢さま、お気を確かに!」

ふらふらと小部屋から出てきたその子は、顔が真っ青で細かく震えてるみたいやった
1歩、1歩、こっちに来ながら、その大きな瞳からポロリと涙を流して・・・・・・・

俺は、その信じられんほどの美しさに息を呑んで、ただ見つめてたんや。

「お母様は、怪我を負った・・・・・もしくは、死亡した・・・・・・」
「やばっ!!!」

悲しい目をしたお人形は、自分の親の事を予測し・・・・・・そして、その予測のあまりのショックに ふら〜〜っと倒れていった。

慌てて腕を出して受け止めた俺は、彼女の目をつぶった顔を再び目にして胸にドキン!とした鼓動を感じたんや。

華奢な、細くて頼りない彼女は、俺の腕の中で気を失っていた。


「お嬢さま! 申し訳ありませんが、そこのソファーに寝かせていただけますか?」
「はい」
抱き上げて運んで寝かせた俺は、自分の親の事を自分で気がついた彼女の哀しさを思った。


幸村さんが毛布をかけ、手首の脈を取りホッと息を吐いた。

「お嬢さま・・・・・今しばらく、ごゆっくりお休みください」


「頭のええ子やな・・・・・哀しすぎるほど」
「彼女の教育は?」

「及ばずながら、お嬢さまが小さい頃から私が・・・とても利発な子供でした」
「聞かせてください、他の理由を・・・・・」

火村がそう言えば幸村さんは、一瞬、辛そうな顔をしたけど話し出してくれたんや。


「旦那様は婿養子なのです。真行寺家の莫大な資産は全て蒔絵奥様のもの、そしていずれは、かぐやお嬢さまに引き継がれるものなのです」

「ですが旦那様は・・・・・・真行寺家の莫大な資産を自分のものにしたかったのです。 奥様と結婚する前からお付き合いされている女性との間にお子様を持ち、真行寺家の籍に入れようとなさっていた・・・・・」

「かぐやお嬢さまは幼少の頃より頭の良いお子様でした。 このままでは旦那様が付け入る隙がございません。 なのでこの部屋を改造し小部屋を作り、家族以外の人間と接触させないようにお嬢さまを隔離したのです」

「お嬢さまが成長され跡取りとして注目されたとき、教育も施さず常識もない娘となれば、跡取りなど言語道断、廃嫡となるでしょう・・・・・そのとき、旦那様はご自分の血を引く子供を世に出し、親戚に認めさせ跡取りにするつもりだったのです」

「なんやそれ? 2人とも自分の子供なのに・・・・・一方は閉じこめといて、もう一方には家を継がせようなんてあんまりやないか?」
「・・・・・・・自分が財産を自由に使えるようにする為、我が子をも道具にしたんだ」

「おっしゃる通りでございます。 私がお嬢さまに勉強を教えている事は秘密でした・・・・・奥様が旦那様の留守のとき娘の教育を頼むと言われたのです。 それから13年、私はずっとお嬢さまに仕えております」

まるで愛する娘を見るように、幸村さんはソファーで寝ている彼女を見守っている。
俺と火村は、その部屋を後にして事件現場のリビングへと戻ったんや。



幸村さんの説明を聞いてから、火村が考え込んでいる。

「有栖・・・・・・これは単純な強盗事件では無い可能性がある」
「え? じゃこれも慎太郎氏が仕組んだんか? でも・・・・・・慎太郎氏は亡くなってるで?」

「ああ・・・・・」



なあ火村、頭のええお前には・・・・・もう事件の全てが見えてきてんやろ?

なあ火村、それって・・・・・・あの子が悲しむような事なんか?


あの子、これ以上悲しませたないねん






『火村先生、先生に頼まれたこと調べがつきました。 慎太郎氏はすでに認知してましたわ』
「そうですか」

鍋島さんからの電話で確信を得た火村が、俺に向かってこの事件の事を話し出したんや。

「・・・・・・・あの子、悲しむやろうな」
「だが、これが真実だ」

火村の下宿先で話してた俺たちやけど、幸村さんから真行寺家に呼び出されたから行ったんやけど・・・・・・・これ、なんの騒ぎや???


広いリビングに通された俺が見たのは、ウジャウジャいるオッサンにオバサン連中で・・・・・幸村さんじゃない使用人達がお茶やお菓子を出していた。

「これって、あの子の親戚なんか?」
「・・・・・・どうして俺たちが呼ばれたんだ」

「申し訳ございません、お呼びたて致しまして」
「あ、幸村さん! 何ですか? この人数・・・」

「ここは騒がしいですから どうぞ、こちらへ」

幸村さんに案内されたのは、奥まった一室で・・・・・・慎太郎氏の書斎みたいな感じの部屋だった。


ドアを開けてもらい中へと入れば・・・・・・・昨日のあの子が、いた。

昨日とは違って、黒いドレスを身に纏っているのは・・・・・・喪服だろうか?


黒いレースのドレスを纏ったビスクドールは、真っ白な肌が余計に白く見え、紅い唇が艶めかしく見える。


「いらっしゃいませ、火村先生、有栖川先生」
透明な綺麗な声で名前を呼ばれると、ドキッとしてくる。

「もう平気なん? 大丈夫か?」
俺がそう言うとニコッと笑った彼女。

「有栖川先生は、優しいんですね」
「有栖でええよ・・・」

「リビングの騒ぎは慎太郎氏が認知した子が、乗り込んできたのですね」
「その通りでございます。 旦那様が亡くなり、奥様も危ないというのに、わざわざ親戚筋に連絡をとり集めてしまったのです」

「狙いは、跡取り・・・・・・」
「さようでございますな。 まだお嬢様は外国にいる事になっておりますので、この隙に旦那様に認知をされた息子だと知らしめようとしているのでしょう。 跡取りと認めさせる布石、でしょうか・・・」


「お願いがあります、私を助けては下さいませんか?」
胸の前で祈るように手をあわせる彼女に、俺はブンブンと頷いたんだ。

「助けたる! 火村もそうやな! な! な!」

火村を見れば珍しく素直に頷いていた。


「では御二方、お嬢様を匿っていただけますか?」
「匿う? 別に隠れんでも私が跡取りよ!って出て行ったらいいんちゃうん?」

「有栖・・・ 夫妻を刺した男はまだ捕まってはいない、もし今、彼女が日本に、この屋敷にいるとなれば・・・・・」
「もしかして彼女も・・・・・・狙われるかもしれんのか?」

コクンと頷く火村に俺は、彼女を見つめたんだ。



・・・・・・・・父親を殺され、母親も重傷で生死の境を彷徨っている。

子供の頃に部屋に閉じ込められ、そのまんま13年もその部屋の中から出されず、両親と執事の幸村さん以外の人間と触れ合うこともできずに過ごした。

建前の《変質者に狙われた娘を守るため》なんて嘘で、父親は自分が財産を自由にしたいがため娘を・・・・・・教育も受けさせず育て廃嫡させようとした。

代わりに隠し子を跡取りにして自分が財産を得る・・・・・・・・これが親のすることやろうか?


ただ、母親は何かを察したんやろうな・・・・・執事の幸村さんに教育を託した。

彼女の味方は母親と、幸村さんだけやった・・・・・・・

若い女の子が好きなショッピングも、学校で友達との他愛ないお喋りも、学校帰りに遊びに行くような生活も、なんもかも奪われていたんや。


挙句に今度は彼女も狙われている・・・・・・・なんか、なんかさぁ・・・・・ “ 普通に暮らすこと ” とはかけ離れた彼女に、俺は・・・・・・力になりたいって想いが胸の中に湧いてくるんや。。。



俺たちは、彼女を助けることにした。

屋敷から彼女と、彼女の荷物をもって俺たちは静かに出てきたんだけど、幸村さんは屋敷に残ったんだ。


「私がいなくなれば目立ちますゆえ、なにとぞお嬢様のこと・・・・・・お願いしたします」
深々と俺たちに頭を下げた幸村さんは、心配そうに見上げてる彼女に微笑んで、その頭を優しく撫でたんだ。

「お嬢様、この御二方なら安心でございますよ」
「幸村・・・・・」

威風堂々とした幸村さんが何度も何度も俺たちに頭を下げるのは、それだけ彼女が大切なんだと分かった。

それにそんな大事な彼女を俺たちは、幸村さんから託されたのだと思うと俺は胸が熱くなる。


見られないよう使用人達が使っている裏口から出るとき、彼女はピタリと歩みを止めた。

「怖いんか?」
「・・・・・・・少し、でも大丈夫です! 」

白い顔をますます白くして気丈に答える彼女の手を、俺は掴んでいた。

「震えてるやないか・・・・・」
「無理もないだろう、13年以上、屋敷から・・・・・いや、あの部屋から出ることもなかったんだ。 彼女にとっては未知への恐怖しかない」

「大丈夫や・・・・・俺もおる、この無愛想な火村もおる、心配せんでもええよ」

不安げに俺たちを見上げる彼女の、その大きな瞳を見つめ俺は彼女の頭をポンポンと撫でた。

「そうや、飴ちゃん食べるか?」
ちょうどポケットに入っていた飴を一粒、手を出した上に乗せてやれば少し笑顔になった。

彼女の手を離し飴の包みを開けてやれば、赤い飴玉を珍しそうに見つめる彼女。

「あーん!し? ・・・あーん、や」
「・・・・あ・・・・ん?」

戸惑いながら口を開けた彼女に飴玉を放り込んだ。

恐る恐る、飴を舐め始めた彼女が、白い頬を両手で挟んで、そして、ニコッと笑ったんだ。

「甘ぁ〜〜い♡」
「・・・・・・・可愛いなぁ〜」

「行くぞ」
「ああ」

火村の声に俺は彼女の手をもう1度、しっかりと握って屋敷から出たんだ。

・・・・・・今度は彼女の手は、震えてなかった。



俺の胸には、この儚い女の子を守りたいという想いを、持ちはじめていた。。。






このお話はドラマが始まる前の頃(半年くらい前)を設定しております。

色々とオリジナルなんですが、楽しんでいただけると嬉しいです。

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プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

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