②《花の同期!?》by 黒崎勇治

2話です。

黒崎さんの猛アタックに押されるヒロインですが、色々と起こります。

お楽しみに。

☆注意☆

百合根キャップが残念になってますし、扱いが・・・ (笑)
キャップファンの方は、すみません m(_ _)m






ああ・・・、どうしよう。

昨日、黒崎さんに告白された私は、優しいキスで夢見心地で・・・・・ふわふわしている間に黒崎さんに手を引かれ警視庁まで着き、彼のバイクで送ってもらったの。

ふわふわした頭では書類の事なんて忘れてて、マンションの下でバイクを降りたときも、思い出さなかったの。

ヘルメットを返して見上げれば、 “ チュッ☆ ” と額にキスをされ、慌てて手を当てれば、クスッと笑われてしまったの。



・・・・・・俺は、驚いていた。。。



椿さんほどの美女なら、俺が告白してもサラリと受け流すんじゃないかと思っていたんだ。

STのラボに来る菊川さんのオヤジギャグにも、セクハラまがいの発言も余裕の笑顔で流している彼女だから。


だが、実際は・・・・・頬を真っ赤に染めて、どうすればいいのか分からずオロオロして戸惑い、恥じらい、キスをしてしまった俺を咎める事もせず、ボウっと惚けてしまった。

いつもの彼女とのギャップにクラクラとしながら、その余りにも初々しい反応は、俺をどうしようもなく煽っていく。

もう1度、そっとキスをして彼女の唇の柔らかさを堪能し、彼女の手を引いて警視庁まで戻ったんだ。

俺が送るといえばコクン!と頷く君に、予備のヘルメットを着けてバイクに跨らせ彼女のマンションまで送ったんだ。


キレのある普段と違う瞳が、ヘルメットを返すとき俺を見つめてて・・・・・・・ああ、我慢できない。

俺は彼女を抱きしめ、今度は前髪を指で分け梳いて、白い額に口付けた。

クスッ・・・・・・慌てて手で額を押さえる君の驚いた顔が、可愛い。

「・・・・・おやすみ」
「・・・・・おやすみなさい」

パタタッと駆けていく彼女の後ろ姿を見送って、俺は・・・・・ヘルメットの中で微笑みながら、帰ったんだ。



そして、翌日。

俺はもう、躊躇わない事にした。


朝、早めに出勤すればラボにはもう、椿さんが居た。

パソコンに向かって書類を作ってるみたいだから、俺は彼女にコーヒーを淹れる事にした。


それにしても何時もながら彼女がパソコンに入力する様子は、尋常な速さじゃない。

集中してる彼女の邪魔はしないよう、静かにコーヒーを淹れ彼女のデスクに置いたのと、「終わったぁーー!」と彼女が伸びをしたのが同時だった。

「・・・・・コーヒー」
「え? あ・・・・・黒崎さん」

イスに座る彼女が俺を見上げたと思えば、みるみる真っ赤になっていく。

俺が差し出すコーヒーに気がついて受け取る彼女、俺も自分のマグカップでコーヒーを啜る。


「ふぅ〜〜・・・・・・美味しいです黒崎さん! ありがとうございます」
「ニコッ」

嬉しそうにコーヒーを飲む彼女は、いつもの張り詰めた雰囲気じゃなく、どこかのんびりした空気を纏っていた。

半分ほど飲んだところで俺はマグカップを置き、両手でマグカップを握る可愛らしい彼女の頬に、触れた。

立ったままの俺はイスに座った彼女に手を伸ばしているんだが、空いた手で彼女のマグカップを机に置いた。

頬に触れてる俺をジッと見つめている彼女は、緊張しているのが匂いで分かった。


・・・・・・俺は身をかがめて、彼女の唇に自分のを 重ねた。


「・・・・・んっ」
「・・・・・好きだ・・・・・」

イスに座った彼女を逃さないよう俺は、彼女をこちらに向けデスクに閉じ込めるように両手をついた。

イスの背がデスクと擦れてギシッと軋む・・・・・・俺は身をかがめ彼女に口付けながら、膝を座席に乗りあげる。

彼女の腿を服越しに感じながら、俺は・・・・・・どんどんキスを深めていった。


「椿さん・・・・・・好きだ・・・・・・」
「ん・・・・・あ・・・・・・くろさき・・・さん」

舌を絡める激しいキスに、彼女が漏らす吐息と・・・・・俺を呼ぶ声に、止まれなくなる。
だがここはSTのラボ、もうすぐキャップや山吹さんが出勤してくるだろう・・・・・・

やめないと・・・・・でも、ああ・・・・・彼女とのキスはどうしてこんなにも、甘いのだろう。。。


「俺を、好きになって・・・・」


そう囁いて離れれば、また潤んだ瞳が俺を見上げている・・・ おまけに唾液でてらてらと濡れた唇、激しいキスで息が上がっている様子が色っぽくて、俺はついまた近づいてしまう。。。


「だ、ダメです! こっ・・・ここは職場ですから!」
慌てて椅子から立ち上がり逃げていく彼女。

カバンを持って行ったのは、化粧を直すため?

俺はティッシュで口を拭えば、彼女から移った口紅がティッシュについた。


「・・・・・・・ここ以外なら、イイってこと?」

それは・・・・・・また、キスしてもいいってこと?

それは・・・・・・俺を、受け入れているって思っていい?

それは・・・・・・あなたが俺のものになるってこと?


俺は彼女からの手応えに、心を弾ませていた。




「はぁ・・・・落ち着け! 金堂 椿、たかがキスの1つや2つで取り乱すな! ・・・・・・っていっても、気になってた人にキスされて動揺しない女はいないじゃない!」

そう、昨日考えに考えたの。

どうして黒崎さんがキスをしてくるのを、抵抗もせずに受け入れたのか・・・・・・

どうして? 相手が黒崎さんだから?


STに入ってから早1カ月、毎日忙しさに忙殺されながらも事件解決のために働けると、やり甲斐ができた。

何でも屋の私だから赤城さんから資料を頼まれて、資料室からファイルを何冊も運んでる時、何気に持ってくれるのはいつも黒崎さんで・・・・・・

コピー機の紙詰まりに困っていたとき、テキパキと直してくれたのも彼だった。

そう、私が困ってるときに助けてくれるのは、黒崎さん。


いつも袖を捲くっている彼の、筋肉のついた腕に目を向けてドキッとした事もある。

「ありがとうございます」とお礼を言えば、ニコッと微笑んでくれる彼の笑顔が、頭に残ってる。

コーヒーを淹れて彼に渡すときの、あの・・・・大きな手を見るのが好き。


「あ・・・私・・・・自分でも気がつかないで、彼のこと・・・・・・・」

だから・・・・・だから・・・・・私は彼のキスを・・・・・・ううん、彼だから受け入れてた。

トイレで化粧を直しながら、私は途方にくれたの。


だって、自分の恋に気がついた今・・・・・・彼と顔を合わせるのが気不味いです!!!


数分後、深呼吸してから私はラボへと向かった。


今は仕事に集中しよう!
彼との事は、仕事以外の時間に・・・・・・そう決心してラボへと戻ったの。






「おい椿! なんだこのファイルは! 俺が欲しい情報じゃないしミスばかりじゃないか!」
「すみません!」

「ねぇねぇ椿ッチ、僕が頼まれたのは地理ファイリングだよね? これ、違ってるよ?」
「間違えちゃった! こっちの事件ファイルだったわ」

「椿ちゃん? どうしたの? 声が動揺してるわよ?」
「え?あ? ・・・・・・」


ダメだ・・・・・黒崎さんは平気な顔してダンベルで腕を鍛えながら書類を見てるのに、私はさっきからミスばっかり!


「赤城さん、僕が! 調べておきましたよ!」
「ほぉ〜〜・・・キャップも使えるようになってきたか?」

「金堂! 青山さんに調べて欲しい事件はそっちじゃない! こっちの事件だ」
「サンキュー、キャップ!」


私のミスをキャップがカバーしてくれて、本当に有り難かった。


「今日はミスばかりして・・・・・・申し訳ありません」
「いつも出来過ぎな金堂にしては、珍しいよね! 体調でも悪いの?」

体調が悪いんじゃなくて、黒崎さんが気になって集中できない私が悪いの・・・・・・

「少し休憩したら?」
「はい・・・」

シュン・・・と、項垂れて休憩コーナーに向かった私は、そこに置いてあるソファーで缶コーヒーを飲んでいた。


「どうしたの?」
「こんっな所で黄昏てるなんて、椿ッチらしくないよ!」

そこに翠さんと翔ちゃんが来てくれて、私は彼女達の心配そうな瞳に何もかも話していたの。


「ひぃええ〜〜〜 黒崎さんの猛アタックだね!」
「あら、やるじゃない黒崎くん♡」

2人に昨日のことや、自分の正直な気持ちを告白した私は、仕事に集中できない自分の不甲斐なさも話していたの。

「意識しちゃって仕事も手につかないのかぁ〜〜〜椿ッチは! なんか女学生みたいで可愛いなぁ〜〜〜」
「初心なのよ! なんてったって小中高と女子校だもんねぇ〜〜」

「・・・・・・正直、お付き合いしたこともなくて・・・・・免疫が無いんですよね」


しょぼん・・・・と、うな垂れる椿ちゃんは、少女のようで可愛いの!

天邪鬼な私でも、彼女のこの様子に応援したくなるじゃないっ!!!


だ・か・ら・・・・・・うふっ!

イイコト、思いついちゃったの♡


青山ちゃんに話せば彼女もノリノリでね!

椿ちゃんと黒崎くんを2人っきりにさせて、さっさと告白させてくっ付けちゃおう!って事になったの。


自慢の耳でラボの中を探れば、ふんふん・・・・・・分かったわ!

「赤城さんは自分のラボ、山吹さんは研究室・・・・・あとはキャップを外に連れ出せば黒崎くんだけになるわね」
「でも翠さん、もう少し椿ッチの気持ちを固めた方が良くない?」

それはそうね・・・・・・

私が椿ちゃんと話をしている間に、青山ちゃんが赤城さんや山吹さんに連絡して?
それとキャップを上手い事言って、連れ出してね〜


「OK! じゃ、行ってくるよ」

青山ちゃんがラボに戻ってる間に、私は椿ちゃんの横に座って彼女の気持ちを聞き出していくのよ。

ほら、黒崎くんへの恋心を自覚したら椿ちゃん・・・・・・行動に出れるじゃない?

私は、彼女が行動に出れるように背中を押してあげるのよ♡


「私、どうすればいいんでしょうか?」

椿ちゃんの話を聞いてると、黒崎くんにメロメロなのがよく分かったわ。

あ〜〜ん・・・・・・可愛いっ!!!

恋してるトキメキとか? 好きな人に迫られてドッキドキな様子とか? どう反応すればいいのか分からない戸惑いとか?


もう〜〜〜・・・・いちいち可愛いんだからぁぁ〜〜〜!!!


椿ちゃんの話を聞きながら、私も胸キュンしちゃってたの!

ピコン!
《 赤城さんも山吹さんも、邪魔しないって! キャップは・・・いないから、タイミングは今だよ! 》


青山ちゃんからのメッセージを読んで、私は彼女の背中を押したのよ・・・・・


「ここまで意識してるなら、告白しちゃいなさい!」
「告白・・・ですか?」

「そう! 自分の正直な気持ちを話せばいいの! その方が落ち着くわよ♡」
「・・・・・・・行ってきます!」

「行ってらっしゃい、頑張って♡」

私は彼女を送り出し、耳で様子を探るの・・・・・・・コツコツいうルブタンの靴音がラボの前に・・・・・・・うふ、止まったわ。


椿ちゃんと黒崎くんの愛の告白を思い描いて、私も胸キュンしてたのよ・・・・・・




「すぅ〜〜・・・はぁ〜〜・・・ すぅ〜〜・・・・・はぁ〜〜・・・・・」

途中、深呼吸を繰り返して気持ちを落ち着かせた私は、ラボのドアに手をかけた・・・・・・・そのとき。。。


「 黒崎さん、ありがとうございます! 僕のお願いをきいてくれたんですね!!! 」


ラボの中からキャップの大きな声が聞こえて・・・・・・何を黒崎さんにお願いしたのか分からないけれど、子供のように大喜びしてるキャップが可愛らしかった。

その喜びように私まで、口元が緩んで微笑んでしまうほど、百合根くんは喜んでいるの。


ただ私の笑みは、次の百合根くんの言葉を聞いて・・・・・・・・凍りついた。。。




椿さんが席を立ってから時間が過ぎた。

俺は彼女を探しに行こうかと席を立ったと同時に、キャップが満面の笑みでラボへと入ってきたんだ。

「黒崎さん、黒崎さん、ああ!!! 黒崎さん!!! 僕は・・・僕は・・・・ああ、黒崎さんが大好きです!!!」
「???」

1人で興奮しているキャップがラボの中をグルグルと歩き回りながら、そう叫ぶから俺はキャップをジッと見ていた。

「黒崎さん!!! 何をキョトンとしているんですか! 貴方は僕の救世主だ! こんなに胸がスッキリしたのはいつぶりだろうか? とにかく!」


「黒崎さん、ありがとうございます! 僕のお願いをきいてくれたんですね!!! 」



・・・・・・・・お願い? なんの事だ。

俺が不思議に思って首を傾げると、キャップが興奮したまま話し出したんだか・・・・・・・それは、俺が、驚く内容だった。



「またまたトボけちゃって! 昨日の夜、僕お願いしましたよね? ほら、あの居酒屋で2人で飲んだときですよ!」

・・・・・・・昨日の夜? そういえば椿さんの事を考えているときに、何か言っていたな。

「金堂を黒崎さんに “ 落として ” 欲しいって! いつも隙のない金堂だけど、黒崎さんなら大丈夫だと思ったんですよ! 僕の予想通り、黒崎さんを意識した金堂が、あんなミスばっかりしてるんです! ざまぁーみろですよ!!!」

・・・・・・・・は? 何を言ってるんだキャップは。

「それにしてもあの金堂でも、恋をするとあんな凡ミスばかりするんですね! そのくせ黒崎さんのこと熱っぽく見つめちゃって! 意識してるのバレバレで、僕、可笑しすぎて吹きだすの我慢するのに必死でした!!!」

・・・・・・・話が見えない。

「やだなぁ〜〜黒崎さん、何トボけてんですか? さっき自販機の所で僕聞いちゃったんですよね〜〜・・・ 金堂が黒崎さんのこと好きで好きで仕方ないって!」

それは嬉しいが、キャップの言葉が理解できない。

「あとは金堂のこといつでもフっていただいて結構ですからね! 黒崎さんも嫌だったでしょう? 背のデカイ、有能すぎて息がつまるような金堂を口説くのも! 大体、可愛げがないんですよ、アイツは!」


まだ話しているキャップの両腕を掴んで揺すぶった俺は、ブンブンと音がしそうなくらい、頭を横に振って否定したんだ。


俺は彼女を騙してなんかない! 本気で彼女が好きなんだ! キャップのお願いなんて、俺は知らない!!!




「・・・・・え?」

私は耳を疑った。

百合根くんの話を整理すれば、つまり・・・・・・ 黒崎さんは百合根くんに頼まれて、私を口説いた。

あれほど真剣に、熱をもって私に “ 好き ” と言ってくれたのは、全部・・・・・・嘘偽りだった。

本当は私の事なんて何とも思ってなかった黒崎さん。


はっ・・・ははっ・・・・・男の人って、本当は好きでもないのにキスできるんだぁ〜〜・・・・・なんて、妙な事に感心してる私は、ひどく狼狽えていた。


「まったく金堂も自分が優秀だからって、有能さをひけらかしてるのが警察学校の頃から嫌いだったんです! 私はこんなに有能なのよ! 恐れ入ったでしょう?みたいな嫌味な女なんです!」

・・・・・・・・・・百合根くんは、私のことそう見てたんだ。

「鼻持ちならない自信家で、自分がNo.1じゃなきゃ気が済まない、それにアイツの実家は大金持ちだって噂で、上層部に金で言うこと聞かしてるって聞いた事があるんですよ!」

・・・・・・・・・・。

「早くSTから消えて欲しいですね! せっかく僕が積み上げてきたチームワークが、台無しですよ!」

・・・・・・・・・・そっか、私がいるとマイナスなんだね。


私はドアノブにかけていた手を、そっと外して・・・・・・・静かにそこを、離れた。




「ねぇねぇ、うまくいった? うまくいくよねぇ〜〜」
「しっ! ちょっと黙って」

休憩コーナーのソファーに座りながらも、私の耳はラボの出来事を聞き取っていた。

「・・・・・・・嘘でしょう? キャップが黒崎くんにお願いして、椿ちゃんを落としてもらった?」
「え? ・・・・・なにそれ?」

「・・・・・・有能な椿ちゃんが黒崎くんを意識して・・・・・・ミスばっかりして・・・・・・ざまぁーみろ・・・・・」
「・・・・・・・ひどい」

私の耳は、キャップの声を余す所なく拾ったんだけど、途中から “ ある音 ” を拾ったの。


《 ぽたん・・・・・ぽたっ・・・・・・ぽたたっ・・・・・ぽたん・・・・・・・ぽたん・・・・・・》

「なんだろ、この音・・・・・・何かの水音かしら?」
「・・・・・・・ねぇ、翠さん。 椿ッチはどこ? この会話、聞かない方がいいよね!」


・・・・・・・私の耳は、彼女のコツという僅かに動いた靴音も、拾ったの。


「聞かない方がいいけど、もう手遅れよ・・・・・・椿ちゃんは、ラボのドアの側にいるわ」
「じゃあ、会話を聞いてるの?」

「ええ・・・・・・・そして、このポタポタいう音の正体が分かったわ」
「なに?」



「・・・・・・・・椿ちゃんの、涙が服や床に落ちる音よ・・・・・・」


ヒュッと息をのむ青山ちゃん。
秩序恐怖症で奇怪な行動をとる彼女だけれど、中身は優しい女の子だから・・・・・椿ちゃんのショックを感じてるのね。

「・・・・・・黒崎さんは本当にキャップに頼まれて、椿ッチに迫ったのかな?」
「彼は、何も話さないわ・・・・・・」

そう、キャップの言葉に黒崎くんは何も反論してないの。

いくら相手の言葉まで怖い先端恐怖症だとしても、違うなら違うで何か反論してもいいのに・・・・・・・


「・・・・・・だらしないんだから〜〜」

外で聞いてる椿ちゃんのこと知らないにしても、違うものは、違うってハッキリ言わないと!!!

これじゃあキャップの言う通りだって、肯定してるだけじゃないの!!!


「あ・・・・・椿ちゃんがどこかに行ったわ」
「お、追いかけなきゃ! すごくショックを受けてるよ、椿ッチ!」

「青山ちゃん、追いかけて! きっとエレベーターに向かってるわ」
「分かった!」


パタパタと追いかけて行った青山ちゃん。

私はラボに向かうわ!






【 バアアアーーーン!!! 】

ラボのガラスのドアを壊しかねない勢いで、翠さんが入ってきた。

くん・・・・・翠さんの怒りの匂いと、くん?・・・・・・・この匂いは、涙の匂い?


「2人共、最低よ!!!」

「翠さん、いきなり何ですか?」
「・・・・・・」

「キャップが1番の最低男だけど、黒崎くん! あなたも最低なんだからね!」
「ちょっと翠さん、何を言ってるのか訳を言って下さい。 何ですか僕が1番の最低男なんて・・・・・・ 」

「あら、最低男を最低と言って何が悪いの? いくら気に食わないからって、ハニートラップを仕掛けるように黒崎くんに頼むだなんて、最低よ!」

「・・・・・・・聞いてたんですか?」

聞いてたのか・・・・・・だが俺は、違う!
俺は彼女の事は、真剣だ。


「聞いてたのは私だけじゃないわ・・・・・・椿ちゃんも、そのドアの所で聞いてたのよ!」








・・・・・・・・な・・・なんだと?

彼女が、聞いていた?

「黒崎くん、あなた・・・・・・沈黙は肯定って、知ってる? 一言も反論しない君に、椿ちゃんはどう思ったのかしらね・・・・・・・」


まさか、俺がキャップに頼まれて彼女に好きと言ったと、信じたのか?

「あたりまえでしょう! あれだけ大騒ぎして感謝してるキャップに、黙ったままなんて「はい、そうです!」って言ってる様なもんでしょう!!」


「ちょっと、来て!」

ガシッと翠さんに腕を掴まれた俺は、ドアの前に立たされた。

「これ・・・・・・黒崎くんなら、説明しなくても分かるでしょう?」

翠さんの視線の先には、床に散らばる水滴の跡・・・・・・・


くん! ・・・・・・・これは、涙だ・・・・・・・彼女の残り香もする、ということは彼女の・・・・・・涙。。。


「・・・・・・・分かったみたいね。 じゃあ、聞くわ・・・・・・黒崎くんは、椿ちゃんのこと本当はどう思ってるのかしら?」


どうもこうもない! 俺は、彼女が好きだ!

「青山ちゃんが後を追ってるわ・・・・・早く行って!」


俺は青山にメッセージを送り、スマホを握りしめたままラボから駆け出したんだ。




「黒崎くん、頑張ってね♡ ・・・・・・・・・・次は、キャップね」

私は腕組みしてキャップを見て、青山ちゃんから連絡を受けた2人が近づく足音を聞いていたの。


「女の子の恋心を弄ぶ最低男には、どんな罰が相応しいのかしら?」


「そうだな・・・」
仁王立ちするリーダーの赤城さん、その声から分かるわ・・・・・・彼も怒っていると。


「そうですね」
いつもの穏やかな声とは全然ちがう、低い怒りの声の山吹さん。


ふふ・・・・・椿ちゃん、キャップの【 お仕置き 】は、こっちに任せておいてね☆

う〜〜んと、イタイのして、あ・げ・る ♡♡♡



「何ですか、何ですか、やめて下さいっ! 僕の何が悪いんですか? そうやって皆で金堂の味方して! 僕は悪くない! 悪くないんですぅ〜〜」
「黙れ、馬鹿キャップ!!! 翠、口をふさげ・・・五月蝿くて仕方ない!」

「はぁ〜〜い♡ 」

私はタオルでキャップの口を塞いだの! ・・・・・・・・ついでに、結束バンドで手足もね♡


「さて始めるか、山吹」
「かしこまりました」

「う〜〜・・・・・・・うう〜〜・・・・・・ううううう〜〜〜・・・・・」


イヤイヤと首を振りながら、床を後退るキャップはすでに涙目で・・・・・・・うふっ! 私のSっ気を刺激してくれるわぁ〜〜


「ふぎぃぃぃー〜〜〜〜」

悲鳴にもならない奇怪な呻き声が、STのラボから聞こえたその日から、しばらくその階では季節はずれの怪談話が流行ったのだった。。。







《 彼女はどこにいる? 》
《屋上に来てる。 でも様子が変なんだ 》

青山とスマホでメッセージをやり取りして、彼女の居場所が屋上だと分かった。


エレベーターに乗ろうと思っても、こんな時に限って下へ行くものばかり・・・・・・俺は横の階段を駆け登ったんだ。

すぐに屋上についた俺は青山を見つけ、そばに寄った。

「・・・・・・・ずっと、あのままなんだ椿ッチ」

ずっと、あのまま・・・・・・手摺りに両手を置いて、景色を眺めているのか?

俺は誤解を解こうと彼女のそばに行ったんだ。


「・・・・・・」

どう話しかければいいんだろうか?
椿さん・・・・・この一言が、出てこない。

「・・・・・・・・勉強になりました」
「え?」

景色を見たまま声を出す彼女は、誰に話しかけているんだろうか? もしかして一人言なんだろうか?

「・・・・・・・男性とおつき合いした事のないダメな私は、きっと簡単に落ちたんでしょうね・・・・・・」
「・・・・・・椿さん」

「馬鹿ですね、私は。 相手が本気なのか、そうじゃないのかさえ気がつかなかったなんて」
「聞いてほしい・・・・・・俺は、キャップに何も頼まれてない、知らなかった」

「もう、いいんです」

いい? それじゃあ、俺のこと信じてくれたのか?

「神様は、公平なんです。 美人で、人が羨む才能も与えてくれた神様は、きっとその代償に私には “ 愛 ” が、与えられないんです・・・・・・・」
「椿さん?」

「・・・・・・・初めて好きになりました」

クルリと振り向いた彼女は・・・・・・・彼女の目は・・・・・・・絶望に暗い穴の様な瞳に、変わっていたんだ。


「・・・・・・・そして、嫌いになりました」
「!!!」

「・・・・・・私、今から溜まってる有給使います。その間に部署を変えてもらえるよう三枝参事官にお願いします」
「・・・・・・聞いて、くれ・・・・・・俺は、椿さん・・・・君が・・・・・」

「もう・・・ 嘘なんかつかなくていいんですよ? この事は誰にも言いませんし、目障りな私はすぐにいなくなりますから・・・・・・」

ニコッ・・・・・・彼女は笑った、笑ったんだ。


ああ、その時の笑顔ときたら・・・・・・・暗く絶望を写した瞳で、全てを諦めた顔で・・・・・儚く、笑うんだ。

その笑顔は見た事のない笑顔で、俺は自分の胸が・・・・・・ギュウウウウ〜〜〜と締めつけられて苦しくなった。

だが、椿さんの方が何倍も、何十倍も、苦しいに違いないんだ!



・・・・・・・何が相手の言葉に棘を感じて話せなくなっただ!

俺自身はどうなんだ! 話せないと自分を甘やかして、否定しなきゃいけない場面で、何も言わずにいたんだ。

俺は臆病者で、卑怯者なんだ!!!

あのとき、キャップにきちんと否定していたら・・・ 君はそんな目をしなかったか?

声を大にして君への気持ちは、真実だと言っていたら・・・ 君はそんな笑顔を浮かべる事はなかったのか?


俺が、椿さんを傷つけてしまったんだ・・・・・・俺が・・・・・・俺がっ!!!



コツコツコツ・・・・・・・

彼女のヒールの音が、1歩、また1歩と、彼女が離れていくのを知らせるんだ。


このまま・・・ このまま行かせて、いいのか?

このまま・・・ 俺の気持ちが嘘偽りだったと思わせたままで、いいのか?






「 俺は・・・・あなたが・・・・・」


「 俺は・・・・・椿さんが・・・・・好きだ 」



「 あなたが、好きなんだ 」



立ち止まらない彼女はもう、入り口近くで・・・・・・あと数メートルで彼女は見えなくなってしまう・・・・・・

あと少しで、彼女は行ってしまう・・・・・・・・


あと少しで・・・・・・彼女は、俺の想いを嘘だと思ったまま、STからもいなくなってしまう。

それでいいのか、俺!?


それでいい訳ないだろう!!!



「 俺は、あなたのこと本気で好きなんだ!!! 」

腹の底からの叫びに彼女の足が止まった。


「 確かにキャップと居酒屋に行った。だが、俺はあなたを “ 落とす ” なんて事、知らないし、覚えがないんだ!」

「・・・・・・・覚えがない?」

彼女がこっちを向いてくれた。


「ああ・・・・・飯を頼んで食べてる間、ずっとキャップの愚痴を聞いていたが、そのうち俺・・・・・あなたの事を考えてて、キャップが何を言ってるのか聞いてなかったんだ」

「聞いてなかった?」
「ああ・・・」

「私を落とせって百合根くんが頼んだのも?」
「知らない」

「・・・・・・私の何を考えてたの?」
「・・・・・・笑顔が素敵なところ、テキパキと仕事をこなしながらも、ちゃんとキャップを立てて動いてるところ」

「ちゃんと気遣いができて、出しゃばらないよう考えて行動するところ・・・・・・それに」
「それに?」

「・・・・・・・好きだから、あなたに触れたいと、考えていた」
「黒崎さん・・・・・」

俺は一気に彼女との距離を縮め、抱きしめた。


「あなたの身も心も、全部が欲しくて欲しくてたまらない! ・・・・・・・って、考えてた」
「離してっ!」

「嫌だ・・・・・・今離したら、俺は永久にあなたを失ってしまう!」
「黒崎さん・・・・・」


俺は逃げられないよう抱きしめたまま、少し腕の力を緩め彼女の顔を見た。

俺が緩めた腕の中で、俺を見てくる彼女の黒い瞳に・・・・・涙が盛りあがってきて、ポロリと、溢れた。


「・・・・・・・今のも、嘘ですか?」
「嘘じゃない! 俺は本気なんだ!」

「百合根くんに・・・・・黒崎さん黙ったままでした」
「すまない・・・・・山吹さん以外の人とは話せなくて。 だがこの気持ちは真実なんだ 」

「しん・・・じつ?」
ポロポロと涙が溢れるまま俺を見ている彼女に、信じてもらおうと俺は必死だった。


「誰に言われた訳じゃない! 俺は椿さん・・・・・椿、君が好きだ」
「ほん・・・とう?」

コクン!と力強く頷けば彼女は、もっと泣いてしまった。

俺は彼女を抱きしめ、胸に顔を埋めさせた。
胸にジワリと濡れた感触が広がるが、俺はそのまま気のすむまで彼女を泣かせていたんだ。

耳元で「好き」と何度も、何度も囁きながら・・・・・・
震える背中をそっと、撫でながら・・・・・・




屋上の景色が茜色に染まる頃、彼女は泣き止んだ。


「・・・・・・すごく泣いちゃった」
「俺が悪い・・・・・・すまない」

深々と頭を下げた俺に彼女は、許してくれるだろうか?


「・・・・・・私のこと、本気で好きなんですよね?」
「本気だ!」

「キャップが言ったことは、黒崎さんには関係ないんですよね?」
「誓ってもいい、俺の椿への想いに嘘偽りは、無い!!!」


「・・・・・・もう1度、私に告白して下さい」


俺は彼女の前に立ち、想いを込めて・・・・・・


「金堂 椿さん、俺はあなたが好きだ。 誰よりも、何よりも、あなたが大事なんだ・・・・・・俺と、付き合って欲しい 」
「・・・・・・・私が、欲しいですか?」


「欲しい! 椿の身も心も全てが、欲しい! ・・・・・・俺のものになって?」

真剣に想いを伝え君を見れば、ああ・・・・・綺麗な笑顔の君が、コクコクと頷いてくれた。


「私も、黒崎さんが・・・・・・好き!」
「椿っ!!!」


俺は彼女を力強く抱きしめ、驚いて見上げた彼女の、唇を・・・・・・・塞いだ。


「んっ・・・・・んんっ・・・・・・ふあっ・・・・・・・」
「椿・・・・・椿・・・・・・かわいい・・・・・・・」

腕の中の存在が、やっと俺のものになる。
その喜びに、狂気のような喜びに俺は、我を忘れて彼女の唇を奪った。


何度も角度を変えてキスを重ね、舌を絡ませ、彼女の口内を犯す様に口付けた。

興奮して止まれない俺は、唇を這わせ・・・・・顎や首すじのライン、それに服を緩ませ首元に顔を埋めて強く吸い付いた。

「あっ・・・・・」

きっと痛かったんだろう・・・ 彼女の小さな声が聞こえ、それがまるで喘ぎ声の様に聞こえ、俺の身体が昂ぶってくる。

「ちゅ・・・・・ちゅっ・・・・・ちゅっ・・・・ちゅっ、ちゅっ・・・・・・・・」

ここは警視庁の屋上だという事も、青山が後ろで見ている事も、全てが頭から飛んだ俺は、執拗に彼女の首元や鎖骨にキスマークを残したんだ。

俺のものだと、印を残すように・・・・・・


もう少し奥に・・・・・・ 鎖骨の下にキスマークをつけたい・・・・・・胸の谷間に・・・・・

プチプチと彼女のシャツのボタンを外した俺は、現れた艶やかな肌と胸の谷間にますます興奮して、顔を埋めたんだ。


「あっ・・・・ダメ・・・・黒崎さん! ここは職場ですし、誰か来ますから・・・・・止めて下さい」
「イヤだ、椿は俺の・・・・・・俺のだって印、付けるんだ」

俺の行動は君にはどう映ったんだろう?

クスクスと胸に顔を埋める俺の頭の上から、笑い声が聞こえる。


そして、ふわりと・・・・・・俺の頭を、背中を、抱きしめてくれる彼女の腕。。。



「私はもう、黒崎さんの恋人ですよ? ・・・・・・身も心も、全部あなたのものです。そんなに焦らなくても大丈夫♡」
「椿・・・・・」

「こんな外で、誰に見られるかも分からない場所では落ち着きません」

それもそうだ・・・・・・舞い上がりすぎだろう、俺!!!

「・・・・・・・行こうか」
「はい」


彼女のボタンを止め直し、彼女の手を握ってラボに戻った俺たちは、キャップの土下座謝罪を受けたのだった。


山吹さんから椿の行動がキャップを立て、赤城さんと現場に行ける様に雑務を引き受けていたと渾々と説教を受けた彼は、自分の気持ちが間違っていたと土下座したんだ。


さすが山吹さんだ、キャップの悪しき心を改心させるのだから!


「うふっ、その前に失神するまで、くすぐったんだけどね♡」

・・・・・・・翠さんが、キャップのお仕置きを担当したんだな、それはキツいな。


仲直りしたキャップと椿が、固く握手をしている光景は俺もホッとしたんだ。

だが、にこやかな笑顔の椿が聞き捨てならない事を言った。


「金堂、ほんとゴメン・・・僕、あんまり金堂が有能だから嫉妬してたんだ。でも金堂が僕のために仕事をしてくれてたなんて有り難いのに、捻くれた考えしてて・・・・・ゴメン」
「もう、いいよ! じゃ仲直りね!」

「でも百合根くんと打ち解けられて良かったぁ〜〜・・・ 私ね、警察学校の時から百合根くんのこと気になってたの♡」
「え? 金堂が僕のこと? またまた〜〜・・・僕みたいなミソっかすを金堂が?」

「クスクス・・・ 善意とヤル気が空回りしてジレンマに陥って凹んでる百合根くんがね、とっっても可愛かったの♡」
「・・・・・・僕の1番みっともない所を見てたの?」

「みっともないなんて微塵も思わなかったわよ? 皆が嫌がる面倒な事も進んでしてたでしょ? あのとき、グッときたんだぁ〜〜! だから仲良くなりたかったの♡」
「・・・・・・・僕と、仲良く・・・・・・金堂〜〜! 僕、今すごく感動してるぅぅ〜〜〜」

涙を浮かべて喜んだキャップが、彼女に抱きつこうとするから俺は、キャップをクルリと回して赤城さんに抱きつかせた。


「金堂〜〜〜・・・・・・・あれ? 赤城さん?」
「・・・・・・・黒崎! なんの真似だコレは?」


赤城さんに抱きつくキャップに、困ったような満更でもないような赤城さん。

俺は椿を抱き寄せ、彼女に触れていいのは俺だけだと主張した!!!


「はぁ〜・・・ 分かった、分かった! 恋人をキャップに触れさせたくないんだな! 金堂を抱きしめてドヤ顔してんじゃない!」
「金堂〜〜〜・・・・・・」

ダメ! 彼女はもう俺のものだから、キャップはアッチ行って! シッ! シッ!

「僕・・・ 黒崎さんに犬を追い払うみたいにされてるんですけど・・・・・・・くすん」
「ごめんね百合根くん! 私はもう黒崎さんのだから・・・・・・」

椿の嬉しそうな声と、彼女からハッキリと俺のものだと言ってくれた事に胸が熱くなった。



後ろから抱きしめてた俺は、彼女の肩に顔を埋めて喜びを噛みしめるんだ。


愛しい彼女を抱きしめられる喜びに、俺は酔いしれてた。。。






〜〜翠の観察日記〜〜

◎月△日。 すったもんだあった椿ちゃんと黒崎くんがめでたくカップルになって、しばらく経った今日このごろ。

黒崎くんのメロメロっぷりが面白いのぉ〜〜!

椿ちゃんが池田管理官と話しをしてたとき、後ろから彼女のこと抱きしめて池田管理官を威嚇してるのは、アレよ、アレ!

飼い犬がご主人様を取られたくなくてジャレてくような感じなのよね!
で、「ウウゥーーー」って唸り声あげて追い払おうとしてるみたいな!(笑)


しかもこのワンちゃん、年中発情期なのか椿ちゃんが見当たらないと思えば、どこかに引っ張り込んでベタベタ・チュッチュしてるし・・・・・・くすっ、黒崎くんの浮いた噂を聞いたことがなかったから何年ぶりかの恋人だとは、分かるのよ?

でもぉ〜〜・・・・・ちょっと、やり過ぎなんじゃない?


そうそう、こんな日もあったわ!

まだキス以上はしてない雰囲気のとき、黒崎くんがやたら朝からソワソワしてた日があったの。

椿ちゃんに聞いてみたら、次の日2人で休みをとってるから少し遠出のデートをするんだってぇ〜〜

「いつもは黒崎さんのバイクだから、今日は私の車で出かけようって事になってるんです!」
「椿ちゃんの車ねぇ〜〜・・・・・じゃあ、早めに上がって2人でドライブしてぇ〜〜・・・・・・お泊まりかしら?」

「ええ・・・・・まあ・・・・・」

うふっ! 私ねそれ聞いて、ラボを抜け出して買い物に行ったのよ?

2人に、私からの〜〜・・・・・・プ・レ・ゼ・ン・ト♡♡♡


真っ赤な袋の中身はね、スケスケのセクシー下着と避妊具アレコレ♡

黒崎くんの体力を考えれば、1箱? 2箱? ・・・・・まさかの3箱!?

いやいやそれじゃあ椿ちゃんの身体が持たないわよね!

でもあった方がいいだろうから、色々種類を変えてプレゼントしたのよ♡



休み明け、黒崎くんから熱烈に感謝されたから、役に立てたみたい!


・・・・・・・どれだけ熱い夜だったのかは、椿ちゃんと飲みに行って聞かなきゃね〜〜



でも、2人がね1線を越えたあとは、黒崎くんの独占欲が暴走しちゃうの・・・・・ってのは、また今度ね〜〜



あーあ、私にも素敵な彼氏か彼女ができないかしら?

羨ましくなったちゃったわ!!!





はい、色々とあった2話ですが、いかがでしょうか?

できれば2人のイチャコラを3話にと思ってましたが、ちょっと忙しくて・・・・・

ご希望があればか、私の書く気合いにもよりますね。


もし2人の続きで《 エロ甘 》なのが読みたいとコメントいただければ、頑張ります!!!


最近、窪田さんの《 ケータイ捜査官 7》を見てる管理人です。

窪田さん、若い! 可愛い! ナデナデしたい♡

それにセブンも好きです(笑)

そんな今日この頃です☆

関連記事

コメント

☆愛海さんへ☆

おはようございます!

コメントありがとうございます♡
しかも更新を待っていて下さっているとは、ものすごく嬉しいです!

うちのヒロイン達で遊んでいただけるとは、光栄です。

記憶喪失ネタ、黒崎さんが繭子ちゃんに怪我をさせたと自分を責めて苦悩する様子も、おいしいですね!
しかも自分を忘れてしまった繭子ちゃんに、ますます自分を責める黒崎さん&忘れられた悲しみや切なさ・・・・・・うふん、好物です!!!

このお話は頭の中で練ってからになりますが、椿ちゃんと黒崎さんの甘い話はこのまま勢いで書きたいですね!

しばらく時間が取れないので、少しお待ちいただけると嬉しいです☆

コメントありがとうございます♡

こんばんわ。真夜中に失礼します。
いつも更新を心待ちにしています♡
登場したキャラで頭の中で自分でストーリーを考えたりもしています(笑) 刃物を向けられてパニックになった黒崎さんが繭子ちゃんを突き飛ばしちゃって、繭子ちゃんが黒崎さんのことを忘れちゃうとか...(クリ奇の影響で記憶喪失ネタもいいなぁ、と)(笑)
黒崎さんと椿ちゃんの甘〜い続きが是非読みたいです。もしお時間があればお願いします♡
Secret

プロフィール

すー※さん

Author:すー※さん
私的妄想世界が広がっております。
イチオシは窪田正孝さんの役柄いろいろ妄想話です♡(その他にも相棒の神戸さん、スネイプ先生や善徳女王など色々でございます)

最近は更新ができてませんが、発作的に投下してます。
8月、9月の試験に受かれば時間ができるので、それまでは見守っていて下さいませ。

合言葉は『シリアスからエロまで』・・・・・楽しんでいただければ幸いです。。。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧


Cat Home

暁の唄

ちび眼鏡日記

ひとりごと

月が浮かぶ夜

まきまきまき

うみにふわりふわり

snowdrop

みやびのブログ

よみよみ

SweetBlackな世界

日々のこと

きみと手をつないで

shibushibuuu

ゆめの世界

井の中の蛙

月の舟 星の林

古いおもちゃ箱

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR